JP2528108B2 - 映像信号の伝送方法及びその装置 - Google Patents

映像信号の伝送方法及びその装置

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JP2528108B2 JP62011399A JP1139987A JP2528108B2 JP 2528108 B2 JP2528108 B2 JP 2528108B2 JP 62011399 A JP62011399 A JP 62011399A JP 1139987 A JP1139987 A JP 1139987A JP 2528108 B2 JP2528108 B2 JP 2528108B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のチャンネルあるいは広帯域の映像信
号を限られた伝送帯域で伝送するのに好適な映像信号の
伝送方法とその装置に関するものである。
尚、ここでいう伝送とは広い意味での伝送であり、例
えば、記録・再生も一種の伝送ということで、この伝送
という言葉の範ちゅうに含まれる。但し、以下の文中に
おいて、場合によっては、伝送と記録・再生とを分けて
考える場合もあり、その様な場合、伝送という言葉は送
受信機関の伝送などの様な狭い意味で用いられる。
〔従来の技術〕
近年では、現行のテレビ方式に比して格段の高精細
度、高画質の得られるいわゆる高品位テレビのような、
新しい高精細テレビ方式の検討が進められており、この
高精細テレビ方式では、現行のテレビ方式におけるより
も数倍の画像情報を有し、従って数倍の広帯域を必要と
する。また他方では、映像を3次元的に表示させる立体
テレビ方式の検討も進められており、この立体テレビ方
式では互いに視差の異なる2種類の映像信号を伝送する
必要から、伝送路の信号伝送容量として2チャンネル分
が必要となる。
以上のように、高精細テレビあるいは立体テレビなど
の新しいテレビ方式では、広帯域あるいは複数チャンネ
ルの伝送路が必要となるため、帯域あるいはチャンネル
数の制限されている現有の伝送チャンネルで、こうした
新しいテレビ方式のサービスを行うためには、広帯域あ
るいは複数のチャンネルの映像信号を1チャンネル分の
限られた伝送帯域で伝送する必要がある。
また、こうした新しいテレビ方式で得られる映像信号
を、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)やビデオ・ディ
スク・プレーヤ(VDP)などで記録し再生する場合を考
えて見ても、記録・再生すべき映像信号が広帯域あるい
は複数チャンネルの信号であれば、通常の映像信号を記
録・再生する場合に比べ記録容量が大きくなってしまう
が、1チャンネル分の限られた伝送帯域の信号となれ
ば、記憶容量が大きくなることもない。
そこで、この様な1チャンネル分の限られた伝送帯域
で信号を伝送する方法として、従来では、例えば、テレ
ビジョン学会技術報告Vol.7,No.44(1984年3月)TEBS9
5−2における二宮,大塚,和泉による“高品位テレビ
の衛星1チャンネル伝送方式(MUSE)”と題する文献に
おいて論じられているものなどがある。
しかし、この既提案例では独立した2つのチャンネル
の映像信号を的確に1つのチャンネルで伝送し、あるい
は記録・再生する技術については開示されておらず、従
って、こうした装置の実現が重要な課題となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した様に、従来技術では、広帯域あるいは複数チ
ャンネルの映像信号を1チャンネル分の限られた伝送帯
域で伝送させることが完全にはできず、従って、高精細
テレビあるいは立体テレビなどの新しいテレビ方式のサ
ービスを行うことが困難であった。また、こうした新し
いテレビ方式で得られる映像信号を、VTRやVDPなどで記
録・再生する場合においても、記録・再生すべき映像信
号が広帯域あるいは複数チャンネルの信号のままであれ
ば、記録容量が増大してしまって、記録媒体の記録容量
が限られている場合には、長時間に渡る録画再生が行え
ないという問題があった。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされた
ものであり、従って、本発明の目的は、広帯域あるいは
複数のチャンネルの映像信号を1チャンネル分の帯域で
伝送あるいは記録・再生できる映像信号の伝送方法およ
びその装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、伝送すべき第
1チャンネルの映像信号V1と第2チャンネルの映像信号
V2とを、第1の信号ブロック(例えば偶数番目のライン
で構成されるブロック)では、上記第1チャンネル映像
信号V1と第2チャンネル映像信号V2との和(V1+V2)に
相当する位相関係をもって互いに周波数多重して伝送
し、上記第1の信号ブロック以外の第2の信号ブロック
(例えば奇数番目のラインで構成されるブロック)で
は、上記第1チャンネル映像信号V1と第2チャンネル映
像信号V2との差(V1−V2)に相当する位相関係をもって
互いに周波数多重して伝送するようにしたものである。
〔作用〕 上記により、第1チャンネル映像信号V1と第2チャン
ネル映像信号V2は、1チャンネル分の帯域内で互いに周
波数多重されるため、2チャンネルの映像信号(V1
V2)を1チャンネル分の帯域で伝送することができる。
また、上記のようにして周波数多重された映像信号の
うち、上記第1の信号ブロックに相当する映像信号(V1
+V2)と、上記第2の信号ブロックに相当する映像信号
(V1−V2)と、で和分演算をすれば、上記第1チャンネ
ルの映像信号V1が分離抽出され、また、その両者で差分
演算をすれば、上記第2チャンネル映像信号V2が分離抽
出され、かくして2チャンネルの映像信号V1とV2が復元
される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、2つのチャンネルの映像信号を1つのチャ
ンネルの映像信号に変換して伝送する、本発明の一実施
例としての伝送装置を示すブロック図であり、第2図は
上記映像信号を水平走査線単位で表示した説明図であ
る。
第1図において、1は第1のチャンネルの映像信号V1
が入力される端子、2は第2のチャンネルの映像信号V2
が入力される端子、3はこれら第1及び第2のチャンネ
ルの映像信号V1とV2が1つのチャンネルに合成されて出
力される端子である。また、10は位相反転回路、20は切
換回路、30は合成回路である。
第1チャンネルの映像信号V1と第2チャンネルの映像
信号V2は、互いに同期した位相関係でそれぞれ端子1と
2に供給される。一例として、第2図に示すように映像
信号の水平走査線単位でラインL1,L2,L3,…の順で上記
第1チャンネルの映像信号V1が端子1に入力されるのに
対して、それと同期してラインL1,L2,L3,…の同じ順序
で上記第2チャンネルの映像信号V2が端子2に入力され
る。端子2からの映像信号V2は切換回路20の一方の端子
A側に供給されると共に、位相反転回路10にも供給さ
れ、そして、この位相反転回路10にて位相反転された出
力が、切換回路20の他方の端子B側に供給される。
この切換回路20にて、入力映像信号V1(あるいはV2
の水平走査線単位で端子A側とB側とが交互に切換えら
れ、その出力は合成回路30に供給され、そして、端子1
から供給された上記第1チャンネルの映像信号V1と上記
切換回路20からの出力映像信号とがこの合成回路30にて
加算されて合成される。ここで、合成回路30は、少なく
とも映像表示期間(つまり、同期信号部分を含まない期
間)では単なる加算器であると考えて良い。
従って、この合成回路30からは、第2図に示すよう
に、ラインL1の期間では、第1チャンネルの映像信号V1
と第2チャンネルの映像信号V2の和成分(V1+V2
出力され、次のラインL2の期間では、第1チャンネルの
映像信号V1と第2チャンネルの映像信号V2との差成分
(V1−V2が出力される。一般には、2n番目のライン
では、第1チャンネルの映像信号V1と第2チャンネルの
映像信号V2との和成分(V1+V22nが出力され、次の
(2n+1)番目のラインでは、第1チャンネルの映像信
号V1と第2チャンネルの映像信号V2との差成分(V1
V22n+1が出力される。即ち、以上の様な合成回路30に
おける加算演算によって、第1チャンネルの映像信号V1
と第2チャンネルの映像信号V2とが和または差に相当す
る位相関係で周波数多重されるわけである。
以上により、第1及び第2の2つのチャンネルの映像
信号は、1つのチャンネルの映像信号V0に変換されて、
端子3より出力される。
出力映像信号V0は、以上の説明から明らかなように、
入力映像信号V1とV2との和成分または差成分であるの
で、この出力映像信号V0の占有帯域は入力映像信号V1
るいはV2のいずれか帯域の広い方で決まり、上記第1及
び第2チャンネルの映像信号の占有帯域が同じその値を
BWとすれば、上記出力映像信号V0の占有帯域も同じBWと
なる。これを換言すれば、2チャンネル分の映像信号を
伝送するのに必要な帯域(2×BW)に対し、本実施例に
よれば、その半分の帯域(BW)で2チャンネル分の映像
信号を伝送できることになる。
なお、上記2n番目のライン(第2図の実線で示すライ
ンL2n)と上記(2n+1)番目のライン(第2図の破線
で示すラインL2n+1)との位相関係は、フィールド内の
時間的に隣接するライン同士をさす場合の他、例えば実
線のラインL2nを第1フィールド(あるいは第1フレー
ム)内のラインとし、破線のラインL2n+1をこの第1フ
ィールド(あるいは第1フレーム)に続く次の第2フィ
ールド(あるいは第2フレーム)内のラインとするよう
な、フィールド間あるいはフレーム間の空間的に隣接す
るライン同士をさす場合であっても良く、いずれの場合
も本発明の範ちゅうに含まれる。
次に、上記の如くして1つのチャンネルに合成された
映像信号V0より元の映像信号V1とV2を分離抽出するため
の本発明に係わる信号逆変換装置の一具体例を第3図に
示す。
同図において、上記第1図の実施例に示す伝送装置に
より出力されて所定伝送路を伝送され、あるいは前記VT
RやVDPのように適宜信号処理されて記録・再生されて得
られる上記映像信号V0は、入力端子4に供給される。こ
こで、50は加算器、60は減算器であり、また、40は、端
子4からの入力映像信号を、上記のフィールド内あるい
はフィールド間あるいはフレーム間で時間的あるいは空
間的に隣接する2つのラインL2nとL2n+1との位相差に相
当する時間T(第2図のT)だけ遅延する遅延回路であ
る。
上記加算器50にて、入力端子4からの入力映像信号V0
と、それを遅延回路40にて時間Tだけ遅延して出力され
る映像信号V0′とが加算される。従って、一般にライン
番号2nの期間では、端子4からのライン番号2nの映像信
号(V1+V22nと、それより1つ前のライン番号(2n−
1)の映像信号(V1−V22n-1とが、この加算回路50で
加算されて、次式で表現される映像信号(V1′)2nがこ
の加算回路50より出力される。
(V1′)2n=(V1+V22n+(V1−V22n-1……(1) 同様に、次のライン番号(2n+1)の期間では、次式
で表現される映像信号(V1′)2n+1がこの加算回路50よ
り出力される。
(V1′)2n+1=(V1−V22n+1+(V1+V22n ……
(2) 次に、上記減算器60にて、端子4からの入力映像信号
V0と、それを遅延回路40にて時間Tだけ遅延して出力さ
れる映像信号V0′とが減算され、従って一般に、ライン
番号2nの期間では、端子4からのライン番号2nの映像信
号(V1+V22nと、それより1つ前のライン番号(2n−
1)の映像信号(V1−V22n-1とが、この減算回路60で
減算されて、次式で表現される映像信号(V2′)2nがこ
の減算回路60より出力される。
(V2′)2n=(V1+V22n−(V1−V22n-1……(3) 同様に、次のライン番号(2n+1)の期間では、次式
で表現される映像信号(V2′)2n+1がこの減算回路60よ
り出力される。
(V2′)2n+1=(V1−V22n+1−(V1+V22n ……
(4) 一般に映像情報は、フィールド内あるいはフィールド
間あるいはフレーム間で時間的あるいは空間的に隣接す
る2つのライン間(L2nとL2n-1の間、あるいはL2n+1とL
2nの間)では、強い相関を有するため、ライン間で逆相
の関係にある成分、即ち上記(1)式及び(2)式のV2
の成分、及び上記(3)式及び(4)式のV1成分は、互
いに打ち消し合ってほぼ零とみなすことができる。従っ
て、上記(1)式及び(2)式から明らかなように、上
記加算回路50からは、第2チャンネルの映像信号V2の成
分は除去され、第1チャンネルの映像信号V1成分のみが
分離抽出され端子5より出力される。同様に、上記
(3)式及び(4)式から明らかなように、上記減算回
路60からは第1チャンネルの映像信号V1の成分は除去さ
れ、第2チャンネルの映像信号V2成分のみが出力され
る。
この第3図の逆変換装置では、上記(1)式及び
(2)式から明らかなように、加算回路50から分離出力
される映像信号V1は、ライン番号2nと次のライン番号
(2n+1)とで、共に同相となる。これに対し、上記
(3)式及び(4)式から明らかなように、減算回路60
から分離出力される映像信号V2は、ライン番号2nと次の
ライン番号(2n+1)とで、互いに逆相となる。
そこで、上記減算回路60からの出力映像信号は切換回
路80の端子A側に供給されると共に、位相反転回路70に
供給され、そして、この位相反転回路70にて位相反転さ
れた出力は、切換回路80の他方の端子B側に供給され
る。この切換回路80は周期T毎に端子A側とB側に交互
に切換えられる。即ち、具体的には、上記ライン番号2n
の期間では、端子A側に接続され、次のライン番号(2n
+1)の期間では、端子B側に接続され、以上の切換が
上記周期T毎に交互に行われる。その結果、上記切換回
路80からは、ライン番号2nと次のライン番号(2n+1)
とで共に同相となる映像信号が出力され端子6に出力さ
れる。
かくして、2チャンネルの映像信号が1つのチャンネ
ルに合成された入力映像信号V0より、第1チャンネルの
映像信号V1′と第2チャンネルの映像信号V2′とが分離
され、かつ元の位相関係も正しく復元されて、それぞれ
端子5と6より出力される。
ところで、第1図に示した実施例では上記したよう
に、画像の有する相関を利用して2つのチャンネルの映
像信号を多重するものであり、相関のない信号を多重す
ると相互に妨害を与える問題を生ずる。そこで、次の実
施例では、こうした問題を生じ難いようにするために、
多重すべき信号に制約を与えるものである。
第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第5
図は第4図における各部信号のタイミングチャート、で
ある。
一般に映像情報の伝送には、明暗を表わす輝度情報
と、色彩を表わす色度情報が必要であり、輝度情報と色
度情報の間には相関はない。そこで、本実施例では、2
つのチャンネルの映像信号を多重するに際し、各映像信
号を輝度信号と色度信号とに分離して時分割で多重し、
第1チャンネル映像信号の輝度信号には第2チャンネル
映像信号の輝度信号を周波数多重し、第1チャンネル映
像信号の色度信号には第2チャンネル映像信号の色度信
号を周波数多重するようにしたものである。この方法に
より、互いに相関のない輝度信号と色度信号が時間的に
重ならないようにでき、従って相互の妨害をなくすこと
ができる。
では、第4図及び第5図を用いて、本実施例を更に詳
しく説明する。
本実施例は、先の第1図の実施例における入力端子1
と2に時分割信号処理回路100を接続して構成される。
尚、第4図において、第1図と同じ回路ブロックには同
じ符号を付してあり、その動作は第1図とまったく同じ
であるので、説明は省略する。
第4図において、端子1′には第1チャンネルの映像
信号E1が、端子2′には第2チャンネルの映像信号E2
それぞれ入力される。
時分割信号処理回路100において、端子1′からの第
1チャンネル映像信号E1は、その水平走査線単位で第5
図のa〜cに示すように、輝度信号Y1と2つの色度信号
CW1とCN1とに分離され、その後、各々時間時圧縮されて
時分割で多重されて、第5図のgに示す様な映像信号V1
として端子1より出力され、上記合成回路30に供給され
る。
同様に、端子2′からの第2チャンネル映像信号E2
その水平走査線単位で第5図のd〜fに示すように、輝
度信号Y2と2つの色度信号CW2とCN2とに分離され、その
後、各々時間軸圧縮されて時分割で多重されて、第5図
のhに示す様な映像信号V2として端子2より出力され、
上記切換回路20と位相反転回路10とに供給される。
上記映像信号V1とV2は、それぞれ輝度信号(Y1とY2
と2つの色度信号(CW1とCW2、及びCN1とCN2)が同じタ
イミング関係で出力される。上記回路10,20,30にて、上
記第1図で述べたと同じ信号処理が行われ、1つのチャ
ネルの映像信号V0として端子3より出力される。
従って、第5図のiに示すように、一般にライン番号
2nの期間では、第1チャンネルの映像信号V1と第2チャ
ンネルの映像信号V2との輝度信号同士の和成分(Y1
Y2)、及び色度信号同士の和成分(CW1+CW2)と(CN1
+CN2)とが時分割多重された形態で映像信号(V1
V22nとして端子3より出力される。同様に、次のライ
ン番号(2n+1)の期間では、第5図のjに示すよう
に、第1チャンネルの映像信号V1と第2チャンネルの映
像信号V2との輝度信号同士の差成分(Y1−Y2)、及び色
度信号同士の差成分(CW1−CW2)と(CN1−CN2)とが時
分割多重された形態で映像信号(V1−V22n+1として端
子3より出力される。
次に、以上の様にして1つのチャンネルに合成された
映像信号V0より、上記第1及び第2チャンネルの映像信
号V1とV2を分離するためには、前述の第3図に示した信
号逆変換装置が同様に適用できる。この第3図の信号逆
変換装置を適用した場合、端子5及び6より出力される
映像信号V1′及びV2′は、第5図のg及びhに示す波形
とほぼ同様の、輝度信号と色度信号が時分割多重された
形態の信号となる。
従って、これより元の映像信号E1とE2を復元するため
の信号処理回路が、図示しないが、上記第3図の出力端
子5,6に更に接続される。即ち、この信号処理回路にお
いて、上記映像信号V1′とV2′のそれぞれより、時分割
多重された輝度信号と色度信号がそれぞれ分離され、か
つ元の正規の時間軸を有するようにそれぞれ適宜時間軸
処理されて、その結果、元の映像信号E1とE2に準する信
号がそれぞれ出力される。
尚、ここで、元の映像信号E1とE2と全く同様の信号が
得られるのではなく、それらに準じた信号が得られるの
は、この信号処理回路に入力される映像信号V1′とV2
が第5図g及びhに示した映像信号V1,V2と完全には一
致していないからである。
次に、伝送すべき映像信号が、映像を3次元的に表示
させるための立体映像信号である場合と、映像の微細を
表示させるための高精細映像信号である場合とについて
それぞれ説明する。
先ずは、立体映像信号についてである。立体映像情報
として、一般には、右眼用と左眼用の互いに視差の異な
る2つの映像情報が必要である。従って、この立体映像
信号を本発明を用いて伝送する場合は、互いに視差の異
なる映像情報に基づく第1及び第2の立体映像信号をそ
れぞれ上記第1及び第2のチャンネルの映像信号とし
て、上記第1図あるいは上記第4図の伝送装置の入力端
子に供給するようにすれば良い。上記2つの立体映像信
号は、その性質から、一般に的には、信号間に強い相関
があるため、チャンネル間の信号漏洩の影響は大幅に低
減され、効率良く伝送することができる。
次は、高精細映像信号についてである。高精細映像信
号として、一般には広帯域の映像信号が必要である。従
って、この高精細映像信号を本発明を用いて伝送する場
合は、第6図に示す様な伝送装置を用いれば良い。
第6図は本発明の別の実施例を示すブロック図、第7
図は第6図における各部信号のタイミングチャートであ
る。
第6図において、200は時間軸変換回路であり、他の
ブロックは上記第1図と同じであり、同一符号を付して
ある。
端子3′に入力される高精細映像信号E0は、時間軸変
換回路200にて、水平走査線単位で適宜時間軸伸長さ
れ、例えば2倍に伸長されて、2倍の周期TH(TH=2H;H
は1水平走査周期)で、第7図のaに示すように一般に
ライン番号4nでは、輝度信号Y1と色度信号C1とが時分割
多重されて、映像信号V1として端子1より出力され、次
のライン番号(4n+1)では第7図のbに示すように、
輝度信号Y2と色度信号C2とが時分割されて、信号V2とし
て端子2より出力される。上記映像信号V1とV2は、それ
ぞれの輝度信号(Y1とY2)と色度信号(C1とC2)が同じ
タイミングで出力される。その結果、端子3からは、第
7図のCに示すように上記ライン4n番目の映像信号V1
ライン(4n+1)番目の映像信号V2との輝度信号同士の
和成分(Y1+Y2)、及び色度信号同士の和成分(C1
C2)とが時分割多重された形態でライン番号2nの映像信
号(V1+V22nとして出力される。
同様に、次のライン番号(4n+2)では、第7図のd
に示すように輝度信号Y1と色度信号C1とが時分割多重で
映像信号V1として端子1より出力され、次のライン番号
(4n+3)では、第7図のeに示すように輝度信号Y2
色度信号C2とが時分割多重で映像信号V2として端子2よ
り出力される。従って、端子3からは、第7図のfに示
すように上記ライン(4n+2)番目の映像信号V1とライ
ン(4n+3)番目の映像信号V2との輝度信号同士の差成
分(Y1−Y2)、及び色度信号同士の差成分(C1−C2)と
が時分割多重された形態でライン番号(2n+1)の映像
信号(V1−V22n+1として出力される。
次に、以上の様にして、1つのチャンネルに合成され
た映像信号V0より、映像信号V1とV2を分離するために
は、前述の第3図に示した信号逆変換装置が適用でき
る。即ち、映像信号V0は、上記第3図の信号逆変換装置
の入力端子4に供給され、端子5及び6からは上記第7
図a及びb(あるいはd及びe)に示す波形とほぼ同様
の形態の、輝度信号と色度信号が時分割多重されたライ
ン周期THの映像信号V1′とV2′が出力される。
従って、これより元の映像信号E0を復元するための時
間軸逆変換回路が、図示しないが、上記第3図の信号逆
変換装置の出力端子5,6に更に接続される。即ち、この
時間軸逆変換回路において、上記映像信号V1′とV2′の
それぞれより時分割多重された輝度信号と色度信号がそ
れぞれ分離され、かつ元の正規の時間軸を有するように
それぞれ適宜時間軸処理されて、その結果、元の高精細
映像信号E0に準ずる信号が出力される。
以上第6図の実施例によれば、広帯域を必要とする高
精細映像信号E0を、時間軸伸長によって、例えば2倍の
時間伸長により1/2の占有帯域でかつチャンネルで伝送
できる効果が得られる。
次に、上記高精細映像信号に適用する本発明の更に別
の実施例を第8図に示す。同図において、300は信号変
換回路であり、他のブロックは上記第1図と同じであ
り、同一符号を付してある。また第9図は、第8図にお
ける各部信号のタイミングチャートである。
端子3′に入力される高精細映像信号E0は、信号処理
回路310にて、水平走査線単位で、輝度信号Yと色度信
号Cとに分離されて時分割で多重され、かつその時分割
多重された信号は第9図のaとbに示す様に低域信号成
分と高域信号成分との2つに分割される。
一方の低域信号成分は、第9図のaに示すように低域
映像信号V1として端子1より出力される。この低域映像
信号V1は、上記より明らかなように、色度信号Cの低域
成分CLと輝度信号Yの低域成分YLとが時分割多重された
形態を有する。
上記他方の高域信号成分は、上記低映像信号V1と占有
帯域がほぼ等しくなるように、あるいは占有帯域幅が上
記低域映像信号V1のそれより小さくなるように、周波数
変換回路320にて周波数変換され、第9図のbに示すよ
うに高域映像信号V2として端子2より出力される。この
高域映像信号V2は、上記より明らかなように、色度信号
Cの高域成分CHと輝度信号Yの高域成分YHとが時分割多
重されて周波数変換された形態を有する。
上記低域映像信号V1と高域映像信号V2は、それぞれの
輝度信号(YLとYH)と色度信号(CLとCH)が、同じタイ
ミングで出力される。以上により端子3からは、第9図
のCに示すように、一般にライン番号2nの期間では、上
記低域映像信号V1と高域映像信号V2との輝度信号同士の
和成分(YL+YH)、及び色度信号同士の和成分(CL
CH)とが時分割多重された形態で映像信号(V1+V22n
として出力される。同様に、次のライン番号(2n+1)
の期間では、第9図のdに示すように、上記低域映像信
号V1と高域映像信号V2との輝度信号同士の差成分(YL
YH)、及び色度信号同士の差成分(CL−CH)とが時分割
多重された形態で映像信号(V1−V22n+1として端子3
より出力される。
次に、以上の様にして、1つのチャンネルに合成され
た映像信号V0より映像信号V1とV2を分離するためには、
前述の第3図に示した信号逆変換装置が適用できる。即
ち、映像信号V0は、上記第3図の信号逆変換装置の入力
端子4に供給され、端子5及び6からは、上記第9図の
a及びbに示す波形とほぼ同様の形態の、輝度信号と色
度信号が時分割多重された映像信号V1′とV2′がそれぞ
れ出力される。
従って、これより元の映像信号E0を復元するための信
号逆変換回路500が上記第3図の信号逆変換装置の出力
端子5,6に更に接続される。
この信号逆変換回路500の一具体例を第10図に示す。
同図において、端子6′に入力される上記第3図の端子
6からの高域映像信号V2′は、周波数変換回路510にて
元の占有帯域を有するように周波数変換される。そし
て、信号処理回路520にて、上記周波数変換回路510から
の出力と、端子5′に入力される上記第3図の端子5か
らの低域映像信号V1′とが合成され、その合成結果より
上記の時分割多重された輝度信号Yと色度信号Cがそれ
ぞれ分離され、そして、元の正規の時間軸を有するよう
にそれぞれ時間軸処理されて、元の高精細映像信号E0
準ずる映像信号E0′が端子7より出力される。
なお、上記第8図あるいは第6図における入力映像信
号E0及び上記第10図における出力映像信号E0′の信号形
態として、上記輝度信号Yと色度信号Cが周波数多重さ
れた、いわゆるコンポジット信号の形態でも良いが、そ
れ以外に上記輝度信号Yと色度信号Cをそれぞれ個別に
入出力させる形態でも良く、あるいは赤,緑,青のいわ
ゆる三原色映像信号をそれぞれ個別に入出力させるよう
な形態でも良く、いずれも本発明の範ちゅうに含まれる
ものである。
また、上記第6図,第8図,第10図では、色度信号と
して上記Cを用いて説明しているが、上記第4図の実施
例で示したように、一般には色度情報として2つの色度
信号(CWとCN)が必要であり、上記色度信号Cはこの2
つの色度信号を表わすものである。
また、本発明は、この2つの色度信号を伝送する方法
として、上記第4図で述べたような水平走査線単位で常
に2つの色度信号を伝送する、いわゆる同時式の場合に
適用できるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、上記2つの色度信号を水平走査線単位で交互に伝送
する、いわゆる線順次式の場合にも適用できるものであ
る。
特にこの線順次式で伝送する場合においては、上記第
6図及び第8図の実施例における2つのチャンネル間の
色度信号の和(C1+C2、あるいはCL+CH)及び差(C1
C2、あるいはCL−CH)の演算はいずれも上記2つの色度
信号(CWとCN)のいずれか一方同士の演算、即ち、CW
士の和・差演算かあるいはCN同士の和・差演算で行われ
る。一般には、上記2つの色度信号(CWとCN)の間には
相関はないが、同じ色度信号同士(CW同士あるいはCN
士)には強い相関があるため、上記の本発明の方法によ
れば、線順次式の場合においても2つのチャンネル間に
おける色度信号相互の妨害を大幅に改善できることが容
易に理解されるであろう。
次に、上記第8図及び第10図における周波数変換回路
320及び510における周波数変換は、これらに入力される
映像信号と図示しないが内部に有する局部発振器からの
局発信号との乗算を行い、両者の差周波数成分を抽出す
ることにより達成される。
ここで、上記第8図及び第10図の回路構成は、この局
発信号の位相が隣接ライン間(ライン番号2nと2n+1の
間)で同相となるように設定した場合を示したものであ
る。従って、この局発信号の位相が隣接ライン間で逆相
となるように設定した場合は、上記第8図の位相反転回
路10と切換回路20は不要となり、上記周波数変換回路32
0の出力を直接、上記合成回路30に供給すれば良く、ま
た上記第3図の位相反転回路70と切換回路80も不要とな
り、上記減算回路60からの出力を直接、上記第10図の周
波数変換回路510に供給すれば良く、この場合において
も得られる効果は同じで、本発明の主旨にそうものであ
る。
また、上記第5図,第7図,第9図に示す斜線部は、
同期信号部を示し、この同期信号に対しても上記映像信
号と同様の和・差演算を施しても良いが、それを施さな
くても良く、本発明の主旨をそれるものではない。即
ち、同期信号に対して上記和・差演算を施せば、和の施
された(番号2nの)ラインと、差の施された(番号2n+
1の)ラインとで波形の異なる同期信号が得られるため
(例えば、和演算では、2倍の振幅を有する同期信号が
得られ、差演算では、振幅0の同期信号が得られ
る。)、その波形の違いを検出することにより和の施さ
れたラインであるか、差の施されたラインであるかを検
知できる副次的効果が得られる。また逆に、同期信号に
対して上記和・差演算を施さなければ、各ラインで一様
の波形を有する同期信号を得ることができ、全てのライ
ンで同期信号を安定に検出できる副次的効果が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、複数のチャンネ
ルあるいは広帯域の映像信号を限られた伝送帯域でチャ
ンネル間の信号漏洩の影響を大幅に低減して、効率良く
伝送あるいは記録・再生することができる。従って、現
有の伝送路を用いて、広帯域あるいは複数チャンネルを
必要とする高精細テレビあるいは立体テレビ等の新しい
テレビ方式のサービスを行うことができ、またこれらの
新しいテレビ方式に対応するVTRやVDPのような映像信号
記録再生装置においては、実質的に高密度記録を実現す
ることができ(即ち、従来の1チャンネル分の映像信号
を記録するための記録容量と同じ容量で、複数チャンネ
ルあるいは広帯域の映像信号の情報を記録できるからで
ある。)、録画再生時間の長時間化を容易に達成できる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
映像信号を水平走査線単位で示した説明図、第3図は本
発明に係わる信号逆変換装置の一具体例を示したブロッ
ク図、第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図、
第5図は第4図における各部信号のタイミングチャー
ト、第6図は本発明の別の実施例を示すブロック図、第
7図は第6図における各部信号のタイミングチャート、
第8図は本発明の更に別の実施例を示すブロック図、第
9図は第8図における各部信号のタイミングチャート、
第10図は第3図の信号逆変換装置に接続される信号逆変
換回路の一具体例を示すブロック図、である。 符号の説明 10,70……位相反転回路、20,80……切換回路、30……合
成回路、40……遅延回路、50……加算器、60……減算
器、100……時分割信号処理回路、200……時間軸変換回
路、300……信号変換回路、500……信号逆変換回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)フィールド単位あるいはフレーム単
    位で構成される少なくとも2つのチャンネルの映像信
    号、即ち第1の映像信号および第2の映像信号を、単一
    のチャンネルから成る第3の映像信号に変換して伝送す
    る映像信号の伝送方法において、 (ロ)上記第1の映像信号を構成するフィールドあるい
    はフレーム内で互いに隣接する2つの第1ラインと第2
    ラインに基づく信号を抽出する段階と、 (ハ)上記第2の映像信号を構成するフィールドあるい
    はフレーム内で互いに隣接する2つの第1ラインと第2
    ラインに基づく信号を抽出する段階と、 (ニ)抽出された上記第1の映像信号の第1ラインに基
    づく信号と上記第2の映像信号の第1ラインに基づく信
    号との和に基づく和信号を生成する段階と、 (ホ)抽出された上記第1の映像信号の第2ラインに基
    づく信号と上記第2の映像信号の第2ラインに基づく信
    号との差に基づく差信号を生成する段階と、 (ヘ)生成された上記和信号と上記差信号とを、上記第
    3の映像信号を構成するフィールドあるいはフレーム内
    で互いに隣接する2つの第1ラインと第2ラインに基づ
    く信号として出力する段階と、 を含んで成ることを特徴とする映像信号の伝送方法。
  2. 【請求項2】(イ)フィールド単位あるいはフレーム単
    位で構成される少なくとも2つのチャンネルの映像信
    号、即ち第1の映像信号および第2の映像信号を、単一
    のチャンネルから成る第3の映像信号に変換して伝送す
    る映像信号の伝送装置において、 (ロ)上記第1および第2の映像信号を入力する入力手
    段と; (ハ)上記第1の映像信号を構成するフィールドあるい
    はフレーム内で互いに隣接する2つの第1ラインと第2
    ラインに基づく信号を抽出する第1の抽出手段と; (ニ)上記第2の映像信号を構成するフィールドあるい
    はフレーム内で互いに隣接する2つの第1ラインと第2
    ラインに基づく信号を抽出する第2の抽出手段と; (ホ)上記第1の抽出手段からの上記第1の映像信号に
    おける第1ラインに基づく信号と上記第2の抽出手段か
    らの上記第2の映像信号における第1ラインに基づく信
    号との和に基づく和信号を生成する第1の生成手段と; (ヘ)上記第1の抽出手段からの上記第1の映像信号に
    おける第2ラインに基づく信号と上記第2の抽出手段か
    らの上記第2の映像信号における第2ラインに基づく信
    号との差に基づく差信号を生成する第2の生成手段と; (ト)上記第1の生成手段からの和信号と上記第2の生
    成手段からの差信号とを、上記第3の映像信号を構成す
    るフィールドあるいはフレーム内で互いに隣接する2つ
    の第1ラインと第2ラインに基づく信号として出力する
    出力手段と; を備えて成ることを特徴とする映像信号の伝送装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝
    送装置において、上記第1の生成手段は、 上記第1の映像信号を構成する第1ラインの信号におけ
    る輝度信号と上記第2の映像信号を構成する第1ライン
    の信号における輝度信号との和に基づく輝度和信号と、
    上記第1の映像信号を構成する第1ラインの信号におけ
    る色信号と上記第2の映像信号を構成する第1ラインの
    信号における色信号との和に基づく色和信号と、を生成
    する手段と;生成された上記輝度和信号と色和信号とを
    時分割で多重する手段と;から成ることを特徴とする映
    像信号の伝送装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝
    送装置において、上記第2の生成手段は、 上記第1の映像信号を構成する第2ラインの信号におけ
    る輝度信号と上記第2の映像信号を構成する第2ライン
    の信号における輝度信号との差に基づく輝度差信号と、
    上記第1の映像信号を構成する第2ラインの信号におけ
    る色信号と上記第2の映像信号を構成する第2ラインの
    信号における色信号との差に基づく色差信号とを生成す
    る手段と;生成された上記輝度差信号と色差信号とを時
    分割で多重する手段と;から成ることを特徴とする映像
    信号の伝送装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝
    送装置において、上記入力手段は、 互いに視差の異なる2つの立体映像情報に基づく2つの
    映像情報を所与の映像情報として、その内の一方の映像
    情報に基づく信号を上記第1の映像信号として入力し、
    他方の映像情報に基づく信号を上記第2の映像信号とし
    て入力する手段から成ることを特徴とする映像信号の伝
    送装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝
    送装置において、上記入力手段は、 高精細映像情報に基づくフィールド単位あるいはフレー
    ム単位で構成される所与の高精細映像信号のフィールド
    内あるいはフレーム内で互いに隣接する2つの第1ライ
    ンと第2ラインに基づく信号を抽出し、抽出された上記
    高精細映像信号の第1ラインと第2ラインに基づく信号
    をそのライン毎に時間軸変換し、変換された上記高精細
    映像信号の第1ラインに基づく信号を上記第1の映像信
    号として入力し、変換された上記高精細映像信号の第2
    ラインに基づく信号を上記第2の映像信号として入力す
    る手段から成ることを特徴とする映像信号の伝送装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝
    送装置において、上記入力手段は、 高精細映像情報に基づくフィールド単位あるいはフレー
    ム単位で構成される高精細映像信号を所与の信号とし
    て、該高精細映像信号をその各ラインで低域の信号と高
    域の信号に分離し、分離された上記高精細映像信号の高
    域の信号を低域に周波数変換し、分離された上記高精細
    映像信号の低域の信号を上記第1の映像信号として入力
    し、低域に周波数変換された上記高精細映像信号の高域
    の信号を上記第2の映像信号として入力する手段から成
    ることを特徴とする映像信号の伝送装置。
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