JP2524857Y2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2524857Y2
JP2524857Y2 JP1991078506U JP7850691U JP2524857Y2 JP 2524857 Y2 JP2524857 Y2 JP 2524857Y2 JP 1991078506 U JP1991078506 U JP 1991078506U JP 7850691 U JP7850691 U JP 7850691U JP 2524857 Y2 JP2524857 Y2 JP 2524857Y2
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慶彦 山内
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シートクッションとシ
ートスライド装置とを有し、前記シートクッションは、
前記シートスライド装置を介して車体側に前後移動可能
に据え付けられ、据付部位から跳ね上げることができる
車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用シートは、例え
ば、図7に示すようなものがある。すなわち、シートク
ッション1は、シートスライド装置3を介して車体フロ
ア4に前後移動可能に据え付けられており、かつ、シー
トクッション1は前方に跳ね上げ可能にシートスライド
装置3に支持されている。
【0003】車室内に荷物空間を確保する場合や乗降時
などには、まず、シートスライド装置3によってシート
クッション1を前方に移動させ、つぎに、シートバック
2を前倒させてからシートクッション1を、シートバッ
ク2ごと前方に跳ね上げる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用シートでは、荷物空間を確保する場合
や乗降時などに、シートクッション1を跳ね上げても、
シートスライド装置3を構成するすべてのレールは車体
フロア5にそっくりそのまま残るから、乗降者自身や積
み込む荷物などがぶつかったりして、作業性や乗降性が
良くないという問題点があった。
【0005】また、荷物空間を確保すべくシートクッシ
ョン1を跳ね上げても、跳ね上げられたシートクッショ
ン1などが、車体フロア5から壁のように突き出て、車
室内の前後方向に延びる空間を仕切ってしまうから、長
い荷物を積むことができず使い勝手が良くないという問
題点があった。
【0006】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、座席を跳ね上げた際に、車体フロ
ア側には最小限の部品を残すだけですみ、積み込みむ荷
物の邪魔にならず、作業性,乗降性および使い勝手を良
くすることができる車両用シートを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、シートクッションとシートス
ライド装置とを有し、前記シートクッションは、前記シ
ートスライド装置を介して車体側に前後移動可能に据え
付けられ、据付部位から跳ね上げることができる車両用
シートにおいて、前記シートクッションは、その一側部
側を回動中心として他側部を側方に跳ね上げ可能に、前
記シートスライド装置に支持されており、前記シートス
ライド装置は、前記シートクッションを跳ね上げる際、
回動中心となるシートクッションの一側部側を枢支する
座席側のレールと、該座席側のレールが前後移動可能に
嵌合する車体側のレールと、前記シートクッションの跳
ね上げ可能な他側部に設けられ、該他側部を前記一側部
と略同一の高さ位置に支える座席支持部材と、該座席支
持部材が前後移動可能に嵌合し、跳ね上げの際に外れる
車体側のレールと、前記座席側のレールおよび座席支持
部材の前後移動をそれぞれ拘束するロック手段とを有
し、前記座席支持部材に、前記シートクッションが着座
位置にある際、対応する前記一方の車体側のレールに摺
動可能に嵌合する係合部を形成する一方、前記車体側の
レールに、シートクッションを側方に跳ね上げる際、前
記係合部が所定位置でのみ外れるための係脱用開口を形
成し、前記ロック手段は、シートクッションの一側部側
にて車体側のレールに対する座席側のレールの前後移動
を拘束可能な第1ロック機構と、シートクッションの他
側部側にて車体側のレールに対する座席支持部材の前後
移動および跳上げ動作を拘束可能な第2ロック機構とか
ら成り、前記第1ロック機構と第2ロック機構とを、第
2ロック機構の拘束解除操作に伴って、第1ロック機構
を同期して拘束解除する一方、シートクッション他側部
を跳上げた際、第1ロック機構を拘束状態に維持する連
動部材で連結したことを特徴とする車両用シートに存す
る。
【0008】
【作用】車両用シートが通常の着座位置にある際、車両
用シートのシートクッションは、シートスライド装置に
より前後位置を調整できるように支持されている。
【0009】この場合、一対の車体側のレールの一方
に、シートクッションの一側部側の座席側のレールが前
後移動可能に嵌合し、同様に、他方の車体側のレール
に、シートクッションの他側部側の座席支持部材が前後
移動可能に嵌合する。また、シートクッションの両側部
下方における据付部位に高低差があっても、シートクッ
ションの一側部を高い位置に据え付けた状態で、シート
クッションの他側部は、高さをかせげる座席支持部材に
より前記一側部と略同一の高さ位置に支えることができ
る。このようにシートクッションが通常の略水平状態に
ある場合、シートクッションの一側部側では第1ロック
機構により、車体側のレールに対する座席側のレールの
前後移動は拘束され、シートクッションの他側部側では
第2ロック機構により、車体側のレールに対する座席支
持部材の前後移動および跳上げ動作が拘束される。
【0010】着座位置にあるシートクッションを、その
一側部側を回動中心とし他側部を据付部位から側方に跳
ね上げれば、車室内に荷物を積み込むための荷物空間を
確保したり、乗降空間を確保して乗降性を向上すること
ができる。
【0011】シートクッションを側方に跳ね上げる場合
には、まず、第2ロック機構の拘束解除操作をすると、
連動部材によって第1ロック機構も同期して拘束解除さ
れる。次に、一方の車体側のレールに摺動可能に嵌合し
ている座席支持部材の係合部を、車体側のレールの係脱
用開口の位置に合わせてから、該係脱用開口より係合部
を車体側のレールの外側へ外す。このように、係合部は
係脱用開口がある所定位置でのみ外すことができる。
【0012】つぎに、他方の車体側のレールに嵌合して
いる座席側のレールが枢支するシートクッションの一側
部側を回動中心として、該シートクッションの他側部を
側方に跳ね上げる。
【0013】それにより、車両用シートの据付部位に、
一の車体側のレールを残すだけで、車室内の前後方向に
延びる空間を分断しないように、座席支持部材を含めた
シート全体が側方に引き起されて、荷物空間や乗降空間
を確保することができる。このようにシートクッション
の他側部を跳上げている際、第1ロック機構は拘束状態
に維持されるため、シートクッションの一側部が不用意
に前後移動することはない。
【0014】引き起されたシートクッションを、もとの
着座位置に回動させて、シートクッションの一側部に設
けてある座席支持部材の係合部を、対応する一の車体側
のレールの係脱用開口からレール内に嵌合させれば、車
両用シートは着座できる状態となる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1から図6は本考案の一実施例を示している。
図1,図2および図5に示すように、車両用シート20
は、シートスライド装置30を介して、車体フロア10
の据付部位11に前後移動可能に据え付けられたシート
クッション23を有してる。シートクッション23の後
端部には、リクライニング機構22を介してシートバッ
ク21が傾動角度が調整可能に支持されている。
【0016】シートクッション23は、車体側壁寄りの
アウター側部23aの側を回動中心として車室中心寄り
のインナー側部23bを側方に跳ね上げ可能に、シート
スライド装置30に支持されている。
【0017】車体フロア10の据付部位11には、車両
用シート20と対称的に形成されたもう一つの車両用シ
ート20aが、車両用シート20のインナー側部23b
の側に隣接するように据え付けられている。
【0018】シートスライド装置30は、シートクッシ
ョン23のアウター側部23aの下方に配されるアウタ
ーレールユニット40と、シートクッション23のイン
ナー側部23bの下方に配されるインナーレールユニッ
ト50とを具備して成る。
【0019】アウターレールユニット40は、シートク
ッション23のアウター側部23aの下方に、支持ブラ
ケット43,43を介して回動可能に枢着された座席側
のレール44と、座席側のレール44が前後移動可能に
嵌合する車体側のアウターレール45とを有している。
【0020】さらに詳しく言えば、座席側のレール44
は溝状断面に形成され、天井部44aと両側壁部とを有
している。同じく、アウターレール45も溝状断面に形
成され、底面部45aと両側壁部とを有している。支持
ブラケット43,43は座席側のレール44の天井部4
4aの前後にそれぞれ固着されている。
【0021】シートクッション23のアウター側部23
aの下方には、座席側のレール44の支持ブラケット4
3,43に対応する取付ブラケット41,41が固設さ
れており、各々の取付ブラケット41は、支持ブラケッ
ト43に枢軸42を介して枢支されている。アウターレ
ール45は、その底面部45aが据付部位11の上段部
12に、レッグ部材46,46を介して固設されてい
る。
【0022】シートクッション23のアウター側部23
aの側の枢軸42,42は、シートクッション23を側
方に跳ね上げる際、回動中心となる部位である。
【0023】また、図1および図5に示すように、アウ
ターレールユニット40にはアウターロック機構(第1
ロック機構)47が設けられている。アウターロック機
構47は、シートクッション23を所望の前後位置に拘
束すべく、アウターレール45に対する座席側のレール
44の前後方向の移動を拘束可能に設けられている。ア
ウターロック機構47は、後述するインナーロック機構
(第2ロック機構)63と共にロック手段を構成するも
のである。
【0024】さらに詳しく言えば、アウターロック機構
47は、アウターレール45の側壁に連接されたロック
孔(図示せず)に係脱すべく、座席側のレール44の天
井部44aに揺動可能に枢支されたラッチ部材48を有
している。ラッチ部材48は、ばね部材(図示せず)に
よりアウターレール45のロック孔に係合する方向に付
勢されている。
【0025】また、ラッチ部材48の基端部には、連動
部材49の一端が連結されている。連動部材49は、ア
ウターロック機構47のロック解除可能に設けられてお
り、アウターケーシング49bと、その内部に移動可能
に内挿されたインナーケーブル49aとから成る。連動
部材49はシートクッション23の底面部を沿うように
配され、その他端はインナー側部23bの座席支持部材
60に延ばされている。
【0026】インナーレールユニット50は、シートク
ッション23のインナー側部23bの下方に固設された
座席支持部材60と、座席支持部材60が前後移動可能
に嵌合し、跳ね上げの際に外れる車体側のインナーレー
ル51とを具備して成る。
【0027】さらに詳しく言えば、図1に示すように、
インナーレール51は、取付部52と立設部53とが略
直角に連なるL字形断面に形成され、取付部52が据付
部位11の下段部13にボルト止めされている。立設部
53はその上端縁側が折曲されて形成されたスライド面
部54と挟持フランジ部55とを有している。
【0028】一方、図2に示すように、座席支持部材6
0は、シートクッションのインナー側部23bを、上段
部12側にあるアウター側部23aと略同一の高さ位置
に支えるよう上下方向に幅の有る部材から成り、その下
端縁には、インナーレール51のスライド面部54や挟
持フランジ部55に摺動可能に嵌合する一対の係合部6
1,61が形成されている。
【0029】各々の係合部61は、内側面部60aの側
に延びるようなフック状に形成されている。各々の係合
部61は、インナーレール51の立設部53に形成され
ている一対の係脱用開口56,56からインナーレール
51に嵌合するものである。なお、各々の係脱用開口5
6は、インナーレール51の立設部53のスライド面部
54および挟持フランジ部55を矩形状に切り欠いて形
成されている。
【0030】座席支持部材60の内側面部60aの下方
には、インナーレール51のスライド面部54上を転動
する一対のローラー部材62,62が枢着されている。
座席支持部材60の内側面部60aの中央には、シート
クッション23のインナー側部23bを跳ね上げ不能に
拘束するインナーロック機構63を構成するフック部材
63aが揺動可能に枢支されている。
【0031】フック部材63aは、揺動してインナーレ
ール51の立設部53に複数穿設されたロック孔57,
57…に係脱するものであり、ロック孔57,57…に
係合する方向にばね部材(図示せず)により付勢されて
いる。また、フック部材63aには、内側面部60aに
沿って座席前方に延びる操作ロッド64が一体的に回転
可能に固設されている。操作ロッド64はインナーロッ
ク機構63のロック解除操作を行なうものである。
【0032】フック部材63aの基端部には、アウター
ロック機構47の側から延びる連動部材49のインナー
ケーブル49aの一端部が連結されている。連動部材4
9はアウターロック機構47のロック解除操作をすべく
設けられている。
【0033】図5および図6に示すように、ラッチ部材
48に連結された連動部材49のインナーケーブル49
aは、シートクッション23を跳ね上げた際にたるん
で、ラッチ部材48を揺動操作できずアウターロック機
構47のロック解除操作が不能となる長さに設定されて
いる。
【0034】次に作用を説明する。図5に示すように、
車両用シート20が通常の着座位置にあるとき、シート
クッション23は、アウターレールユニット40のアウ
ターロック機構47により前後移動不能に拘束されてお
り、また、インナーレールユニット50のインナーロッ
ク機構63により側方に跳ね上げ不能に拘束されてい
る。
【0035】すなわち、アウターロック機構47を構成
するラッチ部材48が、ばね部材(図示せず)の付勢力
によりアウターレール45の側壁に連接されたロック孔
(図示せず)に係合する一方、インナーロック機構63
を構成するフック部材63aが、ばね部材(図示せず)
の付勢力によりインナーレール51の立設部53に穿設
されたロック孔57に係合している。
【0036】車両用シート20を着座姿勢のまま、イン
ナーロック機構63の側の操作ロッド64により付勢力
に抗してフック部材63aを揺動させロック孔57から
離脱させると、座席支持部材60の係合部61,61が
インナーレール51に対して摺動可能な状態となる。
【0037】フック部材63aの揺動によって、連動部
材49のアウターケーシング49bの中のインナーケー
ブル49aが引かれて、アウターロック機構47のラッ
チ部材48が付勢力に抗して揺動し、アウターレール4
5のロック孔(図示せず)から離脱し、それにより、座
席側のレール44もアウターレール45に対して前後移
動可能な状態となる。このとき、シートクッション23
を所望の前後位置に調整することができる。
【0038】図6に示すように、着座姿勢にあるシート
クッション23を、そのアウター側部23aの側を回動
中心としインナー側部23bを据付部位11から側方に
跳ね上げれば、車室内に荷物を積み込むための荷物空間
Aを確保したり、乗降空間を確保して乗降性を向上する
ことができる。
【0039】シートクッション23を側方に跳ね上げる
場合には、まず、リクライニング装置22によりシート
バック21を前倒させてから、前述したように操作ロッ
ド64によって、インナーロック機構63のロック状態
を解除する。
【0040】つぎに、図4に示すように、シートクッシ
ョン23を前後移動させて、インナーレール51に摺動
可能に嵌合している座席支持部材60の係合部61,6
1を、インナーレール51の係脱用開口56,56の位
置にあわせてから、係脱用開口56,56より係合部6
1,61をインナーレール51の外側へ外す。
【0041】続いて、図1に示すように、アウター側部
23aを座席側のレール44に枢支している枢軸42,
42を回動中心として、インナー側部23bを側方に跳
ね上げればよい。他方の車両用シート20aも同様にし
て、側方に跳ね上げることができる。
【0042】それにより、車体フロア10の据付部位1
1の下段部13に固設されたインナーレール51を残す
だけで、車室内の前後方向に延びる空間を分断しないよ
う、座席支持部材60を含めた車両用シート20が全体
的に側方に引き起されて、荷物空間Aや乗降空間を確保
することができる。
【0043】図6に示すように、シートクッション23
が跳ね上げられているとき、アウターロック機構47に
連結されている連動部材49のインナーケーブル49a
の一端側はたるむから、インナーケーブル49aにより
ラッチ部材48が引かれることはなく、アウターロック
機構47のロック状態が維持される。
【0044】車両用シート20を当初の着座姿勢に戻す
場合は、まず、引き起されたシートクッション23を、
据付部位11の方向に回動させる。続いて、シートクッ
ション23のインナー側部23bに固設してある座席支
持部材60の係合部61,61を、対応するインナーレ
ール51の係脱用開口56,56からレール51内に嵌
合させ。そしてアウターロック機構47およびインナー
ロック機構63をそれぞれ拘束状態にし、シートクッシ
ョン23を後方に傾動させればよい。
【0045】なお、前記実施例にかかる車両用シート2
0によれば、座席支持部材60はシートクッション23
のインナー側部23bの下方に固設されているが、座席
支持部材は、インナー側部23bの下方に折り畳み可能
に設けることもできる。
【0046】
【考案の効果】本考案にかかる車両用シートによれば、
シートクッションを、その一側部側を回動中心として他
側部を側方に跳ね上げ可能にシートスライド装置に支持
し、シートクッションを跳ね上げたとき、跳ね上げる側
の側部に設けた座席支持部材が、対応する車体側のレー
ルから外れるから、シートクッションを跳ね上げた際
に、据付部位側には最小限の部品を残すだけですみ、積
み込む荷物などの邪魔にならず、作業性,乗降性が向上
し、また、側方に跳ね上げたシートクッションが車室内
の前後方向に延びる空間を仕切ることがなく、長い荷物
も積むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車両用シートを跳ね上
げた状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係る車両用シートのインナ
ーレールユニットを示す分解斜視図である。
【図3】本考案の一実施例に係る車両用シートが着座位
置にある状態を示す側面図である。
【図4】本考案の一実施例に係る車両用シートを跳ね上
げる状態を示す側面図である。
【図5】本考案の一実施例に係る車両用シートが着座位
置にある状態を示す正面図である。
【図6】本考案の一実施例に係る車両用シートを跳ね上
げた状態を示す正面図である。
【図7】従来例の車両用シートを示す側面図である。
【符号の説明】
10…車体フロア 11…据付部位 20,20a…車両用シート 23…シートクッション 23a…アウター側部 23b…インナー側部 30…シートスライド装置 40…アウターレールユニット 42…枢軸 44…座席側のレール 45…アウターレール 50…インナーレールユニット 51…インナーレール 56…係脱用開口 60…座席支持部材 61…係合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションとシートスライド装置と
    を有し、前記シートクッションは、前記シートスライド
    装置を介して車体側に前後移動可能に据え付けられ、据
    付部位から跳ね上げることができる車両用シートにおい
    て、 前記シートクッションは、その一側部側を回動中心とし
    て他側部を側方に跳ね上げ可能に、前記シートスライド
    装置に支持されており、 前記シートスライド装置は、前記シートクッションを跳
    ね上げる際、回動中心となるシートクッションの一側部
    側を枢支する座席側のレールと、該座席側のレールが前
    後移動可能に嵌合する車体側のレールと、前記シートク
    ッションの跳ね上げ可能な他側部に設けられ、該他側部
    を前記一側部と略同一の高さ位置に支える座席支持部材
    と、該座席支持部材が前後移動可能に嵌合し、跳ね上げ
    の際に外れる車体側のレールと、前記座席側のレールお
    よび座席支持部材の前後移動をそれぞれ拘束するロック
    手段とを有し、 前記座席支持部材に、前記シートクッションが着座位置
    にある際、対応する前記一方の車体側のレールに摺動可
    能に嵌合する係合部を形成する一方、前記車体側のレー
    ルに、シートクッションを側方に跳ね上げる際、前記係
    合部が所定位置でのみ外れるための係脱用開口を形成
    し、 前記ロック手段は、シートクッションの一側部側にて車
    体側のレールに対する座席側のレールの前後移動を拘束
    可能な第1ロック機構と、シートクッションの他側部側
    にて車体側のレールに対する座席支持部材の前後移動お
    よび跳上げ動作を拘束可能な第2ロック機構とから成
    り、 前記第1ロック機構と第2ロック機構とを、第2ロック
    機構の拘束解除操作に伴って、第1ロック機構を同期し
    て拘束解除する一方、シートクッション他側部を跳上げ
    た際、第1ロック機構を拘束状態に維持する連動部材で
    連結したことを特徴とする車両用シート。
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