JP2529555Y2 - 身装品等乾燥装置 - Google Patents

身装品等乾燥装置

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JP2529555Y2
JP2529555Y2 JP1991080283U JP8028391U JP2529555Y2 JP 2529555 Y2 JP2529555 Y2 JP 2529555Y2 JP 1991080283 U JP1991080283 U JP 1991080283U JP 8028391 U JP8028391 U JP 8028391U JP 2529555 Y2 JP2529555 Y2 JP 2529555Y2
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隆行 木村
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隆行 木村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は身装品等乾燥装置に係
り、その目的は主として作業時に使用する長靴等の作業
靴、或いはゴルフバッグ、スキーウエア等の様々な大き
さ、形状の身装品を同時に収納することが可能であり、
しかもこれら様々な大きさ、形状の被収納物を均等に略
同し速度で効率良く、その素材を傷めることのない低温
で確実に乾燥させることができ、さらに一時的に温風乾
燥を行ったり、消毒剤の噴霧を行ったりすることができ
る身装品等乾燥装置を提供することにある。、尚、この
明細書で低温とは、通常使用される靴等を熱劣化させ、
破損させることがない程度の温度のことをいい、具体的
には約40℃程度以下の温度のことをいう。
【0002】
【従来の技術】従来より、食品業界をはじめ衛生管理が
必要とされる各種分野の工場では、衛生管理上、作業時
には専用の作業靴を着用することが義務付けられてい
る。このような専用の作業靴は、作業中に作業者からの
発汗等で内部が湿潤状態となることが多く、この作業靴
を着用するということは作業者にとって不快で苦痛なも
のであった。特に、水を使用する食品工場、或いは作業
者が汚れ易い環境のもとでの作業が必要とされる工場は
通常専用の作業靴として長靴を使用することが多く、作
業中に汗で長靴が湿潤状態となり、且つこの汗等の水分
も排出されず、より靴の内部は湿潤状態に保持されてい
た。
【0003】しかも、この作業靴は通常毎日同じ作業靴
を使用するというものであるため、作業終了後翌日まで
に完全に乾くことはなく、これら長靴等の作業靴は常に
濡れたままの状態で保持されており、長靴等が汗等の水
分を吸収することもなく、単に作業者を濡らすだけでよ
り作業者に苦痛を与えるものであった。更には、この濡
れたままの状態で保持された長靴等の作業靴は、作業者
に苦痛を与えるばかりで無く、菌等が繁殖し易い環境と
なり不衛生なものであり、工場の衛生管理という観点か
らも大きな問題となっていた。
【0004】上記の如く、湿潤状態に保持された作業靴
は作業者に苦痛を与え、更には菌等を繁殖させ易い不衛
生な環境を生じる原因となっているため、作業靴を乾燥
させる装置の開発も種々行われている。
【0005】このような作業靴を乾燥させる装置として
は例えば実開平1−160966号にて「ブーツドライヤー」
が開示されている。この「ブーツドライヤー」は図14に
その側面を示すように、箱体(A) の下方に発熱体(B-1)
と送風機(B-2) よりなる温風発生装置(B) が設けられ、
この温風発生装置(B) に集中ダクト(C) が接続され、こ
の集中ダクト(C) から通孔を設けた複数の分岐ダクト(C
-1) が分岐され、この分岐ダクト(C-1) の先端部に複数
個の通孔を有するブーツハンガー(D) が接続されてなる
装置である。このような構成からなるブーツハンガーで
は、図示する如く作業後の濡れた長靴をブーツハンガー
(D) に倒立して被せ、温風発生装置を作動させて集中ダ
クト(C) 、分岐ダクト(C-1) を介してブーツ内へ温風を
吹き込んで長靴の内部を強制的に乾燥させる。
【0006】一方では実公平58-49745号にて「靴乾燥
機」も開示されている。この装置は図15乃至16に示すよ
うに箱状をした乾燥機本体(E) の背板側に温風を供給す
るための本管ダクト(F) を配設し、吹出口(K) を有する
棚板ダクト(G)を裏面に固着した棚板(H) を乾燥機本体
(E) に着脱自在に取付けている。このような「靴乾燥
機」では、棚板(H) 上に長靴等を載置し、温風発生機
(I)を作動させ、発生した温風を本管ダクト(F) から棚
板ダクト(G) を介して吹出口(K) から吹き出させて温風
の熱と風で靴を乾燥させる。ところが、上記した「ブー
ツドライヤー」では、濡れた長靴を一本、一本のブーツ
ハンガー(D) に被せて使用するため、一度に乾燥できる
長靴の数が限定されており、一度に大量の長靴を同時に
乾燥させることができなかった。
【0007】また、実公平58-49745号「靴乾燥機」にお
いては、乾燥させる靴の数が限定されるという前記課題
は解決することができるが、その乾燥手段が温風発生機
(I)による熱と風であるため、この温風の温度により、
例えば作業用の長靴等、表面が熱に弱い素材で形成され
ているものの場合では、繰り返される加熱によりゴム系
樹脂が耐熱劣化を起こしたり、或いは可塑剤が表面に浮
き出したりして長靴そのものの素材を傷めてしまう恐れ
があった。
【0008】一方、実開昭58−34633号公報で
は、多数の室を仕切板によって区画し、各室の正面には
開閉扉を設けたはきもの箱において、上部又は下部に空
気取入口と排気口を設け、されに排気口側には脱臭剤
を、空気取入口には乾燥機ユニットの吸気口を連絡させ
た乾燥機付きはきもの箱が開示されている。さらに、実
開昭53−150575号公報では、金属製若しくは木
製の靴収納箱の後壁上方に通気窓を形成し、この収納箱
の底板上に絶縁体を介して電熱線を配設すると共に、こ
の電熱線の温度および乾燥時間をコントロールするよう
に構成した靴乾燥器が開示されている。また、実開昭6
1−21494号公報では、消毒剤を送風機に空気とと
もに循環させる温風乾燥器が開示されている。さらに
は、実開昭61−126996号公報では、乾燥室内の
空気を除湿して乾燥機内に戻すか、或いは機外に排出す
るようにした乾燥機が開示されている。また、実開昭5
1−98871号公報及び実開昭52−28178号公
報における水産物の乾燥装置では、給気ファンと排気フ
ァンを設け乾燥風を強制的に流す技術が開示されてい
る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭58−34633号公報にて開示されている乾燥機
付きはきもの箱では、収納するはきものの室の位置によ
って乾燥速度が異なり、乾燥機ユニットより遠く離れた
位置の室に収納したはきもの類では、乾燥するまでに相
当の時間が必要とされるという課題が存在した。さら
に、実開昭53−150575号公報にて開示されてい
る靴乾燥器では、収容した靴をその底部の電熱線を介し
て暖めて、この熱により乾燥させる構成としているか
ら、靴内部、特に脚首部分内部の乾燥が非常に遅く、さ
らには長靴等では乾燥するまでに非常に時間がかかる、
しかも電熱線の温度を必要以上に高くすると、かえって
靴素材を傷めてしまうという課題が存在した。さらに、
この開示技術では個々の収納箱それぞれに電熱線を配設
しなければならないため、非常に製造が大掛かりなもの
となってしまうという課題も存在した。一方、実開昭6
1−21494号公報にて開示されている温風乾燥器で
は手拭い等、物干しパイプに掛けられるものを対象とし
た乾燥器であるから、長靴等の乾燥には適していないと
いう課題が存在した。さらに、実開昭61−12699
6号公報開示の乾燥機では、乾燥室内の空気を熱交換器
を通して除湿して乾燥室内に戻すだけであるので、泥や
水等が付着している長靴等を短時間で乾燥させることは
できないという課題が存在した。また、実開昭51−9
8871号公報及び実開昭52−28178号公報開示
の水産物の乾燥装置では、一つの広い乾燥室内に載置さ
れた多量の水産物を急速に乾燥させるには適しているも
のの、靴箱のような複数段多区画に収納された被収納物
の全てを万遍なく乾燥させるには適していなかった。そ
こで、上記実情に鑑み、業界では長靴等の作業靴をその
素材を傷めることなく簡便且つ確実に、しかも一度に複
数のものを略同時に収納して、略同時に短時間で乾燥さ
せることができ、さらに乾燥後の靴内に細菌の繁殖等不
衛生な環境を生じさせることなく、また作業靴以外にゴ
ルフバッグやスキーウエア等の身装品に広く利用できる
身装品等乾燥装置の創出が望まれていた。
【0010】
【考案の解決手段】この考案では、上記課題を解決する
ために、身装品等乾燥装置を両側に空気流通部が設けら
れ、少なくとも前面が開口された中空の収納装置と、こ
の収納装置に連通連結された消毒剤噴霧装置と低温除湿
装置とから成る身装品等燥乾燥装置であって、前記収納
装置は区画枠で一列が少なくとも2段以上の複数段に並
列された複数の収納箱に区画され、この収納箱は前面に
開閉自在の扉が設けられるとともにそれぞれ底面が挿脱
自在のスリット棚とされてなり、且つ横列方向の左右両
端側に位置する収納箱の左側部又は右側部には横列方向
においてそれぞれ送風ファンと吸気ファンとが相対する
ように且つ縦列方向において一段毎又は複数段毎に送風
ファンと吸気ファンとが交互になるように送風ファン又
は吸気ファンが設けられ、前記送風ファンと吸気ファン
とにより収納箱内の空気が強制的に横列方向に循環され
てなることとした。
【0011】
【作用】請求項1の考案では、収納箱は底面が挿脱自在
のスリット棚とされているから、このスリット棚を自在
に配設することにより、短形及び/又は長形に収納箱を
形成することができ、靴、長靴以外に、例えばスキーウ
エアー、ゴルフバッグ、コート等を一度に収納して、素
材を傷めることのない低温で、且つ強制対流で効率良く
乾燥させることができる乾燥装置となる。しかも、横列
方向の左右両端側に位置する収納箱の左側部又は右側部
には、送風ファンと吸気ファンとが相対するように送風
ファン又は吸気ファンが設けられているから、区画枠に
て並列された横列毎の空気流が相対する送風ファンと吸
気ファンとにより強制送風、強制吸入、強制送風、強制
吸入……と両側部の空気流通部を介して強制的に対流さ
れるため、乾燥、除湿がより効果的に行われ、どの収納
箱内に収納されている被収納物でも略同じ速度で乾燥さ
せることができ、複数のものを同時に乾燥させることが
できるとともに、素材を傷めることなく、短時間で効率
良く乾燥を行うことができる。また、収納装置には消毒
剤噴霧装置が連通連結されているので、消毒剤を収納装
置内に噴霧させることができる。請求項2の考案では、
収納箱の上部に送風ファンが挿脱自在に設けられる構成
としているから、前記したような横列毎の強制空気対流
に加えて、縦列方向へも強制的に空気を対流させること
ができ、靴の内部に直接空気流を吹きつけることでより
乾燥時間を短縮することができ、濡れのひどい靴等の乾
燥に最適な乾燥装置となる。請求項3の考案では、送風
ファンの近傍に消毒剤噴霧装置と連結された噴射ノズル
を設ける構成としているから、空気流とともに消毒剤の
噴霧を同時に行うことができ、被乾燥物を衛生的に維持
することができる。請求項4の考案では、スリット棚に
ヒーター線を埋設する構成としているから、必要に応じ
て熱による乾燥を底部において行うことができる。請求
項5の考案では、スリット棚に底板を着脱自在に設ける
構成としているから、例えば泥汚れのひどい靴等を収納
させる場合、底板を装着させることにより、下段への泥
等の落下を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの考案の第一実施例に係る身装品等乾
燥装置を示す外観説明図である。図中、(1) は身装品等
乾燥装置、(2) は収納装置、(3) はX軸方向の区画枠、
(4) はY軸方向の区画枠、(5) はZ軸方向の区画枠、
(6) は収納箱、(7) は低温除湿装置、(8) は消毒剤噴霧
装置である。
【0013】この考案に係る身装品等乾燥装置(1) の収
納装置(2) は、方形の形状でその前面と背面とが開口さ
れた中空の収納装置(2) である。この収納装置(2) の開
口された前面と背面とにそれぞれX軸方向の区画枠(3)
とY軸方向の区画枠(4) とが形成され、この前面と背面
とにそれぞれ形成された区画枠はZ軸方向の区画枠(5)
により結ばれて収納箱(6) に区画される。この第一実施
例では図示する如く、1列3段の収納箱(6) に区画され
ている。尚、この収納箱(6) は1列複数段に区画されれ
ばよく、特に段数については限定されない。この理由
は、後記使用方法で詳述する如く、前面と背面の両側か
ら出し入れできる収納箱(6) として、より衛生管理を徹
底するためである。
【0014】この収納箱(6) の詳細については後記図3
で詳述するが、この収納箱(6) は個々の作業靴等の身装
品を収納するために区画された収納箱(6) であり、この
個々の収納箱(6) の前面と後面とはガラス扉で開閉自在
とされており、前面と後面とから作業靴の身装品を出し
入れできるようにされている。
【0015】また、この収納箱(2) はその底面に挿脱自
在なスリット棚(12)が形成され、作業靴等身装品を載置
できるようにされているだけで、隣接する収納箱(6) は
相互に連通されており、収納装置(2) 内を空気が循環す
るようにされている。
【0016】この収納装置(2) は低温除湿装置(7) と連
通連結されている。この除湿装置(7) は各収納箱(6) に
収納された作業靴等身装品を乾燥するために設けられた
装置であり、収納装置(2) 内の空気を吸引して湿気を取
り除いて作業靴等身装品を乾燥させる装置である。この
除湿装置(7) の詳細については後記図4で詳述する。
【0017】さらにこの考案において収納装置(2) は消
毒剤噴霧装置(8) と連通連結されている。この消毒剤噴
霧装置(8) は消毒剤をコンプレッサーで噴霧し、超微粒
子状となった消毒剤が収納装置(2) 内を自重で拡散さ
れ、作業靴等の身装品を消毒する。その詳細については
後記図4で詳述する。
【0018】図3は図1のAの位置に形成された収納箱
(6) を示す拡大斜視図である。この収納箱(6) のX軸方
向の区画枠(3) とY軸方向の区画枠(4) とからなる前面
は図示する如くガラス用蝶番(9) とマグネット(10)によ
り、ガラス扉(11)が開閉自在に蝶着されている。また、
背面も前面と同様の構成とされており、前面と背面から
作業靴等身装品を出し入れできるようにされている。
【0019】この収納箱(6) の底面と上面とはZ軸方向
の区画枠(5) 間に挿通された金属棒でスリット棚(12)が
形成されている。即ち、この収納箱(6) の底面及び上面
((A) の上段に位置する収納箱(6) では底面)はスリ
ット棚(12)が形成されており、靴が載置できるようにさ
れている。また、この実施例では側部にはスリット棚等
は形成されておらず、空気の循環をよくするようにされ
ている。
【0020】更には、この収納箱(6) は図示する如く、
分割スリット棚(13)が設けられ、上段と下段とに分割さ
れている。この上段には、ズック、スリッパ等底の短靴
が収納され、下段には長靴等が収納できるようにされて
いる。
【0021】図4は低温除湿装置(7) 及び消毒剤噴霧装
置(8) の側面からケーシング内を見た図である。下段に
低温除湿装置(7) が設けられ、上段に消毒剤噴霧装置
(8) が設けられている。この除湿装置(7) は、開口(14)
を介して収納装置(2) と連通され、この開口(14)にコン
デンサー(15)が連結され、このコンデンサー(15)は吸気
ファン(16)と連通連結され、この吸気ファン(16)は排出
口(17)を介して外部と連通されている。また、コンデン
サー(15)の下方には水排出路(18)が設けられている。
【0022】このような構成からなる低温除湿装置(7)
では、実線の矢印で示す如く、収納装置(2) 内の湿気を
含む空気を開口(14)から吸気ファン(16)で吸引し、排出
口(17)から排出する。その際、開口(14)と連通連結され
たコンデンサー(15)で湿気を凝縮して水とし、この水は
太線の矢印で示す如く水排出路(17)から排出して、収納
装置(2) 内を除湿する。また、この除湿装置(7) を低温
とする理由は、高温では作業靴を載置した場合に破損す
る恐れがあるからである。尚、この考案の身装品等乾燥
装置において収納装置(2) 内は通常室温以下とされるの
が望ましく、春、夏、秋の期間は20〜40℃、また、冬の
期間は収納装置(2) 内を加温して20〜30℃、より望まし
くは23〜27℃程度の低温域に保たれる。この理由は、収
納装置(2) 内の温度が40℃を超えると、繰り返し行われ
る乾燥によって長靴が劣化しやすく、また、収納装置
(2) 内を除湿、乾燥するには23〜27℃の温度域に設定す
ることが水の蒸気圧の関係から最も乾燥効率が良く望ま
しいからである。
【0023】この除湿装置(7) はタイマースイッチ(T)
により制御されて作動する。消毒剤噴霧装置(8) は、消
毒剤収納容器(18)とコンプレッサー(19)と噴射ノズル(2
0)とからなっている。この消毒剤噴霧装置(8) もタイマ
ースイッチ(T)により前記除湿装置(7) とは別個に所期
設定されてコンプレッサー(19)が制御されて作動し、点
線の矢印で示す如く、消毒剤収納容器(18)内の消毒剤を
噴射ノズル(20)から噴霧して、各収納箱(6) に循環させ
て作業靴等身装品を消毒する。
【0024】また、収納装置(2) の両側部には中空の空
気流通部(2a)・(2a) が設けられている。さらに収納箱
(6) のX軸方向の両側部には送風ファン(25)と吸気ファ
ン(26)が相対して、交互に設けられている。すなわち、
この実施例では、収納箱(6) のうち、横列方向の左右両
端側に位置する収納箱(6)の左側部又は右側部には、横
列方向においてそれぞれ送風ファン(25)と吸気ファン(2
6)とが相対するように、且つ縦列方向においてそれぞれ
送風ファン(25)と吸気ファン(26)とが交互に配設される
ように送風ファン(25)又は吸気ファン(25)が設けられて
いる。従って、収納装置(2) 内の作業靴等による湿気
は、低温除湿装置(7) による吸引とともに、横列毎に相
対して設けられた送風ファン(25)と吸気ファン(26)とに
よって、区画枠にて並列された横列毎の空気流が強制的
に対流される。
【0025】この対流は図2に示すが、まず第一送風フ
ァン(251) によって強制的に横列方向への送風が行わ
れ、この強制送風が、第一送風ファン(251) と同列に、
相対して設けられた第一吸入ファン(261) により強制的
に吸引される。この第一吸入ファン(261) により吸引さ
れた空気流(Z) は、中空の空気流通部(2a)へと流入さ
れ、次いで第二送風ファン(252) へと循環される。循環
された空気流は、さらに第二送風ファン(252) により横
列方向へ強制送風され、この空気流は第二吸気ファン(2
62) により強制的に吸引され、中空の空気流通部(2a)へ
と流入されて循環される。このように、収納装置(2) 両
側部の空気流通部(2a)・(2a) を介して、強制送風、強
制吸入……と強制的に対流された空気流(Z) は、最終的
には、最下段に設けられた低温除湿装置(7) へ、吸気フ
ァン(16)を介して吸引され、排出される。従って、この
実施例では、収納装置(2) 内の空気が強制的に対流され
るため、作業靴等の身装品の乾燥、除湿がより効果的に
行われる。
【0026】尚、この考案の実施例は図1及び図2に示
すものに限定されず、例えば図5に示すように1列4段
の収納箱(6) に区画されていてもよい。この変更例で
は、収納箱(6) のX軸方向の両側部には送風ファン(25)
と吸気ファン(26)が相対して、二段毎に空気流の向きが
代わるように設けられており、送風ファン(25)の近傍に
は消毒剤噴霧装置(8) と連通された噴射ノズル(20)が設
置されている。図示するように、送風ファン(25)及び消
毒剤の噴射ノズル(20)を設けることによって、区画枠に
て並列された横列毎に空気流(Z) 或いは消毒剤(K) が強
制的に対流されるため、消毒剤(K) 微細粒の噴霧状態が
目視できるとともに、この消毒剤微細粒が収納箱(6) 内
に分散され、消毒効果を高めることができる。尚、この
考案において消毒剤の噴霧時には、送風ファン(25)の作
動は停止される。また、この実施例においては、除湿装
置(7) によって湿気が取り除かれた空気は側部の空気流
通部(2a)にてさらに循環される。尚、この考案において
除湿装置(7) によって湿気が取り除かれた空気はこの実
施例のように側部の空気流通部(2a)にてさらに循環され
ても、或いは前記したように身装品等乾燥装置(1) の外
部へ排出されても何れでもよい。
【0027】次に、このような構成からなる身装品等乾
燥装置(1) の使用方法について説明する。図6はこの考
案に係る身装品等乾燥装置(1) を工場内に設置した状態
を示す平面図である。この身装品等乾燥装置(1) は図6
示の如く、作業場(21)と出入り口との間に設けられた通
路に、作業場への入場路(22)と退場路(23)とを図示する
如く分離して、配置される。作業者は、作業場に入る前
に入場路(22)の側に設けられた収納箱(6) の前面のガラ
ス扉から作業靴を取り出して、作業靴を着用して作業場
に入り、作業を行なう。作業終了後は、退場路(23)から
出て、湿潤状態で菌等が繁殖し易く不衛生な作業靴を収
納箱(6) の背面のガラス扉から収納箱(6) に収納する。
この収納箱(6) に収納された作業靴は、前記説明した如
く、除湿装置(7) と消毒剤噴霧装置(8) とにより、さら
には送風ファン(25)と吸気ファン(26)とによる強制対流
により、翌日再び作業靴が使用されるまでの間に乾燥さ
れ且つ消毒される。
【0028】このように収納箱(6) への作業靴の収納
と、取り出しを分離して行なうように収納箱(6) は設置
されているので、作業前の乾燥消毒された作業靴が作業
後の不衛生な作業靴で汚染されることはない。尚、この
実施例では、収納箱(6) の前面と背面とにガラス板を用
いて、透明な開閉自在の扉としたが、この考案では前面
が開閉自在の扉であればよく( 透明でなくともよい。)
、背面は開閉自在の扉でも固定板でもよく、必要に応
じて適宜設定すればよい。
【0029】図7はこの考案に係る第二実施例を示す身
装品等乾燥装置(1) の外観説明図である。この第二実施
例では収納装置(2) 内の上段上端部に送風ファン(27)が
着脱自在に設けられている。このような第二実施例にお
いて、身装品等乾燥装置(1) 内の空気流(Z) は図8に示
すように、前記第二実施例で示した横方向への強制空気
対流に加え、さらに、上端部に設けられた送風ファン(2
7)により、縦方向へも強制的に空気を対流させ靴内部に
直接空気を吹き込むこともでき、より効果的な乾燥、除
湿が行なえる。尚、この図示する第二実施例では送風フ
ァン(27)は上端部に設けられているがこの考案では特に
限定はされず、任意の箇所に設けてもよい。
【0030】この実施例における送風ファン(27)は図9
にその分解説明図を示すように、スライド材(27a)とこ
のスライド材(27a)上に設けられた箱体(27b) とからな
り、箱体(27b) 内には駆動部 (図示せず) と送風ファン
(27c) とが収納されており、且つ外部に前記駆動部と接
続された差込みプラグ(27d) が突出されている。一方、
この第二実施例では、収納装置(2) 内に前記送風ファン
(27)のスライド材(27a)の両端部が摺動するガイド材(2
8)と、電源コンセント(29)が設けられている。このよう
な構成からなる第二実施例においては、図10に示すよう
に、送風ファン(27)が、収納装置(2) 内に設けられたガ
イド材(28)とスライド材(27a) との摺動を介して着脱自
在に取り付けられる。取り付けられた送風ファン(27)は
差込みプラグ(27d) と電源コンセント(29)との接続によ
って電気的に駆動可能とされ、身装品等乾燥装置(1) の
外部に設けられたスイッチ(図示せず)によってONN,OF
F 自在とされる。
【0031】図11乃至図12は、この考案の第三実施例を
示す部分拡大説明図である。この考案においては、収納
箱(6) のX軸方向の両側部の送風ファン(25)及び消毒剤
の噴射ノズル(20)は、図11に示すようにスリット棚(12)
上の載置される長靴(S) の足甲部(S1)上方で足脚部(S2)
前方に位置するように設けられる。このように送風ファ
ン(25)及消毒剤の噴射ノズル(20)を特定の位置に設ける
ことによって、長靴を乾燥させる場合には、長靴のつま
先方向を揃えて収納箱(6)に収納すると、長靴(S) 本体
に空気流が妨げられることなく収納箱(6) 内に空気或い
は消毒剤が対流される。
【0032】また、この考案において収納箱(6) の底面
のスリット棚(12)には、図11に示すように底板(30)が着
脱自在に設けられるようにされている。収納箱(6) 内
に、泥汚れのひどい長靴を乾燥させる場合には、長靴底
に付着した泥汚れがスリット棚(12)を介して下段の収納
箱(6) 落下されるため、底板(30)を嵌め込むことによっ
て、泥汚れ等の落下が防止される。
【0033】またこの考案においては、スリット棚(12)
を形成する金属棒(121) 内に銅チューブヒーター線(12
2) が埋設されていてもよい(図12参照)。このように
スリット棚(12)に銅チューブヒータ線(122) を埋設して
おくと、例えば冬季に室温が極端に低下して、収納箱
(6) 内の温度が20〜30℃の範囲に保てない場合には、身
装品等乾燥装置(1) に設置されるスイッチ(図示せず)
により容易に収納箱(6) 内の温度を所定範囲に保持させ
ることができる。
【0034】図13はこの考案の第四実施例を示す身装品
等乾燥装置(1) の外観説明図である。この実施例におい
て、収納箱(6) は、区画枠により短形及び/又は長形に
形成されており、消毒剤噴霧装置(8) と低温除湿装置
(7) とが連通連結されている。この第四実施例では、作
業靴のみではなく例えばゴルフバッグ、コート等の種々
の形状の身装品を自在に収納し、乾燥、除湿することも
できる。また、この考案の第四実施例は図13に示すもの
に限定はされず、例えば前記第二、第三実施例における
収納箱(6) を区画枠により短形及び/又は長形に形成さ
れてもよい。
【0035】また、この考案に係る身装品等乾燥装置
(1) は、上記説明した工場等の作業場に設置して作業靴
を乾燥させる以外にも、スキー場等に設置してスキー靴
を乾燥させる等、幅広い用途に使用できる。
【0036】
【考案の効果】以上詳述した如く、この請求項1の身装
品等乾燥装置は、両側に空気流通部が設けられ、少なく
とも前面が開口された中空の収納装置と、この収納装置
に連通連結された消毒剤噴霧装置と低温除湿装置とから
成る身装品等燥乾燥装置であって、前記収納装置は区画
枠で一列複数段に並列された複数の収納箱に区画され、
この収納箱は前面に開閉自在の扉が設けられるとともに
それぞれ底面が挿脱自在のスリット棚とされてなり、且
つ横列方向の左右両端側に位置する収納箱の左側部又は
右側部には横列方向においてそれぞれ送風ファンと吸気
ファンとが相対するように且つ縦列方向において一段毎
又は複数段毎に送風ファンと吸気ファンとが交互になる
ように送風ファン又は吸気ファンが設けられ、前記送風
ファンと吸気ファンとにより収納箱内の空気が強制的に
横列方向に循環されてなることを特徴とする身装品等乾
燥装置であるから、以下の優れた効果を奏する。すなわ
ち、スリット棚を自在に配設することにより、短形及び
/又は長形に収納箱を形成することができ、靴、長靴以
外に、例えばスキーウエアー、ゴルフバッグ、コート等
を一度に収容して、素材を傷めることのない低温で、且
つ強制対流で効率良く乾燥させることができるという優
れた効果を奏する。しかも、横列方向に相対し且つ縦列
方向において一段毎又は複数段毎に送風ファンと吸気フ
ァンとが交互になるように配設された送風ファンと吸気
ファンとにより、強制送風、強制吸入、強制送風、強制
吸入……と両側部の空気流通部を介して強制的に対流さ
れるため、乾燥、除湿がより効果的に行われ、様々な形
状、大きさの被収納物が同時に収納されている場合であ
っても、全ての被収納物を略同じ速度で効率よく短時間
で乾燥させることができるという優れた効果を奏する。
しかも、消毒剤噴霧装置が設けれられているので、長靴
等の作業靴を確実に消毒でき、より衛生管理を徹底でき
る。尚、この身装品等乾燥装置の収納箱の前面と背面と
を開閉自在な扉とすれば、両面から作業靴等身装品を出
し入れできるので、作業前の清潔で乾燥された作業靴
と、作業後の不衛生で湿潤状態の作業靴を分離して、出
し入れ操作ができ、より衛生管理が充分行える構造とさ
れる。請求項2の考案は、前記収納箱の上部にはそれぞ
れガイド材と送電具とが配設され、このガイド材にスラ
イド材と受信具とが一体に設けられた送風ファンが挿脱
自在に設けられてなることを特徴とする身装品等乾燥装
置であるから、前記したような横列毎の強制空気対流に
加えて、縦列方向へも強制的に空気を対流させることが
でき、より乾燥時間を短縮することができ、濡れのひど
い靴等の乾燥に最適な乾燥装置となるという優れた効果
を奏する。請求項3の考案では、前記収納箱には長靴が
収納され、且つ前記送風ファンの近傍には消毒剤噴霧装
置と連結された噴射ノズルが設けられてなるとともに、
この噴射ノズル及び送風ファンは、収納されている長靴
の足甲部上方で且つ足脚部前方に位置されるよう設けら
れてなることを特徴とする身装品等乾燥装置であるか
ら、空気流とともに消毒剤の噴霧を同時に行うことがで
き、被乾燥物を衛生的に維持することができるという優
れた効果を奏する。請求項4の考案では、前記スリット
棚にはヒーター線が埋設されてなることを特徴とする身
装品等乾燥装置であるから、必要に応じて熱による乾燥
を底部において行うことができるという優れた効果を奏
する。請求項5の考案では、前記スリット棚には底板が
着脱自在に設けられてなることを特徴とする身装品等乾
燥装置であるから、例えば泥汚れのひどい靴等を収納さ
せる場合、底板を装着させることにより、下段への泥等
の落下を防止することができるという優れた効果を奏す
る。
【0037】
【試験例】以下、試験例を挙げてこの考案の効果をより
一層明確にする。 (試験例1) 前記実施例図5に示すこの考案に係る身装品等乾燥装置
(1) を用いて、長靴内の細菌数を消毒剤噴霧前後にて測
定した。消毒剤として、株式会社イカリ消毒社製の木酢
液、テルペン、ノニオン系界面活性剤からなる消毒剤を
用意し、消毒剤噴霧装置内に充填した。身装品等乾燥装
置(1) の収納箱(6) のうち、消毒剤噴霧装置の近傍及
び、消毒剤噴霧装置より離れた位置の任意の7箇所(A
〜G)を選び、長靴内の細菌数を2秒間の消毒剤噴霧前
後にて測定した。細菌の種類、測定箇所について、右足
つま先部においては一般生菌を、左足つま先部及びかか
と部においては大腸菌群を測定した。また、細菌の試験
方法としては一般生菌についてはコンタクトスライドC
(グンゼ産業株式会社発売)を使用し、大腸菌群につい
てはコンタクトスライドGK−A(グンゼ産業株式会社
発売)を使用して、消毒剤噴霧前後の長靴所定箇所の細
菌数を36℃、48時間培養後のコロニー数にて測定した。
この結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例に係る身装品等乾燥装置
を示す外観説明図である。
【図2】同上、空気循環を示した模式説明図である。
【図3】図1Aの位置に形成された収納箱を示す斜視図
である。
【図4】除湿装置及び消毒剤噴霧装置の側面からケーシ
ング内を見た図である。
【図5】この考案に係る第一実施例の変更例を示す模式
説明図である。
【図6】この考案に係る身装品等乾燥装置を工場内に設
置した状態を示す平面図である。
【図7】この考案の第二実施例に係る身装品等乾燥装置
を示す外観説明図である。
【図8】同上、空気循環を示した模式説明図である。
【図9】この考案の第二実施例に係る送風ファンの分解
説明図である。
【図10】同上、拡大説明図である。
【図11】この考案に係る収納箱内を示す外観説明図で
ある。
【図12】この考案の一実施例に係るスリット棚を構成
する金属棒の断面説明図である。
【図13】この考案の他の実施例に係る身装品等乾燥装
置を示す斜視図である。
【図14】作業靴乾燥装置に係る従来例を示す側面説明
図である。
【図15】作業靴乾燥装置に係る従来例を示す正面説明
図である。
【図16】同上、側面説明図である。
【符号の説明】 身装品等乾燥装置 2 収納装置 3 X軸方向の区画枠 4 Y軸方向の区画枠 5 Z軸方向の区画枠 6 収納箱 7 低温除湿装置 8 消毒剤噴霧装置 11 ガラス扉 12 スリット棚 2a 空気流通部 25 送風ファン 26 吸気ファン

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に空気流通部が設けられ、少なくと
    も前面が開口された中空の収納装置と、この収納装置に
    連通連結された消毒剤噴霧装置と低温除湿装置とから成
    る身装品等燥乾燥装置であって、前記収納装置は区画枠
    で一列が少なくとも2段以上からなる複数段に並列され
    た複数の収納箱に区画され、この収納箱は前面に開閉自
    在の扉が設けられるとともにそれぞれ底面が挿脱自在の
    スリット棚とされてなり、且つ横列方向の左右両端側に
    位置する収納箱の左側部又は右側部には横列方向におい
    てそれぞれ送風ファンと吸気ファンとが相対するように
    且つ縦列方向において一段毎又は複数段毎に送風ファン
    と吸気ファンとが交互になるように送風ファン又は吸気
    ファンが設けられ、前記送風ファンと吸気ファンとによ
    り収納箱内の空気が強制的に横列方向に循環されてなる
    ことを特徴とする身装品等乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記収納箱の上部にはそれぞれガイド材
    と送電具とが配設され、このガイド材にスライド材と受
    信具とが一体に設けられた送風ファンが挿脱自在に設け
    られてなることを特徴とする請求項1に記載の身装品等
    乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記収納箱には長靴が収納され、且つ前
    記送風ファンの近傍には消毒剤噴霧装置と連結された噴
    射ノズルが設けられてなるとともに、この噴射ノズル及
    び送風ファンは、収納されている長靴の足甲部上方で且
    つ足脚部前方に位置されるよう設けられてなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の身装品等乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記スリット棚にはヒーター線が埋設さ
    れてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の身装品等乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記スリット棚には底板が着脱自在に設
    けられてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の身装品等乾燥装置。
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