JP2528811Y2 - 硬貨処理機の操作者判別装置 - Google Patents

硬貨処理機の操作者判別装置

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JP2528811Y2
JP2528811Y2 JP3932891U JP3932891U JP2528811Y2 JP 2528811 Y2 JP2528811 Y2 JP 2528811Y2 JP 3932891 U JP3932891 U JP 3932891U JP 3932891 U JP3932891 U JP 3932891U JP 2528811 Y2 JP2528811 Y2 JP 2528811Y2
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義明 生田
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グローリー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本考案の硬貨処理機の操作者判別
装置は、例えば、銀行のカウンタの二人のテラーの間に
設置され左右側から二人で操作される硬貨処理機におい
て、一方の操作者が操作しているときに他方の操作者が
カルトンを操作する誤操作を防止する装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、銀行のカウンタの二人のテラーの
間に設置され二人で操作される硬貨処理機としては、例
えば、実開昭63ー9678号公報に記載されている硬
貨処理機が知られている。
【0004】この従来の硬貨処理機は、機体上部に硬貨
投入口を有し機体下部の前面には硬貨を受取るカルトン
の配設部が形成され、左右側から操作する二人の操作者
が硬貨投入口およびカルトン配設部を共用するように
し、硬貨投入口に投入された硬貨がどちらの操作者が関
与するものか、また、カルトンに投出された硬貨がどち
らの操作者の指示によって投出されたものであるかを判
別するために、硬貨処理機の前面上部の左右に操作者を
表示する点灯表示操作釦を設けた構造が採られていた。
【0005】そして、この構造では、硬貨の投入時に
は、入金処理を行う側の点灯表示操作釦を押圧操作を行
うことによって点灯表示され、硬貨投入口に投入される
硬貨が点灯されている側の操作者の処理にかかるもので
あることを判別できるようにし、硬貨の出金時には、硬
貨処理機の出金指令によって操作した側が点灯表示さ
れ、カルトンに投出された硬貨が点灯している側の操作
者の処理にかかることを示すようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造の硬貨
処理機では、硬貨処理機の前面上部の左右に設けられた
点灯表示操作釦の点灯によって左右いずれの操作者の処
理にかかる硬貨かを判別していたが、銀行などの混雑す
る時間帯においては、各操作者の業務が多忙となり、点
灯を確認することなく処理する傾向となり、特に、出金
時においては、硬貨処理機の下部の硬貨受取り部に挿入
されているカルトンを取出す操作のみなので、点灯表示
を確認することなく、手探りでカルトンを取出すことが
あり、他方の操作者の取扱いにかかる硬貨を取出す誤操
作が起き、違算が生じる問題があった。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、二人の操作者で操作する硬貨処理機における硬貨取
出し時の誤操作を防止できる硬貨処理機の操作者判別装
置を提供するものである。
【0008】〔考案の構成〕
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の硬貨処理機の操
作者判別装置は、硬貨処理機本体の硬貨投出口部に臨ま
せられた硬貨受取りカルトン配設部の両側位置に設置さ
れそれぞれカルトンの取出し操作阻止状態にする第1お
よび第2の阻止板と、一方の操作者の出金操作で前記第
1および第2の阻止板のいずれか一方を動作させ他方の
操作者側からのカルトンの取出し阻止状態に保持し一方
の操作者側からのみカルトンの取出し操作を可能状態に
する阻止板駆動手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本考案の硬貨処理機の操作者判別装置は、一方
の操作者が出金操作をすると、阻止板駆動手段が駆動
し、硬貨処理機体の硬貨投出口部に臨ませられた硬貨受
取りカルトン配設部の両側位置に設置された第1および
第2の阻止板のいずれか一方がカルトンの取出し阻止状
態になり、他方の操作者がカルトンの取出し操作ができ
なくなる。
【0011】
【実施例】本考案の硬貨処理機の操作者判別装置の一実
施例の構成を図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、1は硬貨処理機本体で、上
面に硬貨投入口2が開口され、内部には、例えば、実開
昭63ー9678号公報に記載されているように、硬貨
投入口2から投入された硬貨を識別、計数などの処理し
て分類貯溜し、硬貨投出指令に基づいて硬貨を下部の硬
貨投出口3に投出する硬貨処理機構が内蔵されている。
そして、この硬貨投出口部3に臨ませられて硬貨受取り
用のカルトン4を配設するカルトン配設部5が前記硬貨
処理機本体1を載置した操作者判別装置本体6の上面に
形成されている。
【0013】前記操作者判別装置本体6の上面の両側位
置に前方に向って狭まる傾斜方向に溝状の通孔7,8が
形成されている。そして、この通孔7,8から第1およ
び第2の阻止板9,10が出没可能に設けられ、この各阻
止板9,10の選択的な進出によりこの阻止板9,10のい
ずれかの進出した側からはカルトン4を取出すことがで
きないカルトンの取出し操作阻止状態になる。
【0014】この阻止板9,10の駆動手段11は、図2お
よび図3に示すように、阻止板9,10を上下方向に進退
可能に案内する平行な案内板12,13がそれぞれ前記通孔
7,8の内側に沿って設けられている。そして、この案
内板12,13には前後位置に後側から前側に向って上方に
傾斜した案内長孔14がそれぞれ形成され、この各案内長
孔14に前記第1および第2の阻止板9,10の側面前後位
置に軸支した案内ベアリング15が転動可能に係合されて
いる。
【0015】また、前記第1および第2の阻止板9,10
はベアリング15を軸支した軸16と案内板12との間に張設
したコイルスプリング17にて前側、すなわち、上方に進
出する方向に付勢されている。また、この各阻止板9,
10の後端にはワイヤー18の両端がそれぞれ連結され、こ
のワイヤー18の中間部は中間プーリ19を介して中央部に
駆動プーリ20に巻回されている。そして、この駆動プー
リ20の回転駆動でワイヤー18が移動すると、第1および
第2の阻止板9,10のうち、ワイヤー18にて引っ張られ
た一方の阻止板が後方、すなわち、下側に移動され、ワ
イヤー18が緩む側の他方の阻止板がスプリング17にて前
方、すなわち、上方に進出される。
【0016】また、前記駆動プーリ20には一体に回転さ
れるギア21が設けられ、このギア21に噛合する中間ギア
22と一体回転するウォームホイール23に正逆駆動可能な
直流電動機24によって回転されるウォーム25が噛合され
ている。
【0017】さらに、前記案内板12,13には第1および
第2の阻止板9,10の出没状態を検知するフォトセンサ
などのセンサ26が設けられ、さらに、それぞれ各阻止板
9,10には前記センサ26を作動させる検知板27がそれぞ
れ設けられている。
【0018】また、前記電動機24は制御部28にて正逆駆
動制御されるようになっている。この制御部28はコネク
タ29を介して硬貨処理機本体1または入出金管理機31,
32に電気的に接続され、硬貨処理機本体1または入出金
管理機31,32或いは点灯表示釦33,34からの信号と、前
記案内板12,13に設けたセンサ26による阻止板9,10の
状態検知信号とに基づいて電動機24を正逆駆動制御す
る。また、制御部28は検知板27によって阻止板9,10の
出没位置に至ったことが検知されると、電動機24を停止
制御する。
【0019】さらに、前記硬貨処理機本体1の前面上部
の両側には操作者の操作によって点灯される点灯表示釦
33,34が設けられ、また、前面下部には、偽貨、変形硬
貨、外国硬貨などの不適性硬貨を戻すリジェクト口35が
設けられている。
【0020】また、前記硬貨処理機本体1の両側にはテ
ーラなどの操作者の机36,37が配置され、この机36,37
にはそれぞれ前記入出金管理機31,32が配設されてい
る。
【0021】また、前記操作者判別装置本体6は紙幣処
理機38の上面に設けられている。
【0022】次にこの実施例の作用を説明する。机36,
37に向って操作するテラーなどの操作者が、例えば、左
側の操作者が操作する場合、硬貨処理機本体1の前面上
部の左側の点灯表示釦34を操作し、また入出金管理機32
を操作し、或いは、硬貨処理機を操作すると、左側の点
灯表示釦34が点灯し,左側の操作者の占有状態を表示す
る。そして、センサ26による阻止板9,10の状態検知信
号とに基づいて、右側の第2の阻止板10が後退状態であ
ると、制御部28は電動機24を正逆駆動制御し、ワイヤー
18は左側の第1の阻止板9を引っ張り、ワイヤー18の右
側の第2の阻止板10に接続した側は緩み、スプリング17
にて第2の阻止板10は前側に引き寄せられ、第2の阻止
板10は、案内板12,13の各案内長孔14に係合したベアリ
ング15の転動で第2の阻止板10が通孔8から上方に進出
し、右側の操作者がカルトン4の取出しが阻止された状
態となる。また、左側の阻止板9はワイャー18によって
後方に引っ張られるため、第1の阻止板9は、案内板1
2,13の各案内長孔14に係合したベアリング15の転動で
第1の阻止板9が通孔7から下方に後退し、左側の操作
者がカルトン4を取出すことができる状態となる。そし
て、阻止板9,10が進退出没位置に至ると、センサ26が
検知板27を検知して電動機24は駆動を停止する。
【0023】また、右側の操作者が操作するときは、こ
の逆の動作となり、第1の阻止板9はカルトン4を取出
すことを阻止する状態に進出し、第2の阻止板10は操作
者がカルトン4を取出すことができる状態に後退され
る。
【0024】なお、前記操作者判別装置本体6は単独の
機能を有する専用機とすることができるとともに、紙幣
処理機38の上部に一体に形成することにより紙幣処理機
38に前述の機能をもたせることもできる。
【0025】
【考案の効果】本考案によれば、一方の操作者が出金操
作をすると、阻止板駆動手段が駆動し、硬貨処理機体の
硬貨投出口部に臨ませられた硬貨受取りカルトン配設部
の両側位置に設置された第1および第2の阻止板のいず
れか一方がカルトンの取出し阻止状態になり、他方の操
作者がカルトンの取出し操作ができなくなり、他方の操
作者が誤ってカルトンを取出す誤操作を確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す硬貨処理機の操作者判
別装置の斜視図である。
【図2】同上操作者判別装置の阻止板駆動機構部の平面
図である。
【図3】同上操作者判別装置の阻止板駆動機構部の一部
の斜視図である。
【符号の説明】
1 硬貨処理機本体 3 硬貨投出口部 4 カルトン 5 硬貨受取りカルトン配設部 9 第1の阻止板 10 第2の阻止板 11 阻止板駆動手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨処理機本体の硬貨投出口部に臨ませ
    られた硬貨受取りカルトン配設部の両側位置に設置され
    それぞれカルトンの取出し操作阻止状態にする第1およ
    び第2の阻止板と、一方の操作者の出金操作で前記第1
    および第2の阻止板のいずれか一方を動作させ他方の操
    作者側からのカルトンの取出し阻止状態に保持し一方の
    操作者側からのみカルトンの取出し操作を可能状態にす
    る阻止板駆動手段とを備えたことを特徴とする硬貨処理
    機の操作者判別装置。
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