JP2526109B2 - ディスクプレ―ヤの光ピックアップ - Google Patents
ディスクプレ―ヤの光ピックアップInfo
- Publication number
- JP2526109B2 JP2526109B2 JP63305658A JP30565888A JP2526109B2 JP 2526109 B2 JP2526109 B2 JP 2526109B2 JP 63305658 A JP63305658 A JP 63305658A JP 30565888 A JP30565888 A JP 30565888A JP 2526109 B2 JP2526109 B2 JP 2526109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens holder
- coil
- optical pickup
- wire
- disc player
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CD(コンパクトディスク)プレーヤなどの
ディスクプレーヤに装備されている光ピックアップに係
り、特に駆動用コイルのリード線を配線基板の端子部に
半田付けする作業を簡単なものにすることができるディ
スクプレーヤの光ピックアップに関する。
ディスクプレーヤに装備されている光ピックアップに係
り、特に駆動用コイルのリード線を配線基板の端子部に
半田付けする作業を簡単なものにすることができるディ
スクプレーヤの光ピックアップに関する。
第6図は従来のディスクプレーヤの光ピックアップに
使用される回転式レンズホルダの一例を示す斜視図であ
る。この回転式レンズホルダは、例えば、実開昭63−29
225号公報に開示された光ピックアップなどに使用され
るものである。
使用される回転式レンズホルダの一例を示す斜視図であ
る。この回転式レンズホルダは、例えば、実開昭63−29
225号公報に開示された光ピックアップなどに使用され
るものである。
この回転式レンズホルダは、対物レンズ1が搭載され
た状態でその中心部に設けられた軸受3に挿入される軸
(図示せず)を中心として回転自在でしかも軸方向(図
の上下方向)に摺動自在に支持されるようになってい
る。またこのレンズホルダにはマグネット及びヨーク
(図示せず)が挿入される扇状穴2が形成されている。
た状態でその中心部に設けられた軸受3に挿入される軸
(図示せず)を中心として回転自在でしかも軸方向(図
の上下方向)に摺動自在に支持されるようになってい
る。またこのレンズホルダにはマグネット及びヨーク
(図示せず)が挿入される扇状穴2が形成されている。
さらにこのレンズホルダの外周面にはフォーカシング
コイル4が巻装されている。このフォーカシングコイル
4を流れる電流と前記マグネットの磁気との相互作用に
より、このレンズホルダは軸方向(フォーカシング補正
方向)に駆動されるようになっている。
コイル4が巻装されている。このフォーカシングコイル
4を流れる電流と前記マグネットの磁気との相互作用に
より、このレンズホルダは軸方向(フォーカシング補正
方向)に駆動されるようになっている。
またこのレンズホルダの上面にはプリント基板の端子
部5が貼着固定されている。この端子部5には4つの半
田付部5aが形成されている。一方、このレンズホルダの
上縁に形成されたフランジ部6には、突起7が形成され
ている。フォーカシングコイル4の巻き始め端部と巻き
終り端部は前記突起7にからげられるなどされて、それ
らの残りの部分がリード線4a,4bとして前記4つの半田
付部5aのうちの2つに導かれ、半田付けされる。これに
より、フォーカシングコイル4にレンズホルダ駆動用電
流が供給されるようになっている。
部5が貼着固定されている。この端子部5には4つの半
田付部5aが形成されている。一方、このレンズホルダの
上縁に形成されたフランジ部6には、突起7が形成され
ている。フォーカシングコイル4の巻き始め端部と巻き
終り端部は前記突起7にからげられるなどされて、それ
らの残りの部分がリード線4a,4bとして前記4つの半田
付部5aのうちの2つに導かれ、半田付けされる。これに
より、フォーカシングコイル4にレンズホルダ駆動用電
流が供給されるようになっている。
しかしながら、前述のようにフォーカシングコイル4
への配線経路を形成している線材としてのリード線4a,4
bを単にプリント基板の端子部5の半田付部5aの上に導
き半田付けする従来の構成では、リード線4a,4bの延び
る方向が不規則で前記半田付部5a上に正確に導くことが
難しいため、また配線経路を形成している線材を位置決
めする必要が生じて、半田付けを精緻に且つ効率良く行
なうことができなかった。
への配線経路を形成している線材としてのリード線4a,4
bを単にプリント基板の端子部5の半田付部5aの上に導
き半田付けする従来の構成では、リード線4a,4bの延び
る方向が不規則で前記半田付部5a上に正確に導くことが
難しいため、また配線経路を形成している線材を位置決
めする必要が生じて、半田付けを精緻に且つ効率良く行
なうことができなかった。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであ
り、駆動用コイルへの配線経路を形成する線材を配線基
板の半田付部に半田付けする作業を精緻に且つ簡単に行
なうことができるディスクプレーヤの光ピックアップを
提供することを目的とする。
り、駆動用コイルへの配線経路を形成する線材を配線基
板の半田付部に半田付けする作業を精緻に且つ簡単に行
なうことができるディスクプレーヤの光ピックアップを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、対物レンズを保持するレンズホルダと、こ
のレンズホルダに設けられており且つマグネットとの相
互作用によりレンズホルダをフォーカシング補正方向及
びトラッキング補正方向のうち少なくとも一方向に補正
駆動させる駆動用コイルと、この駆動用コイルへの信号
経路を形成する線材が半田付けされる半田付部とが備え
られたディスクプレーヤの光ピックアップにおいて、 前記線材が前記半田付部の上を沿うように導かれてこ
の線材の端末が前記半田付部の近傍に設けられた係止部
に係止されているとともに、この線材が前記半田付部に
半田付けされていることを特徴とするディスクプレーヤ
の光ピックアップ、 および、対物レンズを保持するレンズホルダと、この
レンズホルダに取付けられるボビンに設けられており且
つマグネットとの相互作用によりレンズホルダをフォー
カシング補正方向及びトラッキング補正方向のうち少な
くともいずれか一方向に補正駆動させる駆動用コイル
と、この駆動用コイルのリード線が半田付けされる半田
付部を含み且つ前記レンズホルダに固着される配線基板
とが備えられたディスクプレーヤの光ピックアップにお
いて、 前記駆動用コイルから延びるリード線は、その端部お
よびこれに続く部分が、前記ボビンに所定の間隔を介し
て突設された第1の係止部および第2の係止部にそれぞ
れ係止されており、これらの両係止部間に橋渡しされた
リード線は、前記ボビンがレンズホルダに取付けられた
とき前記半田付部の上をこれを沿って延びるようになっ
ており、このように延びるリード線が前記半田付部に半
田付けされていることを特徴とするディスクプレーヤの
光ピックアップである。
のレンズホルダに設けられており且つマグネットとの相
互作用によりレンズホルダをフォーカシング補正方向及
びトラッキング補正方向のうち少なくとも一方向に補正
駆動させる駆動用コイルと、この駆動用コイルへの信号
経路を形成する線材が半田付けされる半田付部とが備え
られたディスクプレーヤの光ピックアップにおいて、 前記線材が前記半田付部の上を沿うように導かれてこ
の線材の端末が前記半田付部の近傍に設けられた係止部
に係止されているとともに、この線材が前記半田付部に
半田付けされていることを特徴とするディスクプレーヤ
の光ピックアップ、 および、対物レンズを保持するレンズホルダと、この
レンズホルダに取付けられるボビンに設けられており且
つマグネットとの相互作用によりレンズホルダをフォー
カシング補正方向及びトラッキング補正方向のうち少な
くともいずれか一方向に補正駆動させる駆動用コイル
と、この駆動用コイルのリード線が半田付けされる半田
付部を含み且つ前記レンズホルダに固着される配線基板
とが備えられたディスクプレーヤの光ピックアップにお
いて、 前記駆動用コイルから延びるリード線は、その端部お
よびこれに続く部分が、前記ボビンに所定の間隔を介し
て突設された第1の係止部および第2の係止部にそれぞ
れ係止されており、これらの両係止部間に橋渡しされた
リード線は、前記ボビンがレンズホルダに取付けられた
とき前記半田付部の上をこれを沿って延びるようになっ
ており、このように延びるリード線が前記半田付部に半
田付けされていることを特徴とするディスクプレーヤの
光ピックアップである。
上記手段によれば、レンズホルダに設けられた駆動用
コイルあるいはレンズホルダに取付けられるボビンに設
けられた駆動用コイルの配線経路を形成する線材が、前
記半田付部の上をこれに沿って橋渡しされるようになっ
ている。したがって、コイルの配線経路を形成する線材
を前記半田付部に半田付けする作業が極めて簡単にでき
るようになる。
コイルあるいはレンズホルダに取付けられるボビンに設
けられた駆動用コイルの配線経路を形成する線材が、前
記半田付部の上をこれに沿って橋渡しされるようになっ
ている。したがって、コイルの配線経路を形成する線材
を前記半田付部に半田付けする作業が極めて簡単にでき
るようになる。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係るディスクプレーヤ
の光ピックアップのレンズホルダを示す斜視図、第2図
はこのレンズホルダを備えたディスクプレーヤの光ピッ
クアップを示す斜視図である。
の光ピックアップのレンズホルダを示す斜視図、第2図
はこのレンズホルダを備えたディスクプレーヤの光ピッ
クアップを示す斜視図である。
これらの図中、第6図と共通する部分には同一の符号
が付されている。
が付されている。
この第1実施例では、レンズホルダ11上に貼付固定さ
れたプリント基板の端子部5の半田付部5aの近傍に、フ
ランジ部6から突出する3つのガイド用突起12が一体に
形成されている。またこれらのガイド用突起12と前記半
田付部5aを介して対向する位置に2つの係止用突起13a
と13bが一体に形成されている。
れたプリント基板の端子部5の半田付部5aの近傍に、フ
ランジ部6から突出する3つのガイド用突起12が一体に
形成されている。またこれらのガイド用突起12と前記半
田付部5aを介して対向する位置に2つの係止用突起13a
と13bが一体に形成されている。
次にフォーカシングコイル4の成形作業について説明
する。まず、コイル線の巻き始め端部を係止用突起13a
にからげて係止させる。そしてこの巻き始め端部に続く
リード線4aをプリント基板の端子部5の半田付部5aの上
に橋渡してガイド用突起12に引っ掛けた後、コイル線を
レンズホルダ11の外周面に巻き付けていく。この外周面
への巻き付けが終了したら、ガイド用突起12を介してリ
ード線4bを他の半田付部5a上に橋渡して巻き終り端部を
係止用突起13bにからげて係止させる。これにより、コ
イル成形作業が終了される。
する。まず、コイル線の巻き始め端部を係止用突起13a
にからげて係止させる。そしてこの巻き始め端部に続く
リード線4aをプリント基板の端子部5の半田付部5aの上
に橋渡してガイド用突起12に引っ掛けた後、コイル線を
レンズホルダ11の外周面に巻き付けていく。この外周面
への巻き付けが終了したら、ガイド用突起12を介してリ
ード線4bを他の半田付部5a上に橋渡して巻き終り端部を
係止用突起13bにからげて係止させる。これにより、コ
イル成形作業が終了される。
このようにしてフォーカシングコイル4が成形された
後、同コイル4のリード線4a,4bのプリント基板端子部
5の半田付部5aへの半田付け作業が行なわれる。この半
田付け作業においては、前述のように橋渡しされたリー
ド線4a,4bの部分を前記半田付部5aに半田付けするよう
にすればよい。したがって、半田付け作業を極めて簡単
にしかも正確に行なうことができるようになる。
後、同コイル4のリード線4a,4bのプリント基板端子部
5の半田付部5aへの半田付け作業が行なわれる。この半
田付け作業においては、前述のように橋渡しされたリー
ド線4a,4bの部分を前記半田付部5aに半田付けするよう
にすればよい。したがって、半田付け作業を極めて簡単
にしかも正確に行なうことができるようになる。
第2図は第1図に示すレンズホルダ11が備えられた光
ピックアップの全体を示す斜視図である。
ピックアップの全体を示す斜視図である。
この光ピックアップでは、光学系が搭載されたピック
アップシャーシ15がガイドシャフト16にガイドされて図
示しない光ディスクの記録面の最内周から最外周までの
間を半径方向に駆動されるようになっている。ピックア
ップシャーシ15の上面には、レンズホルダ11が設置され
るベース17がねじにより固定されるようになっている。
ベース17がピックアップシャーシ15上に固定された状態
では、レンズホルダ11の軸受3に軸18が挿通され、この
軸18に対してレンズホルダ11が図のθ方向に回転自在で
しかも軸方向に摺動自在に支持されている。
アップシャーシ15がガイドシャフト16にガイドされて図
示しない光ディスクの記録面の最内周から最外周までの
間を半径方向に駆動されるようになっている。ピックア
ップシャーシ15の上面には、レンズホルダ11が設置され
るベース17がねじにより固定されるようになっている。
ベース17がピックアップシャーシ15上に固定された状態
では、レンズホルダ11の軸受3に軸18が挿通され、この
軸18に対してレンズホルダ11が図のθ方向に回転自在で
しかも軸方向に摺動自在に支持されている。
レンズホルダ11の外周面にはフォーカシングコイル4
が巻かれており、さらにこのフォーカシングコイル4の
外側にはロの字形状のトラッキングコイル(図示せず)
が接着固定されている。またレンズホルダ11の2個所の
扇状穴2内にはマグネット19及びヨーク20が挿入されて
いる。またベース17上には、フォーカシングコイル4及
びトラッキングコイルを挟んでマグネット19と対向する
対向ヨーク21が設けられている。
が巻かれており、さらにこのフォーカシングコイル4の
外側にはロの字形状のトラッキングコイル(図示せず)
が接着固定されている。またレンズホルダ11の2個所の
扇状穴2内にはマグネット19及びヨーク20が挿入されて
いる。またベース17上には、フォーカシングコイル4及
びトラッキングコイルを挟んでマグネット19と対向する
対向ヨーク21が設けられている。
この光ピックアップでは、フォーカシングコイル4内
を図の水平方向に流れる電流とマグネット19の磁界とに
よってレンズホルダ11が軸方向(フォーカシング補正方
向)に駆動される。またトラッキングコイル内を図の上
下方向に流れる電流とマグネット19の磁界とによってレ
ンズホルダ11が図のθ方向(トラッキング補正方向)へ
駆動されるようになっている。
を図の水平方向に流れる電流とマグネット19の磁界とに
よってレンズホルダ11が軸方向(フォーカシング補正方
向)に駆動される。またトラッキングコイル内を図の上
下方向に流れる電流とマグネット19の磁界とによってレ
ンズホルダ11が図のθ方向(トラッキング補正方向)へ
駆動されるようになっている。
なお、第1図では、トラッキングコイルが省略されて
いるが、フォーカシングコイル4の外面にトラッキング
コイルが接着固定され、そのリード線もフォーカシング
コイルのリード線と同様にして半田付け部5aに半田付け
される。
いるが、フォーカシングコイル4の外面にトラッキング
コイルが接着固定され、そのリード線もフォーカシング
コイルのリード線と同様にして半田付け部5aに半田付け
される。
次に第3図は本発明の第2実施例に係るディスクプレ
ーヤの光ピックアップを示す平面図、第4図はこの光ピ
ックアップに備えられるコイル及びボビンを示す斜視
図、第5図はこのコイル及びボビンをレンズホルダに取
付ける作業を示す分解斜視図である。
ーヤの光ピックアップを示す平面図、第4図はこの光ピ
ックアップに備えられるコイル及びボビンを示す斜視
図、第5図はこのコイル及びボビンをレンズホルダに取
付ける作業を示す分解斜視図である。
第3図に示す光ピックアップにおいては、レンズホル
ダ31に対物レンズ32が保持されており、この対物レンズ
32は光ディスクの記録面に対向する。符号33は弾性支持
部材であり、これによってレンズホルダ31が補正駆動可
能な状態に支持されている。弾性支持部材33のうち符号
33aで示す部分が紙面に直交する方向(対物レンズ32の
光軸と平行な方向)に延びる薄肉部であり、この薄肉部
33aによってレンズホルダ31がθ方向へ揺動動作できる
ようになっている。また弾性支持部材33の符号33bで示
す部分は、紙面に沿う方向に延びる薄肉部であり、この
薄肉部33bの変形によってレンズホルダ31が対物レンズ3
2の光軸方向へ動作できるようになっている。この光軸
に沿う動作方向がフォーカシング補正方向で、θで示す
揺動方向がトラッキング補正方向である。
ダ31に対物レンズ32が保持されており、この対物レンズ
32は光ディスクの記録面に対向する。符号33は弾性支持
部材であり、これによってレンズホルダ31が補正駆動可
能な状態に支持されている。弾性支持部材33のうち符号
33aで示す部分が紙面に直交する方向(対物レンズ32の
光軸と平行な方向)に延びる薄肉部であり、この薄肉部
33aによってレンズホルダ31がθ方向へ揺動動作できる
ようになっている。また弾性支持部材33の符号33bで示
す部分は、紙面に沿う方向に延びる薄肉部であり、この
薄肉部33bの変形によってレンズホルダ31が対物レンズ3
2の光軸方向へ動作できるようになっている。この光軸
に沿う動作方向がフォーカシング補正方向で、θで示す
揺動方向がトラッキング補正方向である。
またレンズホルダ31には一対のフォーカシングコイル
34ならびにトラッキングコイル35が装備されている。ま
た固定部側には各コイル34と35に対向するマグネット36
と、フォーカシングコイル34内に介入している対向ヨー
ク37とが設けられている。
34ならびにトラッキングコイル35が装備されている。ま
た固定部側には各コイル34と35に対向するマグネット36
と、フォーカシングコイル34内に介入している対向ヨー
ク37とが設けられている。
またレンズホルダ31の上面には、配線パターン38,39
を有するフレキシブルプリント基板が貼付固定されてい
る。配線パターン38の各端部には幅広の半田付部38a,38
b,38c及び38dが形成されており、この各半田付部38a〜3
8dに各フォーカシングコイル34の各リード線34aが半田
付けされている。
を有するフレキシブルプリント基板が貼付固定されてい
る。配線パターン38の各端部には幅広の半田付部38a,38
b,38c及び38dが形成されており、この各半田付部38a〜3
8dに各フォーカシングコイル34の各リード線34aが半田
付けされている。
また、配線パターン39の各端部にも幅広の半田付部39
a,39b,39c及び39dが形成されており、この各半田付部39
a〜39dに各トラッキングコイル35の各リード線35aが半
田付けされている。これによって、フレキシブルプリン
ト基板から、各フォーカシングコイル34及びトラッキン
グコイル35にレンズホルダ駆動用電流が供給されるよう
になっている。すなわち、フォーカシングコイル34に流
れる電流とマグネット36の磁界とによって、レンズホル
ダ31は対物レンズ32の光軸方向へ駆動され、これによっ
てフォーカシング補正が行なわれる。またトラッキング
コイル35にて紙面直交方向に流れる電流とマグネット36
の磁界とによってレンズホルダ31は薄肉部33aを中心と
してθ方向へ揺動駆動され、これによってトラッキング
補正が行なわれるようになっている。
a,39b,39c及び39dが形成されており、この各半田付部39
a〜39dに各トラッキングコイル35の各リード線35aが半
田付けされている。これによって、フレキシブルプリン
ト基板から、各フォーカシングコイル34及びトラッキン
グコイル35にレンズホルダ駆動用電流が供給されるよう
になっている。すなわち、フォーカシングコイル34に流
れる電流とマグネット36の磁界とによって、レンズホル
ダ31は対物レンズ32の光軸方向へ駆動され、これによっ
てフォーカシング補正が行なわれる。またトラッキング
コイル35にて紙面直交方向に流れる電流とマグネット36
の磁界とによってレンズホルダ31は薄肉部33aを中心と
してθ方向へ揺動駆動され、これによってトラッキング
補正が行なわれるようになっている。
上記各フォーカシングコイル34と各トラッキングコイ
ル35は第4図に示す形状のボビン40に巻かれている。こ
のボビン40は樹脂製であり、その外周面Aがフォーカシ
ングコイル34の巻き付け基準面となっている。またこの
ボビン40には、この外周面Aと直交する方向にこの外周
面Aよりも深い形状の溝41a,41bが形成されており、こ
の溝41a,41bの底面Bが各トラッキングコイル35の巻き
付け基準面となっている。
ル35は第4図に示す形状のボビン40に巻かれている。こ
のボビン40は樹脂製であり、その外周面Aがフォーカシ
ングコイル34の巻き付け基準面となっている。またこの
ボビン40には、この外周面Aと直交する方向にこの外周
面Aよりも深い形状の溝41a,41bが形成されており、こ
の溝41a,41bの底面Bが各トラッキングコイル35の巻き
付け基準面となっている。
また、ボビン40の上側のフランジ42には、溝41a近傍
の位置にガイド用突起43と係止用突起44が所定の間隔を
介して設けられており、また溝41b近傍の位置に係止用
突起45とガイド用突起46が所定の間隔を介して設けられ
ている。また、フランジ42の各端部には、長手方向の一
方に係止用突起47とガイド用突起48が、他方にガイド用
突起49と係止用突起50が、それぞれ設けられている。
の位置にガイド用突起43と係止用突起44が所定の間隔を
介して設けられており、また溝41b近傍の位置に係止用
突起45とガイド用突起46が所定の間隔を介して設けられ
ている。また、フランジ42の各端部には、長手方向の一
方に係止用突起47とガイド用突起48が、他方にガイド用
突起49と係止用突起50が、それぞれ設けられている。
次にこのボビン40を使用した各コイル34,35の巻き成
形作業を説明する。
形作業を説明する。
まずトラッキングコイル35の巻き成形作業において
は、コイル線の巻き始め端部を係止用突起43にからげて
係止させ、これに続くリード線35aを矢印a方向へガイ
ド用突起44まで橋渡してからげた後、溝41a内に矢印b
方向に巻き付けていく。その際、トラッキングコイル35
は溝41aの深さと同じ厚さ寸法となるように巻き、トラ
ッキングコイル35の外表面がフォーカシングコイルの巻
き付け基準面Aとほぼ一致するようにする。そして、こ
の溝41a内の巻き付けが終了したら、さらに連続する同
一のコイル線35bを矢印c方向に橋渡して溝41b内にて矢
印d方向に巻き付けていく。この巻き付けが終了した
ら、コイル線35bを係止用突起45にからげて係止させ
る。そして、これに続くリード線35aをガイド用突起46
の方に橋渡した後巻き終り端部をこれにからげるように
している。これによってトラッキングコイル35の巻き成
形作業が終了する。
は、コイル線の巻き始め端部を係止用突起43にからげて
係止させ、これに続くリード線35aを矢印a方向へガイ
ド用突起44まで橋渡してからげた後、溝41a内に矢印b
方向に巻き付けていく。その際、トラッキングコイル35
は溝41aの深さと同じ厚さ寸法となるように巻き、トラ
ッキングコイル35の外表面がフォーカシングコイルの巻
き付け基準面Aとほぼ一致するようにする。そして、こ
の溝41a内の巻き付けが終了したら、さらに連続する同
一のコイル線35bを矢印c方向に橋渡して溝41b内にて矢
印d方向に巻き付けていく。この巻き付けが終了した
ら、コイル線35bを係止用突起45にからげて係止させ
る。そして、これに続くリード線35aをガイド用突起46
の方に橋渡した後巻き終り端部をこれにからげるように
している。これによってトラッキングコイル35の巻き成
形作業が終了する。
次にフォーカシングコイル34の巻き成形作業を行う
が、この場合はまずコイル線の巻き始め端部を係止用突
起47にからげて係止させ、これに続くリード線34aをガ
イド用突起48に橋渡ししてからげた後、基準面Aにコイ
ル線を巻き付けていく。巻き付けが終了したら、コイル
線をガイド用突起49にからげた後、これに続くリード線
34aを係止用突起50に橋渡してからげて係止させるよう
にしている。これによって、フォーカシングコイル34の
巻き成形作業が終了する。
が、この場合はまずコイル線の巻き始め端部を係止用突
起47にからげて係止させ、これに続くリード線34aをガ
イド用突起48に橋渡ししてからげた後、基準面Aにコイ
ル線を巻き付けていく。巻き付けが終了したら、コイル
線をガイド用突起49にからげた後、これに続くリード線
34aを係止用突起50に橋渡してからげて係止させるよう
にしている。これによって、フォーカシングコイル34の
巻き成形作業が終了する。
このようにして、ボビン40にトラッキングコイル35及
びフォーカシングコイル34が巻き付けられたものは、第
5図に示すように、そのままレンズホルダ31の両側部の
突部31aに嵌着固定するようにしている。このように各
コイル34,35がレンズホルダ31に嵌着固定された状態で
は、第3図に示すように、各係止用突起44,45と各ガイ
ド用突起43,46の間に橋渡された各トラッキングコイル3
5の各リード線35aは、フレキシブルプリント基板の前記
半田付部39a〜39dの上にこれに沿って配置されることに
なる。また各係止用突起47,50と各ガイド用突起48,49の
間に橋渡された各フォーカシングコイル34の各リード線
34aも、前記半田付部38a〜38dの上をこれに沿って配置
されることになる。
びフォーカシングコイル34が巻き付けられたものは、第
5図に示すように、そのままレンズホルダ31の両側部の
突部31aに嵌着固定するようにしている。このように各
コイル34,35がレンズホルダ31に嵌着固定された状態で
は、第3図に示すように、各係止用突起44,45と各ガイ
ド用突起43,46の間に橋渡された各トラッキングコイル3
5の各リード線35aは、フレキシブルプリント基板の前記
半田付部39a〜39dの上にこれに沿って配置されることに
なる。また各係止用突起47,50と各ガイド用突起48,49の
間に橋渡された各フォーカシングコイル34の各リード線
34aも、前記半田付部38a〜38dの上をこれに沿って配置
されることになる。
そのため、このように配された各リード線34a及び35a
を前記半田付部38a〜38d及び39a〜39dに半田付する場合
には、各リード線34a,35aの位置を何ら調整することな
くそのままの状態で半田付すればよい。したがって、従
来のように半田付のためにリード線を半田付部に沿って
延ばすという煩雑な作業をすることが必要となる。よっ
て半田付作業を極めて簡単に且つ正確に行うことができ
るようになる。
を前記半田付部38a〜38d及び39a〜39dに半田付する場合
には、各リード線34a,35aの位置を何ら調整することな
くそのままの状態で半田付すればよい。したがって、従
来のように半田付のためにリード線を半田付部に沿って
延ばすという煩雑な作業をすることが必要となる。よっ
て半田付作業を極めて簡単に且つ正確に行うことができ
るようになる。
以上のように、本発明によれば、光ピックアップに使
用される駆動コイルへの配線経路を形成する線材の端を
位置決めし、且つ半田付けして固定する作業が、極めて
簡単且つ正確に行えるようになる。
用される駆動コイルへの配線経路を形成する線材の端を
位置決めし、且つ半田付けして固定する作業が、極めて
簡単且つ正確に行えるようになる。
第1図は本発明の第1実施例に係るディスクプレーヤの
光ピックアップのレンズホルダを示す斜視図、第2図は
このレンズホルダを備えたディスクプレーヤの光ピック
アップを示す斜視図、第3図は本発明の第2実施例に係
るディスクプレーヤの光ピックアップを示す平面図、第
4図はこの光ピックアップに備えられるコイル及びボビ
ンを示す斜視図、第5図はこのコイル及びボビンをレン
ズホルダに取付ける作業を示す分解斜視図、第6図は従
来のディスクプレーヤの光ピックアップに使用される回
転式レンズホルダの一例を示す斜視図である。 4,34……フォーカシングコイル、4a,4b,34a,35a……リ
ード線、5……プリント基板端子部、11,31……レンズ
ホルダ、12,43,46,48,49……ガイド用突起、13a,13b,4
4,45,47,50……係止用突起、32……対物レンズ、35……
トラッキングコイル、38,39……配線パターン、40……
ボビン。
光ピックアップのレンズホルダを示す斜視図、第2図は
このレンズホルダを備えたディスクプレーヤの光ピック
アップを示す斜視図、第3図は本発明の第2実施例に係
るディスクプレーヤの光ピックアップを示す平面図、第
4図はこの光ピックアップに備えられるコイル及びボビ
ンを示す斜視図、第5図はこのコイル及びボビンをレン
ズホルダに取付ける作業を示す分解斜視図、第6図は従
来のディスクプレーヤの光ピックアップに使用される回
転式レンズホルダの一例を示す斜視図である。 4,34……フォーカシングコイル、4a,4b,34a,35a……リ
ード線、5……プリント基板端子部、11,31……レンズ
ホルダ、12,43,46,48,49……ガイド用突起、13a,13b,4
4,45,47,50……係止用突起、32……対物レンズ、35……
トラッキングコイル、38,39……配線パターン、40……
ボビン。
Claims (2)
- 【請求項1】対物レンズを保持するレンズホルダと、こ
のレンズホルダに設けられており且つマグネットとの相
互作用によりレンズホルダをフォーカシング補正方向及
びトラッキング補正方向のうち少なくとも一方向に補正
駆動させる駆動用コイルと、この駆動用コイルへの信号
経路を形成する線材が半田付けされる半田付部とが備え
られたディスクプレーヤの光ピックアップにおいて、 前記線材が前記半田付部の上を沿うように導かれてこの
線材の端末が前記半田付部の近傍に設けられた係止部に
係止されているとともに、この線材が前記半田付部に半
田付けされていることを特徴とするディスクプレーヤの
光ピックアップ - 【請求項2】対物レンズを保持するレンズホルダと、こ
のレンズホルダに取付けられるボビンに設けられており
且つマグネットとの相互作用によりレンズホルダをフォ
ーカシング補正方向及びトラッキング補正方向のうち少
なくともいずれか一方向に補正駆動させる駆動用コイル
と、この駆動用コイルのリード線が半田付けされる半田
付部を含み且つ前記レンズホルダに固着される配線基板
とが備えられたディスクプレーヤの光ピックアップにお
いて、 前記駆動用コイルから延びるリード線は、その端部およ
びこれに続く部分が、前記ボビンに所定の間隔を介して
突設された第1の係止部および第2の係止部にそれぞれ
係止されており、これらの両係止部間に橋渡しされたリ
ード線は、前記ボビンがレンズホルダに取付けられたと
き前記半田付部の上をこれに沿って延びるようになって
おり、このように延びるリード線が前記半田付部に半田
付けされていることを特徴とするディスクプレーヤの光
ピックアップ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63305658A JP2526109B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | ディスクプレ―ヤの光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63305658A JP2526109B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | ディスクプレ―ヤの光ピックアップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02152027A JPH02152027A (ja) | 1990-06-12 |
JP2526109B2 true JP2526109B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=17947789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63305658A Expired - Fee Related JP2526109B2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | ディスクプレ―ヤの光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526109B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP63305658A patent/JP2526109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02152027A (ja) | 1990-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6768601B2 (en) | Position control unit for lens of optical pickup device | |
JP2008130224A (ja) | 光ピックアップアクチュエータ | |
KR100555527B1 (ko) | 고감도 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광 기록및/또는 재생기기 | |
US6643229B1 (en) | Optical pickup apparatus of tilt control type | |
US5136565A (en) | Optical device for reading and writing data on a recording medium | |
US5663841A (en) | Optical pickup device having a magnetic circuit whose poles are configured along a common path within one pole within a focus coil | |
JP2526109B2 (ja) | ディスクプレ―ヤの光ピックアップ | |
US6285650B1 (en) | Objective lens driving apparatus of an optical pickup | |
JP4654214B2 (ja) | 光ピックアップとその製造方法 | |
JP2006500709A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP4160929B2 (ja) | 光学式ピックアップの対物レンズ支持機構 | |
JP2006500706A (ja) | 光ディスク装置 | |
KR100206776B1 (ko) | 광픽업용 액츄에이터 | |
JP3316742B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
KR20040069943A (ko) | 틸트 구동가능한 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광기록 및/또는 재생기기 | |
JPH0445891B2 (ja) | ||
JP3305432B2 (ja) | 2軸アクチュエータ及び光ディスク装置 | |
US6243239B1 (en) | Strain relief for an actuator coil | |
JPH05109099A (ja) | 光ピツクアツプ | |
JP2005018837A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
KR101383843B1 (ko) | 대물렌즈 구동 유니트 및 이를 적용하는 광 픽업 장치 및 광 디스크 드라이브 | |
JPS59223946A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPH11306562A (ja) | 光学ヘッド駆動装置 | |
JP2004118969A (ja) | 光ピックアップ | |
JPH0462134B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |