JP2530497Y2 - 表面実装コネクタ構造 - Google Patents

表面実装コネクタ構造

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JP2530497Y2
JP2530497Y2 JP1991064189U JP6418991U JP2530497Y2 JP 2530497 Y2 JP2530497 Y2 JP 2530497Y2 JP 1991064189 U JP1991064189 U JP 1991064189U JP 6418991 U JP6418991 U JP 6418991U JP 2530497 Y2 JP2530497 Y2 JP 2530497Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気機器に用いられる表
面実装コネクタ構造であって、ピッチの狭い高速伝送用
コネクタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の表面実装コネクタ96
は、図46に示すようにその絶縁ケース90の取付部9
1に、基板94の厚さに合わした寸法の基板挿入凹部9
2を備えており、その端子95のリード部93も基板9
4に合わして製作されていた。
【0003】そして、この表面実装コネクタ96は、そ
の基板挿入凹部92を基板94の端部に嵌合して固定ピ
ン97により基板94に固定され、端子95のリード部
93が基板94の実装面に形成された接続パターンにハ
ンダ付けされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表面実装コネクタ96であって、ピッチの狭い高速伝送
用コネクタにおいては、グランド部をできるだけ信号端
子に近付けること、また信号端子と信号端子の間にグラ
ンド部を入れなければクロストーク対策ができず、かか
る対策が講じられていないのが現状であった。
【0005】本考案は上記の事情の鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、内、外部の信号端子
間にグランド端子を介在させることができ、しかも、グ
ランド端子を信号端子に近付けることができて、クロス
トーク対策を行うことができる表面実装コネクタ構造を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、絶縁ケースの正面部に嵌合凹部を形成
し、この嵌合凹部内に端子保持用ブロックを形成し、こ
の端子保持用ブロックの一面側に長手方向に所定のピッ
チ間隔で多数の端子挿入溝を、また他面側に長手方向に
所定のピッチ間隔で多数の端子挿入溝をそれぞれ形成
し、嵌合凹部の底の端子保持部に端子挿入溝に連なる外
部および内部の信号端子圧入孔を形成し、端子保持用ブ
ロック内に長手方向に所定のピッチ間隔で多数の端子挿
入孔部を形成し、これらの端子挿入孔部の側壁郎にスペ
ーサーを形成し、端子挿入孔部の端子保持部側にグラン
ド端子圧入孔を形成し、リード部間のピッチをP1にし
た一対の内、外部の信号端子のいずれか一方の信号端子
とリード部間のピッチをP2(P1/4)にした一対の
他方の信号端子とを一組にして、外部の信号端子を外部
の信号端子圧入孔に圧入してこれらの信号端子の接触部
を端子挿入溝に挿入し、内部の信号端子を内部の信号端
子圧入孔に圧入してこれらの信号端子の接触部を端子挿
入溝に挿入し、一方の信号端子のリード部間に他方の信
号端子のリード部を位置させて一方及び他方の信号端子
のリード部のピッチをP2になし、外側のグランド端子
圧入孔に外部のグランド端子を圧入してこのグランド端
子の接触部を端子挿入孔部に挿入し、内側のグランド端
子圧入孔に内部のグランド端子を圧入してこのグランド
端子の接触部を端子挿入孔部に挿入し、且つグランド端
子のリード部を隣り合う組みの他方の信号端子のリード
部間に位置させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、一対の内、外部の信号端子
のいずれか一方の信号端子に、リード部間のピッチをP
1にしたものを、一対の他方の信号端子に、リード部間
のピッチをP2(P1/4)にしたものをそれぞれ用い
て一組にし、外部の信号端子を外部の信号端子圧入孔に
圧入してこれらの信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入
し、内部の信号端子を内部の信号端子圧入孔に圧入して
これらの信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入し、一方
の信号端子のリード部間に他方の信号端子のリード部を
位置させて一方及び他方の信号端子のリード部のピッチ
をP2にすることにより、ピッチの狭い高速伝送用コネ
クタを実現することができる。また、一対の他方の信号
端子のリード部間のピッチはP2(P1/4)であるた
めに、隣り合う組の他方の信号端子のリード部間の間隔
は、隣り合う組の一方の信号端子のリード部間の間隔よ
り大きくなっている。そして、この大きい間隔、すなわ
ち隣り合う組の他方の信号端子のリード部間に前記グラ
ンド端子のリード部が位置しているために、内、外部の
信号端子のリード部間にグランド端子のリード部を近付
けることができて、クロストーク対策を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
図1は本考案に係わる表面実装コネクタ構造の基板実装
状態の断面図、図2は一方のコネクタの平面図、図3は
同正面図、図4は同側面図である。本考案に係わる表面
実装コネクタ構造はコネクタ1とコネクタ2とにより構
成されている。
【0009】コネクタ1を図2乃至図6に示す。そし
て、このコネクタ1は図7乃至図13に示す絶縁ケース
3を備えている。この絶縁ケース3はケース本体4を備
えており、このケース本体4の正面部4aには嵌合凹部
5が形成してあり、この嵌合凹部5内には端子保持用ブ
ロック6が形成してある。この端子保持用ブロック6の
一面側には左右方向(長手方向)に所定のピッチ間隔で
多数の端子挿入溝7が、また他面側には左右方向(長手
方向)に所定のピッチ間隔で多数の端子挿入溝8がそれ
ぞれ形成してある。これらの端子挿入溝7、8は嵌合凹
部5の底の端子保持部9に形成された信号端子圧入孔1
0、11に連なっている。また、端子保持用ブロック6
内には左右方向に所定のピッチ間隔で多数の端子挿入孔
部12が形成してあり、これらの端子挿入孔部12の
左、右壁部にはスペーサー13が形成してあり、端子挿
入孔部12の端子保持部9側にはグランド端子圧入孔1
2a)、12bが形成してある。また、端子挿入孔部1
2の端面には挿入孔14が形成してある。
【0010】前記ケース本体4の背面部4bの左右には
取付部15が後方に突出するようにして形成してあり、
これらの取付部15の外面部には前後に凹溝17、18
が形成してあり、凹溝17、18の底部がピン取付孔部
17a、18aが形成してあり、凹溝17にはロケータ
係止部19が設けてある。ケース本体4の背面部4bに
は端子保持突起20が左右方法向に沿うて形成してあ
り、この端子保持特起20が形成してあり、また、前記
嵌合凹部5の底部外面には左右一対の係止突起23と、
位置決め用突起24が突設してある。
【0011】図14および図15に外部の信号端子25
を示す。この信号端子25は接触部25aと圧入部25
bと中間部25cとリード部25dとを備えており、中
間部25cはクランク状に折り曲げてあり、さらに、リ
ード部25dもクランク状に折り曲げられている。この
信号端子25はキャリア26に接続された状態では、2
本づつそのリード部25dの端部で連結部27により互
いに連結してあり、リード部25d間のピッチはP1に
成されている。この信号端子25は切断位置イ、ロで切
断されるものである。
【0012】図16および図17に内部の信号端子28
を示す。この信号端子28は接触部28aと圧入部28
bと中間部28cとリード部28dとを備えており、中
間部28cはクランク状に折り曲げてあり、さらに、リ
ード部28dもクランク状に折り曲げられている。この
信号端子28はキャリア29に接続された状態では、2
本づつそのリード部28dの端部で連結部30により互
いに連結してあり、リード部28d間のピッチはP2
(P1/4)に成されている。この信号端子28は切断
位置ハ、ニで切断されるものである。
【0013】図18に外部のグランド端子31を示す。
このグランド端子31は接触部31aと圧入部31bと
中間部31cとリード部31dとを備えており、中間部
31cは直角に折り曲げてあり、さらに、リード部31
dは側面C状に折り曲げられている。
【0014】図19に内部のグランド端子32を示す。
このグランド端子32は接触部32aと圧入部32bと
を備えている。
【0015】図20乃至図22にロケーター33を示
す。このロケータ33は板状のロケータ本体34を備え
ており、ロケータ本体34の左、右端部には圧入突起3
5が突設してあり、ロケータ本体34の下縁部には左右
方向に所定のピッチ間隔をおいて多数の端子押え溝36
が形成してある。また、ロケータ本体34の上縁部中央
には端子保護部37が形成してある。
【0016】そして、絶縁ケース3の信号端子圧入孔1
0に外部の信号端子25を挿入してこれの圧入部25b
を圧入し、この信号端子25の接触部25aを端子挿入
溝7に挿入し、絶縁ケース3の信号端子圧入孔11に内
部の信号端子28を挿入してこれの圧入部28bを圧入
し、この信号端子28の接触部28aを端子挿入溝8に
挿入し、外部の信号端子25の互いに連結されたリード
部25d間に、内部の信号端子28の互いに連結された
リード部28dを位置させて、これらのリード部25
d)28dのピッチ間隔をP2にする。また、絶縁ケー
ス3のグランド端子圧入孔12aに外部のグランド端子
31を挿入してこれの圧入部31bを圧入し、このグラ
ンド端子31の接触部31aを端子挿入孔部12に挿入
し、絶縁ケース3のグランド端子圧入孔12bに内部の
グランド端子32を挿入してこれの圧入部32bを圧入
し、このグランド端子32の接触部32aを端子挿入孔
部12に挿入して、グランド端子31、32の接触部3
1a、32aをスペーサー13に当てて両接触部31
a、32a間が互いに離間させてある。
【0017】この場合、一対の内部の信号端子28のリ
ード部28d間のピッチはP2(P1/4)であるため
に、隣り合う組の内部の信号端子28のリード部28d
間の間隔は、隣り合う組の外部の信号端子25のリード
部25d間の間隔より大きくなっている。そして、この
大きい間隔、すなわち隣り合う組の内部の信号端子28
のリード部28d間に前記グランド端子32のリード部
31dが位置しているために、グランド端子32リー
ド部31dを内、外部の信号端子28、25のリード部
28d、25dに近付けることができて、クロストーク
対策を行うことができる。
【0018】また、ロケータ33が、その係止突起35
をロケータ係止部19に着脱可能に係止させて絶縁ケー
ス3に取り付けてあり、ロケータ33の下縁部の端子押
え溝36には信号端子25、28のリード部25a、2
8aが挿入してあり、これらのリード部25a、28a
を整列させている。この整列後に、リード部25d、2
8dは、その切断位置ロ、ニで切断される。また、絶縁
ケース3の取付部15のピン取付部17a、18aには
取付ピン16が取り付けてある。
【0019】コネクタ2を図23乃至図27に示す。そ
して、このコネクタ2は図28乃至図34に示す絶縁ケ
ース40を備えている。この絶縁ケース40はケース本
体41を備えており、このケース本体41の正面部41
aには嵌合凹部42が形成してり、この嵌合凹部42内
には端子保持用ブロック43が形成してある。この端子
保持用ブロック43の一面側には左右方向(長手方向)
に所定のピッチ間隔で多数の端子挿入溝44が、また他
面側には左右方向(長手方向)に所定のピッチ間隔で多
数の端子挿入溝45がそれぞれ形成してある。これらの
端子挿入溝44、45は嵌合凹部42の底の端子保持部
46に形成された信号端子圧入孔47、48に連なって
いる。また、端子保持用ブロック43内には左右方向に
所定のピッチ間隔で多数の端子挿入孔部49が形成して
あり、これらの端子挿入孔部49の左、右壁部にはスペ
ーサー50が形成してあり、端子挿入孔部49の端子保
持部46側にはグランド端子圧入孔49a、49bが形
成してある。また、端子挿入孔部49の端面には挿入孔
51が形成してある。
【0020】前記ケース本体41の背面部41bの左右
には取付部52が後方に突出するようにして形成してあ
り、これらの取付部52には前後にピン孔54が、ま
た、ピン孔54の間にロケータ係止孔55が形成してあ
る。また、前記嵌合凹部42の底部側には肉厚な相手コ
ネクタ対向部56が形成してあり、この相手コネクタ対
向部56には左右一対の係止孔部57が形成してあり、
また、相手コネクタ対向部56には、これの後面側から
ストッパー挿入部58が形成してあり、これらのストッ
パー挿入部58を係止孔部57が貫通している。また、
相手コネクタ対向部56には左右一対の位置決め孔部5
9が形成してある。
【0021】図35および図36に外部の信号端子60
を示す。この信号端子60は接触部60aと圧入部60
bと中間部60cとリード部60dとを備えており、中
間部60cはクランク状に折り曲げてあり、さらに、リ
ード部60dもクランク状に折り曲げられている。この
信号端子60はキャリア61に接続された状態では、2
本づつそのリード部60dの端部で連結部62により互
いの連結してあり、リード部60d間のピッチはP2に
成されている。この信号端子60は切断位置ホ、へで切
断されるものである。
【0022】図37および図38に内部の信号端子63
を示す。この信号端子63は接触部63aと圧入部63
bと中間部63cとリード部63dとを備えており、中
間部63cはクランク状に折り曲げてあり、さらに、リ
ード部63dもクランク状に折り曲げられている。この
信号端子63はキャリア64に接続された状態では、2
本づつそのリード部63dの端部で連結部65により互
いの連結してあり、リード部63d間のピッチはP1に
成されている。この信号端子63は切断位置ト、チで切
断されるものである。
【0023】図39に外部のグランド端子66を示す。
このグランド端子66は接触部66aと圧入部66bと
中間部66cとリード部66dとを備えており、中間部
66cは直角に折り曲げてあり、さらに、リード部66
dはクランク状に折り曲げられている。
【0024】図40に内部のグランド端子67を示す。
このグランド端子67は接触部67aと圧入部67bと
を備えている。
【0025】図43乃至図45にロケーター68を示
す。このロケータ68は板状のロケータ本体69を備え
ており、ロケータ本体69の下縁部の左右端部には係止
ピン70が突設してあり、ロケータ本体69の下縁部に
は左右方向に所定のピッチ間隔をおいて多数の端子押え
溝71が形成してある。
【0026】図41および図42にストッパー72を示
す。このストッパー72は板状のストッパー本体83を
備えており、ストッパー本体83の中央部には打ち抜き
により4片の係止片74が孔状部75の中心に向かって
形成してあり、これらの係止片74はストッパー本体8
3の一方の面側に起こしてある。
【0027】そして、絶縁ケース40の信号端子圧入孔
47に外部の信号端子60を挿入してこれの圧入部60
bを圧入し、この信号端子60の接触部60aを端子挿
入溝44に挿入し、絶縁ケース40の信号端子圧入孔4
8に内部の信号端子63を挿入してこれの圧入部63b
を圧入し、この信号端子63の接触部63aを端子挿入
溝45に挿入し、内部の信号端子63の互いに連結され
たリード部63d間に、外部の信号端子60の互いに連
結されたリード部60dを位置させて、これらのリード
部63d、60dのピッチ間隔をP2にする。また、絶
縁ケース40のグランド端子圧入孔49bに外部のグラ
ンド端子66を挿入してこれの圧入部66bを圧入し、
このグランド端子66の接触部66aを端子挿入孔部4
9に挿入し、絶縁ケース40のグランド端子圧入孔49
aに内部のグランド端子67を挿入してこれの圧入部6
7bを圧入し、このグランド端子67の接触部67aを
端子挿入孔部49に挿入して、グランド端子67の接触
部67aをスペーサー50に当てて両接触部66a、6
7a間が互いに離間させてある。また、ロケータ68
が、その係止ピン70をロケータ係止孔55に着脱可能
に係止させて絶縁ケース40に取り付けてあり、ロケー
タ68の下縁部の端子押え溝71には信号端子60、6
3のリード部60d、63dが挿入してあり、これらの
リード部60d、63dを整列させている。この整列後
に、リード部60d、63dは、その切断位置へ、チで
切断される。また、ストッパー挿入部58にストッパー
72が挿入してある。そして、絶縁ケース40のピン取
付孔部54には取付ピン73が取り付けてある。
【0028】基板84の両面が実装面85、78に成さ
れており、一方の実装面85には信号端子接続側の接続
パターン76とグランド端子接続用の接続パターン77
とが設けてあり、他方の実装面78には信号端子接続側
の接続パターン79とグランド端子接続用の接続パター
ン80とが設けてある。また、基板84には複数のピン
孔81が設けてある。
【0029】次に、コネクタ1、2の基板84への取付
を説明する。まず、基板84の他方の実装面78の端部
にコネクタ2を実装する。この実装は、コネクタ2の取
付ピン73を基板84のピン孔81に圧入することによ
り行われ、信号端子60、63のリード部60d、63
dは接続パターン79に接し、グランド端子66のリー
ド部66dは接続パターン80に接する。
【0030】次に、コネクタ1を基板84の一方の実装
面85に実装する。この実装は、コネクタ1の取付ピン
16を基板84のピン孔81に圧入することにより行わ
れる。このとき、コネクタ1の係止突起23がコネクタ
2の係止孔部57に挿入されて、係止突起23はストッ
パー72の孔状部75に挿入され、係止片74が係止突
起23に係止すると共に、位置決め用突起24が位置決
め用係止孔部59に係止する。この状態では、信号端子
25、28のリード部25d、28dは接続パターン7
6に接し、グランド端子31のリード部31dは接続パ
ターン77に接する。
【0031】このようにして、基板84に両方のコネク
タ1、2が実装されたら、信号端子25、28,60、
63のリード部25d、28d,60d、63dを接続
パターン76,79に、グランド端子31、66のリー
ド部31d、66dを接続パターン77、80にそれぞ
れハンダ付けする。その後、コネクタ1からロケーター
33を外し、コネクタ2からロケーター68を外す。
【0032】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案は、絶縁ケ
ースの正面部に嵌合凹部を形成し、この嵌合凹部内に端
子保持用ブロックを形成し、この端子保持用ブロックの
一面側に長手方向に所定のピッチ間隔で多数の端子挿入
溝を、また他面側に長手方向に所定のピッチ間隔で多数
の端子挿入溝をそれぞれ形成し、嵌合凹部の底の端子保
持部に端子挿入溝に連なる外部および内部の信号端子圧
入孔を形成し、端子保持用ブロック内に長手方向に所定
のピッチ間隔で多数の端子挿入孔部を形成し、これらの
端子挿入孔部の側壁部にスペーサーを形成し、端子挿入
孔部の端子保持部側にグランド端子圧入孔を形成し、リ
ード部間のピッチをP1にした一対の内、外部の信号端
子のいずれか一方の信号端子とリード部間のピッチを
2(P1/4)にした一対の他方の信号端子とを一組に
して、外部の信号端子を外部の信号端子圧入孔に圧入し
てこれらの信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入し、内
部の信号端子を内部の信号端子圧入孔に圧入してこれら
の信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入し、一方の信号
端子のリード部間に他方の信号端子のリード部を位置さ
せて一方及び他方の信号端子のリード部のピッチをP2
になし、外側のグランド端子圧入孔に外部のグランド端
子を圧入してこのグランド端子の接触部を端子挿入孔部
に挿入し、内側のグランド端子圧入孔に内部のグランド
端子を圧入してこのグランド端子の接触部を端子挿入孔
部に挿入し、且つグランド端子のリード部を、隣り合う
組みの他方の信号端子のリード部間に位置させたことを
特徴とするものである。
【0033】したがって、一対の内、外部の信号端子の
いずれか一方の信号端子にリード部間のピッチをP1に
したものを、一対の他方の信号端子にリード部間のピッ
チをP2(P1/4)にしたものをそれぞれ用いて一組
にし、外部の信号端子を外部の信号端子圧入孔に圧入し
てこれらの信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入し、内
部の信号端子を内部の信号端子圧入孔に圧入してこれら
の信号端子の接触部を端子挿入溝に挿入し、一方の信号
端子のリード部間に他方の信号端子のリード部を位置さ
せて一方及び他方の信号端子のリード部のピッチをP2
にすることにより、ピッチの狭い高速伝送用コネクタを
実現することができる。
【0034】また、一対の他方の信号端子のリード部間
のピッチはP2(P1/4)であるために、隣り合う組
の他方の信号端子のリード部間の間隔は、隣り合う組の
一方の信号端子のリード部間の間隔より大きくなってい
る。そして、この大きい間隔、すなわち隣り合う組の他
方の信号端子のリード部間に前記グランド端子のリード
部が位置しているために、内、外部の信号端子のリード
部間にグランド端子のリード部を近付けることができ
て、クロストーク対策を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面実装コネクタ構造の基板実装状態の断面図
である。
【図2】一方のコネクタの平面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】図3A−A線に沿う断面図である。
【図6】図2B部の拡大図である。
【図7】一方のコネクタの絶縁ケースの平面図である。
【図8】同正面図である。
【図9】同底面図である。
【図10】同裏面図である。
【図11】同側面図である。
【図12】図10C−C線に沿う断面図である。
【図13】図10D部の拡大図である。
【図14】信号端子の平面図である。
【図15】同側面図である。
【図16】信号端子の平面図である。
【図17】同側面図である。
【図18】グランド端子の側面図である。
【図19】グランド端子の側面図である。
【図20】ロケーターの正面図である。
【図21】同底面図である。
【図22】図20E部の拡大図である。
【図23】他方のコネクタの平面図である。
【図24】同正面図である。
【図25】同側面図である。
【図26】図24F−F線に沿う断面図である。
【図27】図23G部の拡大図である。
【図28】他方のコネクタの絶縁ケースの平面図であ
る。
【図29】同正面図である。
【図30】同底面図である。
【図31】同裏面図である。
【図32】同側面図である。
【図33】図31H−H線に沿う断面図である。
【図34】図311部の拡大図である。
【図35】信号端子の平面図である。
【図36】同側面図である。
【図37】信号端子の平面図である。
【図38】同側面図である。
【図39】グランド端子の側面図である。
【図40】グランド端子の側面図である。
【図41】ストッパーの平面図である。
【図42】同側面図である。
【図43】ロケーターの正面図である。
【図44】同底面図である。
【図45】図43J部の拡大図である。
【図46】従来の表面実装コネクタ構造の斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 絶縁ケース 5 嵌合凹部 6 端子保持用ブロック 7、8 端子挿入溝 9 端子保持部 10、11 信号端子圧入孔 12 端子挿入孔部 12a、12b グランド端子圧入孔 25、28 信号端子 31、32 グランド端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケースの正面部に嵌合凹部を形成
    し、この嵌合凹部内に端子保持用ブロックを形成し、こ
    の端子保持用ブロックの一面側に長手方向に所定のピッ
    チ間隔で多数の端子挿入溝を、また他面側に長手方向に
    所定のピッチ間隔で多数の端子挿入溝をそれぞれ形成
    し、嵌合凹部の底の端子保持部に端子挿入溝に連なる外
    部および内部の信号端子圧入孔を形成し、端子保持用ブ
    ロック内に長手方向に所定のピッチ間隔で多数の端子挿
    入孔部を形成し、これらの端子挿入孔部の側壁部にスペ
    ーサーを形成し、端子挿入孔部の端子保持部側にグラン
    ド端子圧入孔を形成し、リード部間のピッチをP1にし
    た一対の内、外部の信号端子のいずれか一方の信号端子
    とリード部間のピッチをP2(P1/4)にした一対の
    他方の信号端子とを一組にして、外部の信号端子を外部
    の信号端子圧入孔に圧入してこれらの信号端子の接触部
    を端子挿入溝に挿入し、内部の信号端子を内部の信号端
    子圧入孔に圧入してこれらの信号端子の接触部を端子挿
    入溝に挿入し、一方の信号端子のリード部間に他方の信
    号端子のリード部を位置させて一方及び他方の信号端子
    のリード部のピッチをP2になし、外側のグランド端子
    圧入孔に外部のグランド端子を圧入してこのグランド端
    子の接触部を端子挿入孔部に挿入し、内側のグランド端
    子圧入孔に内部のグランド端子を圧入してこのグランド
    端子の接触部を端子挿入孔部に挿入し、且つグランド端
    子のリード部を隣り合う組みの他方の信号端子のリード
    部間に位置させたことを特徴とする表面実装コネクタ構
    造。
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