JP2529525B2 - パンチプレスの工具寿命管理装置 - Google Patents

パンチプレスの工具寿命管理装置

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JP2529525B2
JP2529525B2 JP5200888A JP20088893A JP2529525B2 JP 2529525 B2 JP2529525 B2 JP 2529525B2 JP 5200888 A JP5200888 A JP 5200888A JP 20088893 A JP20088893 A JP 20088893A JP 2529525 B2 JP2529525 B2 JP 2529525B2
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JP
Japan
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tool
tools
unit
punch press
strip
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JP5200888A
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紀章 安生
晴彦 栗山
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチプレスの工具寿
命管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば従来のパンチングマシンでは、ス
タイラスによりテンプレートの位置決め穴にならって被
加工物の位置決めをして作業をするなど、作業員が手動
で作業を進めていたから、工具の切味低下などを直接眼
で見て工具寿命を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時、数値制御全自動
パンチングマシンが使用されるようになると作業員が監
視することができなくなり、ますます安全作業の確保が
難しくなった。
【0004】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
ることができるパンチプレスの工具寿命管理装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、パンチプレスにおける打撃子の駆
動部および被加工物をX軸、Y軸方向へ移動位置決めす
るためのモータを制御する第1の演算部を備えてなる数
値制御部と;上記パンチプレスにおいて使用される多数
の工具の耐用使用回数と、同寸同形状の工具の工具識別
番号と、各工具の実使用回数の積算値と、各工具のスト
リップミスの有無とを記憶するメモリ部と;データ入力
部を経て入力された工具識別番号に対応した工具の耐用
使用回数と当該工具に対する前記打撃子の打撃回数を累
積した実使用回数とを比較すると共に当該工具にストリ
ップミスが生じたことがあるか否かを判別し、前記比較
が一致したとき又はストリップミスがあったと判別した
ときに、同寸同形状の別個の工具に交換することを前記
数値制御部の第1の演算部に出力する第2の演算部と;
を備えてなるものである。
【0006】
【作用】上記構成より明らかなように、メモリ部には各
工具のストリップミスの有無が記憶されており、そし
て、第2の演算部は、データ入力部を経て入力された工
具識別番号に基いて当該工具の耐用使用回数と実使用回
数とを比較することは勿論のこと、当該工具のストリッ
プミスの有無を判別するものである。
【0007】そして、前記比較が一致したとき、又はス
トリップミスがあったことを判別したときには、同寸同
形状の別個の工具に交換することを数値制御部へ出力す
るものである。
【0008】すなわち、工具の実使用回数のみならずス
トリップミスの有無をも管理するものである。
【0009】
【実施例】初めに図2によって本実施例に係るタレット
パンチプレス1の概要について説明する。
【0010】タレットパンチプレス1は、回転位置決め
自在な上タレット3と下タレット5を備え、これらに工
具である多数のパンチ7とそれぞれに対応するダイ9と
が設けてある。
【0011】上記した上タレット3と下タレット5は、
電動機11によって同方向に同角度だけ回動され、所望
の工具(パンチ、ダイ)7,9が打撃子13の真下に位
置決めされる。
【0012】被加工材Wを把持する把持爪装置15を備
えたキャレッジ17が電動機19、送りねじ21によっ
てキャレッジベース23に沿ってX軸方向に移動位置決
めされる。
【0013】さらに上記したキャレッジベース23を、
電動機25、送りねじ27によってY軸方向に移動させ
て打撃子13直下の一対の工具7,9の間に被加工材W
の所望の場所を位置決めするのである。
【0014】図1に示したように本実施例に係る工具寿
命管理装置は工具管理装置29と数値制御部31とを備
えており、この工具管理装置29は、打撃検出部33、
ストリップミス検出部34、演算部35、データ入力部
37、メモリ部39、出力部41を備えている。
【0015】そして、打撃子13の打撃ごとに工具1回
使用を検出した打撃検出部33からの信号が演算部35
に導入されるようになっており、上記打撃検出部33に
よる検出は、例えば打撃子13がパンチ7に当接したこ
とを検出すること、或いは打撃子13が上下動したこと
を光学的に検出するなどの適宜の手段によって実際の打
撃を検出するものである。なお、打撃検出部33により
実際の打撃を検出することなく、数値制御装置31の演
算部51からのパンチ指令回数を打撃回数としても差し
支えない。
【0016】上記ストリップミス検出部34は、パンチ
7が被加工物Wを打抜いた後においてパンチ7が被加工
物Wから離脱したことを公知の手段により電気的に検出
する作用を有している。
【0017】上記データ入力部37には多数の工具7,
9の耐用使用回数を例えば1250回、多数の工具7,
9とそれぞれ同寸同形状の工具7,9の工具識別番号な
どと入力する。このデータは前記した演算部35を経て
メモリ部39に記憶されている。
【0018】図3に示したのは工具管理装置29のメモ
リ部39に記憶されている4種類のデータを示したもの
で、実回数カウンタ(積算)43は工具7,9ごとに何
回使用したかを積算して記憶してあるものである。即
ち、実回数カウンタ(積載)43は工具7,9の実使用
回数を記憶してあるものである。
【0019】次にプリセット値45として示したもの
は、工具7,9ごとに手動でデータ入力部37に入力し
た耐用使用回数を記憶している部分である。
【0020】ATC(指令)データ47は、多数備えた
工具7,9の中に同寸同形の工具7,9がタレット3,
5のどの工具ステーションに用意されているかを記憶し
てある部分である。即ち、タレット3,5の工具ステー
ション番号と工具7,9の工具識別番号は予め対応させ
ているため、ATC(指令)データ47は多数の工具
7,9と同寸同形状の工具7,9の工具識別番号が示さ
れている。
【0021】ストリップミスの有無49は、ストリップ
検出部34によりストリップミスが検出されたか否かに
ついて記憶されている部分である。
【0022】出力部41は、データ入力部37から手動
で入力した特定の工具7,9の耐用使用回数に関するデ
ータと、同じ特定パンチの実使用回数との差が演算部3
5により比較演算されて、当該実使用回数が当該耐用使
用回数に達したときに、メモリ部39におけるATC
(指令)データ47に記憶してある同寸同形状の新しい
工具7,9に交換するような指示信号数値制御部31の
演算部51を発するものである。
【0023】また、出力部41は、演算部35によりス
トリップミスが生じたことがあると判断されると、数値
制御部31の演算部51に新しい工具7,9に交換する
ような指示信号を出力する。
【0024】前記数値制御部31には被加工物Wを把持
してX軸,Y軸方向に移動位置決めする位置決め装置の
制御機構や、打撃子13の作動に関する制御機構が示し
てあるが、これらは数値制御のタレットパンチプレス1
に使われている一般的なものなので説明を省略する。
【0025】前述の構成に基づいて本実施例の作用につ
いて説明する。
【0026】図3の4種類のデータがメモリ部39に記
憶されている状態でスタートする。
【0027】タレット3,5の多数の工具ステーション
にそれぞれ備えた工具7,9のうちでどの工具7,9に
より加工を行うかは、Tコード(工具識別番号、例えば
T201)を数値制御部31の入力部53へ入力するこ
とによって行われる(ステップ1)。これによってタレ
ット3,5を回転させて例えばT201に対応した工具
7,9を打撃子13の真下に位置せしめる。
【0028】入力部53へ例えばT201を入力すると
演算部51を介してデータ入力部37にT201が入力
され、このT201に対応する工具7,9にストリップ
ミスが生じたことがあるか否かについて演算部35によ
り判断される(ステップ2)。
【0029】上記工具7,9にストリップミスが生じた
ことがあると判断されると、出力部41は数値制御部3
1の演算部51に新しい同寸同形状の工具7,9を交換
するような指示信号を出力する(ステップ4)。これに
よって、数値制御部31の演算部51の作用によりタレ
ット3,5を回転させて同寸同形状の工具7,9を打撃
子13の真下に位置せしめる。ここで、同寸同形状の工
具7,9とは、メモリ部39に予め多数の工具7,9に
それぞれ対応させた同寸同形状の工具7,9(工具識別
番号例えばT333,図5参照)のことをいう。なお、
タレット3,5内に備えた工具7,9との交換を行う他
に、タレット3,5外の工具収納装置(図示省略)に収
納された工具7,9との交換を行っても差し支えない。
そして、数値制御部31の演算部51により打撃子13
の駆動部及びモータを制御することにより、上記同寸同
形状の工具7,9を用いてパンチング加工を行う(ステ
ップ5)。
【0030】また、前記工具7,9にストリップミスが
生じたことがないと判断されると、更に演算部35によ
り工具7,9の耐用使用回数と実使用回数を比較する
(ステップ3)。
【0031】上記工具7,9の実使用回数が耐用使用回
数に達している場合には、上述のごとく同寸同形状の工
具7,9との交換を行い、パンチング加工を開始する
(ステップ3,5)。一方、上記工具7,9の実使用回
数が耐用使用回数に達していない場合には、工具7,9
の交換を行うことなく、パンチング加工を開始する(ス
テップ5)。
【0032】以上のごとき本実施例によれば、工具寿命
による加工精度の低下及び工具7,9の破損等を防止す
ることができ、作業能率向上の効果を奏する。
【0033】なお、図5に示すような多数の工具7,9
の工具識別番号、形状、寸法、耐用使用回数(N)、実
使用回数、ストリップミスの有無等についてのデータを
メモリ部35に記憶させて、上述のごとく工具交換を行
うときに演算部35により同寸同形状の工具7,9を検
索することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、パンチプレス(1)にお
ける打撃子(13)の駆動部および被加工物(W)をX
軸、Y軸方向へ移動位置決めするためのモータを制御す
る第1の演算部(51)を備えてなる数値制御部(3
1)と;上記パンチプレス(1)において使用される多
数の工具(7,9)の耐用使用回数と、同寸同形状の工
具(7,9)の工具識別番号と、各工具(7,9)の実
使用回数の積算値と、各工具のストリップミスの有無と
を記憶するメモリ部(39)と;データ入力部(37)
を経て入力された工具識別番号に対応した工具(7,
9)の耐用使用回数と当該工具(7,9)に対する前記
打撃子(13)の打撃回数を累積した実使用回数とを比
較すると共に当該工具(7,9)にストリップミスが生
じたことがあるか否かを判別し、前記比較が一致したと
き又はストリップミスがあったと判別したときに、同寸
同形状の別個の工具に交換することを前記数値制御部
(31)の第1の演算部(51)に出力する第2の演算
部(35)と;を備えてなるものである。
【0035】上記構成より明らかなように、本発明にお
いては、メモリ部39には各工具のストリップミスの有
無が記憶されている。そして、第2の演算部35は、デ
ータ入力部37を経て入力された工具識別番号に基いて
当該工具の耐用使用回数と実使用回数とを比較すること
は勿論のこと、当該工具のストリップミスの有無を判別
するものである。
【0036】そして、前記比較が一致したとき、又はス
トリップミスがあったことを判別したときには、同寸同
形状の別個の工具に交換することを数値制御部31へ出
力するものである。
【0037】すなわち本発明は、工具の実使用回数のみ
ならずストリップミスの有無をも管理するものであるか
ら、例えば実使用回数が耐用使用回数に達していない工
具の場合であっても、ストリップミスを生じたことがあ
る場合には再び使用しないものであるから、工具の摩耗
等による加工精度の低下や工具の破損を防止することが
できることは勿論のこと、ストリップミスによる加工中
断をも防止することができ、作業能率の向上を図ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示すブロック図である。
【図2】タレットパンチプレスの概略的な説明図であ
る。
【図3】工具管理装置のメモリ部を説明する図である。
【図4】本実施例の作動フローチャート図である。
【図5】工具管理装置のメモリ部を説明する図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 7,9 工具 29 工具管理装置 31 数値制御部 33 打撃検出部 34 ストリップミス検出部 35 演算部 37 データ入力部 39 メモリ部 41 出力部 51 演算部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレス(1)における打撃子(1
    3)の駆動部および被加工物(W)をX軸、Y軸方向へ
    移動位置決めするためのモータを制御する第1の演算部
    (51)を備えてなる数値制御部(31)と、 上記パンチプレス(1)において使用される多数の工具
    (7,9)の耐用使用回数と、同寸同形状の工具(7,
    9)の工具識別番号と、各工具(7,9)の実使用回数
    の積算値と、各工具のストリップミスの有無とを記憶す
    るメモリ部(39)と、 データ入力部(37)を経て入力された工具識別番号に
    対応した工具(7,9)の耐用使用回数と当該工具
    (7,9)に対する前記打撃子(13)の打撃回数を累
    積した実使用回数とを比較すると共に当該工具(7,
    9)にストリップミスが生じたことがあるか否かを判別
    し、前記比較が一致したとき又はストリップミスがあっ
    たと判別したときに、同寸同形状の別個の工具に交換す
    ることを前記数値制御部(31)の第1の演算部(5
    1)に出力する第2の演算部(35)と、 を備えてなることを特徴とするパンチプレスの工具寿命
    管理装置。
JP5200888A 1993-08-12 1993-08-12 パンチプレスの工具寿命管理装置 Expired - Lifetime JP2529525B2 (ja)

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