JP2527676B2 - 緊急遮断弁付きガスフィルタ - Google Patents
緊急遮断弁付きガスフィルタInfo
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- JP2527676B2 JP2527676B2 JP5080000A JP8000093A JP2527676B2 JP 2527676 B2 JP2527676 B2 JP 2527676B2 JP 5080000 A JP5080000 A JP 5080000A JP 8000093 A JP8000093 A JP 8000093A JP 2527676 B2 JP2527676 B2 JP 2527676B2
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に都市ガス配管シ
ステムにおけるガスフィルタに係り、特に緊急遮断弁を
内部に組込みガスの安全供給を計るものである。
ステムにおけるガスフィルタに係り、特に緊急遮断弁を
内部に組込みガスの安全供給を計るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のガスフィルタは細長い筐体１の下
方にガス供給口２、これに直径対向して浄化ガス取出口
３があり、濾布エレメント４が筺体内壁に沿って環状に
配置され、その中心部に浄化ガス取出管６の入口５が垂
直上方向を向いて取付けられている。この従来構造を図
１に示すが、筺体の上方から濾布エレメント交換等の保
守管理をする様になっている。
方にガス供給口２、これに直径対向して浄化ガス取出口
３があり、濾布エレメント４が筺体内壁に沿って環状に
配置され、その中心部に浄化ガス取出管６の入口５が垂
直上方向を向いて取付けられている。この従来構造を図
１に示すが、筺体の上方から濾布エレメント交換等の保
守管理をする様になっている。
【０００３】一方、緊急遮断時には図示していないが、
供給口の上流および取出口下流の配管に設けられた緊急
遮断弁を操作するようになっている。このようにフィル
タと遮断弁を別置することは配管コストを上げ、保守管
理上不便であるばかりでなく、設置スペースを要する事
が最大の欠点である。
供給口の上流および取出口下流の配管に設けられた緊急
遮断弁を操作するようになっている。このようにフィル
タと遮断弁を別置することは配管コストを上げ、保守管
理上不便であるばかりでなく、設置スペースを要する事
が最大の欠点である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガスフィル
タの中に緊急遮断弁を内蔵せしめて上記の欠点を排除し
ようとするもので、しかも、本内蔵遮断弁は特に構造簡
単で堅牢であり、従来のフィルタエレメントの交換作業
を全く妨げない様に内蔵せしめたガスフィルタを提供し
ようとするものである
タの中に緊急遮断弁を内蔵せしめて上記の欠点を排除し
ようとするもので、しかも、本内蔵遮断弁は特に構造簡
単で堅牢であり、従来のフィルタエレメントの交換作業
を全く妨げない様に内蔵せしめたガスフィルタを提供し
ようとするものである
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による緊急遮断弁
付きガスフィルタは、フィルタエレメントにガスを送給
するガス供給口、フィルタエレメントを通過したガスを
取り出すガス取出口を設けたガスフィルタ筺体、該筺体
内で上記フィルタエレメントから上記取出口に至るガス
取出管を有する都市ガス等のガスフィルタにおいて、上
記取出管の１部に分岐管を取付け、該分岐管内に上記取
出管下流側流路を閉塞する大きさの弁体ボールを投入
し、該ボールを上記取出管流路に押し出す弁棒を上記分
岐管の閉端から挿入し、該弁棒を上記筐体外まで延長し
た。
付きガスフィルタは、フィルタエレメントにガスを送給
するガス供給口、フィルタエレメントを通過したガスを
取り出すガス取出口を設けたガスフィルタ筺体、該筺体
内で上記フィルタエレメントから上記取出口に至るガス
取出管を有する都市ガス等のガスフィルタにおいて、上
記取出管の１部に分岐管を取付け、該分岐管内に上記取
出管下流側流路を閉塞する大きさの弁体ボールを投入
し、該ボールを上記取出管流路に押し出す弁棒を上記分
岐管の閉端から挿入し、該弁棒を上記筐体外まで延長し
た。
【０００６】
【実施例】図２に本発明ガスフィルタの実施例の断面図
を示す。１はガスフィルタ筺体を示し、この下方に浄化
されるべきガスの供給口２および浄化ガス取出口３があ
る。筐体内壁に沿って環状に濾布エレメント４が設けら
れ、この中心部に浄化ガス取出管の入口５が上方に向い
て取付けられている。ここまでは従来型と全く同じ構成
であり、図１、図２共に共通の数字で示す。図１に示す
従来型にあっては浄化ガス取出管入口５には、濾布エレ
メント取付け多孔ブラケット７が載置されているが、本
発明においては、これより上方は全く改変せず、下方の
取出管のみ改変する。
を示す。１はガスフィルタ筺体を示し、この下方に浄化
されるべきガスの供給口２および浄化ガス取出口３があ
る。筐体内壁に沿って環状に濾布エレメント４が設けら
れ、この中心部に浄化ガス取出管の入口５が上方に向い
て取付けられている。ここまでは従来型と全く同じ構成
であり、図１、図２共に共通の数字で示す。図１に示す
従来型にあっては浄化ガス取出管入口５には、濾布エレ
メント取付け多孔ブラケット７が載置されているが、本
発明においては、これより上方は全く改変せず、下方の
取出管のみ改変する。
【０００７】図２において、ガス取出管６の垂直下向管
１８を更に下に延長して分岐管８とする。この分岐管８
の下端は蓋し、ここに弁棒９を貫入させこの弁棒９は筐
体１の底部より下に突出させる。弁棒９の内端は弁体押
出台１０をとり付けこれにボール１３である弁体を載置
する。
１８を更に下に延長して分岐管８とする。この分岐管８
の下端は蓋し、ここに弁棒９を貫入させこの弁棒９は筐
体１の底部より下に突出させる。弁棒９の内端は弁体押
出台１０をとり付けこれにボール１３である弁体を載置
する。
【０００８】緊急遮断時には弁棒９の筺体外の端を叩き
込むと弁体押出台１０が点線位置まで持上がり、ボール
１３は取出管流路内に打ち出され、流路動圧により取出
管１０の下流部である水平管部分の入口の周縁１５に吸
着しガス取出口へのガス流路が遮断される。周縁１５は
フレアをつけておいてこれにボール１３が密着する様に
してもよいし或いは弁座１６を取付けてもよい。
込むと弁体押出台１０が点線位置まで持上がり、ボール
１３は取出管流路内に打ち出され、流路動圧により取出
管１０の下流部である水平管部分の入口の周縁１５に吸
着しガス取出口へのガス流路が遮断される。周縁１５は
フレアをつけておいてこれにボール１３が密着する様に
してもよいし或いは弁座１６を取付けてもよい。
【０００９】遮断後弁を復帰するには弁棒９を０１き抜
き、供給側のガス圧を抜けばボール１３は分岐管内に自
然落下する。
き、供給側のガス圧を抜けばボール１３は分岐管内に自
然落下する。
【００１０】図３は図２の実施例における筐体の底面を
変形し、弁棒９の筐体外突出を少くしこれを保護すると
共に筺体内の鉄さび粉１７を底内に溜める様にした実施
例を示す。
変形し、弁棒９の筐体外突出を少くしこれを保護すると
共に筺体内の鉄さび粉１７を底内に溜める様にした実施
例を示す。
【００１１】このためには筐体底面に凹み１２を形成
し、この凹みを分岐管８の蓋まで近づけたり或いはこれ
に溶接する。
し、この凹みを分岐管８の蓋まで近づけたり或いはこれ
に溶接する。
【００１２】図４は図２の実施例フィルタを横置きに据
付けた実施例の平面図を示す。
付けた実施例の平面図を示す。
【００１３】図２と異なるところは分岐管８が水平にな
っているところであり、このため弁復帰が自動的に行わ
れないので弁棒９の内端にある弁体押出台１０とボール
１３との間をチェンの様な柔軟なひも１１で連結してお
く。図４は遮断状態を示すがガス供給側のガス圧を抜
き、弁棒９を引抜けばボール１３はチェン１１で引張ら
れて分岐管８内に戻すことが出来る。
っているところであり、このため弁復帰が自動的に行わ
れないので弁棒９の内端にある弁体押出台１０とボール
１３との間をチェンの様な柔軟なひも１１で連結してお
く。図４は遮断状態を示すがガス供給側のガス圧を抜
き、弁棒９を引抜けばボール１３はチェン１１で引張ら
れて分岐管８内に戻すことが出来る。
【００１４】図２の実施例の垂直下向分岐管８の代わり
に水平分岐管を適用すれば、弁棒９は筺体側面から出る
ので緊急操作に便である。尚弁体であるボール１３はゴ
ムライニングを施した鉄球が好ましい。又分岐管は湾曲
部に限らず取出管の１部に取付けることも出来る。
に水平分岐管を適用すれば、弁棒９は筺体側面から出る
ので緊急操作に便である。尚弁体であるボール１３はゴ
ムライニングを施した鉄球が好ましい。又分岐管は湾曲
部に限らず取出管の１部に取付けることも出来る。
【００１５】
【発明の効果】本発明によればフィルタと遮断弁とが一
体化され、緊急遮断弁の別置が必要なくフィルタ設備の
スペースが節減され、従来のフィルタの大きさ、構造を
特段に変えることなく、極めて構造簡単にして信頼性あ
る遮断弁を内蔵でき、保守作業も容易となる。
体化され、緊急遮断弁の別置が必要なくフィルタ設備の
スペースが節減され、従来のフィルタの大きさ、構造を
特段に変えることなく、極めて構造簡単にして信頼性あ
る遮断弁を内蔵でき、保守作業も容易となる。
【図１】従来型都市ガスフィルタの断面図である
【図２】本発明による縦型都市ガスフィルタの断面図で
ある。
ある。
【図３】図２の変形を示す断面図である。
【図４】本発明による横型都市ガスフィルタの平面図で
ある。
ある。
１…フィルタ筐体 ２…ガス供給口 ３…ガス取出口 ４…濾布エレメント ５…ガス取出管入口 ６…ガス取出管 ８…分岐管 ９…弁棒 １０…弁体押出台 １１…チェン １２…筐体の凹み １３…ボール １５…取出管下流部入口の周縁 １６…弁座１８…取出管の垂直下向管
Claims (6)
- 【請求項１】 フィルタエレメントにガスを送給するガ
ス供給口、フィルタエレメントを通過したガスを取り出
すガス取出口を設けたガスフィルタ筺体及び該筺体内で
上記フィルタエレメントから上記取出口に至るガス取出
管を有する都市ガス等のガスフィルタにおいて、 上記取出管の１部に分岐管を取付け、該分岐管内に下流
側取出口を閉寒する大きさの弁体ボールを投入し、 該ボールを上記取出管流路に押し出す弁棒を上記分岐管
の閉端から挿入し、 該弁棒を上記筺体外まで延長した事を特徴とする緊急遮
断弁付きガスフィルタ。 - 【請求項２】 フィルタエレメントにガスを送給するガ
ス供給口、フィルタエレメントを通過したガスを取り出
すガス取出口を設けたガスフィルタ筺体及び該筺体内で
上記フィルタエレメントから直角に湾曲して上記取出口
に至るガス取出管を有する都市ガス等のガスフィルタに
おいて、 上記取出管の湾曲部に分岐管を取付け、該分岐管内に下
流側取出管を閉寒する大きさの弁体のボールを投入し、 該ボールを上記取出管流路に押し出す弁棒を上記分岐管
の閉端から挿入し、 該弁棒を上記筺体外まで延長した車を特徴とする緊急遮
断弁付きガスフィルタ。 - 【請求項３】 上記分岐管は実質的に垂直下方である事
を特徴とする請求項１或いは２に記載のガスフィルタ。 - 【請求項４】 上記分岐管は実質的に水平方向である事
を特徴とする請求項１或いは２に記載のガスフィルタ。 - 【請求項５】 弁体ボールと弁棒との間をチェンで連結
した事を特徴とする請求項４記載のガスフィルタ。 - 【請求項６】 上記分岐管閉端に向かって上記筐体を凹
ませた事を特徴とする請求項１記載のガスフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080000A JP2527676B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 緊急遮断弁付きガスフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080000A JP2527676B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 緊急遮断弁付きガスフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07174336A JPH07174336A (ja) | 1995-07-14 |
| JP2527676B2 true JP2527676B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=13706043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5080000A Expired - Fee Related JP2527676B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 緊急遮断弁付きガスフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527676B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT511925B1 (de) * | 2012-12-19 | 2014-01-15 | Avl List Gmbh | Filter-/Ventileinheit |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5080000A patent/JP2527676B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07174336A (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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