JPH0679363A - パンチプレスの工具寿命管理装置 - Google Patents

パンチプレスの工具寿命管理装置

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JPH0679363A
JPH0679363A JP20088893A JP20088893A JPH0679363A JP H0679363 A JPH0679363 A JP H0679363A JP 20088893 A JP20088893 A JP 20088893A JP 20088893 A JP20088893 A JP 20088893A JP H0679363 A JPH0679363 A JP H0679363A
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punch press
unit
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JP20088893A
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Kisho Anjo
紀章 安生
Haruhiko Kuriyama
晴彦 栗山
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、工具寿命による加工精度の低下や
工具の破損等を防止することを目的とする。 【構成】 パンチプレス1において使用される多数の工
具7,9の耐用使用回数及び多数の工具7,9とそれぞ
れ同寸同形状の工具7,9の工具識別番号を予め記憶す
ると共に上記工具7,9の実使用回数の積算値を記憶す
るメモリ部39と、データ入力部37を経て入力された
工具識別番号に対応した工具7,9の耐用使用回数と当
該工具7,9に対する前記打撃子13の打撃回数を累積
した実使用回数とを比較する演算部35と、当該実用使
用回数が当該耐用使用回数に達したときに、耐用使用回
数に達していない同寸同形状の工具7,9により交換を
行うことを数値制御部31の演算部51に出力する出力
部41と、を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチプレスの工具寿
命管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば従来のパンチングマシンでは、ス
タイラスによりテンプレートの位置決め穴にならって被
加工物の位置決めをして作業をするなど、作業員が手動
で作業を進めていたから、工具の切味低下などを直接眼
で見て工具寿命を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時、数値制御全自動
パンチングマシンが使用されるようになると作業員が監
視することができなくなり、ますます安全作業の確保が
難しくなった。
【0004】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
ることができるパンチプレスの工具寿命管理装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するために、本発明においては、パンチプレス
1における打撃子13の駆動部および被加工物WをX
軸,Y軸方向へ移動位置決めするためのモータを制御す
る演算部51を備えてなる数値制御部31と、上記パン
チプレス1において使用される多数の工具7,9の耐用
使用回数及び多数の工具7,9とそれぞれ同寸同形状の
工具7,9の工具識別番号を予め記憶すると共に上記工
具7,9の実使用回数の積算値を記憶するメモリ部39
と、データ入力部37を経て入力された工具識別番号に
対応した工具7,9の耐用使用回数と当該工具7,9に
対する前記打撃子13の打撃回数を累積した実使用回数
とを比較する演算部35と、当該実用使用回数が当該耐
用使用回数に達したときに、耐用使用回数に達していな
い同寸同形状の工具7,9により交換を行うことを数値
制御部31の演算部51に出力する出力部41と、を備
えてなることを特徴とするパンチプレスの工具寿命管理
装置。
【0006】
【作用】前記の構成において、被加工物Wに対してパン
チング加工を行う前に、演算部35により工具7,9の
耐用使用回数で実使用回数とを比較する。そして、当該
実使用回数が当該耐用使用回数に達していないときに
は、数値制御部31の演算部51により打撃子13の駆
動部及びモータを制御することにより上記工具7,9を
用いてパンチング加工を行う。なお、演算部35により
上記比較を行う前に、予めモータを制御させて被加工物
Wの移動位置決めを行っても差し支えない。
【0007】また、上記実使用回数が耐用使用回数に達
したときには、出力部41により耐用使用回数に達して
いない同寸同形状の工具7,9と交換を行うことを数値
制御部31の演算部51に出力する。そして、前記工具
7,9と同寸同形状の工具7,9との交換を行い、上述
のごとく被加工物Wに対してプレス加工を行う。
【0008】
【実施例】初めに図2によって本実施例に係るタレット
パンチプレス1の概要について説明する。
【0009】タレットパンチプレス1は、回転位置決め
自在な上タレット3と下タレット5を備え、これらに工
具である多数のパンチ7とそれぞれに対応するダイ9と
が設けてある。
【0010】上記した上タレット3と下タレット5は、
電動機11によって同方向に同角度だけ回動され、所望
の工具(パンチ、ダイ)7,9が打撃子13の真下に位
置決めされる。
【0011】被加工材Wを把持する把持爪装置15を備
えたキャレッジ17が電動機19、送りねじ21によっ
てキャレッジベース23に沿ってX軸方向に移動位置決
めされる。
【0012】さらに上記したキャレッジベース23を、
電動機25、送りねじ27によってY軸方向に移動させ
て打撃子13直下の一対の工具7,9の間に被加工材W
の所望の場所を位置決めするのである。
【0013】図1に示したように本実施例に係る工具寿
命管理装置は工具管理装置29と数値制御部31とを備
えており、この工具管理装置29は、打撃検出部33、
ストリップミス検出部34、演算部35、データ入力部
37、メモリ部39、出力部41を備えている。
【0014】そして、打撃子13の打撃ごとに工具1回
使用を検出した打撃検出部33からの信号が演算部35
に導入されるようになっており、上記打撃検出部33に
よる検出は、例えば打撃子13がパンチ7に当接したこ
とを検出すること、或いは打撃子13が上下動したこと
を光学的に検出するなどの適宜の手段によって実際の打
撃を検出するものである。なお、打撃検出部33により
実際の打撃を検出することなく、数値制御装置31の演
算部51からのパンチ指令回数を打撃回数としても差し
支えない。
【0015】上記ストリップミス検出部34は、パンチ
7が被加工物Wを打抜いた後においてパンチ7が被加工
物Wから離脱したことを公知の手段により電気的に検出
する作用を有している。
【0016】上記データ入力部37には多数の工具7,
9の耐用使用回数を例えば1250回、多数の工具7,
9とそれぞれ同寸同形状の工具7,9の工具識別番号な
どと入力する。このデータは前記した演算部35を経て
メモリ部39に記憶されている。
【0017】図3に示したのは工具管理装置29のメモ
リ部39に記憶されている4種類のデータを示したもの
で、実回数カウンタ(積算)43は工具7,9ごとに何
回使用したかを積算して記憶してあるものである。即
ち、実回数カウンタ(積載)43は工具7,9の実使用
回数を記憶してあるものである。
【0018】次にプリセット値45として示したもの
は、工具7,9ごとに手動でデータ入力部37に入力し
た耐用使用回数を記憶している部分である。
【0019】ATC(指令)データ47は、多数備えた
工具7,9の中に同寸同形の工具7,9がタレット3,
5のどの工具ステーションに用意されているかを記憶し
てある部分である。即ち、タレット3,5の工具ステー
ション番号と工具7,9の工具識別番号は予め対応させ
ているため、ATC(指令)データ47は多数の工具
7,9と同寸同形状の工具7,9の工具識別番号が示さ
れている。
【0020】ストリップミスの有無49は、ストリップ
検出部34によりストリップミスが検出されたか否かに
ついて記憶されている部分である。
【0021】出力部41は、データ入力部37から手動
で入力した特定の工具7,9の耐用使用回数に関するデ
ータと、同じ特定パンチの実使用回数との差が演算部3
5により比較演算されて、当該実使用回数が当該耐用使
用回数に達したときに、メモリ部39におけるATC
(指令)データ47に記憶してある同寸同形状の新しい
工具7,9に交換するような指示信号数値制御部31の
演算部51を発するものである。
【0022】また、出力部41は、演算部35によりス
トリップミスが生じたことがあると判断されると、数値
制御部31の演算部51に新しい工具7,9に交換する
ような指示信号を出力する。
【0023】前記数値制御部31には被加工物Wを把持
してX軸,Y軸方向に移動位置決めする位置決め装置の
制御機構や、打撃子13の作動に関する制御機構が示し
てあるが、これらは数値制御のタレットパンチプレス1
に使われている一般的なものなので説明を省略する。
【0024】前述の構成に基づいて本実施例の作用につ
いて説明する。
【0025】図3の4種類のデータがメモリ部39に記
憶されている状態でスタートする。
【0026】タレット3,5の多数の工具ステーション
にそれぞれ備えた工具7,9のうちでどの工具7,9に
より加工を行うかは、Tコード(工具識別番号、例えば
T201)を数値制御部31の入力部53へ入力するこ
とによって行われる(ステップ1)。これによってタレ
ット3,5を回転させて例えばT201に対応した工具
7,9を打撃子13の真下に位置せしめる。
【0027】入力部53へ例えばT201を入力すると
演算部51を介してデータ入力部37にT201が入力
され、このT201に対応する工具7,9にストリップ
ミスが生じたことがあるか否かについて演算部35によ
り判断される(ステップ2)。
【0028】上記工具7,9にストリップミスが生じた
ことがあると判断されると、出力部41は数値制御部3
1の演算部51に新しい同寸同形状の工具7,9を交換
するような指示信号を出力する(ステップ4)。これに
よって、数値制御部31の演算部51の作用によりタレ
ット3,5を回転させて同寸同形状の工具7,9を打撃
子13の真下に位置せしめる。ここで、同寸同形状の工
具7,9とは、メモリ部39に予め多数の工具7,9に
それぞれ対応させた同寸同形状の工具7,9(工具識別
番号例えばT333,図5参照)のことをいう。なお、
タレット3,5内に備えた工具7,9との交換を行う他
に、タレット3,5外の工具収納装置(図示省略)に収
納された工具7,9との交換を行っても差し支えない。
そして、数値制御部31の演算部51により打撃子13
の駆動部及びモータを制御することにより、上記同寸同
形状の工具7,9を用いてパンチング加工を行う(ステ
ップ5)。
【0029】また、前記工具7,9にストリップミスが
生じたことがないと判断されると、更に演算部35によ
り工具7,9の耐用使用回数と実使用回数を比較する
(ステップ3)。
【0030】上記工具7,9の実使用回数が耐用使用回
数に達している場合には、上述のごとく同寸同形状の工
具7,9との交換を行い、パンチング加工を開始する
(ステップ3,5)。一方、上記工具7,9の実使用回
数が耐用使用回数に達していない場合には、工具7,9
の交換を行うことなく、パンチング加工を開始する(ス
テップ5)。
【0031】以上のごとき本実施例によれば、工具寿命
による加工精度の低下が工具7,9の破損等を防止する
ことができ、作業能率向上の効果を奏する。
【0032】なお、図5に示すような多数の工具7,9
の工具識別番号、形状、寸法、耐用使用回数(N)、実
使用回数、ストリップミスの有無等についてのデータを
メモリ部35に記憶させて、上述のごとく工具交換を行
うときに演算部35により同寸同形状の工具7,9を検
索することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本発明によれば、工具寿命による加工精度
の低下や工具の破損等を防止することができ、作業能率
向上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示すブロック図である。
【図2】タレットパンチプレスの概略的な説明図であ
る。
【図3】工具管理装置のメモリ部を説明する図である。
【図4】本実施例の作動フローチャート図である。
【図5】工具管理装置のメモリ部を説明する図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 7,9 工具 29 工具管理装置 31 数値制御部 33 打撃検出部 34 ストリップミス検出部 35 演算部 37 データ入力部 39 メモリ部 41 出力部 51 演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレス1における打撃子13の駆
    動部および被加工物WをX軸,Y軸方向へ移動位置決め
    するためのモータを制御する演算部51を備えてなる数
    値制御部31と、上記パンチプレス1において使用され
    る多数の工具7,9の耐用使用回数及び多数の工具7,
    9とそれぞれ同寸同形状の工具7,9の工具識別番号を
    予め記憶すると共に上記工具7,9の実使用回数の積算
    値を記憶するメモリ部39と、データ入力部37を経て
    入力された工具識別番号に対応した工具7,9の耐用使
    用回数と当該工具7,9に対する前記打撃子13の打撃
    回数を累積した実使用回数とを比較する演算部35と、
    当該実用使用回数が当該耐用使用回数に達したときに、
    耐用使用回数に達していない同寸同形状の工具7,9に
    より交換を行うことを数値制御部31の演算部51に出
    力する出力部41と、を備えてなることを特徴とするパ
    ンチプレスの工具寿命管理装置。
JP5200888A 1993-08-12 1993-08-12 パンチプレスの工具寿命管理装置 Expired - Lifetime JP2529525B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451249A (ja) * 1990-06-20 1992-02-19 Seiko Epson Corp 磁性トナー及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451249A (ja) * 1990-06-20 1992-02-19 Seiko Epson Corp 磁性トナー及びその製造方法

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