JP2527775Y2 - クラッチ式電動ドライバ - Google Patents

クラッチ式電動ドライバ

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JP2527775Y2
JP2527775Y2 JP6912091U JP6912091U JP2527775Y2 JP 2527775 Y2 JP2527775 Y2 JP 2527775Y2 JP 6912091 U JP6912091 U JP 6912091U JP 6912091 U JP6912091 U JP 6912091U JP 2527775 Y2 JP2527775 Y2 JP 2527775Y2
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JP
Japan
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clutch
switch
type electric
motor
relay
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JP6912091U
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滋 本間
利夫 溝口
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は所定締め付けトルクに達
すると締め付けを終了するようにしたクラッチ式電動ド
ライバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図2、図3を用いて説明する。
主スイッチ2をONするとモータ4が回転する。押圧力
調整自在な締付力調整スプリング32により圧着、噛み
合いする噛み合いクラッチ33は、前記締付力調整スプ
リング32の押圧力より大きな負荷が作用した時に離脱
し、同時にクラッチ連動スイッチ8が作動してサイリス
タ7にゲート電流を供給しサイリスタ7は導通する。サ
イリスタ7が導通するとリレーコイル6が励磁されリレ
ースイッチ3の常開接点3aと可動片3bが導通してモ
ータ4の両極が短絡し、発電制動が作用して作業が終了
する。この状態で主スイッチ2をOFFにすればサイリ
スタ7に供給されていた電流が絶たれるためサイリスタ
7の導通がなくなりリレーコイル6は消磁されて初期状
態に戻る。以上述べたように、従来のクラッチ式電動ド
ライバは、予め設定されたクラッチ設定トルクに達し、
クラッチが動作するのに伴ってモータ4の回転が停止す
る機能を有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のクラッチ式電動ドライバでは、木材にねじを締
め付ける場合、場所により木質に差があるため硬質部で
はねじの頭が表面から浮いてしまう時や、さびついたね
じを緩める時はクラッチの連続打撃が必要であるのに、
そのような場合でも設定トルクに達するとリレー回路が
動作して回転(クラッチ打撃)が停止してしまうといっ
た欠点があった。またクラッチ連動スイッチ8が投入さ
れて、発電制動が作用するまでの時間を微視に見ると、
リレースイッチ3の可動片3bと常開接点3aとの間に
大きなブレーキ電流が繰返し流れるため、前記常開接点
3aが溶着しやすくなり、前記リレースイッチ3の寿命
が短くなるという欠点があった。本考案の目的は、クラ
ッチに所定以上の負荷がかかっても発電制動しないよう
に任意に選択できるようにして使い易いクラッチ式電動
ドライバを得ると同時に、制動回路の長寿命化を図るこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モータの両
極間を短絡するように構成された制動回路に切換スイッ
チを挿入し、この切換スイッチを開閉してモータの発電
制動が起こるか否かを任意に選択することにより達成さ
れる。
【0005】
【作用】上記のように構成された制動回路において、切
換スイッチをOFFとすることにより、リレースイッチ
が動作しても発電制動が起こらなくなるので、常開接点
3aの溶着が防げリレースイッチ3の寿命が長くなる。
又、クラッチに一定トルクがかかり、リレー回路が動作
したときに可動片3bが常開接点3aに移動しても切換
スイッチがOFFならば発電制動が起こらないので、モ
ータ4は慣性で回転し続けその後トルクがなくなればク
ラッチ連動スイッチ8が切れて再びモータ4に電流が流
れ出すので連続打撃できるようになる。
【0006】
【実施例】図1に本考案クラッチ式電動ドライバの駆動
回路の一実施例を示す。直流電源1、主スイッチ2、リ
レースイッチ3及びモータ4で構成されている直列回路
において、該モータ4と該リレースイッチ3の常開接点
3aとで形成されている制動回路内に切換スイッチ5を
挿入する。前記リレースイッチ3を動作させるためのリ
レーコイル6及びサイリスタ7の直列回路は前記直流電
源1及び主スイッチ2と直列接続する。クラッチ連動ス
イッチ8は抵抗9,10と直列回路を形成し、前記サイ
リスタ7のゲートは前記抵抗9,10との間に接続され
る。
【0007】以上のように構成されたクラッチ式電動ド
ライバの動作を以下に説明する。まず主スイッチ2をO
Nにすると直流電源1、リレースイッチ3の常閉接点3
c、モータ4と電流が流れ締め付けが開始する。ここで
予め設定したトルクに達して噛み合いクラッチ33の噛
み合いが外れると、クラッチ連動スイッチ8が閉じサイ
リスタ7のゲート回路に電流が流れ、リレーコイル6が
励磁されてリレースイッチ3の可動片3bが常閉接点3
c側から常開接点3a側に移動する。その際、切換スイ
ッチ5がON状態ならば、モータ4の両極が短絡されて
発電制動が作用し、モータ4は瞬時に停止する。
【0008】一方前記切換スイッチ5がOFF状態なら
ば、クラッチ連動スイッチ8が閉じても制動回路が形成
されないため、発電制動が起こらずモータ4が慣性で回
転し続け、その後噛み合いクラッチ33のトルクが下が
るとクラッチ連動スイッチ8が切れて回転し、締め付け
トルクが設定値に達するとクラッチ連動スイッチ8が再
度入り、モータ4は慣性で回転し、この繰返し動作を主
スイッチ2をOFFするまで続けるようになる。この結
果、インパクト動作で締め付け又は緩めることが可能と
なる。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、クラッチと連動するブ
レーキ動作を任意に選択できるようにしたので、使い易
いクラッチ式電動ドライバを得ることができ、更にリレ
ー接点に流れる電流も必要最小限ですむようにしたの
で、制動回路の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すクラッチ式電動ドラ
イバの駆動回路図である。
【図2】 従来例の駆動回路図である。
【図3】 クラッチ式電動ドライバの一例を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1は直流電源、2は主スイッチ、3はリレースイッチ、
4はモータ、5は切換スイッチ、8はクラッチ連動スイ
ッチである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチの動作と連動してモータを短絡さ
    せるように構成された制動回路を有するクラッチ式電動
    ドライバにおいて、前記制動回路を任意に開閉できる切
    換スイッチを設けたことを特徴とするクラッチ式電動ド
    ライバ。
JP6912091U 1991-08-29 1991-08-29 クラッチ式電動ドライバ Expired - Lifetime JP2527775Y2 (ja)

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JPH0520875U JPH0520875U (ja) 1993-03-19
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