JP2526440Y2 - ロードセンシング油圧回路 - Google Patents
ロードセンシング油圧回路Info
- Publication number
- JP2526440Y2 JP2526440Y2 JP1991023088U JP2308891U JP2526440Y2 JP 2526440 Y2 JP2526440 Y2 JP 2526440Y2 JP 1991023088 U JP1991023088 U JP 1991023088U JP 2308891 U JP2308891 U JP 2308891U JP 2526440 Y2 JP2526440 Y2 JP 2526440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- actuator
- control valve
- hydraulic pump
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、アクチュエータの負
荷圧に応じて油圧ポンプの吐出量を増減するロードセン
シング油圧回路に関するものである。
荷圧に応じて油圧ポンプの吐出量を増減するロードセン
シング油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロードセンシング油圧回路を図2
に示す。1は可変容量形の油圧ポンプであり、2及び3
はアクチュエータ、4及び5はアクチュエータに供給す
る圧力油の方向を切り替える方向制御弁、6及び7はア
クチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補
償弁、8はアクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポンプ
1の吐出量を制御する制御弁である。
に示す。1は可変容量形の油圧ポンプであり、2及び3
はアクチュエータ、4及び5はアクチュエータに供給す
る圧力油の方向を切り替える方向制御弁、6及び7はア
クチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補
償弁、8はアクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポンプ
1の吐出量を制御する制御弁である。
【0003】前記方向制御弁4及び5はクローズドセン
タ形であり、アクチュエータの負荷圧を検出できるよう
に制御絞りの下流圧PL を導出させている。制御弁8の
一端にはアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとばね9の
力FS の和が作用し、制御弁8の他端には油圧ポンプの
吐出圧PP が作用するので、アクチュエータの最大負荷
圧PLMAXの変化に応じてポンプ1の吐出量が増減する。
そして、方向制御弁4及び5を同時に操作してアクチュ
エータ2及び3を作動する場合、例えば一方のアクチュ
エータ2の負荷圧が他方のアクチュエータ3の負荷圧よ
り小となったときは、方向制御弁4は単独で操作したと
きより流量が大となる。
タ形であり、アクチュエータの負荷圧を検出できるよう
に制御絞りの下流圧PL を導出させている。制御弁8の
一端にはアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとばね9の
力FS の和が作用し、制御弁8の他端には油圧ポンプの
吐出圧PP が作用するので、アクチュエータの最大負荷
圧PLMAXの変化に応じてポンプ1の吐出量が増減する。
そして、方向制御弁4及び5を同時に操作してアクチュ
エータ2及び3を作動する場合、例えば一方のアクチュ
エータ2の負荷圧が他方のアクチュエータ3の負荷圧よ
り小となったときは、方向制御弁4は単独で操作したと
きより流量が大となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、クレーンのピ
ン接続形ブームを分離する際に使用する補助装置であっ
て、該補助装置は、該クレーンのブーム相互を連結して
いる連結ピンを収容できる容積を有する断面凹状の溝部
から成る連結ピン収容部材を備え、該連結ピン収容部材
の前後面に端板を対峙して固設し、且つ、該端板の両端
部には隣接の各ブームの端部に突設されている横フレー
ム上に掛止できるように突設して形成された凹状の掛止
部が設けられており、更に、一方の端板には前記連結ピ
ン収容部材の溝部直前に該連結ピンの断面積より大形の
開口部が設けられて成る建設機械のブーム連結ピン取外
し補助装置を提供するものである。
達成するために提案せられたものであり、クレーンのピ
ン接続形ブームを分離する際に使用する補助装置であっ
て、該補助装置は、該クレーンのブーム相互を連結して
いる連結ピンを収容できる容積を有する断面凹状の溝部
から成る連結ピン収容部材を備え、該連結ピン収容部材
の前後面に端板を対峙して固設し、且つ、該端板の両端
部には隣接の各ブームの端部に突設されている横フレー
ム上に掛止できるように突設して形成された凹状の掛止
部が設けられており、更に、一方の端板には前記連結ピ
ン収容部材の溝部直前に該連結ピンの断面積より大形の
開口部が設けられて成る建設機械のブーム連結ピン取外
し補助装置を提供するものである。
【0005】
【作用】連結ピンを取外すべき隣接の各ブームの端部に
突設されている横フレーム上に端板に設けられている凹
状の掛止部を掛止する。而して、該掛止部は前後の端板
の双方に突設して設けられているので該横フレーム上に
安定して掛止される。このとき、連結ピン収容部材の凹
状の溝部は片方の端板に設けられている開口部と共に隣
接の各ブームを連結している連結ピンの直前に向い合っ
ているので、該連結ピンの他端部へハンマにて打撃を加
えると、該連結ピンはブームの嵌合部から抜けて前記開
口部から前記連結ピン収容部材の断面凹状の溝部内に入
り込んで該溝部内に収容される。
突設されている横フレーム上に端板に設けられている凹
状の掛止部を掛止する。而して、該掛止部は前後の端板
の双方に突設して設けられているので該横フレーム上に
安定して掛止される。このとき、連結ピン収容部材の凹
状の溝部は片方の端板に設けられている開口部と共に隣
接の各ブームを連結している連結ピンの直前に向い合っ
ているので、該連結ピンの他端部へハンマにて打撃を加
えると、該連結ピンはブームの嵌合部から抜けて前記開
口部から前記連結ピン収容部材の断面凹状の溝部内に入
り込んで該溝部内に収容される。
【0006】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1乃至図5に
従って詳述する。図1はブーム連結ピン取外し補助装置
(以下、単に補助装置という)11の平面図であり、図
2は正面図、図3は図1のA−A線矢視断面図である。
図に示すように、補助装置11は、ブーム相互を連結し
ている連結ピン4を収容できる容積を有する断面凹状の
溝部16を有するチャンネル形メンバーから成る連結ピ
ン収容部材12を有し、更に、該連結ピン収容部材12
の両端部に端板13,14を固着して形成された箱形容
器である。
従って詳述する。図1はブーム連結ピン取外し補助装置
(以下、単に補助装置という)11の平面図であり、図
2は正面図、図3は図1のA−A線矢視断面図である。
図に示すように、補助装置11は、ブーム相互を連結し
ている連結ピン4を収容できる容積を有する断面凹状の
溝部16を有するチャンネル形メンバーから成る連結ピ
ン収容部材12を有し、更に、該連結ピン収容部材12
の両端部に端板13,14を固着して形成された箱形容
器である。
【0007】図2に示すように、一方の端板13には開
口部15を設けており、この開口部15は鎖線で示す連
結ピン4の断面積よりも大形としてチャンネル形メンバ
ーから成る連結ピン収容部材12の溝部16へ連結ピン
4を挿入できるように形成する。他方の端板14には開
口部を設けず、溝部16の端部を閉鎖して連結ピン取外
し作業時に連結ピン4のストッパーとして作用させる。
尚、両端板13,14の上部間にはハンドルレバー17
が介装されている。
口部15を設けており、この開口部15は鎖線で示す連
結ピン4の断面積よりも大形としてチャンネル形メンバ
ーから成る連結ピン収容部材12の溝部16へ連結ピン
4を挿入できるように形成する。他方の端板14には開
口部を設けず、溝部16の端部を閉鎖して連結ピン取外
し作業時に連結ピン4のストッパーとして作用させる。
尚、両端板13,14の上部間にはハンドルレバー17
が介装されている。
【0008】両端板13,14の横幅は、図4に示す連
結状態にあるブーム1,2の夫々の端部の横フレーム
5,5上に掛けられる寸法とし、左右両端部位の下面を
半円形に切欠して、図2並びに図3に示す掛止部18,
19を設け、図4に示すように横フレーム5,5上に掛
止部18,19、18,19を掛けて、補助装置11を
載置できるように形成してある。
結状態にあるブーム1,2の夫々の端部の横フレーム
5,5上に掛けられる寸法とし、左右両端部位の下面を
半円形に切欠して、図2並びに図3に示す掛止部18,
19を設け、図4に示すように横フレーム5,5上に掛
止部18,19、18,19を掛けて、補助装置11を
載置できるように形成してある。
【0009】ブーム1,2を分解する際は、図4に示す
ように、開口部15を連結ピン4の内側端部に対峙させ
てセットし、ハンマ等によって連結ピン4の外側端部へ
矢印A方向の打撃を加えると、連結ピン4は開口部15
から連結ピン収容部材12の溝部16内へ抜け落ちて収
容される。打撃が強く、連結ピン4が嵌合部位から飛出
した場合は、連結ピン4は溝部16内で端板14に衝突
して停止され、周囲に飛出すことはない。
ように、開口部15を連結ピン4の内側端部に対峙させ
てセットし、ハンマ等によって連結ピン4の外側端部へ
矢印A方向の打撃を加えると、連結ピン4は開口部15
から連結ピン収容部材12の溝部16内へ抜け落ちて収
容される。打撃が強く、連結ピン4が嵌合部位から飛出
した場合は、連結ピン4は溝部16内で端板14に衝突
して停止され、周囲に飛出すことはない。
【0010】そして、溝部16内の連結ピン4を取出
し、次に連結ピンを取外すべき連結部位へ補助装置11
を移動して順次分解作業を行う。尚、補助装置11はチ
ャンネル形メンバーに代えてU字断面やV字断面のメン
バーであってもよく、本実施例に限定せらるべきではな
い。
し、次に連結ピンを取外すべき連結部位へ補助装置11
を移動して順次分解作業を行う。尚、補助装置11はチ
ャンネル形メンバーに代えてU字断面やV字断面のメン
バーであってもよく、本実施例に限定せらるべきではな
い。
【0011】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例に於て詳述し
たように構成したので、補助装置の掛止部を端板に設け
た開口部をブーム側にして、連結ピンにて連結されてい
る隣接双方のブームの端部に突設している横フレーム上
に掛止すれば、該開口部並びに連結ピン収容部材の溝部
が連結ピンの軸方向と一致して該補助装置をブームの連
結部位に載置することができる。そこで、ハンマ等で連
結ピンの端部に打撃を加えて該連結ピンを取外すとき、
該取外される連結ピンは前記開口部を介して連結ピン収
容部材に入り込んで収容される。斯くして、連結ピンの
飛出しや落下を防止でき、ブーム自体にはストッパー片
等の追加加工を何等必要としない。従って、ブームの製
造コストを引上げることなく、連結ピンの飛出しによる
事故の虞れを解消でき、安全性の向上に寄与する実用的
価値ある考案である。
たように構成したので、補助装置の掛止部を端板に設け
た開口部をブーム側にして、連結ピンにて連結されてい
る隣接双方のブームの端部に突設している横フレーム上
に掛止すれば、該開口部並びに連結ピン収容部材の溝部
が連結ピンの軸方向と一致して該補助装置をブームの連
結部位に載置することができる。そこで、ハンマ等で連
結ピンの端部に打撃を加えて該連結ピンを取外すとき、
該取外される連結ピンは前記開口部を介して連結ピン収
容部材に入り込んで収容される。斯くして、連結ピンの
飛出しや落下を防止でき、ブーム自体にはストッパー片
等の追加加工を何等必要としない。従って、ブームの製
造コストを引上げることなく、連結ピンの飛出しによる
事故の虞れを解消でき、安全性の向上に寄与する実用的
価値ある考案である。
【0012】然し、アクチュエータ2,3の夫々の要求
流量の和が油圧ポンプ1の最大吐出量を超えた場合に
は、圧力補償弁6,7によって圧力補償し切れず、圧力
油の大半が負荷小側のアクチュエータで消費されること
がある。然るときは、制御弁8が作動しなくなってポン
プの吐出圧PP を負荷大側のアクチュエータの圧力より
高く維持できなくなり、この負荷大側のアクチュエータ
を駆動できなくなる。即ち、アクチュエータの負荷圧差
に基づく負荷干渉を生じ易かった。
流量の和が油圧ポンプ1の最大吐出量を超えた場合に
は、圧力補償弁6,7によって圧力補償し切れず、圧力
油の大半が負荷小側のアクチュエータで消費されること
がある。然るときは、制御弁8が作動しなくなってポン
プの吐出圧PP を負荷大側のアクチュエータの圧力より
高く維持できなくなり、この負荷大側のアクチュエータ
を駆動できなくなる。即ち、アクチュエータの負荷圧差
に基づく負荷干渉を生じ易かった。
【0013】そこで、斯かる不具合を解消し、方向制御
弁の要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超えたと
きであっても、各アクチュエータの駆動を継続して行え
るようにするために、特開昭60−11706号公報に
開示されたロードセンシング油圧回路が提案せられてい
る。然し乍ら、この油圧回路に於ける圧力補償弁の開放
側のパイロットポートには油圧ポンプの吐出圧とアクチ
ュエータの負荷圧とを作用させ、そして、該圧力補償弁
の閉鎖側パイロットポートには方向制御弁の1次圧とア
クチュエータの最大負荷圧とを作用させるように構成さ
れているので、該圧力補償弁のパイロットポートの耐圧
を著しく高く設定しなければならないと云う不都合が生
じる。 そこで、圧力補償弁のパイロットポートの耐圧を
低く設定し、且つ、方向制御弁の要求流量の和が油圧ポ
ンプの最大吐出量を超えたときであっても、各アクチュ
エータの駆動が円滑に継続して行われるようにするため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案
はこの課題を解決することを目的とする。
弁の要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超えたと
きであっても、各アクチュエータの駆動を継続して行え
るようにするために、特開昭60−11706号公報に
開示されたロードセンシング油圧回路が提案せられてい
る。然し乍ら、この油圧回路に於ける圧力補償弁の開放
側のパイロットポートには油圧ポンプの吐出圧とアクチ
ュエータの負荷圧とを作用させ、そして、該圧力補償弁
の閉鎖側パイロットポートには方向制御弁の1次圧とア
クチュエータの最大負荷圧とを作用させるように構成さ
れているので、該圧力補償弁のパイロットポートの耐圧
を著しく高く設定しなければならないと云う不都合が生
じる。 そこで、圧力補償弁のパイロットポートの耐圧を
低く設定し、且つ、方向制御弁の要求流量の和が油圧ポ
ンプの最大吐出量を超えたときであっても、各アクチュ
エータの駆動が円滑に継続して行われるようにするため
に解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案
はこの課題を解決することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、可変容量形の油
圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧力油によ
り駆動される複数のアクチュエータと、該アクチュエー
タに供給する圧力油の方向を切り替える方向制御弁と、
アクチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力
補償弁と、アクチュエータの負荷圧に応じて前記油圧ポ
ンプの吐出量を制御する制御弁とからなるロードセンシ
ング油圧回路に於いて、油圧ポンプの吐出圧とアクチュ
エータの最大負荷圧との差に比例した2次圧を発生する
第2の制御弁を設け、該第2の制御弁の2次圧をアクチ
ュエータの負荷圧と共に前記圧力補償弁の開放側のパイ
ロットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイロッ
トポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させると
共に、方向制御弁の流量が油圧ポンプの吐出圧とアクチ
ュエータの最大負荷圧との差及び該方向制御弁の制御絞
りの開口面積とで決定されるように構成され、各アクチ
ュエータの要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超
えた場合には、アクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポ
ンプの吐出量を制御するための制御弁が作用しなくな
り、且つ、油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大
負荷圧の差が、各方向制御弁の合計流量と油圧ポンプの
最大吐出量とが等しくなるまで小さくなるように構成さ
れたことを特徴とするロードセンシング油圧回路を提供
するものである。
成するために提案せられたものであり、可変容量形の油
圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧力油によ
り駆動される複数のアクチュエータと、該アクチュエー
タに供給する圧力油の方向を切り替える方向制御弁と、
アクチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力
補償弁と、アクチュエータの負荷圧に応じて前記油圧ポ
ンプの吐出量を制御する制御弁とからなるロードセンシ
ング油圧回路に於いて、油圧ポンプの吐出圧とアクチュ
エータの最大負荷圧との差に比例した2次圧を発生する
第2の制御弁を設け、該第2の制御弁の2次圧をアクチ
ュエータの負荷圧と共に前記圧力補償弁の開放側のパイ
ロットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイロッ
トポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させると
共に、方向制御弁の流量が油圧ポンプの吐出圧とアクチ
ュエータの最大負荷圧との差及び該方向制御弁の制御絞
りの開口面積とで決定されるように構成され、各アクチ
ュエータの要求流量の和が油圧ポンプの最大吐出量を超
えた場合には、アクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポ
ンプの吐出量を制御するための制御弁が作用しなくな
り、且つ、油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大
負荷圧の差が、各方向制御弁の合計流量と油圧ポンプの
最大吐出量とが等しくなるまで小さくなるように構成さ
れたことを特徴とするロードセンシング油圧回路を提供
するものである。
【0015】
【作用】第2の制御弁の1次側には、油圧ポンプの吐出
圧とアクチュエータの最大負荷圧とが対抗して作用す
る。従って、第2の制御弁の2次側には、前記油圧ポン
プの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差に比例し
た2次圧が発生する。この第2の制御弁の2次圧をアク
チュエータの負荷圧と共に圧力補償弁の開放側のパイロ
ットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイロット
ポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させてある
ので、圧力補償弁は前記2次圧とアクチュエータの負荷
圧の和と、方向制御弁の1次圧とが等しくなるように作
用する。即ち、方向制御弁の流量は、油圧ポンプの吐出
圧とアクチュエータの最大負荷圧の差及び制御絞りの開
口面積とで決定される。
圧とアクチュエータの最大負荷圧とが対抗して作用す
る。従って、第2の制御弁の2次側には、前記油圧ポン
プの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差に比例し
た2次圧が発生する。この第2の制御弁の2次圧をアク
チュエータの負荷圧と共に圧力補償弁の開放側のパイロ
ットポートへ導通し、圧力補償弁の閉鎖側のパイロット
ポートへ方向制御弁の1次圧を導通して対抗させてある
ので、圧力補償弁は前記2次圧とアクチュエータの負荷
圧の和と、方向制御弁の1次圧とが等しくなるように作
用する。即ち、方向制御弁の流量は、油圧ポンプの吐出
圧とアクチュエータの最大負荷圧の差及び制御絞りの開
口面積とで決定される。
【0016】アクチュエータの要求流量の和が油圧ポン
プの最大吐出量を超えた場合には、制御弁が作用しなく
なり油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧
の差が小となる。従って、一方のアクチュエータの負荷
圧が他方のアクチュエータの負荷圧より小となったと
き、負荷圧小側と負荷圧大側の双方の方向制御弁の流量
は制御絞りの開口面積に比例し、前述した油圧ポンプの
吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差は、双方の方
向制御弁の合計流量と油圧ポンプの最大吐出量とが等し
くなるまで小さくなり、アクチュエータの負荷圧差によ
る負荷干渉を防止できる。
プの最大吐出量を超えた場合には、制御弁が作用しなく
なり油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧
の差が小となる。従って、一方のアクチュエータの負荷
圧が他方のアクチュエータの負荷圧より小となったと
き、負荷圧小側と負荷圧大側の双方の方向制御弁の流量
は制御絞りの開口面積に比例し、前述した油圧ポンプの
吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差は、双方の方
向制御弁の合計流量と油圧ポンプの最大吐出量とが等し
くなるまで小さくなり、アクチュエータの負荷圧差によ
る負荷干渉を防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来の回路構成も同時に説明
する。図1はロードセンシング油圧回路を示し、11は
可変容量形の油圧ポンプであり、12及び13はアクチ
ュエータ、14及び15はアクチュエータに供給する圧
力油の方向を切り替える方向制御弁、16及び17はア
クチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補
償弁、18はアクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポン
プ11の吐出量を制御する制御弁、19は油圧ポンプ1
1の吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との差に応じ
た2次圧を発生する第2の制御弁である。
する。尚、説明の都合上、従来の回路構成も同時に説明
する。図1はロードセンシング油圧回路を示し、11は
可変容量形の油圧ポンプであり、12及び13はアクチ
ュエータ、14及び15はアクチュエータに供給する圧
力油の方向を切り替える方向制御弁、16及び17はア
クチュエータに供給する圧力油の流量を制御する圧力補
償弁、18はアクチュエータの負荷圧に応じて油圧ポン
プ11の吐出量を制御する制御弁、19は油圧ポンプ1
1の吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との差に応じ
た2次圧を発生する第2の制御弁である。
【0018】油圧ポンプ11の吐出口と圧力補償弁1
6,17とは管路20で接続され、管路20から管路2
1と管路22が分岐して、制御弁18の一端側及び第2
の制御弁19の一端側へポンプの吐出圧PP を導出す
る。方向制御弁14及び15はクローズドセンタ形であ
り、アクチュエータの負荷圧を検出できるように制御絞
りの下流側にパイロット管路23及び24を設けてあ
る。このパイロット管路23及び24を圧力補償弁16
及び17の開放側のパイロットポートに接続してアクチ
ュエータの負荷圧(制御絞りの下流圧PL )を導出する
と共に、シャトル弁25によりパイロット管路23及び
24の負荷圧(制御絞りの下流圧PL )のうち高圧側を
選択して、パイロット管路26へアクチュエータ2又は
3で発生した最大負荷圧PLMAXを導出する。
6,17とは管路20で接続され、管路20から管路2
1と管路22が分岐して、制御弁18の一端側及び第2
の制御弁19の一端側へポンプの吐出圧PP を導出す
る。方向制御弁14及び15はクローズドセンタ形であ
り、アクチュエータの負荷圧を検出できるように制御絞
りの下流側にパイロット管路23及び24を設けてあ
る。このパイロット管路23及び24を圧力補償弁16
及び17の開放側のパイロットポートに接続してアクチ
ュエータの負荷圧(制御絞りの下流圧PL )を導出する
と共に、シャトル弁25によりパイロット管路23及び
24の負荷圧(制御絞りの下流圧PL )のうち高圧側を
選択して、パイロット管路26へアクチュエータ2又は
3で発生した最大負荷圧PLMAXを導出する。
【0019】このアクチュエータの最大負荷圧PLMAXは
第2の制御弁19の他端側へも導出し、該第2の制御弁
19はポンプの吐出圧PP とアクチュエータの最大負荷
圧PLMAXとを対抗させてある。図示したように、第2の
制御弁19のスプールが19aの位置にあるときは、ポ
ンプの吐出圧PP の一部がパイロット管路28へ流入
し、圧力補償弁16及び17の開放側のパイロットポー
トへ導通すると共に、パイロット管路28から分岐した
パイロット管路29により第2の制御弁19の他端側へ
導通する。更に、第2の制御弁19のスプールが19b
の位置になったときは、パイロット管路28の圧力油を
管路30を通して油タンク31へ連通するようにしてあ
る。
第2の制御弁19の他端側へも導出し、該第2の制御弁
19はポンプの吐出圧PP とアクチュエータの最大負荷
圧PLMAXとを対抗させてある。図示したように、第2の
制御弁19のスプールが19aの位置にあるときは、ポ
ンプの吐出圧PP の一部がパイロット管路28へ流入
し、圧力補償弁16及び17の開放側のパイロットポー
トへ導通すると共に、パイロット管路28から分岐した
パイロット管路29により第2の制御弁19の他端側へ
導通する。更に、第2の制御弁19のスプールが19b
の位置になったときは、パイロット管路28の圧力油を
管路30を通して油タンク31へ連通するようにしてあ
る。
【0020】従って、第2の制御弁19はポンプの吐出
圧PP とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとの差に比
例した2次圧PC が発生し、第2の制御弁19が釣り合
ったときは
圧PP とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとの差に比
例した2次圧PC が発生し、第2の制御弁19が釣り合
ったときは
【0021】
【数4】
【0022】となる。従って、2次圧PC は次式で表さ
れる。
れる。
【0023】
【数5】
【0024】一方、圧力補償弁16及び17の開放側の
パイロットポートには、パイロット管路23又は24に
より制御絞りの下流圧PL (アクチュエータの負荷圧)
が導通されると共に、パイロット管路28により第2の
制御弁19の2次圧PC が導通される。又、圧力補償弁
16及び17の閉鎖側のパイロットポートには制御絞り
の上流圧PU (方向制御弁の1次圧)を導通して対抗さ
せてあり、圧力補償弁16又は17が釣り合ったときは
パイロットポートには、パイロット管路23又は24に
より制御絞りの下流圧PL (アクチュエータの負荷圧)
が導通されると共に、パイロット管路28により第2の
制御弁19の2次圧PC が導通される。又、圧力補償弁
16及び17の閉鎖側のパイロットポートには制御絞り
の上流圧PU (方向制御弁の1次圧)を導通して対抗さ
せてあり、圧力補償弁16又は17が釣り合ったときは
【0025】
【数6】
【0026】となる。従って、(5式)によるPC を
(6式)へ代入すれば、PU は次式で表される。
(6式)へ代入すれば、PU は次式で表される。
【0027】
【数7】
【0028】前述したように、方向制御弁14又は15
の流量Qは、
の流量Qは、
【0029】
【数8】
【0030】で表され、(7式)のPU を(8式)へ代
入すれば、
入すれば、
【0031】
【数9】
【0032】
【数10】
【0033】となる。即ち、方向制御弁14又は15の
流量Qは、制御絞りの開口面積Aと、ポンプの吐出圧P
P とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXの圧力差とで決
定される。アクチュエータ12及び13を同時に駆動し
て、アクチュエータ12及び13の夫々の要求流量の和
が油圧ポンプ11の最大吐出量以下である場合には制御
弁18が正常に作動し、制御弁18の他端側に設けたば
ね32の力FS とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXの
和がポンプの吐出圧PP に釣り合うように制御される。
即ち、
流量Qは、制御絞りの開口面積Aと、ポンプの吐出圧P
P とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXの圧力差とで決
定される。アクチュエータ12及び13を同時に駆動し
て、アクチュエータ12及び13の夫々の要求流量の和
が油圧ポンプ11の最大吐出量以下である場合には制御
弁18が正常に作動し、制御弁18の他端側に設けたば
ね32の力FS とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXの
和がポンプの吐出圧PP に釣り合うように制御される。
即ち、
【0034】
【数11】
【0035】となり、PLMAXを左辺へ移項すれば
【0036】
【数12】
【0037】となる。従って、(10式)及び(12
式)から
式)から
【0038】
【数13】
【0039】となり、制御弁18のばね32の力FS が
一定であることから、方向制御弁14又は15の流量Q
は制御絞りの開口面積Aによって決定される。ここで、
アクチュエータ12及び13の夫々の要求流量の和が油
圧ポンプ11の最大吐出量を超えた場合には、前述した
ように制御弁18が作動しなくなってポンプの吐出圧P
P とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとの差が小にな
る。例えば、アクチュエータ12の負荷圧がアクチュエ
ータ13の負荷圧より小である場合、(10式)より負
荷小側の方向制御弁14の流量Q1 は、
一定であることから、方向制御弁14又は15の流量Q
は制御絞りの開口面積Aによって決定される。ここで、
アクチュエータ12及び13の夫々の要求流量の和が油
圧ポンプ11の最大吐出量を超えた場合には、前述した
ように制御弁18が作動しなくなってポンプの吐出圧P
P とアクチュエータの最大負荷圧PLMAXとの差が小にな
る。例えば、アクチュエータ12の負荷圧がアクチュエ
ータ13の負荷圧より小である場合、(10式)より負
荷小側の方向制御弁14の流量Q1 は、
【0040】
【数14】
【0041】で表され、負荷大側の方向制御弁15の流
量Q2 は、
量Q2 は、
【0042】
【数15】
【0043】で表される。即ち、負荷小側と負荷大側の
方向制御弁の流量Q1 ,Q2 は夫々の制御絞りの開口面
積A1 ,A2 に比例し、ポンプの吐出圧PP とアクチュ
エータの最大負荷圧PLMAXの差は、方向制御弁14及び
15の合計流量Q1 +Q2 と油圧ポンプ11の最大吐出
量とが等しくなるまで減少する。斯くして、複数のアク
チュエータ12及び13を同時に駆動する複合操作が可
能となる。
方向制御弁の流量Q1 ,Q2 は夫々の制御絞りの開口面
積A1 ,A2 に比例し、ポンプの吐出圧PP とアクチュ
エータの最大負荷圧PLMAXの差は、方向制御弁14及び
15の合計流量Q1 +Q2 と油圧ポンプ11の最大吐出
量とが等しくなるまで減少する。斯くして、複数のアク
チュエータ12及び13を同時に駆動する複合操作が可
能となる。
【0044】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0045】
【考案の効果】この考案は上記一実施例に詳述したよう
に、複数のアクチュエータの要求流量の和が油圧ポンプ
の最大吐出量を超えた場合には、アクチュエータの負荷
圧に応じて油圧ポンプの吐出量を制御するための制御弁
が作用しなくなる。このとき、第2の制御弁により、油
圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との差
に比例した2次圧を圧力補償弁の開放側のパイロットポ
ートにアクチュエータの負荷圧と共に導通し、更に、該
圧力補償弁の閉鎖側のパイロットポートへ方向制御弁の
1次圧を導通して対向させており、且つ、方向制御弁の
流量が油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷
圧との差及び該方向制御弁の制御絞りの開口面積とで決
定されるように構成されているので、複数のアクチュエ
ータの方向制御弁の合計流量と油圧ポンプの最大吐出量
とが等しくなるように作用する。依って、アクチュエー
タの負荷圧差による干渉を防止でき、複数のアクチュエ
ータの複合操作が安定して行えると共に、前記圧力補償
弁のパイロットポートには低い圧力が作用するため、該
圧力補償弁のパイロットポートの耐圧を低く設定するこ
とが可能となり、依って、圧力補償弁を小型化すること
ができる。
に、複数のアクチュエータの要求流量の和が油圧ポンプ
の最大吐出量を超えた場合には、アクチュエータの負荷
圧に応じて油圧ポンプの吐出量を制御するための制御弁
が作用しなくなる。このとき、第2の制御弁により、油
圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との差
に比例した2次圧を圧力補償弁の開放側のパイロットポ
ートにアクチュエータの負荷圧と共に導通し、更に、該
圧力補償弁の閉鎖側のパイロットポートへ方向制御弁の
1次圧を導通して対向させており、且つ、方向制御弁の
流量が油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷
圧との差及び該方向制御弁の制御絞りの開口面積とで決
定されるように構成されているので、複数のアクチュエ
ータの方向制御弁の合計流量と油圧ポンプの最大吐出量
とが等しくなるように作用する。依って、アクチュエー
タの負荷圧差による干渉を防止でき、複数のアクチュエ
ータの複合操作が安定して行えると共に、前記圧力補償
弁のパイロットポートには低い圧力が作用するため、該
圧力補償弁のパイロットポートの耐圧を低く設定するこ
とが可能となり、依って、圧力補償弁を小型化すること
ができる。
【図1】 本発明の一実施例なるロードセンシング油圧
回路図。
回路図。
【図2】 従来例なるロードセンシング油圧回路図。
1,2,3 ブーム 4 連結ピン 5 横フレーム 11 ブーム連結ピン取外し補助装置 12 連結ピン収容部材 13,14 端板 15 開口部 16 溝部18,19 掛止部
Claims (1)
- 【請求項1】 可変容量形の油圧ポンプと、この油圧ポ
ンプから吐出される圧力油により駆動される複数のアク
チュエータと、該アクチュエータに供給する圧力油の方
向を切り替える方向制御弁と、アクチュエータに供給す
る圧力油の流量を制御する圧力補償弁と、アクチュエー
タの負荷圧に応じて前記油圧ポンプの吐出量を制御する
制御弁とからなるロードセンシング油圧回路に於いて、
油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧との
差に比例した2次圧を発生する第2の制御弁を設け、該
第2の制御弁の2次圧をアクチュエータの負荷圧と共に
前記圧力補償弁の開放側のパイロットポートへ導通し、
圧力補償弁の閉鎖側のパイロットポートへ方向制御弁の
1次圧を導通して対抗させると共に、方向制御弁の流量
が油圧ポンプの吐出圧とアクチュエータの最大負荷圧と
の差及び該方向制御弁の制御絞りの開口面積とで決定さ
れるように構成され、各アクチュエータの要求流量の和
が油圧ポンプの最大吐出量を超えた場合には、アクチュ
エータの負荷圧に応じて油圧ポンプの吐出量を制御する
ための制御弁が作用しなくなり、且つ、油圧ポンプの吐
出圧とアクチュエータの最大負荷圧の差が、各方向制御
弁の合計流量と油圧ポンプの最大吐出量とが等しくなる
まで小さくなるように構成されたことを特徴とするロー
ドセンシング油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023088U JP2526440Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ロードセンシング油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023088U JP2526440Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ロードセンシング油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119604U JPH04119604U (ja) | 1992-10-26 |
JP2526440Y2 true JP2526440Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31908423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991023088U Expired - Lifetime JP2526440Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ロードセンシング油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526440Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998022717A1 (fr) * | 1996-11-21 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif d'entrainement hydraulique |
WO2018194110A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | ヤンマー株式会社 | 油圧機械の制御装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3762480B2 (ja) * | 1996-04-30 | 2006-04-05 | 株式会社不二越 | 油圧駆動装置 |
WO1998022716A1 (fr) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif d'entrainement hydraulique |
JP3647625B2 (ja) * | 1996-11-21 | 2005-05-18 | 日立建機株式会社 | 油圧駆動装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3321483A1 (de) * | 1983-06-14 | 1984-12-20 | Linde Ag, 6200 Wiesbaden | Hydraulische einrichtung mit einer pumpe und mindestens zwei von dieser beaufschlagten verbrauchern hydraulischer energie |
JP2721383B2 (ja) * | 1989-02-13 | 1998-03-04 | 日立建機株式会社 | 作業機械の油圧回路 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP1991023088U patent/JP2526440Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998022717A1 (fr) * | 1996-11-21 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Dispositif d'entrainement hydraulique |
WO2018194110A1 (ja) * | 2017-04-19 | 2018-10-25 | ヤンマー株式会社 | 油圧機械の制御装置 |
US11143212B2 (en) | 2017-04-19 | 2021-10-12 | Yanmar Power Technology Co., Ltd. | Control device for hydraulic machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119604U (ja) | 1992-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6865886B2 (en) | Hydraulic control system | |
US20110071738A1 (en) | Controller of hybrid construction machine | |
EP2719902A1 (en) | Hydraulic system for construction machinery | |
JP2839625B2 (ja) | 油圧駆動装置 | |
EP3301229A1 (en) | Hydraulic driving device of work machine | |
US20110268588A1 (en) | Controller of hybrid construction machine | |
JP2526440Y2 (ja) | ロードセンシング油圧回路 | |
WO1993024757A1 (en) | Hydraulic driving system | |
WO2023232034A1 (zh) | 液压系统及作业机械 | |
WO1995005544A1 (fr) | Dispositif de commande de capacite pour pompe hydraulique a capacite variable | |
EP3495569A1 (en) | Hydraulic drive device of work machine | |
JP3767874B2 (ja) | 油圧ショベルの制御装置及び制御方法 | |
JP6591370B2 (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
JP3176700B2 (ja) | 再生油圧回路 | |
JP3980501B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動装置 | |
JPH06264474A (ja) | 油圧建設機械 | |
JP2003322107A (ja) | 油圧式ブレーキ | |
JP3766972B2 (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP3705916B2 (ja) | 油圧制御装置 | |
CN110485506A (zh) | 超大吨位挖掘机及其回转制动及补油液压系统、方法 | |
JP2005226678A (ja) | 油圧駆動装置 | |
JPH0416002Y2 (ja) | ||
CN219672969U (zh) | 一种工作联及工程机械 | |
JP3483345B2 (ja) | 油圧駆動回路の油圧制御装置 | |
WO2021200024A1 (ja) | 作業機械 |