JP2525949Y2 - テレビ移動装置 - Google Patents

テレビ移動装置

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JP2525949Y2
JP2525949Y2 JP1987170221U JP17022187U JP2525949Y2 JP 2525949 Y2 JP2525949 Y2 JP 2525949Y2 JP 1987170221 U JP1987170221 U JP 1987170221U JP 17022187 U JP17022187 U JP 17022187U JP 2525949 Y2 JP2525949 Y2 JP 2525949Y2
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JP
Japan
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bevel gear
joint
driving wire
motor
coupling
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JP1987170221U
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JPH0174682U (ja
Inventor
宏 宮部
Original Assignee
株式会社 三陽電機製作所
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はバス車両内の通路上の前方天井に取付けら
れ、乗客が通路を移動する時と、テレビを見る時とに合
せてテレビセットの位置を移動できるようにしたテレビ
移動装置に関する。
「従来の技術」 従来のこの種のテレビ移動装置は実開昭58-139774号
公報に示すようにテレビセットの移動手段として、ボー
ルねじとボールナットとが使われていた、このため駆動
部分の重量が重かった。またモータが故障すると、ボー
ルねじとモータとが直結されているため、両者を切り離
さないと修復できなかった。
「問題点を解決するための手段」 この考案によればバス車両の天井の内,外張板間に本
体枠が取付けられ、その本体枠上に移動自在に滑車付移
動台が取付けられ、その移動台にはテレビセットが固定
され、その本体枠と移動台との間に駆動ワイヤが架張さ
れる。駆動ワイヤが架けられたスプロケットの水平な軸
に第1かさ歯車が回転方向に結合し、軸方向に第1位置
と第2位置とに移動できるように設けられ、その第1位
置にある第1かさ歯車とその下側で第2かさ歯車がかみ
合い、その第2かさ歯車は第2位置にある第1かさ歯車
とはかみ合わないようにされ、第2かさ歯車は下側から
手動で回動されるようにされている。また第1かさ歯車
の軸に第1継手が連結され、第1かさ歯車が第2位置に
ある時、第2継手が第1継手と結合し、その第2継手は
第1かさ歯車が第1位置にある時、第1継手と結合は外
される。第2継手はモータにより回転される。第1かさ
歯車及び第1継手間に手動モータ駆動手段が位置して下
側から回動することによりこれらと係合して駆動かさ歯
車を第1位置と第2位置とに手動で移動させるようにさ
れている。
駆動力の伝達をワイヤにより行うため軽量のものとす
ることができ、かつモータによる駆動と手動による駆動
とを切替えることができ、モータが故障の時に手動で移
動できる。しかもその切替え操作及び手動駆動をいずれ
も下側から行うことができる。
「実施例」 本体枠11はアルミニウム材で作られた長方形とされ、
本体枠11は図に示してないが、バス車両の天井の内,外
張板間に取付けられる。そのために本体枠11の適当な個
所に固定用アングル12が固定されている。また本体枠11
上に滑車を通すために、本体枠11の断面はU字状となさ
れている。
本体枠11に移動台13が移動自在に取付けられる。移動
台13は本体枠11内にゆるく嵌る枠状をしており、その両
側に滑車14が回転自在に取付けられ、その滑車14は本体
枠11の断面U字状部内に収容され、移動台13は本体枠11
の長手方向に沿って往復移動できる。移動台13の下面に
テレビセット15が固定されている。
移動台13と本体枠11との間に駆動ワイヤ16が架張され
る。駆動ワイヤ16としてはチエン、ベルトなどを使用す
ることができ、チエンを用いる場合は、スプロケット1
7,18が本体枠11の両端にそれぞれ設けられる。スプロケ
ット18はクラッチボックス19内に第2図に示すように設
けられる。スプロケット17,18に駆動ワイヤ16がめぐら
され、駆動ワイヤ16の両端は移動台13に固定される。従
って駆動ワイヤ16を駆動すると移動台13が本体枠11上を
移動することになる。
第2図に示すようにクラッチ21が手動駆動手段として
のかさ歯車22とモータ23とを駆動車としてのかさ歯車24
に切替え連結状態とすることができる。すなわち、モー
タ23の回転軸に継手25が固定され、この継手25と結合す
ることができる継手26が移動自在に保持され、かさ歯車
24と継手26との間にピンがクラッチ板27上に立てられ、
ハンドル28をクラッチ板27に係合させて、クラッチ板27
を往復回動することによりクラッチ板27上のピンが継手
26と係合して移動し、継手26を継手25と結合状態にした
り、前記ピンがかさ歯車24と係合して移動し、継手25と
26との結合を解除することができる。継手26の回転軸は
かさ歯車24の軸と連結される。かさ歯車24の軸29はスプ
ロケット18と回転方向には結合し、軸方向には互に移動
できるようにされている。クラッチ板27の回動によるか
さ歯車24がかさ歯車22とかみ合されると、継手26は継手
25から外れ、継手26を継手25と結合させると、かさ歯車
24はかさ歯車22から外れる。
継手26を継手25と結合させた状態でモータ23を正、逆
回転させると、その回転力はスプロケット18に伝達さ
れ、駆動ワイヤ16が駆動され、移動台13、テレビセット
15は往復移動する。この時、移動台13が本体枠11の両端
部にそれぞれ移動するとマイクロスイッチ31又は32が動
作して、モータ23が自動的に停止するように構成されて
ある。
モータ23が故障した時は、クラッチ板27を制御して継
手26を継手25から外し、かさ歯車24をかさ歯車22にかみ
合せ、この状態でハンドル33でかさ歯車22を回動するこ
とによりスプロケット18が回転され、駆動ワイヤ16が駆
動され、移動台13を手動で移動させることができる。
なおモータ23、クラッチボックス19を移動台13に取付
けてもよい。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案においてはボールねじでは
なく、駆動ワイヤ16で移動台13を駆動するため軽量のも
のとすることができる。またモータ23が故障時にはクラ
ッチ21を操作することにより、手動で移動台13を移動さ
せることができかつモータ23を簡単に外すことができ
る。
かさ歯車24と継手26との間に、モータ駆動手動の切替
手段の一部(ピン)が配され、これを下側から往復回動
することに継手25,26を結合させたり、その結合を解除
させたりすることができ、またかさ歯車22を下側から手
動で回動させることができ、従って下側から継手26を継
手25から外して、すぐ近くのかさ歯車22を下側で手動回
転させることができ、その操作性がよい。また第2図か
らわかるようにかさ歯車22の駆動ハンドル33と、クラッ
チ板27の駆動ハンドル28とを共用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案のテレビ移動装置の一例を示す斜視
図、第2図はクラッチ21の具体例を示す斜視図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス車両の天井の内、外張板間に取付けら
    れた本体枠と、 その本体枠上に移動自在に取付けられ、テレビセットを
    固定した滑車付移動台と、 上記本体枠と上記移動台との間に架張された駆動ワイヤ
    と、 その駆動ワイヤが架けられたスプロケットの水平な軸に
    回転方向に結合し、軸方向に第1位置と第2位置とに移
    動できるようにされた第1かさ歯車と、 上記第1位置の上記第1かさ歯車とその下側でかみ合
    い、上記第2位置の上記第1かさ歯車とかみ合わない第
    2かさ歯車と、 下側から手動により上記第2かさ歯車を回動する手段
    と、 上記第1かさ歯車の軸に連結された第1継手と、 上記第1かさ歯車が上記第2位置にある時上記第1継手
    と結合し、上記第1位置にある時第1継手と結合しない
    第2継手と、 その第2継手を回転するモータと、 上記第1かさ歯車及び上記第1継手間に位置し、下側か
    ら回動することによりこれらと係合して上記第1かさ歯
    車を上記第1位置と第2位置とに手動で移動させる手動
    モータ駆動切替手段と、 を具備するテレビ移動装置。
JP1987170221U 1987-11-06 1987-11-06 テレビ移動装置 Expired - Lifetime JP2525949Y2 (ja)

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JPH0174682U JPH0174682U (ja) 1989-05-19
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JP2574250Y2 (ja) * 1992-12-17 1998-06-11 三菱自動車工業株式会社 搬送ケース
KR20020041999A (ko) * 2000-11-29 2002-06-05 이만택 벽걸이형 텔레비젼의 이동이 가능한 설치시스템
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JP2004082835A (ja) 2002-08-26 2004-03-18 Mitsubishi Electric Corp 車載表示装置
KR100521359B1 (ko) * 2002-12-03 2005-10-14 강태욱 Tv수상기 위치제어장치

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JPH0174682U (ja) 1989-05-19

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