JP2528304Y2 - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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JP2528304Y2
JP2528304Y2 JP12383290U JP12383290U JP2528304Y2 JP 2528304 Y2 JP2528304 Y2 JP 2528304Y2 JP 12383290 U JP12383290 U JP 12383290U JP 12383290 U JP12383290 U JP 12383290U JP 2528304 Y2 JP2528304 Y2 JP 2528304Y2
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JP
Japan
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electric carpet
heat
bending
heating element
surface material
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JP12383290U
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Inventor
十一 五十嵐
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭用の電気カーペットに関する。
(従来技術) 従来電気カーペットは、実開昭57-32323号公報に示さ
れるように、収納スペースを少なくすることから折り畳
み自在とし、そして折畳みやすくするために、折曲予定
線の近傍の発熱線の存在しない領域に複数の打抜穴を一
直線上に設けると共に、その折曲予定線近傍の発熱線の
存在しない部分の温度が低くなることから、打抜穴の両
側部分の発熱量を他の部分よりも多くして、全体の温度
分布の均一化を計ったものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような電気カーペットであれば、
折り畳みの容易さ及び温度分布の均一化は計れるが、折
曲予定線の近傍に設けた複数の打抜穴が一直線上に設け
られているため、表面材及び裏面材の折曲に対する強度
が弱くなると共に、折りくせができやすい難点がある。
また、打抜穴が裏面材まで貫通しており床面へ熱が逃げ
てしまう難点があった。
本考案は、前記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、折り畳みの容易さ及び温度分布の均一化は
もとより、表面材の折曲に対する強度が保たれると共
に、折りくせのできにくい電気カーペットを提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために、裏面材
と、この裏面材の上面に設けられ、発熱部分が存在しな
い折曲代を挟んで分割配置された発熱ブロックを有する
面状発熱体と、この面状発熱体の上面に設けられ、前記
折曲代と対応した位置に、相対向する前記発熱ブロック
の一部が臨むように交互に位置をずらして設けられた貫
通孔を有する表面材を設けたものである。
(作用) 電気カーペットとしての使用に際しては、各発熱ブロ
ックの発熱により人体の採暖に供される。この際発熱部
分が存在しない折曲代部分は、表面材の貫通孔部分に対
流熱が発生し、温度低下を補償して電気カーペット全体
の温度分布を均一にする。また、裏面材により床面への
熱の逃げが防止される。
また、電気カーペットの収納に際しては、発熱部分が
存在しない折曲代部分を折れ線として折り畳み収納す
る。この折り畳みに際しては、貫通孔が交互に位置をず
らして設けられているため、表面材の折曲に対する強度
が向上すると共に、折りくせができにくくなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第3図を参照し
て説明する。
1はフェルト等からなる裏面材で、この裏面材1の上
面に面状発熱体2が重合されている。そして、この面状
発熱体2は折曲代3a、3bを挟んで3つに分割配置された
面発熱体からなる発熱ブロック4a、4b、4cとからなって
いる。5はポリエステルからなる表面材で、この表面材
5は前記面状発熱体2の折曲代3a、3bに対向する位置
に、前記発熱ブロック4a、4b、4cの一部が交互に臨むよ
うに、折曲予定線A、A-を中心に位置をずらして設けら
れた貫通孔6a、6bを有している。7は前記表面材5の一
部に設けられた複数の通気穴で、この複数の通気穴7は
必要に応じて温度を高くし、温度分布を変化させること
ができるもので、例えば人体の足部分を暖めるのに適し
ている。8はポリエステルからなるカバーで、必要に応
じて前記表面材5の上に被せて使用されるものである。
しかして、電気カーペットとしての使用に際しては、
発熱ブロック4a、4b、4cの発熱により人体の採暖に供さ
れる。この際発熱部分が存在しない折曲代3a、3b部分
は、表面材5の貫通孔6a、6b部分に対流熱が発生し温度
低下を補償して電気カーペット全体の温度分布を均一に
する。また、裏面材1により床面への熱の逃げが防止さ
れ熱効率が向上する。
また、電気カーペットの収納に際しては、発熱部分が
存在しない折曲代3a、3b部分を折れ線として3つ折り状
態で折り畳み収納する。この折り畳みに際しては、貫通
孔6a、6bが折曲予定線A、A-を中心に交互に位置をずら
して設けられているため、表面材5の折曲に対する強度
は向上すると共に、折りくせができにくくなる。
なお、この実施例では、電気カーペットの収納に際し
て3つ折り状態で折り畳むようにしたが、これに限らず
2つ折りまたは、4つ折り以上のものでもよい。
また、発熱ブロックは面発熱体の例で説明したが、発
熱線を蛇行配置したものでもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、発熱部分が存在しな
い折曲代を挟んで分割配置された発熱ブロックを有する
面状発熱体の上面に、折曲代と対応した位置に、相対向
する発熱ブロックの一部が臨むように交互に位置をずら
して貫通孔を設けたので、折り畳みによる収納が容易
で、かつ電気カーペット全体の温度分布は均一になるこ
とは当然のことながら、さらに表面材の折曲に対する強
度が向上すると共に、折りくせのできにくい電気カーペ
ットを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気カーペットの斜視図、第2図は本
考案の要部平面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う
断面図である。 1……裏面材、2……面状発熱体、3a、3b……折曲代、
4a,4b、4c……発熱ブロック、5……表面材、6a、6b…
…貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面材と、この裏面材の上面に設けられ、
    発熱部分が存在しない折曲代を挟んで分割配置された発
    熱ブロックを有する面状発熱体と、この面状発熱体の上
    面に設けられ、前記折曲代と対応した位置に、相対向す
    る前記発熱ブロックの一部が臨むように交互に位置をず
    らして設けられた貫通孔を有する表面材とからなること
    を特徴とする電気カーペット。
JP12383290U 1990-11-26 1990-11-26 電気カーペット Expired - Lifetime JP2528304Y2 (ja)

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JPH0482614U JPH0482614U (ja) 1992-07-17
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CN101258365B (zh) * 2005-09-07 2010-10-06 新日本石油株式会社 面状发热体、地采暖用电热板及地采暖用电热板集合体

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JPH0482614U (ja) 1992-07-17

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