JP2530024B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2530024B2 JP1108968A JP10896889A JP2530024B2 JP 2530024 B2 JP2530024 B2 JP 2530024B2 JP 1108968 A JP1108968 A JP 1108968A JP 10896889 A JP10896889 A JP 10896889A JP 2530024 B2 JP2530024 B2 JP 2530024B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ベース部に対し光電式又はイオン化式等の
異なる種別の検出部を備えたヘッドを共通に使用できる
火災感知器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の火災感知器としては例えば第7図に示
すものが知られている。
第7図において、10は天井面等に固定されるベース
部、12はベース部10に対し着脱自在に設けられたヘッド
部である。
ヘッド部12には検出部14が組込まれ、検出部14として
は、間欠駆動される光電式煙検出部、連続出力を生ずる
イオン化式煙検出部、更には温度センサを用いて火炎温
度をアナログ出力する熱式検出部等が設けられる。
またヘッド12には種別電圧発生回路16が設けられ、検
出部14が光電式か、イオン化式か、あるいは熱式かを示
す種別電圧を発生してベース部10に供給している。
一方、ベース部10には、定電圧回路18,28、インタフ
ェース回路20、アドレススイッチ22、伝送制御回路24、
及びADコンバータ26が設けられ、例えばインタフェース
回路20を介して受信機からの呼出しを受け、伝送制御回
路24でアドレススイッチ22による自己アドレスとの一致
を判別すると、そのときADコンバータ26に入力している
ヘッド12の検出部14からの検出信号をデジタルデータに
変換して受信機に送出するようになる。
また伝送制御回路24はヘッド12に設けた種別電圧発生
回路16からの種別電圧により検出部14の種別を判別して
おり、光電式については間欠駆動であることから検出部
14の間欠駆動周期に同期したADコンバータ26の動作によ
り出力信号をサンプリングしてデジタルデータに変換
し、一方、イオン化式及び熱式については連続出力であ
ることから特に同期を必要とすることなくADコンバータ
26を動作してデジタルデータに変換している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の火災感知器にあって
は、連続出力を生ずるイオン化式及び熱式感知器にあっ
ては、ノイズを含んだ出力をそのままサンプリングして
デジタルデータに変換してしまうため、受信機に対して
ノイズ分による異常データが伝送される恐れがあり、火
災判断の信頼性が低下する問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、ヘッドの検出種別に対応した適切な信号処理を
ベース側の切換制御によりできるようにした火災感知器
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ヘッド部とベース部とで構成され、受信機
から引き出した伝送路に接続された火災によって発生す
る煙、熱等の物理量を検出して火災検出データを送出す
る火災感知器に於いて、 前記ヘッド部は、 火災によって発生する煙、熱等の物理量を検出して、
間欠駆動されて間欠出力を行う検出部と該検出部が間欠
出力を行うことを示す種別信号を発生する種別電圧発生
部とで構成する第1ヘッドと; 火災によって発生する煙、熱等の物理量を検出して、
連続駆動されて連続出力を行う検出部と該検出部が連続
出力を行うことを示す種別信号を発生する種別電圧発生
部とで構成する第2ヘッドの; 2種類を有し、 前記ベース部は、 前記検出部からの出力をコンデンサ等によりサンプル
ホールドするサンプルホールド回路と; 前記サンプルホールド回路中の前記コンデンサと、抵
抗からなる積分回路を構成しノイズ成分を除去するノイ
ズフィルタ回路と; 前記ヘッド部の前記種別電圧発生部からの間欠出力を
示す又は、連続出力を示す種別信号より、前記第1ヘッ
ドか前記第2ヘッドかを判別し、第1ヘッドと判別した
場合には前記検出部を間欠的に駆動させると共に、該検
出部の間欠駆動に同期してサンプルホールド回路を制御
しサンプルホールドした値をA/D変換してデータを取込
み受信機に送出し、前記第2ヘッドと判別した場合には
前記ノイズフィルタ回路を構成するよう制御しA/D変換
してデータを取込み受信機に送出する伝送制御回路と; を設けたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明の火災感知器にあって
は、間欠駆動される光電式煙検出部を備えた第1ヘッド
の装着に対しては、種別信号に基づきベース側でヘッド
の間欠駆動に同期してヘッド出力をサンプルホールドし
た後にAD変換もしくは電流変換して受信機に送出するよ
うになり、一方、連続出力を生ずるイオン化式又は熱式
の検出部を備えた第2ヘッドの装着に対しては、ヘッド
からの種別信号に基づきサンプルホールド回路がヘッド
からの信号をそのまま通過させるサンプル動作状態に固
定すると共に、サンプルホールドの際の積分時定数に対
しより大きな時定数に切換えることによりノイズフィル
タを構成して連続出力に含まれるノイズ成分を除去する
ことができ、ノイズ除去後にAD変換もしくは電流変換し
て受信機に送出するようになる。
このためヘッド種別の相違に対し共通にベース部を使
用でき、ヘッドの種別に適合した処理回路をベース内に
形成することで火災検出データの信頼性を向上すること
ができる。
また、異なる処理回路をベース内に設けて切換使用す
るものではなく、間欠出力に対し設けられたサンプルホ
ールド回路を連続出力に対してはノイズフィルタを構成
するように回路変更を行なっており、異なる回路処理で
あっても共通に使用できることから回路構成及び回路規
模を簡単にすることができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第1図において、10はベース部であり、天井面等に設
置されると共に端子L,Cに対し受信機から引き出された
電源兼用信号線(伝送路)が切続される。
ベース部10には定電圧回路18,28,30、インタフェース
回路20、アドレススイッチ22、伝送制御回路24及びADコ
ンバータ26が設けられる。
定電圧回路18はベース部10内の回路部に電源電圧V1を
供給しており、例えばV1=5ボルトとなる。定電圧回路
28は後の説明で明らかにするイオン化式煙検出部を備え
たヘッド部12−2に対する電源電圧V2を供給するもの
で、例えばV2=10ボルトとなり、伝送制御回路24からの
種別電圧の判別でイオン化式煙検出部を判別したときに
定電圧出力V2=10ボルトを出力するように制御される。
更に、定電圧回路30は、後の説明で明らかにする間欠
駆動方式を採用した光電式煙検出部を備えた第1のヘッ
ドとしてのヘッド部12−1に対し発光駆動時に電源電圧
V3、例えばV3=18ボルトを供給するもので、伝送制御回
路24で光電式煙検出部を示す種別電圧を判別した際に所
定の発光駆動タイミングに同期して間欠的に定電圧V3を
出力するように制御される。
伝送制御回路24に対しヘッド検出出力をA/D変換して
デジタルデータを供給するADコンバータ26の入力御に
は、アナログスイッチ32、コンデンサC0、及びコンデン
サC0を放電リセットするためのトランジスタ36を備えた
サンプルホールド回路38が設けられる。即ち、サンプル
ホールド回路38は、伝送制御回路24の制御出力によりア
ナログスイッチ32をオンすることによりヘッド側からの
検出出力をコンデンサC0に充電することでサンプリング
し、このサンプリング後にアナログスイッチ32をオフす
ることでコンデンサC0に充電した電圧を一定に保つホー
ルド動作を行ない、コンデンサC0のホールド電圧をADコ
ンバータ26でデジタルデータに変換して伝送制御回路24
に取り込んだ後にトランジスタ36をオンしてコンデンサ
C0を放電リセットさせるようになる。
このようなサンプルホールド回路38に設けたアナログ
スイッチ32と並列にアナログスイッチ40と抵抗R0の直列
回路が並列接続される。
アナログスイッチ40と抵抗R0の直列回路は、サンプル
ホールド回路38に設けたコンデンサC0を使用してノイズ
フィルタを形成する。即ち、サンプルホールド回路38の
アナログスイッチ32及びトランジスタ36をオフに固定し
た状態でアナログスイッチ40をオン状態とすることで抵
抗R0とコンデンサC0とで成る積分回路が形成され、抵抗
R0の抵抗値とコンデンサC0の容量とで定まる積分時定数
によりヘッド側からの出力信号に含まれるノイズ成分を
除去してADコンバータ26に入力するようになる。
次に、ヘッド部12−1側を説明する。
第1図の実施例にあっては、ベース部10に対し光電式
煙検出部を備えたヘッド部12−1を接続した場合を示し
ている。
即ち、ヘッド部12−1には発光素子44と受光素子46が
設けられており、光電式煙検出部は散乱光方式を通常と
ることから、ヘッド内の検煙空間に対する発光素子44か
らの光に対し直接受光しない位置に受光素子46が設置さ
れている。
発光素子44はトランジスタ42、抵抗R1〜R4、ツェナダ
イオードZD及びダイオードD2で成る駆動回路により発光
駆動される。
即ち、非発光時にあっては、ベース部10に設けた定電
圧回路28よりV2=10ボルトの電源電圧の供給を受けてお
り、この電源電圧V2に対しツェナダイオードZDのツェナ
電圧はV2より大きく、従ってトランジスタ42はオフとな
っている。
一方、発光駆動時にはベース部10側に設けた定電圧回
路30よりV3=18ボルトの電源電圧が供給され、この電源
電圧V3=18ボルトに対しツェナダイオードZDのツェナ電
圧が低いことから、ツェナダイオードZDが導通してトラ
ンジスタ42がオンし、発光素子44の発光駆動が行なわれ
る。
尚、コンデンサC1はトランジスタ42のオンによる発光
素子44の発光駆動時に充分な発光電流を流してもダイオ
ードD2以降の電源電圧が低下しないようにする電源バッ
クアップ用として設けている。
受光素子46はアンプ48に入力接続され、発光素子44を
発光駆動した際に検煙空間に流出入した煙濃度に応じた
散乱光の受光出力を生じ、ベース部10のサンプルホール
ド回路38を経由してADコンバータ26に供給するようにな
る。
更に、ヘッド部12−1には種別電圧発生回路16−1が
設けられ、ヘッド部12−1内には光電式煙検出部が設け
られていることから、光電式煙検出部を表わす種別電圧
をベース部10の伝送制御回路24に出力するようになる。
第2図は第1図のベース部10に装着されるイオン化式
煙検出部を備えた第2ヘッドとしてのヘッド部12−2の
実施例構成図である。
第2図において、ヘッド部12−2内には放射線源50を
備えた内部電極52、放射線透過穴を備えた中間電極54及
び外部からの煙が流入可能な外部電極56で成るイオン化
式チャンバーが設けられ、中間電極54の電極電圧をFET
等の高入力インピーダンス素子を入力段に備えたアンプ
58に入力し、流入した煙濃度に応じた連続的な検出出力
を生ずる。
また、ヘッド部12−2内には種別電圧発生回路16−2
が設けられ、検出部がイオン化式煙検出部であることを
示す種別電圧を発生している。尚、C2は電源バックアッ
プ用のコンデンサである。
次に、第1図の実施例の動作を説明する。
まず、ベース部10に対しては受信機より伝送路を介し
て第3図に示す伝送フォーマットにより感知器呼出しが
行なわれる。この第3図に示すフォーマットによる呼出
信号はインタェース回路20を介して伝送制御回路24に与
えられ、伝送制御回路24でアドレススイッチ22による自
己アドレスと呼出アドレスとを比較し、両者が一致した
ときに自己の呼出しを判別する。
ここで、受信機から火災感知器のベース部10に対する
伝送信号は、第4図(a)に示す電源電圧VLに信号電
圧VHを重畳した電圧モードで行なわれ、一方、感知器
ベース部10から受信機に対する火災検出データの送出
は、第4図(b)に示すように2つの電流値IHとILと
で成る電流モードで行なわれる。
伝送制御回路24において受信機からの呼出しが判別さ
れると、定電圧回路30に対し伝送制御回路24より発光駆
動制御信号が出力され、定電圧回路30からヘッド部12−
1に対し発光駆動電圧V3=18ボルトが所定周期に亘って
出力される。
即ち、第5図(a)に示すように、ヘッド部12−1に
対する電源電圧がV2=10ボルトからV3=18ボルトに所定
周期T1に亘って増加するようになる。
このため、ヘッド部12−1のツェナダイオードZDがV3
=18ボルトを受けて導通し、トランジスタ42のオンによ
り第5図(b)に示すように発光素子44の間欠発光駆動
が行なわれる。発光素子44からの光は検煙部に流入した
煙粒子により散乱され、受光素子46に入射し、アンプ48
からは第5図(c)に示す受光出力が得られる。尚、第
5図は煙濃度が増加した状態を3つに分けて示してお
り、従って同図(c)に示す受光出力は順次増加してい
る。
一方、ベース部10に設けたサンプルホールド回路38の
アナログスイッチ32は発光素子44の発光駆動タイミング
に同期して伝送制御回路24によりオンされており、従っ
てアンプ48からの受光出力はオン状態にあるアナログス
イッチ32を通ってコンデンサC0に充電されるサンプル動
作が行なわれ、T1の発光期間が終了するとアナログスイ
ッチ32はオフとなってコンデンサC0のサンプル電圧を一
定に保つホールド状態となる。このサンプルホールド回
路38のホールド状態でADコンバータ26が動作され、コン
デンサC0にホールドされている受光出力をデジタルデー
タに変換して伝送制御回路24に取り込み、インタフェー
ス回路20を介して第4図(b)に示した電流モードによ
るビットデータとして第3図の伝送フォーマットに従っ
て受信機に送出するようになる。
一方、ADコンバータ26によるAD変換が終了すると、伝
送制御回路24よりトランジスタ36にリセットパルスが出
力され、トランジスタ36のオンによりコンデンサC0の放
電リセットが行なわれる。
即ち、サンプルホールド回路38は、第5図(d)
(e)に示すように、ヘッド部12−1からの受光出力の
サンプルホールドと放電リセットを行なうようになる。
次に、第1図のベース部10に対し、第2図に示すイオ
ン化式検煙部を備えたヘッド部12−2を装着した場合の
動作を説明する。
ヘッド部12−2の装着に対し伝送制御回路24は種別電
圧発生回路16−2からの種別電圧に基づき連続出力を行
なうヘッド部であることを認識する。
このような連続出力を行なうヘッド部の装着を判別す
ると、伝送制御回路24はアナログスイッチ40を常時オン
状態に固定し、且つサンプルホールド回路38のアナログ
スイッチ32及びトランジスタ36は固定的にオフ状態とす
る。
従って、サンプルホールド回路38のコンデC0のアナロ
グスイッチ40のオンにより接続される抵抗R0とで成る積
分回路、即ちノイズフィルタが形成される。
この状態で第2図のヘッド部12−2のアンプ58から
は、第6図(a)に示すようなノイズ成分を含んだ検出
出分が与えられるが、抵抗R0とコンデンサC0の積分時定
数に従ったノイズ成分の除去によりADコンバータ26に対
し第6図(b)に示すノイズ成分を除去した検出出力を
供給することができる。
一方、ヘッド部12−2を接続した状態での受信機から
の呼出しに対しては、伝送制御回路24が種別電圧発生回
路16−2の種別電圧から連続出力を受けていることを判
別しているため、定電圧回路30に対する間欠駆動のため
の制御出力は行なわれず、自己の呼出しを判別したタイ
ミングでADコンバータ26を動作して抵抗R0及びコンデン
サC0で成るノイズフィルタを介して得られているヘッド
部12−2からの出力電圧をデジタルデータに変換し、第
3図に示すような伝送フォーマットに従って電流モード
のビットデータとしてインタフェース回路20を介して受
信機に送出するようになる。
尚、上記の実施例はベース部10に設けたADコンバータ
26でヘッド部からの出力をデジタルデータに変換して受
信機に送出する場合を例にとるものであったが、ADコン
バータを設けずにサンプルホールドもしくはノイズフィ
ルタを通過したヘッド検出出力を電流変換回路で電流値
に変換して受信機に出力する電流モード伝送としてもよ
い。
また、上記の実施例において、ヘッド部10は第3図に
示した伝送フォーマットによる受信機からの呼出しに応
答して火災検出データを送出する場合を例にとるもので
あったが、受信機からリセットパルスに続いてクロック
パルスを出力し、このクロックパルスを火災感知器側で
計数し、自己の設定値と一致したときに火災検出データ
を返送する伝送方式についてもそのまま適用することが
できる。
更に、上記の実施例は連続出力を生ずるヘッド部とし
てイオン化式を例にとったが熱式のヘッド部についても
同様である。
また、イオン化式であっても間欠動作を行なう方式の
ものにあってはサンプルホールド動作を行なうことは勿
論である。
[発明の効果] 以上説明したきたように本発明によれば、間欠出力ま
たは連続出力を生ずるヘッド種別の相違に対し共通にベ
ース部を使用でき、且つヘッドの種別に適合した回路処
理をベース内で形成できることで検出データの信頼性を
向上することができる。
また、間欠出力に対しベース部に設けたサンプルホー
ルド回路を変更することで連続出力に対するノイズフィ
ルタを形成できるため、ヘッド種別毎に処理回路を設け
た場合に比べ、ベース側の回路構成を大幅に簡略化する
ことができる。
更に、ヘッド部側にサンプルホールド回路またはノイ
ズフィルタを設けた場合にはベース部に対する出力イン
ピーダンスが高くなり、ヘッド部とベース部との嵌合接
続部でノイズを拾い易くなるが、本発明にあってはサン
プルホールド回路及びサンプルホールド回路の変更によ
り形成されるノイズフィルタをベース部側に設けている
ため、ヘッド部からの出力インピーダンスを低くするこ
とができ、特別な回路を付加することなくヘッドとベー
スの接合嵌合部でのノイズの拾い込みを最小限に抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光電式検出部を備えたヘッド装着状態での本発
明の一実施例を示した実施例構成図; 第2図は本発明で使用されるイオン化式検出部を備えた
ヘッド部の実施例構成図; 第3図は受信機と感知器の間の伝送フォーマット説明
図; 第4図は受信機と感知器の間の伝送モードの説明図; 第5図は本発明による光電式検出部の処理動作を示した
信号波形図; 第6図は本発明によるイオン化式検出部の処理動作を示
した信号波形図; 第7図は従来例を示した説明図である。 10:ベース部 12−1:ヘッド部(光電式) 12−2:ヘッド部(イオン化式) 16−1,16−2:種別電圧発生回路 18,28,30:定電圧回路 20:インタフェース回路 22:アドレススイッチ 24:伝送制御回路 26:ADコンバータ 32,40:アナログスイッチ 36,42:トランジスタ 38:サンプルホールド回路 44:発光素子 46:受光素子 48,56:アンプ 50:放射線源 52:内部電極 54:中間電極 56:外部電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド部とベース部とで構成され、受信機
    から引き出した伝送路に接続された火災によって発生す
    る煙、熱等の物理量を検出して火災検出データを送出す
    る火災感知器に於いて、 前記ヘッド部は、 火災によって発生する煙、熱等の物理量を検出して、間
    欠駆動されて間欠出力を行う検出部と該検出部が間欠出
    力を行うことを示す種別信号を発生する種別電圧発生部
    とで構成する第1ヘッドと; 火災によって発生する煙、熱等の物理量を検出し、連続
    駆動されて連続出力を行う検出部と該検出部が連続出力
    を行うことを示す種別信号を発生する種別電圧発生部と
    で構成する第2ヘッドの; 2種類を有し、 前記ベース部は、 前記検出部からの出力をコンデンサ等によりサンプルホ
    ールドするサンプルホールド回路と; 前記サンプルホールド回路中の前記コンデンサと、抵抗
    からなる積分回路を構成しノイズ成分を除去するノイズ
    フィルタ回路と; 前記ヘッド部の前記種別電圧発生部からの間欠出力を示
    す又は、連続出力を示す種別信号より、前記第1ヘッド
    か前記第2ヘッドかを判別し、第1ヘッドと判別した場
    合には前記検出部を間欠的に駆動させると共に、該検出
    部の間欠駆動に同期してサンプルホールド回路を制御し
    サンプルホールドした値をA/D変換してデータを取込み
    受信機に送出し、前記第2ヘッドと判別した場合には前
    記ノイズフィルタ回路を構成するよう制御しA/D変換し
    てデータを取込み受信機に送出する伝送制御回路と; を設けたことを特徴とする火災感知器。
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