JP2528562Y2 - 浴用スポンジ - Google Patents

浴用スポンジ

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JP2528562Y2
JP2528562Y2 JP8542190U JP8542190U JP2528562Y2 JP 2528562 Y2 JP2528562 Y2 JP 2528562Y2 JP 8542190 U JP8542190 U JP 8542190U JP 8542190 U JP8542190 U JP 8542190U JP 2528562 Y2 JP2528562 Y2 JP 2528562Y2
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JP
Japan
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bath sponge
sponge
bath
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protrusion
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JP8542190U
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JPH0443193U (ja
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隆 大道
健 本間
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ブリヂストン化成品大阪販売株式会社
日本パフ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴用スポンジに関するものである。
[従来の技術] 従来の浴用スポンジ110としては、第4図に示すよう
に、片面あるいは両面を凹凸構造に形成したものがよく
知られている。
[考案が解決しようとする課題] この浴用スポンジ110は、一点鎖線A、Bに示すよう
に、多数の凸部112が谷部113を介して前後左右に隣接
し、1つの凸部112と斜め方向(2点鎖線CまたはDの
方向)に隣接する他の凸部112との間はふもと部114とな
っており、上記谷部113はふもと部114よりもさらに深く
なっている。
上記のような浴用スポンジ110にあっては、凸部112の
前後左右が谷部113となっているために、凸部112の頂部
と、谷部113の底部との高低差hが極めて大きい。この
浴用スポンジ110を使って身体を洗う際、浴用スポンジ1
10を身体方向に押圧しながら身体Bの面に沿って擦れ
ば、このスポンジの凸部112は、第5図に示すように、
谷部113の方向に向かって曲ってしまう。このため、浴
用スポンジ110としての洗い効果が充分に発揮できな
い。
しかし、上記した高低差hを小さくしようとすれば、
凸部112と前記ふもと部114との高低差が小さくなり、浴
用スポンジ110における凸部112がきわだたなくなる。こ
のような浴用スポンジ110にあっては、凹凸構造によっ
て生まれる洗い効果は充分に期待できない。
[課題を解決するための手段] 上記の問題を解決する本考案の浴用スポンジは、ポリ
ウレタンフォームからなり、少なくとも片面は平滑面の
上に凸部が散在してなるものである。
[作用] 上述したように、本考案の凸部は浴用スポンジにおけ
る平滑面の上に散在するものである。従来の浴用スポン
ジにおける凸部の高さ、すなわち、ふもと部から凸部の
頂部までの高さ、と同一の凸部を平滑面の上に設けた場
合は、この凸部の実質的な高さは周囲の平滑面からの高
さであるといえる。しかし、従来のように、凸部の周囲
に谷部を有している場合は、凸部の実質的な高さは谷部
の底部からの高さとなる。上記したように、同じ高さの
凸部が設けられた浴用スポンジでも本考案の凹凸の高低
差は従来のものと比べて極めて小さくなる。
このような本考案の浴用スポンジを使って身体を洗う
際、浴用スポンジを身体方向に押圧して擦っても、前記
凸部は曲ることはない。したがって、浴用スポンジとし
て充分な洗い効果を得ることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、符号10は、ポリウレタ
ンフォームからなる浴用スポンジ10を示す。この浴用ス
ポンジ10は、高さ方向の中央部がやや膨出した円盤状を
なし、厚みが約4cm上下面の直径が約10cmである。
浴用スポンジ10の上面は平面14として形成され、その
略全域において、略半球状に膨出した多数の凸部12が規
則正しく並んでいる。この凸部12は高さが約5mmであ
り、平面から見て直径が約1cmである。
浴用スポンジ10の形状は上記のものに限らず、例え
ば、矩形であっても構わない。凸部12は横断面が円形、
三角形あるいは正方形などの扁平な柱状のものや、その
他の形状にすることもできる。その並べ方としても上記
のものに限らず、不規則に散在させてもよく、また、特
定の文字を現わすように散在させても構わない。また、
凸部12を、浴用スポンジ10の両面に設けることもでき
る。
この浴用スポンジ10を用いて、凸部12が散在する面を
身体に当てて擦ると、平面14に散在する凸部12は元の形
状を保持し、従来のように横方向に曲ってしまうことは
なく、充分な洗い効果が得られる。
浴用スポンジ10の平面14に凸部12を散在させる方法と
しては、特に限定されるものではないが、金属板による
加熱圧縮法が後述する種々の理由により好ましい。この
方法を第3図に基づいて簡単に説明する。符号Sは金属
板であり、この金属板Sには直径1cmの円孔Hが等間隔
に多数開けられている(第3図a)。この金属板Sを加
熱し、ポリウレタンフォームからなるシート状のスポン
ジ1を上方から圧縮する(第3図b)。前記スポンジ1
において、金属板Sによって圧縮された部分は平面14と
なり、円孔Hに対応する部分は、図面に示すように圧縮
されずに略半球状の凸部12として形成される。そのの
ち、このスポンジ1を所定の形状に形成する。これによ
り、スポンジ10の平面14に凸部12を散在させることがで
きる。
上記の方法によって製作した浴用スポンジ10におい
て、前記凸部12はある程度の柔軟性を保持しているのに
対し、前記平面14は金属板Sによって圧縮されているの
でやや硬くなっている。これにより、凸部12の変形がや
や硬い平面14により阻止されるため、腰の強い凸部12が
得られ、浴用スポンジ10としてより効果的であるといえ
る。
凸部12の高さが均等であるので、見栄えがよいといっ
た効果もある。
なお、浴用スポンジ10の片面に、凸部12を散在させる
別の方法としては、研磨などによる方法が挙げられる。
[考案の効果] 本考案の浴用スポンジによれば、従来の浴用スポンジ
における凸部の高さと同一の凸部を平滑面の上に設けた
場合でも、この凸部の実質的な高さに違いが生じ、その
凹凸の高低差は従来のものと比べて極めて小さくなる。
このような本考案の浴用スポンジを使って身体を洗う
際、浴用スポンジを身体方向に押圧して擦っても、前記
凸部は曲ることはない。したがって、浴用スポンジとし
て充分な洗い効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す浴用スポンジの斜視
図、 第2図は、前図におけるA−A線断面図、 第3図(a)および第3図(b)は、浴用スポンジの製
造工程を示す説明図、 第4図は、従来の浴用スポンジの斜視図、 第5図は、第4図の従来の浴用スポンジの使用時におけ
る凸部の動きを示す説明図である。 [符号の説明] 10…浴用スポンジ 12…凸部 14…平面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリウレタンフォームからなり、少なくと
    も片面は平滑面の上に凸部が散在してなることを特徴と
    する浴用スポンジ。
JP8542190U 1990-08-10 1990-08-10 浴用スポンジ Expired - Lifetime JP2528562Y2 (ja)

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