JP2529990B2 - 大型画像表示装置 - Google Patents
大型画像表示装置Info
- Publication number
- JP2529990B2 JP2529990B2 JP63041003A JP4100388A JP2529990B2 JP 2529990 B2 JP2529990 B2 JP 2529990B2 JP 63041003 A JP63041003 A JP 63041003A JP 4100388 A JP4100388 A JP 4100388A JP 2529990 B2 JP2529990 B2 JP 2529990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- circuit board
- printed circuit
- lamp
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、マトリクス状に列設された多数の表示ラン
プにて画像を表示する大型画像表示装置に関するもので
ある。
プにて画像を表示する大型画像表示装置に関するもので
ある。
［従来の技術］ 従来、この種の大型画像表示装置は、第10図および第
11図に示すように、表示面1aが正方形となっている多色
発光型の表示ランプ１を、ハウジング２の前面にマトリ
クス状に多数列設して大型表示面を形成し、ハウジング
２内に収納されている表示ランプ駆動回路（図示せず）
によって各表示ランプ１の発光色および発光量を制御
し、広告画像、コンピュータグラフィック画像などの静
止画像の表示、電光ニュースのようなテロップ表示を行
うようになっている。なお、ビデオテープの録画映像、
テレビカメラにて撮影された映像などの動画を表示する
ようにしても良い。
11図に示すように、表示面1aが正方形となっている多色
発光型の表示ランプ１を、ハウジング２の前面にマトリ
クス状に多数列設して大型表示面を形成し、ハウジング
２内に収納されている表示ランプ駆動回路（図示せず）
によって各表示ランプ１の発光色および発光量を制御
し、広告画像、コンピュータグラフィック画像などの静
止画像の表示、電光ニュースのようなテロップ表示を行
うようになっている。なお、ビデオテープの録画映像、
テレビカメラにて撮影された映像などの動画を表示する
ようにしても良い。
ところで、このような大型画像表示装置において、多
数の表示ランプを一定ピッチで配設する必要があり、従
来、第11図に示すように、ハウジング２の前面に設けら
れた支持体30のランプ孔31に防水パッキン32を介して挿
入された表示ランプ１を、表示ランプ駆動回路が実装さ
れたプリント基板33に設けられたランプソケット34に装
着し、表示ランプ１を交換自在にしてメンテナンスを容
易にしたものがあった。
数の表示ランプを一定ピッチで配設する必要があり、従
来、第11図に示すように、ハウジング２の前面に設けら
れた支持体30のランプ孔31に防水パッキン32を介して挿
入された表示ランプ１を、表示ランプ駆動回路が実装さ
れたプリント基板33に設けられたランプソケット34に装
着し、表示ランプ１を交換自在にしてメンテナンスを容
易にしたものがあった。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、多数の表示
ランプ１をランプソケット34を介して接続しているの
で、運搬時の振動などによって接続不良が発生し易く、
しかも表示ランプ１のランプソケット34への装着状態が
ばらついて表示面が不揃いになるという問題があった。
一方、ランプソケット34を用いずに表示ランプ１をプリ
ント基板33に直付け（半田付け）した場合には、半田付
けを外して表示ランプ１の交換を行わなければならない
ので、表示ランプ１の発光不良が発生して表示ランプ１
を交換する際、交換作業が面倒になってメンテナンスが
やり難いという問題があった。また、表示ランプ１およ
び表示ランプ駆動回路が実装されたプリント基板33全体
を交換すると、メンテナンスコストが高くなってしまう
という問題があった。
ランプ１をランプソケット34を介して接続しているの
で、運搬時の振動などによって接続不良が発生し易く、
しかも表示ランプ１のランプソケット34への装着状態が
ばらついて表示面が不揃いになるという問題があった。
一方、ランプソケット34を用いずに表示ランプ１をプリ
ント基板33に直付け（半田付け）した場合には、半田付
けを外して表示ランプ１の交換を行わなければならない
ので、表示ランプ１の発光不良が発生して表示ランプ１
を交換する際、交換作業が面倒になってメンテナンスが
やり難いという問題があった。また、表示ランプ１およ
び表示ランプ駆動回路が実装されたプリント基板33全体
を交換すると、メンテナンスコストが高くなってしまう
という問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、接触不良による故障が発生し難い
上、表示ランプの表示面の不揃いを少なくすることがで
き、しかもメンテナンスが容易に行えるとともに、メン
テナンスコストを安くでき、しかも構成部材の実装が容
易で基板同士の間隔も一定にして、全体の構成が簡単な
大型画像表示装置を提供することにある。
目的とするところは、接触不良による故障が発生し難い
上、表示ランプの表示面の不揃いを少なくすることがで
き、しかもメンテナンスが容易に行えるとともに、メン
テナンスコストを安くでき、しかも構成部材の実装が容
易で基板同士の間隔も一定にして、全体の構成が簡単な
大型画像表示装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の大型画像表示装置は、ハウジングの前面に多
数の表示ランプをマトリクス状に列設し、ハウジング内
に収納された表示ランプ駆動回路により各表示ランプの
発光を制御して画像を表示するものであって、複数個の
表示ランプを一体化した表示モジュールをハウジングの
前面に列設配置し、上記表示モジュールのモジュールケ
ース内に、複数個の表示ランプの電極ピンが直付けされ
各電極ピンに給電する給電パターンが形成された給電用
プリント基板が表示面と平行に配設し、上記給電用プリ
ント基板に、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント
基板を接続自在とするコネクタを設けた大型画像表示装
置において、上記モジュールケースの前面投影形状は短
軸と長軸を有し、短軸方向には上記表示ランプを２個、
長軸方向には２個を越える数を列設し、上記給電用プリ
ント基板の長軸方向に沿って、短軸の略中央に上記コネ
クタを設け、上記表示ランプ駆動回路が実装された上記
プリント基板の一側縁には上記給電用プリント基板の上
記コネクタに接続されるコネクタ端子を設け、上記表示
ランプ駆動回路が実装された上記プリント基板の幅を上
記モジュールケースの長軸方向の幅以下としたものであ
る。
数の表示ランプをマトリクス状に列設し、ハウジング内
に収納された表示ランプ駆動回路により各表示ランプの
発光を制御して画像を表示するものであって、複数個の
表示ランプを一体化した表示モジュールをハウジングの
前面に列設配置し、上記表示モジュールのモジュールケ
ース内に、複数個の表示ランプの電極ピンが直付けされ
各電極ピンに給電する給電パターンが形成された給電用
プリント基板が表示面と平行に配設し、上記給電用プリ
ント基板に、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント
基板を接続自在とするコネクタを設けた大型画像表示装
置において、上記モジュールケースの前面投影形状は短
軸と長軸を有し、短軸方向には上記表示ランプを２個、
長軸方向には２個を越える数を列設し、上記給電用プリ
ント基板の長軸方向に沿って、短軸の略中央に上記コネ
クタを設け、上記表示ランプ駆動回路が実装された上記
プリント基板の一側縁には上記給電用プリント基板の上
記コネクタに接続されるコネクタ端子を設け、上記表示
ランプ駆動回路が実装された上記プリント基板の幅を上
記モジュールケースの長軸方向の幅以下としたものであ
る。
［作 用］ 本発明は上述のように構成されており、複数個の表示
ランプを一体化した表示モジュールのモジュールケース
内に給電パターンが形成されたプリント基板を表示面と
平行に配設し、このプリント基板に複数個の表示ランプ
の電極ピンを直付けしているので、接触不良による故障
が発生し難い上、表示ランプの表示面の不揃いを少なく
することができるようになっている。また、給電用プリ
ント基板に、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント
基板をコネクタ接続自在としたので、表示ランプの発光
不良発生時の交換作業が表示モジュールを交換するだけ
で容易に行え、メンテナンスが容易になり、しかも発光
不良の表示ランプを含む表示モジュールを表示ランプ駆
動回路から離脱して交換すれば良く、メンテナンスコス
トを安くできることになり、しかも上記モジュールケー
スの前面投影形状は短軸と長軸を有し、短軸方向には上
記表示ランプを２個、長軸方向には２個を越える数を列
設し、上記給電用プリント基板の長軸方向に沿って、短
軸の略中央に上記コネクタを設け、上記表示ランプ駆動
回路が実装された上記プリント基板の一側縁には上記給
電用プリント基板の上記コネクタに接続されるコネクタ
端子を設け、上記表示ランプ駆動回路が実装された上記
プリント基板の幅を上記モジュールケースの長軸方向の
幅以下としたので、構成部材の実装や容易に行える上
に、基板同士の間隔も一定にでき、全体の構成が簡単で
あるという効果がある。
ランプを一体化した表示モジュールのモジュールケース
内に給電パターンが形成されたプリント基板を表示面と
平行に配設し、このプリント基板に複数個の表示ランプ
の電極ピンを直付けしているので、接触不良による故障
が発生し難い上、表示ランプの表示面の不揃いを少なく
することができるようになっている。また、給電用プリ
ント基板に、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント
基板をコネクタ接続自在としたので、表示ランプの発光
不良発生時の交換作業が表示モジュールを交換するだけ
で容易に行え、メンテナンスが容易になり、しかも発光
不良の表示ランプを含む表示モジュールを表示ランプ駆
動回路から離脱して交換すれば良く、メンテナンスコス
トを安くできることになり、しかも上記モジュールケー
スの前面投影形状は短軸と長軸を有し、短軸方向には上
記表示ランプを２個、長軸方向には２個を越える数を列
設し、上記給電用プリント基板の長軸方向に沿って、短
軸の略中央に上記コネクタを設け、上記表示ランプ駆動
回路が実装された上記プリント基板の一側縁には上記給
電用プリント基板の上記コネクタに接続されるコネクタ
端子を設け、上記表示ランプ駆動回路が実装された上記
プリント基板の幅を上記モジュールケースの長軸方向の
幅以下としたので、構成部材の実装や容易に行える上
に、基板同士の間隔も一定にでき、全体の構成が簡単で
あるという効果がある。
第１図乃至第９図は本発明一実施例を示すもので、ハ
ウジング２の前面にマトリクス状に配設される表示ラン
プ１は、第８図および第９図に示すように、４個の独立
した正方形の発光部を有し表示面にR,G,Bフィルタが覆
着された多色発光可能な蛍光ランプよりなるランプ本体
10と、ランプ本体10の基部（フィラメント部）を囲むよ
うに設けられた筒状のランプ保持体11とで形成され、ラ
ンプ保持体11の後部開口の周縁には表示ランプ１の電極
引出し線15aが接続される電極ピン15が突設されて口金
部が形成されている。また、ランプ保持体11の後部開口
は吸気口12となっており、ランプ保持体10の周面の前部
下面には排気口13が設けられ、ランプ保持体11とランプ
本体10との間に通風路14が形成されている。したがっ
て、後述する送風ファンによる送風を、表示ランプ１の
吸気口12に対応して穿設されるプリント基板21の通風孔
29、各表示ランプ１の通風路14および表示ランプ１間の
微少間隙５を介して流すことにより、各表示ランプ１の
放熱を均一化し、温度変化による表示ランプ１の発光効
率のばらつきを防止して、高品質のカラー画像を表示で
きるようにしている。
ウジング２の前面にマトリクス状に配設される表示ラン
プ１は、第８図および第９図に示すように、４個の独立
した正方形の発光部を有し表示面にR,G,Bフィルタが覆
着された多色発光可能な蛍光ランプよりなるランプ本体
10と、ランプ本体10の基部（フィラメント部）を囲むよ
うに設けられた筒状のランプ保持体11とで形成され、ラ
ンプ保持体11の後部開口の周縁には表示ランプ１の電極
引出し線15aが接続される電極ピン15が突設されて口金
部が形成されている。また、ランプ保持体11の後部開口
は吸気口12となっており、ランプ保持体10の周面の前部
下面には排気口13が設けられ、ランプ保持体11とランプ
本体10との間に通風路14が形成されている。したがっ
て、後述する送風ファンによる送風を、表示ランプ１の
吸気口12に対応して穿設されるプリント基板21の通風孔
29、各表示ランプ１の通風路14および表示ランプ１間の
微少間隙５を介して流すことにより、各表示ランプ１の
放熱を均一化し、温度変化による表示ランプ１の発光効
率のばらつきを防止して、高品質のカラー画像を表示で
きるようにしている。
また、実施例にあっては、表示面1aで太陽光が反射さ
れるのを防止するシェード７を各表示ランプ１に取着
し、該シェード７の基部に表示ランプ１間の上下方向の
微少間隙５に挿入され排気口13に適宜間隔をもって対向
する防水板部８を設けており、コントラスト改善用のシ
ェード７の基部を利用して、各表示ランプ１間に形成さ
れる排気用の微少間隙５および表示ランプ１の前部下面
に形成された排気口13からの雨水の侵入を阻止してい
る。なお、このシェード７は、ステンレス薄板を所定形
状に打ち抜いて、上段の遮光部7aを折曲形成するととも
に、下段の遮光部7bを切り起こし、黒色焼き付け塗装を
施して形成されている。
れるのを防止するシェード７を各表示ランプ１に取着
し、該シェード７の基部に表示ランプ１間の上下方向の
微少間隙５に挿入され排気口13に適宜間隔をもって対向
する防水板部８を設けており、コントラスト改善用のシ
ェード７の基部を利用して、各表示ランプ１間に形成さ
れる排気用の微少間隙５および表示ランプ１の前部下面
に形成された排気口13からの雨水の侵入を阻止してい
る。なお、このシェード７は、ステンレス薄板を所定形
状に打ち抜いて、上段の遮光部7aを折曲形成するととも
に、下段の遮光部7bを切り起こし、黒色焼き付け塗装を
施して形成されている。
また、実施例では、上述した表示ランプ１を第１図乃
至第５図に示すように、16個（８×２個）一体化して表
示モジュール３が形成され、この表示モジュール３を第
６図および第７図に示すように、８個（２×４個）一体
化して表示ユニット４が形成されており、さらに、複数
個の表示ユニット４をハウジング２の前面にマトリクス
状に配設して所定画素数の大型画像表示を行えるように
している。
至第５図に示すように、16個（８×２個）一体化して表
示モジュール３が形成され、この表示モジュール３を第
６図および第７図に示すように、８個（２×４個）一体
化して表示ユニット４が形成されており、さらに、複数
個の表示ユニット４をハウジング２の前面にマトリクス
状に配設して所定画素数の大型画像表示を行えるように
している。
第１図乃至第５図に示す表示モジュール３は、モジュ
ールケース20の前面に16個の表示ランプ１を上下２列に
配置し、モジュールケース20内に、表示ランプ１の電極
ピン15が半田付けにて直付けされ、各電極ピン15に給電
する給電パターンが形成されたプリント基板21を表示面
と平行に配置して形成されており、プリント基板21に
は、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント基板41を
接続自在とするコネクタ28が設けられている。また、プ
リント基板21には、表示ランプ１の吸気口12に対応した
通風孔29が形成されており、プリント基板21を前面板と
平行に配設した場合にあっても各表示ランプ１の通風路
14への送風がスムーズに行えるようにしている。
ールケース20の前面に16個の表示ランプ１を上下２列に
配置し、モジュールケース20内に、表示ランプ１の電極
ピン15が半田付けにて直付けされ、各電極ピン15に給電
する給電パターンが形成されたプリント基板21を表示面
と平行に配置して形成されており、プリント基板21に
は、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント基板41を
接続自在とするコネクタ28が設けられている。また、プ
リント基板21には、表示ランプ１の吸気口12に対応した
通風孔29が形成されており、プリント基板21を前面板と
平行に配設した場合にあっても各表示ランプ１の通風路
14への送風がスムーズに行えるようにしている。
ここに、実施例にあっては、表示モジュール３のモジ
ュールケース20は、前部が３分され後部が２分されるよ
うに上下方向に３分割されており、中央のケース本体20
aの上下に上カバー20bおよび下カバー20cを取着して形
成され、モジュールケース20の前面に形成されるランプ
孔23は、分割ケースであるケース本体20aと、上下カバ
ー20b,20cの接合部にそれぞれ跨がるように複数個（８
個づつ）設けられている。また、表示ランプ１のランプ
保持体11の円筒部の周面には、上記ランプ孔23の周縁嵌
合される嵌合溝24が形成されており、ランプ孔23の周縁
を表示ランプ１の嵌合溝24に嵌合させることにより、水
密構造が簡単な構成で実現できるとともに、表示ランプ
１の上下左右方向および前後方向の正確な位置決めが行
えるようになっている。また、モジュールケース20内に
は、前面板22と平行な防水壁25が設けられており、この
防水壁25の接合部に跨がるように穿設されたランプ孔26
の周縁をランプ保持体11の円筒部の周面に形成された第
２の嵌合溝27に嵌合して第２の水密構造が形成され、よ
り確実な防水機能が得られるようにしている。さらに、
下カバー20cの下面板には、前面板22と防水壁25との間
に侵入した雨水を排水するための水抜き孔35が形成され
ており、侵入した雨水が滞留して２重水密構造が損なわ
れることがないようになっている。
ュールケース20は、前部が３分され後部が２分されるよ
うに上下方向に３分割されており、中央のケース本体20
aの上下に上カバー20bおよび下カバー20cを取着して形
成され、モジュールケース20の前面に形成されるランプ
孔23は、分割ケースであるケース本体20aと、上下カバ
ー20b,20cの接合部にそれぞれ跨がるように複数個（８
個づつ）設けられている。また、表示ランプ１のランプ
保持体11の円筒部の周面には、上記ランプ孔23の周縁嵌
合される嵌合溝24が形成されており、ランプ孔23の周縁
を表示ランプ１の嵌合溝24に嵌合させることにより、水
密構造が簡単な構成で実現できるとともに、表示ランプ
１の上下左右方向および前後方向の正確な位置決めが行
えるようになっている。また、モジュールケース20内に
は、前面板22と平行な防水壁25が設けられており、この
防水壁25の接合部に跨がるように穿設されたランプ孔26
の周縁をランプ保持体11の円筒部の周面に形成された第
２の嵌合溝27に嵌合して第２の水密構造が形成され、よ
り確実な防水機能が得られるようにしている。さらに、
下カバー20cの下面板には、前面板22と防水壁25との間
に侵入した雨水を排水するための水抜き孔35が形成され
ており、侵入した雨水が滞留して２重水密構造が損なわ
れることがないようになっている。
一方、上述の表示モジュール３を複数個一体化した表
示ユニット４は、第６図および第７図に示すように、角
筒状のケース本体40a、裏面カバー40bおよび裏面板40c
よりなるユニットケース40の前面に８個の表示モジュー
ル３をマトリックス状に配設するとともに、各表示モジ
ュール３の裏面に突設された駆動用プリント基板41を収
納するように形成されている。また、ユニットケース40
の裏面板40cの内面には、吸気口42aに対応して設けられ
表示ランプ１および表示ランプ駆動回路の過熱を防止す
る送風ファン42と、入力される表示ランプ制御信号を各
駆動用プリント基板41の表示ランプ駆動回路に分配する
分配回路が実装された入力用プリント基板43とが取着さ
れており、また、裏面板40cの外面には電源用コネクタ4
5a、信号用コネクタ45b,45cが設けられている。なお、
上記分配回路から出力される電源および制御信号はケー
ブルを介して駆動用プリント基板41に設けられたコネク
タ44a〜44cに接続されるようになっており、駆動用プリ
ント基板41に突設された接続ピンは、コネクタ孔28′を
介して駆動用プリント基板41のコネクタ28に接続された
されるようになっている。
示ユニット４は、第６図および第７図に示すように、角
筒状のケース本体40a、裏面カバー40bおよび裏面板40c
よりなるユニットケース40の前面に８個の表示モジュー
ル３をマトリックス状に配設するとともに、各表示モジ
ュール３の裏面に突設された駆動用プリント基板41を収
納するように形成されている。また、ユニットケース40
の裏面板40cの内面には、吸気口42aに対応して設けられ
表示ランプ１および表示ランプ駆動回路の過熱を防止す
る送風ファン42と、入力される表示ランプ制御信号を各
駆動用プリント基板41の表示ランプ駆動回路に分配する
分配回路が実装された入力用プリント基板43とが取着さ
れており、また、裏面板40cの外面には電源用コネクタ4
5a、信号用コネクタ45b,45cが設けられている。なお、
上記分配回路から出力される電源および制御信号はケー
ブルを介して駆動用プリント基板41に設けられたコネク
タ44a〜44cに接続されるようになっており、駆動用プリ
ント基板41に突設された接続ピンは、コネクタ孔28′を
介して駆動用プリント基板41のコネクタ28に接続された
されるようになっている。
［発明の効果］ 本発明は上述のように構成されており、複数個の表示
ランプを一体化した表示モジュールのモジュールケース
内に給電パターンが形成されたプリント基板を表示面と
平行に配設し、このプリント基板に複数個の表示ランプ
の電極ピンを直付けしているので、接触不良による故障
が発生し難い上、表示ランプの表示面の不揃いを少なく
することができ、その結果多数の表示ランプで構成され
る画像表示面において画像表示する際表示面の不揃いに
よって違和感や画素の欠陥と思わせるようなことが生じ
ることがないため、良好な画像品質が得られるという効
果があり、また、給電用プリント基板に、表示ランプ駆
動回路が実装されたプリント基板をコネクタ接続自在と
したので、表示ランプの発光不良発生時の交換作業が表
示モジュールを交換するだけで容易に行え、メンテナン
スが容易になり、しかも発光不良の表示ランプを含む表
示モジュールを表示ランプ駆動回路から離脱して交換す
れば良いので、メンテナンスコストを安くできるという
効果がある。しかも上記モジュールケースの前面投影形
状は短軸と長軸を有し、短軸方向には上記表示ランプを
２個、長軸方向には２個を越える数を列設し、上記給電
用プリント基板の長軸方向に沿って、短軸の略中央に上
記コネクタを設け、上記表示ランプ駆動回路が実装され
た上記プリント基板の一側縁には上記給電用プリント基
板の上記コネクタに接続されるコネクタ端子を設け、上
記表示ランプ駆動回路が実装された上記プリント基板の
幅を上記モジュールケースの長軸方向の幅以下としたの
で、構成部材の実装や容易に行える上に、基板同士の間
隔も一定にでき、全体の構成が簡単であるという効果が
ある。
ランプを一体化した表示モジュールのモジュールケース
内に給電パターンが形成されたプリント基板を表示面と
平行に配設し、このプリント基板に複数個の表示ランプ
の電極ピンを直付けしているので、接触不良による故障
が発生し難い上、表示ランプの表示面の不揃いを少なく
することができ、その結果多数の表示ランプで構成され
る画像表示面において画像表示する際表示面の不揃いに
よって違和感や画素の欠陥と思わせるようなことが生じ
ることがないため、良好な画像品質が得られるという効
果があり、また、給電用プリント基板に、表示ランプ駆
動回路が実装されたプリント基板をコネクタ接続自在と
したので、表示ランプの発光不良発生時の交換作業が表
示モジュールを交換するだけで容易に行え、メンテナン
スが容易になり、しかも発光不良の表示ランプを含む表
示モジュールを表示ランプ駆動回路から離脱して交換す
れば良いので、メンテナンスコストを安くできるという
効果がある。しかも上記モジュールケースの前面投影形
状は短軸と長軸を有し、短軸方向には上記表示ランプを
２個、長軸方向には２個を越える数を列設し、上記給電
用プリント基板の長軸方向に沿って、短軸の略中央に上
記コネクタを設け、上記表示ランプ駆動回路が実装され
た上記プリント基板の一側縁には上記給電用プリント基
板の上記コネクタに接続されるコネクタ端子を設け、上
記表示ランプ駆動回路が実装された上記プリント基板の
幅を上記モジュールケースの長軸方向の幅以下としたの
で、構成部材の実装や容易に行える上に、基板同士の間
隔も一定にでき、全体の構成が簡単であるという効果が
ある。
第１図は本発明一実施例の要部断面図、第２図は同上の
要部分解斜視図、第３図は同上の要部正面図、第４図は
同上の要部側面図、第５図は同上の要部斜視図、第６図
は同上の要部斜視図、第７図は同上の要部分解斜視図、
第８図は同上の要部斜視図、第９図は同上の要部断面
図、第10図は従来例の斜視図、第11図（ａ）は同上の要
部断面図、第11図（ｂ）は同上の要部正面図である。 １は表示ランプ、２はハウジング、３は表示モジュー
ル、15は電極ピン、20はモジュールケース、21はプリン
ト基板、28はコネクタである。
要部分解斜視図、第３図は同上の要部正面図、第４図は
同上の要部側面図、第５図は同上の要部斜視図、第６図
は同上の要部斜視図、第７図は同上の要部分解斜視図、
第８図は同上の要部斜視図、第９図は同上の要部断面
図、第10図は従来例の斜視図、第11図（ａ）は同上の要
部断面図、第11図（ｂ）は同上の要部正面図である。 １は表示ランプ、２はハウジング、３は表示モジュー
ル、15は電極ピン、20はモジュールケース、21はプリン
ト基板、28はコネクタである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 和久 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−122089（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−113378（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ハウジングの前面に多数の表示ランプをマ
トリクス状に列設し、ハウジング内に収納された表示ラ
ンプ駆動回路により各表示ランプの発光を制御して画像
を表示するようにしたものであって、複数個の表示ラン
プを一体化した表示モジュールをハウジングの前面に列
設配置し、上記表示モジュールのモジュールケース内
に、複数個の表示ランプの電極ピンが直付けされ各電極
ピンに給電する給電パターンが形成された給電用プリン
ト基板を表示面と平行に配設し、上記給電用プリント基
板に、表示ランプ駆動回路が実装されたプリント基板を
接続自在とするコネクタを設けた大型画像表示装置にお
いて、上記モジュールケースの前面投影形状は短軸と長
軸を有し、短軸方向には上記表示ランプを２個、長軸方
向には２個を越える数を列設し、上記給電用プリント基
板の長軸方向に沿って、短軸の略中央に上記コネクタを
設け、上記表示ランプ駆動回路が実装された上記プリン
ト基板の一側縁には上記給電用プリント基板の上記コネ
クタに接続されるコネクタ端子を設け、上記表示ランプ
駆動回路が実装された上記プリント基板の幅を上記モジ
ュールケースの長軸方向の幅以下としたことを特徴とす
る大型画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041003A JP2529990B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 大型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041003A JP2529990B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 大型画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01216387A JPH01216387A (ja) | 1989-08-30 |
| JP2529990B2 true JP2529990B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=12596228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63041003A Expired - Lifetime JP2529990B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 大型画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529990B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62113378U (ja) * | 1986-01-06 | 1987-07-18 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP63041003A patent/JP2529990B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01216387A (ja) | 1989-08-30 |
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