JP2525858Y2 - 模擬表示装置 - Google Patents

模擬表示装置

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JP2525858Y2
JP2525858Y2 JP8111090U JP8111090U JP2525858Y2 JP 2525858 Y2 JP2525858 Y2 JP 2525858Y2 JP 8111090 U JP8111090 U JP 8111090U JP 8111090 U JP8111090 U JP 8111090U JP 2525858 Y2 JP2525858 Y2 JP 2525858Y2
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JP8111090U
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二三男 小谷
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Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、バックミラーを備えた交通手段等におけ
る運転等の訓練装置に使用する模擬表示装置に関する。
[従来の技術] 従来、交通手段等における運転等の訓練に模擬視界表
示装置を用いており、訓練員の操縦に応じてCGI(コン
ピュータ・グラフィック・イマジナリ)等の技術により
交通手段の窓からの視界を変化させて表示している。交
通手段がバックミラーを備えたものである場合は、視界
画像発生装置の画像の中にバックミラー用の画像を組み
込んで表示していた。
これにより訓練員は、通常の模擬視界表示装置で表示
された視界の中にバックミラーの映像を見ることが出来
た。
[考案が解決しようとする課題] 従来の模擬表示装置は、上記のようにバックミラーの
映像を表示できたが、これは、実際には、模擬視界映像
の一部をバックミラー用として置き換えたものである。
そのため、バックミラー用に割り当てられた画素数が限
られるので、良好な解像度を得ることは困難であった。
また、模擬視界映像とバックミラー映像とが同一面上に
あるため、両者の遠近感がなく、目の位置を移動してみ
た場合に感じられる映像の移動を模擬することができな
いという問題があった。
この考案が解決しようとする課題は、上記のような問
題点を解消し、良好な解像度を有し、遠近感のあるバッ
クミラーの模擬表示を行うことの出来る模擬表示装置を
得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係る模擬表示装置
は、第1の画像発生手段を有する模擬視界表示装置と、
第2の画像発生手段と平面鏡あるいは凸面鏡の反射鏡と
により構成され、前記模擬視界表示装置の前方に配置さ
れた前記反射鏡で第2の画像発生手段からのバックミラ
ーの映像を反射させ前記模擬視界表示装置の視界映像に
はめ込むバックミラー模擬視界表示装置とからなること
を特徴とするものである。
そして、模擬視界表示装置は少なくとも第1の画像発
生手段と、第1の画像発生手段で発生した画像を視準す
る凹面鏡とからなるようにしてもよい。
さらに、模擬視界表示装置は少なくとも第1の画像発
生手段としての投映装置と、投映装置から投映された映
像を結像するスクリーンとからなるようにしてもよい。
[作用] 上記のように構成した模擬表示装置において次のよう
に作用する。第2の画像発生手段で発生したバックミラ
ー用の映像を平面鏡あるいは凸面鏡で反射する。平面鏡
及び凸面鏡は第1の画像発生手段を有する模擬視界表示
装置の前方に配置されて、その視界映像を遮り、平面鏡
あるいは凸面鏡から反射されたバックミラーの映像を模
擬視界表示装置の視界映像に嵌め込む。第1の画像発生
手段とは別に、バックミラー用として新たに第2の画像
発生手段を設けたので、バックミラーの映像の解像度が
向上し、小さな物体あるいは遠方にある物体といった見
込み角の小さな映像をも表示することが可能となるとと
もに、第1と第2の画像表示装置までの距離の差により
遠近感が得られると同時に、第2の画像発生手段で生じ
た画像を平面鏡あるいは凸面鏡を介して見ることによっ
て、訓練員が目の位置を動かした場合、バックミラーに
映った映像も移動して、より現実に近い模擬が可能とな
る。
[実施例] 以下、この考案に係る模擬表示装置の実施例を図につ
いて説明する。
第1図は一実施例を示す光路図であり、1は視界画像
を表示する第1の陰極線管(CRT)、2は第1のCRT1か
ら発した光の方向を変えるビームスプリッタ、3はビー
ムスプリッタ2によって向けられた光を視準する凹面
鏡、4は視準された像を見る訓練員、5はバックミラー
用の画像を表示する第2のCRT、6は凹面鏡3及びビー
ムスプリッタ2の前方に配置され、凹面鏡3で視準され
た映像の中に重ねてバックミラーの模擬映像を見るため
の平面鏡、7は平面鏡6を所定箇所に配置するための平
面鏡支持体である。
第1のCRT1、ビームスプリッタ2及び凹面鏡3により
構成される模擬視界表示装置Aにより、訓練員4は臨場
感のある視界映像を見ることができると共に、第2のCR
T5、平面鏡6及び平面鏡支持体7により構成されるバッ
クミラー模擬表示装置Bにより、バックミラーの映像も
見ることができる。そして、平面鏡6により、視界映像
はバックミラーの範囲だけ遮られるので、訓練員4は視
界映像の中に高解像度のバックミラーの映像を見ること
になる。このとき、視界映像とバックミラーの映像との
間に視差が生じるので、遠近感の模擬ができ、目の位置
を移動させると平面鏡6に映る第2のCRT5の画像の位置
が変わるので、より実際に近いバックミラーの模擬を行
なうことができる。
また、第1の実施例においては、バックミラー模擬表
示装置Bで平面鏡6を使用したが、これを凸面鏡8にす
ることにより、映像が歪み、よりバックミラーに近い映
像を表示することも可能である。
さらに模擬視界表示装置Aは特公昭55−13031号公報
に示すようなオフ・アクシス光学系を用いても良い。
第2図は、この考案の他の実施例を示す光路図であ
り、8は第1の画像発生手段としてのプロジェクタ、9
は上記プロジェクタ8から投映された映像を結像するス
クリーン、10は凸面鏡であり、訓練員4とスクリーン9
との間に配置される。この凸面鏡10は、上記の実施例と
同様にCRT5の画像を反射して表示する第2の画像発生手
段として機能する。
プロジェクタ8から投映された映像は、スクリーン9
上で結像し、視界映像として訓練員4に視認される。CR
T5で表示された画像は、凸面鏡10で反射され、訓練員4
からは視界映像が凸面鏡10により遮られるために、視界
映像の中に高解像度のバックミラーの映像があるように
視認される。また、目の位置の移動によるバックミラー
に映る映像の移動についても、第1の実施例と同様にみ
ることができ、この実施例においても、より実際に近い
バックミラーの模擬を行なうことができる。
なお、この実施例においては、プロジェクタ8及びス
クリーン9を複数台用いたマルチプロジェクション方式
としても良い。また、スクリーン9はドーム状あるいは
円筒状等であっても、CRT5及び凸面鏡10の配置を考慮す
ることによって、同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る模擬表示装置に
よれば、バックミラー模擬表示装置を第1の画像発生手
段を有する模擬視界表示装置とは別途に設け、光学的に
視界映像の中にバックミラーの映像をはめ込んだので、
バックミラーにおいて、高い解像度の表示が可能にな
り、遠方の物体や小物体等も鮮明に表示でき、しかも、
視界映像とバックミラー映像の間の遠近感が得られると
ともに、訓練員の目の位置につれてバックミラーの映像
も移動するのでより臨場感のある模擬表示装置が得られ
るといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る模擬表示装置の一実
施例を示す光路図である。 A…模擬視界表示装置、B…バックミラー模擬表示装
置、1…第1のCRT、2…ビームスプリッタ、3…凹面
鏡、4…訓練員、5…第2のCRT、6…平面鏡、7…平
面鏡支持体、8…プロジェクタ、9…スクリーン、10…
凸面鏡。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/38 G06F 15/62 325D

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の画像発生手段を有する模擬視界表示
    装置と、第2の画像発生手段と平面鏡あるいは凸面鏡の
    反射鏡とにより構成され、前記模擬視界表示装置の前方
    に配置された前記反射鏡で第2の画像発生手段からのバ
    ックミラーの映像を反射させ前記模擬視界表示装置の視
    界映像にはめ込むバックミラー模擬視界表示装置とから
    なることを特徴とする模擬表示装置。
  2. 【請求項2】模擬視界表示装置は少なくとも第1の画像
    発生手段と、第1の画像発生手段で発生した画像を視準
    する凹面鏡とからなることを特徴とする請求項第1項記
    載の模擬表示装置。
  3. 【請求項3】模擬視界表示装置は少なくとも第1の画像
    発生手段としての投映装置と、投映装置から投映された
    映像を結像するスクリーンとからなることを特徴とする
    請求項第1項記載の模擬表示装置。
JP8111090U 1990-08-01 1990-08-01 模擬表示装置 Expired - Lifetime JP2525858Y2 (ja)

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JP8111090U JP2525858Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 模擬表示装置

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JP8111090U JP2525858Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 模擬表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0440260U JPH0440260U (ja) 1992-04-06
JP2525858Y2 true JP2525858Y2 (ja) 1997-02-12

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