JP2530403B2 - ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置 - Google Patents
ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置Info
- Publication number
- JP2530403B2 JP2530403B2 JP3331149A JP33114991A JP2530403B2 JP 2530403 B2 JP2530403 B2 JP 2530403B2 JP 3331149 A JP3331149 A JP 3331149A JP 33114991 A JP33114991 A JP 33114991A JP 2530403 B2 JP2530403 B2 JP 2530403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- screw
- nut screw
- insertion device
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
- F16H25/2223—Cross over deflectors between adjacent thread turns, e.g. S-form deflectors connecting neighbouring threads
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールスクリュを組み
立る際、ボールの挿入抵抗を減らし挿入効率を高めるよ
うにしたボール挿入装置に関する。
立る際、ボールの挿入抵抗を減らし挿入効率を高めるよ
うにしたボール挿入装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ナットスクリュの螺旋溝とシャフ
トスクリュの螺旋溝の間に鋼球（ボール）を組込んで、
すべり接触による摩擦係数を極めて小さくしたようなボ
ールスクリュが知られているが、かかるボールスクリュ
の組立てとして、例えば特公昭６２―２２７３７号のよ
うな方法が知られている。この方法は、ナットスクリュ
にシャフトスクリュを螺合させた後、シャフトスクリュ
を横向きにし、且つナットスクリュに形成したボール挿
入孔から内部に所定数のボールを挿入するようにしてい
る。
トスクリュの螺旋溝の間に鋼球（ボール）を組込んで、
すべり接触による摩擦係数を極めて小さくしたようなボ
ールスクリュが知られているが、かかるボールスクリュ
の組立てとして、例えば特公昭６２―２２７３７号のよ
うな方法が知られている。この方法は、ナットスクリュ
にシャフトスクリュを螺合させた後、シャフトスクリュ
を横向きにし、且つナットスクリュに形成したボール挿
入孔から内部に所定数のボールを挿入するようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる装置の
ようにシャフトスクリュを横置きにし、ナットスクリュ
のボール挿入孔からボールを挿入する方式であれば、挿
入時にボールに挿入圧を加える必要があり、且つ摩擦抵
抗が増大してボールの挿入性が悪いという問題があっ
た。
ようにシャフトスクリュを横置きにし、ナットスクリュ
のボール挿入孔からボールを挿入する方式であれば、挿
入時にボールに挿入圧を加える必要があり、且つ摩擦抵
抗が増大してボールの挿入性が悪いという問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、上部にボール入口孔を、中間部にボール
出口孔を、下部にシャフトスクリュ上端との係合部を備
えたボール挿入部と、このボール挿入部を位置決めし、
前記ボール出口孔をナットスクリュの内周面に形成され
るボール循環溝の一番高い位置に臨ませる位置決め部材
を設けた。又、前記位置決め部材を前記係合部に設け、
シャフトスクリュ上端と係脱可能に嵌合する突起部とし
た。
め、本発明は、上部にボール入口孔を、中間部にボール
出口孔を、下部にシャフトスクリュ上端との係合部を備
えたボール挿入部と、このボール挿入部を位置決めし、
前記ボール出口孔をナットスクリュの内周面に形成され
るボール循環溝の一番高い位置に臨ませる位置決め部材
を設けた。又、前記位置決め部材を前記係合部に設け、
シャフトスクリュ上端と係脱可能に嵌合する突起部とし
た。
【０００５】
【作用】ボール出口孔をナットスクリュ内周面のボール
循環路の一番高い位置に臨ませ、且つシャフトスクリュ
を組み付ける以前にボールを挿入することで、ボールの
自重落下を利用した挿入が可能となり、又、少ない摩擦
抵抗によって挿入効率がよい。そしてボールを挿入した
後、シャフトスクリュを螺合させれば直ちに組み付けが
完了する。
循環路の一番高い位置に臨ませ、且つシャフトスクリュ
を組み付ける以前にボールを挿入することで、ボールの
自重落下を利用した挿入が可能となり、又、少ない摩擦
抵抗によって挿入効率がよい。そしてボールを挿入した
後、シャフトスクリュを螺合させれば直ちに組み付けが
完了する。
【０００６】
【実施例】本発明のボールの挿入装置の実施例について
添付した図面に基づき説明する。図１はボール挿入装置
の要部断面図、図２はナットスクリュに対するボールの
挿入位置を示す説明図、図３は図１の一部拡大図、図４
はボールスクリュの断面図、図５、図６はナットスクリ
ュを示し、図５が外観図、図６が断面図である。
添付した図面に基づき説明する。図１はボール挿入装置
の要部断面図、図２はナットスクリュに対するボールの
挿入位置を示す説明図、図３は図１の一部拡大図、図４
はボールスクリュの断面図、図５、図６はナットスクリ
ュを示し、図５が外観図、図６が断面図である。
【０００７】図４に示すように、ボールスクリュ１は、
ナットスクリュ２とシャフトスクリュ３を備え、このナ
ットスクリュ２の内周面とシャフトスクリュ３の外周面
には各螺旋溝２ａ、３ａが形成されて、対向しあう両溝
２ａ、３ａの間にはボール４が組込まれている。そして
ナットスクリュ２側には、隣接する２条の螺旋溝２ａを
連通せしめることの出来るリターンピース５が設けられ
ている。
ナットスクリュ２とシャフトスクリュ３を備え、このナ
ットスクリュ２の内周面とシャフトスクリュ３の外周面
には各螺旋溝２ａ、３ａが形成されて、対向しあう両溝
２ａ、３ａの間にはボール４が組込まれている。そして
ナットスクリュ２側には、隣接する２条の螺旋溝２ａを
連通せしめることの出来るリターンピース５が設けられ
ている。
【０００８】このリターンピース５は、図６に示すよう
な、ナットスクリュ２の外周面から内周面に向けて貫通
する長楕円形のリターンピース取付孔６の形状に合せて
同形の長楕円形に形成されており、図５に示すようにナ
ットスクリュ２の外周部から埋め込まれるが如く取り付
けられている。そしてこのリターンピース５の内面には
リターン溝が形成されて、ナットスクリュ２内周面の２
条の螺旋溝２ａ、２ａを連通せしめることが出来るよう
にされている。そしてかかるリターンピース５がナット
スクリュ２の例えば３ヶ所の所定の位置に設けられてい
る。
な、ナットスクリュ２の外周面から内周面に向けて貫通
する長楕円形のリターンピース取付孔６の形状に合せて
同形の長楕円形に形成されており、図５に示すようにナ
ットスクリュ２の外周部から埋め込まれるが如く取り付
けられている。そしてこのリターンピース５の内面には
リターン溝が形成されて、ナットスクリュ２内周面の２
条の螺旋溝２ａ、２ａを連通せしめることが出来るよう
にされている。そしてかかるリターンピース５がナット
スクリュ２の例えば３ヶ所の所定の位置に設けられてい
る。
【０００９】従って、各リターンピース５によって連通
せしめられた２条の螺旋溝２ａが循環溝となり、この中
をボール４が循環しながら転動することとなるが、リタ
ーンピース５を３ヶ所設けた場合にあっては、これに対
応する３本の循環溝が形成されることになる。
せしめられた２条の螺旋溝２ａが循環溝となり、この中
をボール４が循環しながら転動することとなるが、リタ
ーンピース５を３ヶ所設けた場合にあっては、これに対
応する３本の循環溝が形成されることになる。
【００１０】又、ナットスクリュ２の内周面に螺旋溝２
ａを連通せしめるリターン溝を工作加工することは極め
て困難であるため、以上のようなリターン溝付きのリタ
ーンピース５を後から嵌め込んで循環溝を形成するのが
一番容易な方法であるが、従来ではこのリターンピース
５を嵌め込むリターンピース取付孔６をボール４の挿入
のため利用していた。つまり、前記特公昭６２―２２７
３７号のように、螺合させたナットスクリュとシャフト
スクリュを横置きとして、リターンピース取付孔からボ
ールを圧挿するものであり、前記のようにボールの挿入
性に改良の余地があったものである。
ａを連通せしめるリターン溝を工作加工することは極め
て困難であるため、以上のようなリターン溝付きのリタ
ーンピース５を後から嵌め込んで循環溝を形成するのが
一番容易な方法であるが、従来ではこのリターンピース
５を嵌め込むリターンピース取付孔６をボール４の挿入
のため利用していた。つまり、前記特公昭６２―２２７
３７号のように、螺合させたナットスクリュとシャフト
スクリュを横置きとして、リターンピース取付孔からボ
ールを圧挿するものであり、前記のようにボールの挿入
性に改良の余地があったものである。
【００１１】そこで本発明は、ボールの挿入性を高める
ため、従来ボール挿入に使用していたリターンピース取
付孔６を使用せず、予めリターンピース５を固着して同
孔６を塞ぎ、その代りにボール挿入装置８を用いてボー
ル４を挿入しようとするものである。
ため、従来ボール挿入に使用していたリターンピース取
付孔６を使用せず、予めリターンピース５を固着して同
孔６を塞ぎ、その代りにボール挿入装置８を用いてボー
ル４を挿入しようとするものである。
【００１２】ボール挿入装置８は図１に示すように、ナ
ットスクリュ２の外周部を保持するガイド筒９と、この
ガイド筒９の下方に突出する位相合せピン１０と、ナッ
トスクリュ２に挿嵌可能なボール挿入部１１を備えてお
り、例えば定位置の載置台（不図示）に載置されるナッ
トスクリュ２に対して、不図示の昇降機構によって上下
動自在とされている。そしてボール挿入部１１の外径
は、シャフトスクリュ３の螺旋溝３ａの小径部に略等し
い径とされるとともに、その下端には、シャフトスクリ
ュ３の上端に係脱自在に嵌合する係合突起部１２が設け
られている。
ットスクリュ２の外周部を保持するガイド筒９と、この
ガイド筒９の下方に突出する位相合せピン１０と、ナッ
トスクリュ２に挿嵌可能なボール挿入部１１を備えてお
り、例えば定位置の載置台（不図示）に載置されるナッ
トスクリュ２に対して、不図示の昇降機構によって上下
動自在とされている。そしてボール挿入部１１の外径
は、シャフトスクリュ３の螺旋溝３ａの小径部に略等し
い径とされるとともに、その下端には、シャフトスクリ
ュ３の上端に係脱自在に嵌合する係合突起部１２が設け
られている。
【００１３】又、ボール挿入部１１には、ボール入口孔
１３とボール出口孔１４を備えた複数のボール供給路１
５が設けられている。すなわち、ボール入口孔１３はボ
ール挿入部１１の上面に開口して、上方から供給される
ボール４を受入れることが出来るようにされており、ボ
ール出口孔１４はボール挿入部１１の中間部側面に向け
て開口して、ボール４を側方に向けて送り出すことが出
来るようにされている。そしてボール入口孔１３には、
不図示のボール供給部が接続されている。
１３とボール出口孔１４を備えた複数のボール供給路１
５が設けられている。すなわち、ボール入口孔１３はボ
ール挿入部１１の上面に開口して、上方から供給される
ボール４を受入れることが出来るようにされており、ボ
ール出口孔１４はボール挿入部１１の中間部側面に向け
て開口して、ボール４を側方に向けて送り出すことが出
来るようにされている。そしてボール入口孔１３には、
不図示のボール供給部が接続されている。
【００１４】尚、実施例では、かかるボール供給路１５
は３本設けられており、それぞれのボール入口孔１３、
‥は水平面内に同一円周上、同位相間隔で設けられると
ともに、ボール出口孔１４、‥は高さ、方向の異なえて
設けられている。
は３本設けられており、それぞれのボール入口孔１３、
‥は水平面内に同一円周上、同位相間隔で設けられると
ともに、ボール出口孔１４、‥は高さ、方向の異なえて
設けられている。
【００１５】ところで、かかるボール挿入装置８は上方
から降下すると、図１に示すように、ボール挿入部１１
をナットスクリュ２内に挿通させ、下端の係合突起部１
２をシャフトスクリュ３に係合させるとともに、位相合
せピン１０をナットスクリュ２の下端フランジの係合孔
１７に嵌合させて両者１１、２間の位相合せを行うよう
にしているが、この位相合せによって各ボール出口孔１
４の位置がナットスクリュ２内周面の３本の循環溝の所
定の位置に対応するようにしている。
から降下すると、図１に示すように、ボール挿入部１１
をナットスクリュ２内に挿通させ、下端の係合突起部１
２をシャフトスクリュ３に係合させるとともに、位相合
せピン１０をナットスクリュ２の下端フランジの係合孔
１７に嵌合させて両者１１、２間の位相合せを行うよう
にしているが、この位相合せによって各ボール出口孔１
４の位置がナットスクリュ２内周面の３本の循環溝の所
定の位置に対応するようにしている。
【００１６】すなわち、この３本の循環溝には既述のよ
うに各リターンピース５、‥が既に固着され、隣接する
２条の螺旋溝２ａ、２ａを連通せしめている訳である
が、各ボール出口孔１４は、図２に示すように、このリ
ターンピース５の接合端部のボール挿入位置Ｐに臨んで
いる。そして、このボール挿入位置Ｐが循環溝のうち一
番高い位置とされている。このためこのボール挿入位置
Ｐから供給されるボール４は自重によって自動的に循環
溝内に廻り込むことの出来る。
うに各リターンピース５、‥が既に固着され、隣接する
２条の螺旋溝２ａ、２ａを連通せしめている訳である
が、各ボール出口孔１４は、図２に示すように、このリ
ターンピース５の接合端部のボール挿入位置Ｐに臨んで
いる。そして、このボール挿入位置Ｐが循環溝のうち一
番高い位置とされている。このためこのボール挿入位置
Ｐから供給されるボール４は自重によって自動的に循環
溝内に廻り込むことの出来る。
【００１７】又、ボール出口孔１４附近のボール供給路
１５には、図３に示すようなアール部Ｒが設けられ、
又、出口に向かって約２０度で下る傾斜が設けられると
ともに、位置決め状態にしたボール出口孔１４の位置
は、ボール出口孔１４の中央ｍが対向する螺旋溝２ａの
中央ｎより数ミリ分高い位置に臨み得るようにしてい
る。尚、このボール４の挿入を更に確実ならしめるた
め、上方から各ボール供給路１５に挿入可能な挿入ロッ
ド１６、‥（図１）を設け、各ボール供給路１５内を一
定ストローク分降下させるようにしている。
１５には、図３に示すようなアール部Ｒが設けられ、
又、出口に向かって約２０度で下る傾斜が設けられると
ともに、位置決め状態にしたボール出口孔１４の位置
は、ボール出口孔１４の中央ｍが対向する螺旋溝２ａの
中央ｎより数ミリ分高い位置に臨み得るようにしてい
る。尚、このボール４の挿入を更に確実ならしめるた
め、上方から各ボール供給路１５に挿入可能な挿入ロッ
ド１６、‥（図１）を設け、各ボール供給路１５内を一
定ストローク分降下させるようにしている。
【００１８】以上のようなボール挿入装置８の作用につ
いて述べる。載置台等に載置されるナットスクリュ２
と、その下方で保持されるスクリュシャフト３をそれぞ
れ定位置にセットし、ナットスクリュ２の上方からボー
ル挿入装置８を降下させ、下端の係合突起部１２をシャ
フトスクリュ３の上端に当接させて高さ方向の位置決め
を行うとともに、位相合せピン１０を係合孔１７に差し
込んでナットスクリュ２の位相合せを行う。尚、この
際、定位置に保持されるシャフトスクリュ３は垂直中心
軸まわりに回転自在とされている。
いて述べる。載置台等に載置されるナットスクリュ２
と、その下方で保持されるスクリュシャフト３をそれぞ
れ定位置にセットし、ナットスクリュ２の上方からボー
ル挿入装置８を降下させ、下端の係合突起部１２をシャ
フトスクリュ３の上端に当接させて高さ方向の位置決め
を行うとともに、位相合せピン１０を係合孔１７に差し
込んでナットスクリュ２の位相合せを行う。尚、この
際、定位置に保持されるシャフトスクリュ３は垂直中心
軸まわりに回転自在とされている。
【００１９】位置決めされた時、ボール挿入部１１のボ
ール出口孔１４はボール挿入位置Ｐ（図２）に臨み、
又、ボール出口孔１４の中央ｍが螺旋溝２ａ中央ｎより
僅かに上部（図３）の位置に臨むこととなる。
ール出口孔１４はボール挿入位置Ｐ（図２）に臨み、
又、ボール出口孔１４の中央ｍが螺旋溝２ａ中央ｎより
僅かに上部（図３）の位置に臨むこととなる。
【００２０】次いで各ボール入口孔１３から所定数のボ
ール４が一斉に供給され、各ボール出口孔１４から各螺
旋溝２ａに向けてボール４が挿入される。この際、ボー
ル挿入位置Ｐはボール循環溝の一番高い位置にあるため
ボール４は左右どちらからでも循環溝内に自由落下式に
流れ込むことが出来る。又、挿入時の摩擦抵抗も少な
い。
ール４が一斉に供給され、各ボール出口孔１４から各螺
旋溝２ａに向けてボール４が挿入される。この際、ボー
ル挿入位置Ｐはボール循環溝の一番高い位置にあるため
ボール４は左右どちらからでも循環溝内に自由落下式に
流れ込むことが出来る。又、挿入時の摩擦抵抗も少な
い。
【００２１】尚、同時に上方から挿入ロッド１６を一定
ストローク降下させて、ボール供給路１５内のボール４
の確実な押し出しを図る。
ストローク降下させて、ボール供給路１５内のボール４
の確実な押し出しを図る。
【００２２】挿入ロッド１６が上方に復帰すると、シャ
フトスクリュ３を軸心まわりに回転させながら緩やかに
上昇させる。このためボール挿入装置８もこれに押され
て共に上動し、ナットスクリュ２から離脱を始める。
フトスクリュ３を軸心まわりに回転させながら緩やかに
上昇させる。このためボール挿入装置８もこれに押され
て共に上動し、ナットスクリュ２から離脱を始める。
【００２３】そしてシャフトスクリュ３とナットスクリ
ュ２が螺合をはじめ、その間ボール４は循環溝内に保持
されたままである。つまり、たちどころに組み付けが完
了する。
ュ２が螺合をはじめ、その間ボール４は循環溝内に保持
されたままである。つまり、たちどころに組み付けが完
了する。
【００２４】尚、以上のようなナットスクリュ２とボー
ル挿入装置８は、相対的に離接自在とされるものでよ
く、以上の実施例とは逆の関係、すなわち、ボール挿入
装置８側を固定してナットスクリュ２側を昇降動させる
ようにしてもよい。
ル挿入装置８は、相対的に離接自在とされるものでよ
く、以上の実施例とは逆の関係、すなわち、ボール挿入
装置８側を固定してナットスクリュ２側を昇降動させる
ようにしてもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明のボール挿入装置
は、ナットスクリュとシャフトスクリュを螺合させる前
の段階でボールを組み付け、しかもナットスクリュのボ
ール循環溝の一番高い位置からボールを挿入するように
したため、自重落下を利用した挿入が可能となり、組み
付け性が向上する。又、ボール挿入後、直ちにシャフト
スクリュの組み付けが出来るので好都合である。
は、ナットスクリュとシャフトスクリュを螺合させる前
の段階でボールを組み付け、しかもナットスクリュのボ
ール循環溝の一番高い位置からボールを挿入するように
したため、自重落下を利用した挿入が可能となり、組み
付け性が向上する。又、ボール挿入後、直ちにシャフト
スクリュの組み付けが出来るので好都合である。
【図１】ボール挿入装置の要部断面図
【図２】ナットスクリュに対するボールの挿入位置を示
す説明図
す説明図
【図３】図１の一部拡大図
【図４】ボールスクリュの断面図
【図５】ナットスクリュの外観図
【図６】ナットスクリュの断面図
１ ボールスクリュ ２ ナットスクリュ ３ シャフトスクリュ １１ ボール挿入部 １２ 係合突起部 １３ ボール入口孔 １４ ボール出口孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜂須賀 公朗 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地１ ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−142026（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−79232（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭62−22737（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (2)
- 【請求項１】 ナットスクリュとシャフトスクリュの間
にボールを組込むためのボール挿入装置において、この
装置は、上部にボール入口孔を、中間部にボール出口孔
を、下部にシャフトスクリュ上端との係合部を備えたボ
ール挿入部と、このボール挿入部を位置決めし、前記ボ
ール出口孔をナットスクリュの内周面に形成されるボー
ル循環溝の一番高い位置に臨ませる位置決め部材を備え
たことを特徴とするボールスクリュのボール挿入装置。 - 【請求項２】 前記位置決め部材は前記係合部に設けら
れ、シャフトスクリュ上端と係脱可能に嵌合する突起部
としたことを特徴とする請求項１に記載のボールスクリ
ュのボール挿入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331149A JP2530403B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3331149A JP2530403B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138460A JPH05138460A (ja) | 1993-06-01 |
| JP2530403B2 true JP2530403B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=18240422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3331149A Expired - Fee Related JP2530403B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530403B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100513035C (zh) * | 2006-10-17 | 2009-07-15 | 宽仕工业股份有限公司 | 具冷却功用的螺丝搓牙板组 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4655885B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-03-23 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置の組立装置およびその組立方法 |
| JP4871215B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-02-08 | Ｎｔｎ株式会社 | ボールねじの組立装置及びそれを用いたボールねじの組立方法 |
| CN111318881A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-06-23 | 刘文怡 | 防盗螺帽自动装配机 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3331149A patent/JP2530403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100513035C (zh) * | 2006-10-17 | 2009-07-15 | 宽仕工业股份有限公司 | 具冷却功用的螺丝搓牙板组 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05138460A (ja) | 1993-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2530403B2 (ja) | ボ―ルスクリュのボ―ル挿入装置 | |
| DE60306263T2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines Elektromotors | |
| JP2784289B2 (ja) | 金属帯状体の送り装置 | |
| US6302676B1 (en) | Apparatus for manufacturing slide fastener continuous element row | |
| CN1297518A (zh) | 电动阀 | |
| EP1138404B1 (en) | Device for embossing a metal pipe | |
| JP2532186B2 (ja) | ナットスクリュへのボ―ル供給方法 | |
| JP6129922B2 (ja) | ボールねじの組立装置およびボールねじの組立方法 | |
| JP2530401B2 (ja) | ボ―ルスクリュの組立方法 | |
| CN211438875U (zh) | 一种电机转子的轴承压装机 | |
| DE19943945A1 (de) | Kolbenkopf | |
| DE112016007253B4 (de) | Roboter | |
| US4719948A (en) | Method of and apparatus for winding coils | |
| JP2553073Y2 (ja) | ピストンの給油装置 | |
| US5688539A (en) | Zipper teeth forming mechanism for zipper forming machines | |
| CN216097360U (zh) | 一种快速压飞爪设备 | |
| CN213347687U (zh) | 一种羽毛球拍框上套机 | |
| CN216882814U (zh) | 一种数控加工手板模型用可调节工作台 | |
| US4989309A (en) | Blade binding cord guiding arrangement for venetian blind making machine | |
| CN218226435U (zh) | 一种含油轴承压装机 | |
| CN2714188Y (zh) | 拉丝机用的钢丝角度调整器 | |
| JPH03251327A (ja) | ホース金具加締装置に用いるホース金具取付装置 | |
| US20040005375A1 (en) | Apparatus for manufacturing slide fastener coil-shaped continuous element row | |
| JPH02213109A (ja) | コイル巻線装置 | |
| CN113715387A (zh) | 一种方便调节下死点的伺服压力机 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |