JP2529375Y2 - マトリクス表示装置 - Google Patents
マトリクス表示装置Info
- Publication number
- JP2529375Y2 JP2529375Y2 JP1989075142U JP7514289U JP2529375Y2 JP 2529375 Y2 JP2529375 Y2 JP 2529375Y2 JP 1989075142 U JP1989075142 U JP 1989075142U JP 7514289 U JP7514289 U JP 7514289U JP 2529375 Y2 JP2529375 Y2 JP 2529375Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- light
- emitting diode
- emitting diodes
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- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は複数の発光色の発光ダイオードを用いたマト
リクス表示装置に関する。
リクス表示装置に関する。
（ロ）従来の技術 従来より発光ダイオードを用いたカラーマトリクス表
示装置は、特開昭58−50574号公報の如く複数の発光色
の発光ダイオードを一枚の基板上に整列配置し、ワイヤ
ボンド法を用いるなどして配線を行なってきた。この場
合発光色は発光ダイオードの材料および発光中心をなす
不純物により異なり、その発光効率も異なる。このため
発光効率を高めようとすると色毎に異なる素子を用いな
ければならない。
示装置は、特開昭58−50574号公報の如く複数の発光色
の発光ダイオードを一枚の基板上に整列配置し、ワイヤ
ボンド法を用いるなどして配線を行なってきた。この場
合発光色は発光ダイオードの材料および発光中心をなす
不純物により異なり、その発光効率も異なる。このため
発光効率を高めようとすると色毎に異なる素子を用いな
ければならない。
（ハ）考案が解決しようとする課題 この様に色毎に異なる発光ダイオードを用いた場合に
は、 発光ダイオードの数が多くなり配線が困難。
は、 発光ダイオードの数が多くなり配線が困難。
発光ダイオードの色毎の発光効率および比視感度によ
り短波長発光の発光ドット（画素＝発光ダイオード）が
小さく表示される。
り短波長発光の発光ドット（画素＝発光ダイオード）が
小さく表示される。
発光ダイオードが密集するので、１つの発光ダイオー
ドが点灯するとその洩光又はハレーション現象により隣
接発光ダイオードが点灯しているかに観察される。
ドが点灯するとその洩光又はハレーション現象により隣
接発光ダイオードが点灯しているかに観察される。
という問題点が生じた。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は上記の点に鑑みて短波長発光ダイオードの体
積を550nmより長波長のそれより大きくするもので、よ
り具体的には表面長方形の青色系発光ダイオードの長辺
に沿って赤色系、緑色系の略立方体の発光ダイオードを
配置するか、又は青色系発光ダイオードの高さもしくは
表面積を他の発光色の発光ダイオードより大きくし、そ
の発光ダイオードで他の発光ダイオードを囲繞しかつ青
色系発光ダイオード同志は隣接しない様に配置するもの
である。
積を550nmより長波長のそれより大きくするもので、よ
り具体的には表面長方形の青色系発光ダイオードの長辺
に沿って赤色系、緑色系の略立方体の発光ダイオードを
配置するか、又は青色系発光ダイオードの高さもしくは
表面積を他の発光色の発光ダイオードより大きくし、そ
の発光ダイオードで他の発光ダイオードを囲繞しかつ青
色系発光ダイオード同志は隣接しない様に配置するもの
である。
（ホ）作用 これにより同色系の発光ダイオードの配線を少なくと
も２本は平行に設けることができるから配線しやすく短
波長の発光ダイオードは体積が大きいので大きい電流が
流せる上に光放出面積も広くまた短波長の発光ダイオー
ドでストライプ又は格子を形成するので光洩れが少な
く、しかも他の色に対して強調した表示が行える。
も２本は平行に設けることができるから配線しやすく短
波長の発光ダイオードは体積が大きいので大きい電流が
流せる上に光放出面積も広くまた短波長の発光ダイオー
ドでストライプ又は格子を形成するので光洩れが少な
く、しかも他の色に対して強調した表示が行える。
（ヘ）実施例 第１図は本考案実施例のマトリクス表示装置の平面図
で、（10）は表面に導電パターン（11）（11）（11）
（12）（12）…を有したセラミック、樹脂積層板等から
なる基板である。（20）（20）…（21）（21）…（22）
（22）…は基板（10）の導電パターン（11）（11）（1
1）上に整列して載置固着された発光ダイオードで、ワ
イヤボンド法により、平行な３本ずつの細線（３）
（３）…で配線が施こされている。このうち発光ダイオ
ード（20）（20）…（21）（21）…は略等しい表面面積
（面積ａの略正方形）を持ったGaAlAs系の赤色発光素子
及びGaP系の緑色発光素子で、交互に並んで図の横方向
３列に配置されている。また発光ダイオード（22）（2
2）…は表面が長方形で表面面積が略2aの大きさのSiC系
の青色発光素子で、発光ダイオード（20）（20）…（2
1）（21）…の列と平行になり、表面長方形の長辺が発
光ダイオード（20）（20）…（21）（21）…の側面と対
向する様に配置されている。
で、（10）は表面に導電パターン（11）（11）（11）
（12）（12）…を有したセラミック、樹脂積層板等から
なる基板である。（20）（20）…（21）（21）…（22）
（22）…は基板（10）の導電パターン（11）（11）（1
1）上に整列して載置固着された発光ダイオードで、ワ
イヤボンド法により、平行な３本ずつの細線（３）
（３）…で配線が施こされている。このうち発光ダイオ
ード（20）（20）…（21）（21）…は略等しい表面面積
（面積ａの略正方形）を持ったGaAlAs系の赤色発光素子
及びGaP系の緑色発光素子で、交互に並んで図の横方向
３列に配置されている。また発光ダイオード（22）（2
2）…は表面が長方形で表面面積が略2aの大きさのSiC系
の青色発光素子で、発光ダイオード（20）（20）…（2
1）（21）…の列と平行になり、表面長方形の長辺が発
光ダイオード（20）（20）…（21）（21）…の側面と対
向する様に配置されている。
この様に１組の赤・緑・青発光ダイオード（20）（2
0）…（21）（21）…（22）（22）…が略II字状をなす
様配置されているので、各々の発光ダイオードの表面に
設けた電極は交差することのない細線（３）（３）…に
よって配線可能となり、また青色系の発光ダイオード
（22）（22）…は大きく、かつその素子によって行壁を
形成するので、青色の表示は大ドット高輝度で行うこと
ができ、他の素子の光によるハレーション等を防ぐこと
ができる。
0）…（21）（21）…（22）（22）…が略II字状をなす
様配置されているので、各々の発光ダイオードの表面に
設けた電極は交差することのない細線（３）（３）…に
よって配線可能となり、また青色系の発光ダイオード
（22）（22）…は大きく、かつその素子によって行壁を
形成するので、青色の表示は大ドット高輝度で行うこと
ができ、他の素子の光によるハレーション等を防ぐこと
ができる。
上述の如く特定の色の発光ダイオードを大きくするこ
とによって点灯素子の光洩れやハレーションを防止する
と共に輝度不足を補うことは、例えば青色系発光ダイオ
ードの高さや表面積を大きくし、他の発光色の発光ダイ
オードを包囲する様配置することにより、一層効果を高
めることができる。第２図はその一例を示すもので、青
色系発光ダイオード（122）（122）…を他のものより大
きくし赤色系発光ダイオード（120）（120）…や緑色系
発光ダイオード（121）（121）…を包囲し、かつ青色系
発光ダイオード（122）（122）…同志は隣接しない様に
してある。尚、配線については図示していないが赤・緑
の発光ダイオード（120）（120）…（121）（121）…に
ついては図の左上から右下へ向う平行な配線をステッチ
ボンドにより、また青の発光ダイオード（122）（122）
…については縦方向にボールボンドで行うとよい。
とによって点灯素子の光洩れやハレーションを防止する
と共に輝度不足を補うことは、例えば青色系発光ダイオ
ードの高さや表面積を大きくし、他の発光色の発光ダイ
オードを包囲する様配置することにより、一層効果を高
めることができる。第２図はその一例を示すもので、青
色系発光ダイオード（122）（122）…を他のものより大
きくし赤色系発光ダイオード（120）（120）…や緑色系
発光ダイオード（121）（121）…を包囲し、かつ青色系
発光ダイオード（122）（122）…同志は隣接しない様に
してある。尚、配線については図示していないが赤・緑
の発光ダイオード（120）（120）…（121）（121）…に
ついては図の左上から右下へ向う平行な配線をステッチ
ボンドにより、また青の発光ダイオード（122）（122）
…については縦方向にボールボンドで行うとよい。
（ト）考案の効果 上述の様に本考案では、各々が長方形の広い表面積と
特性の発光色と低い発光効率を有する第１の発光ダイオ
ード（例えば青色系発光ダイオード）と、その長辺の下
に隣接して狭い表面積と各々異なる他の発光色と高い発
光効率を有する第２の発光ダイオード（例えば赤色系発
光ダイオード）及び第３の発光ダイオード（例えば緑色
系発光ダイオード）を平板からなる基板上にマトリクス
配置する。
特性の発光色と低い発光効率を有する第１の発光ダイオ
ード（例えば青色系発光ダイオード）と、その長辺の下
に隣接して狭い表面積と各々異なる他の発光色と高い発
光効率を有する第２の発光ダイオード（例えば赤色系発
光ダイオード）及び第３の発光ダイオード（例えば緑色
系発光ダイオード）を平板からなる基板上にマトリクス
配置する。
故に発光効率の高い第２又は第３の発光ダイオードか
ら出た光は、隣接する表面積の広い第１の発光ダイオー
ドにより光吸収される。その結果、第１の発光ダイオー
ドの上又は下に位置する非点灯の第２又は第３発光ダイ
オードが発光している様に見える事（ハレーション）が
少なくなる。また、第１の発光ダイオードは表面積が広
いので、発光効率が低いとも大きく表示されるから、表
示色を強調できる。なお、第１、第２、第３の発光ダイ
オードは各々青色系、赤色系、緑色系に限定される事は
なく他の発光色でも良い。
ら出た光は、隣接する表面積の広い第１の発光ダイオー
ドにより光吸収される。その結果、第１の発光ダイオー
ドの上又は下に位置する非点灯の第２又は第３発光ダイ
オードが発光している様に見える事（ハレーション）が
少なくなる。また、第１の発光ダイオードは表面積が広
いので、発光効率が低いとも大きく表示されるから、表
示色を強調できる。なお、第１、第２、第３の発光ダイ
オードは各々青色系、赤色系、緑色系に限定される事は
なく他の発光色でも良い。
第１図は本考案実施例のマトリクス表示装置の平面図、
第２図は他の実施例を示す斜視図である。 （10）……基板、（20）（20）…（21）（21）…（22）
（22）…（120）（120）…（121）（121）…（122）（1
22）…発光ダイオード。
第２図は他の実施例を示す斜視図である。 （10）……基板、（20）（20）…（21）（21）…（22）
（22）…（120）（120）…（121）（121）…（122）（1
22）…発光ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 保本 正美 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−118077（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】各々が長方形の広い表面積と特定の発光色
と低い発光効率とを有し、かつ平板からなる基板にマト
リクス状に配置された第１の発光ダイオードと、その第
１の発光ダイオードより狭い表面積と各々異なる他の発
光色と高い発光効率とを有し、かつ各前記第１の発光ダ
イオードの長辺の下に隣接して前記基板上に配置された
第２および第３の発光ダイオードとを具備した事を特徴
とするマトリクス表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989075142U JP2529375Y2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | マトリクス表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989075142U JP2529375Y2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | マトリクス表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0314684U JPH0314684U (ja) | 1991-02-14 |
| JP2529375Y2 true JP2529375Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31615459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989075142U Expired - Lifetime JP2529375Y2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | マトリクス表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529375Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63118077U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-30 |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP1989075142U patent/JP2529375Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314684U (ja) | 1991-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |