JP2526387Y2 - 治療用光熱照射ハンドピース - Google Patents

治療用光熱照射ハンドピース

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JP2526387Y2
JP2526387Y2 JP1990094711U JP9471190U JP2526387Y2 JP 2526387 Y2 JP2526387 Y2 JP 2526387Y2 JP 1990094711 U JP1990094711 U JP 1990094711U JP 9471190 U JP9471190 U JP 9471190U JP 2526387 Y2 JP2526387 Y2 JP 2526387Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は治療用光熱照射ハンドピースに関し、特に、
人または動物等の治療のため光と熱を同時に発生して人
や動物の患部または治療に効果がある適当な身体の部分
に照射できるように構成すると共に指圧器具としても使
用できるハンドピースに関する。
(従来の技術) 光照射による刺激治療効果(鎮痛、血行の促進、創傷
治癒の促進、神経損傷の回復、化骨形成の促進、炎症火
傷等の治癒促進、生体防御免疫物質の増加等)と熱照射
による効果(お灸効果)を組み合わせて光の照射と熱の
照射の相乗効果を得る治療用光熱照射ハンドピースが知
られている。
この従来の治療用光熱照射ハンドピースは、第3図に
示すように、先端に集光用のレンズを付けた、光と熱を
同時に発生して放射する、例えば、小形白熱ランプ、小
形ハロゲンランプ、小形キセノンランプ、発光ダイオー
ド等の光熱発生源1と、この光熱発生源1を保護する保
護スリーブ2と、治療者が手で掴み操作するためのグリ
ップ5と、電源及び制御装置本体(図示せず)からコー
ド6を給電される電力を制御するスイッチ4とから成
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この従来の治療用光熱照射ハンドピースで
は、第5図から明らかなように、その保護スリーブがテ
ーパ状であり、その先端は尖がっている。したがって、
身体の表面の皮膚等に光及び熱を照射するのに用いる場
合には、問題がないが、この光及び熱による効果に加え
て、指圧の効果を得ようとするときには、尖がった先端
を患部に押し付けることが皮膚を傷めるため使用できな
いものである。
したがって、本考案の目的は、光及び熱の照射に加え
て指圧も行うことができる治療用光熱照射ハンドピース
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述の目的を達成するために、本考案は、光熱発生源
と、該光熱発生源を保護するために先端部分に収容しか
つ先端部分レンズを取付けた比較的短い円筒状の保護ス
リーブと、該保護スリーブの少なくとも先端部分を含む
部分を覆うように作られた着脱自在の加熱防止兼衛生用
チューブ、または保護スリーブの少なくとも先端部分を
含む部分を覆うように作られた、低い周波数パルスを与
えるための着脱自在の導電性チューブを有することを特
徴とする治療用光熱照射ハンドピースを採用するもので
ある。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例を説明
する。
第1図は、本考案の好ましい実施例の治療用光熱照射
ハンドピースの一部を断面で示す側面図であり、第2図
は、第1図に示す治療用光熱照射ハンドピースに共に用
いる加熱防止兼衛生用チューブまたは導電性チューブ等
のアダプタの側面図である。
最初に第1図を参照すると、治療用光熱照射ハンドピ
ースは、従来と同様な光熱発生源1と、保護スリーブ2
と、グリップ5と、コード6と、スイッチ4とから成る
ものであるが、保護スリーブ2の構造が従来のものと異
なっている。即ち、保護スリーブ2は、その内部に光熱
発生源1を収納しかつその先端部分にレンズ1aを取付た
比較的短い円筒状のスリーブである。レンズ1aは、指圧
を行うのに適した適当な半径、好ましくは、約10mmの直
径を持つように構成されている。このため、本考案の治
療用光熱照射ハンドピースを使用する際、患部に光と熱
を照射できると共に、このレンズ部分を患部に押し付け
て指圧を行うことができる。なお、集光用のレンズを先
端部分に取付けるように構成する代わりに、熱光発生源
1の先端にレンズを取付け、保護スリーブの先端には単
なる保護ガラスを取付けてもよい。
次に、第2図を参照すると、第1図の治療用光熱照射
ハンドピースと共に用いるアダプタ10が示されている。
このアダプタ10には、シリコーン樹脂等の任意の断熱材
料で作られたものと、導電性材料で作られたものがあ
る。このアダプタ10は、先端が閉鎖したチューブ状のも
のであり、保護スリーブ2を覆うようにして用いられ
る。
断熱材料から成るチューブは、照射先端での熱の温度
が高い場合に、熱を遮断して加熱を防止し、また使い捨
てとして使用することにより、または消毒することによ
り、或る患者から別の患者に病気が感染するのを防ぐ衛
生上(感染防止)の目的も果たす。
また、導電性材料から成る保護スリーブは、電源及び
制御装置(図示せず)から連続波または低周波数のパル
ス(好ましくは、1、2、4、8、16Hz、1/f、即ち、
いわゆる「ゆらぎ」といわれるもの)を光と熱の照射と
同時に加えるために使用して、効果をさらに高めるため
に使用するためのものである。
なお、図示していないが、光熱発生源1の前に偏光フ
ィルタを配置して、光熱発生源1で発生した光の成分か
ら成分が揃った光を取り出すようにすることもできる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案は、その保護スリ
ーブを比較的短い円筒状のスリーブとして形成し、その
先端部分に適当な半径のレンズを取付けたので、光及び
熱の効果に加えて、指圧の効果を得るように使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の好ましい実施例の治療用光熱照射ハ
ンドピースの一部を断面で示す側面図である。 第2図は、第1図に示す治療用光熱照射ハンドピースに
共に用いる加熱防止兼衛生用チューブまたは導電性チュ
ーブ等のアダプタの側面図である。 第3図は、従来の治療用光熱照射ハンドピースの側面図
である。 1……熱光発生源、1a……レンズ、2……保護スリー
ブ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光熱発生源と、該光熱発生源を保護するた
    めに先端部分に収容しかつ先端部分レンズを取付けた比
    較的短い円筒状の保護スリーブと、該保護スリーブの少
    なくとも先端部分を含む部分を覆うように作られた着脱
    自在の加熱防止兼衛生用チューブ、または保護スリーブ
    の少なくとも先端部分を含む部分を覆うように作られ
    た、低い周波数パルスを与えるための着脱自在の導電性
    チューブを有することを特徴とする治療用光熱照射ハン
    ドピース。
JP1990094711U 1990-09-07 1990-09-07 治療用光熱照射ハンドピース Expired - Lifetime JP2526387Y2 (ja)

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JPS6284454U (ja) * 1985-11-14 1987-05-29
JPH0330125Y2 (ja) * 1985-11-14 1991-06-26

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