JP2524678Y2 - 高圧洗浄装置 - Google Patents

高圧洗浄装置

Info

Publication number
JP2524678Y2
JP2524678Y2 JP7354390U JP7354390U JP2524678Y2 JP 2524678 Y2 JP2524678 Y2 JP 2524678Y2 JP 7354390 U JP7354390 U JP 7354390U JP 7354390 U JP7354390 U JP 7354390U JP 2524678 Y2 JP2524678 Y2 JP 2524678Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hot water
cold water
water
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7354390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0433984U (ja
Inventor
公文 宮尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP7354390U priority Critical patent/JP2524678Y2/ja
Publication of JPH0433984U publication Critical patent/JPH0433984U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2524678Y2 publication Critical patent/JP2524678Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は冷水及び加熱された温水を選択的に切り替え
てスプレーノズルより被洗浄物に向けて高圧噴射する高
圧洗浄装置に関する。
[従来技術] 従来、この種の高圧洗浄装置は例えば自動車の整備工
場等で車両の洗浄用に使用されている。この高圧洗浄装
置を用いて車両の洗浄作業を行なう場合、油による汚れ
が付着したエンジンルームの洗浄には温水を使用し、ま
た頑固な泥土がこびりついた車両下部には冷水を使用し
て洗浄場所に応じて冷水及び温水をそれぞれ使い分けて
いた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、この高圧洗浄装置は温水によるエンジンルー
ムの洗浄には適しているものの、冷水による車両下部の
洗浄には吐出不足の為に車両下部にこびりついた頑固な
泥土汚れが取り除けなかった。
これに対して、ポンプの吐出圧を上げれば上記の問題
点は解決されるが、温水仕様のためポンプの耐熱温度に
制限があり、十分な吐出圧が得られなかった。また、吐
出圧の大きな能力を持つポンプを採用すればよいが、現
状のポンプよりコストが上昇する問題が生じてくる。
本考案はこのような問題点に対処して成され、冷水及
び温水の吐出圧を可変し、被洗浄物の洗浄場所に応じて
効果的な洗浄が行なえる高圧洗浄装置を提供しようとす
るものである。
[問題点を解決する為の手段] このような問題点を解決する為に本考案は、冷水及び
加熱された温水を選択的に切り替えてスプレーノズルよ
り吐出する高圧洗浄装置において、冷水あるいは温水を
選択する選択手段と、該選択手段で温水を選択した場合
に温水の吐出圧を冷水の吐出圧より減じる制御手段とを
備えたものである。
[実施例] 以下、図面を基に本考案の実施例について説明する。
1は高圧洗浄装置本体で、給水口継手2に水道等の給
水源3を接続すると共に、吐出口継手4に吐出ホース5
を介してスプレーノズル6を接続している。そのスプレ
ーノズル6には手動式の開閉弁7が備えられており、レ
バー8を操作することによりレバー8に連動して開閉弁
7の開閉が行なわれる。9は本体1に内蔵した温水装置
で、給水口継手2より給水管路10を介して缶体11に冷水
を供給し、ボールタップ12により缶体11内の水位を常に
一定に保ち、バーナ13を運転することにより缶体11内に
蓄えられた冷水を加熱している。14はモータ15により駆
動されるプランジャー式のポンプで、本出願人は耐熱温
度が80℃で最大吐出圧が150kg/cm2の能力を持つポンプ
を使用している。前記ポンプ14は吸入側に缶体11と連通
する冷水管路16及び温水管路17を接続すると共に、吐出
側に吐出口継手4に連通する吐出管路18を接続し、缶体
11に蓄えられた冷水あるいは温水を冷水管路16あるいは
温水管路17を介して吸入し、吐出管路18及び吐出ホース
5を介してスプレーノズル6より高圧噴射している。19
は吐出管路18に介挿したアンローダバルブで、開閉弁7
の閉弁によりスプレーノズル6からの吐出が遮断されポ
ンプ14の吐出圧が所定圧を上回ると開弁し、余水管路20
を介して余水を缶体11に帰還している。21はアンローダ
バルブ19より下流の吐出管路18に備えた逆止弁、22及び
23は冷水管路16及び温水管路17に備えた電磁弁である。
24は逆止弁21の下流の吐出管路18内の圧力を検出する第
1の圧力スイッチで、ポンプ14より吐出される吐出圧が
第1圧力P1(実施例ではP1=30kg/cm2)に至ったのを検
出する。25は余水管路20の圧力を検出する第2の圧力ス
イッチで、余水管路20内の圧力が第2圧力P2(実施例で
はP2=4kg/cm2)に至ったのを検出し、その第2の圧力
スイッチ25より下流の余水管路20に備えた流量絞り部26
により第2の圧力スイッチ25の作動を確実なものとして
いる。
次に、第2図を基に実施例の制御系について説明す
る。30は本体1前面に備えた操作パネルで、冷水洗浄を
選択する冷水スッチ31と、温水洗浄を選択する温水スイ
ッチと32、温水温度を設定する温水設定スイッチと33、
その温水設定スイッチ33により設定された温水温度及び
缶体11内の温水温度をそれぞれ表示する複数のLED34,3
4,…,34とを備えている。35は制御手段に相当するマイ
クロコンピュータで、操作パネル30及び各圧力スイッチ
24,25からの信号に基づいてモータ15及び電磁弁22,23の
制御を行なっている。36はモータ15の回転速度を可変す
る速度可変回路で、モータ15に与えられる電源の周波数
を数段階に可変して回転速度を可変するインバータある
いはモータ15の極数を可変してモータ15の回転速度を可
変する等の手段を用い、冷水の吐出圧に見合ったモータ
15の回転速度より温水の吐出圧を減ずるようにモータ15
の回転速度を減速すると共に、温水の設定温度に対して
温度が高くなるほど温水の吐出圧を減じるようにモータ
15の回転速度を設定している。
続いて、第3図を基に実施例の作用動作について説明
する。
第3図はマイクロコンピュータ35の制御動作を示し、
まず、マイクロコンピュータ35は冷水スイッチ31あるい
は温水スイッチ32の押下待ちとなる(1)。ここで、冷
水スイッチ31の押下により冷水洗浄が選択された場合、
電磁弁22を開弁すると共に、モータ15を高速駆動して冷
水の吐出圧がポンプ14の最大吐出圧P0=150kg/cm2)に
なるようにポンプ14を運転してスプレーノズル6より被
洗浄物に向けて冷水を高圧噴射する(2)。一方、ステ
ップ(1)の判断において、温水スイッチ32の押下によ
り温水洗浄が選択された場合、電磁弁23を開弁すると共
に、モータ15の回転速度を冷水時より落とし且つ、温度
設定スイッチ33で選択された設定温度Tに対応したモー
タ15の回転速度でポンプ15を駆動し、スプレーノズル6
より被洗浄物に向けて温水を低圧噴射する(3)。
尚、上表は冷水及び温水の設定温度に対する吐出圧の関
係を示したものである。但し、冷水の吐出圧は実施例で
使用するポンプの最大吐出圧を示し、温水の吐出圧は各
温度におけるポンプの耐熱最大許容吐出圧を示してい
る。
ポンプ14の運転に伴い、第1の圧力スイッチ24により
吐出状況を確認し(4)、スプレーノズル6より冷水あ
るいは温水が吐出されたことを第1の圧力スイッチ24が
検出すると、第2の圧力スイッチ25の状態を確認する
(5)。ここで、レバー8の操作により開閉弁7が閉じ
てアンローダバルブ19の開弁により余水が缶体11内に帰
還したことを第2の圧力スイッチ25が検出すると、計時
を開始し(6)、第1設定時間t1(実施例ではt1=5
秒)経過したか否か判断する(7)。このステップ
(7)において、開閉弁7の開弁している時間、即ち第
2の圧力スイッチ25が応動している時間が第1設定時間
t1経過したら、モータ15の駆動を停止し(8)、第1設
定時間t1未満であればステップ(4)へ移る。モータ15
の駆動が停止して再び開閉弁7の開弁によりスプレーノ
ズル6より吐出管路18及び吐出ホース5に残留した洗浄
水が吐出されたことを第1の圧力スイッチ24が検出した
ら、再びモータ15を駆動してポンプ運転を再開する
(9)。一方、ステップ(5)において、開閉弁7の開
弁を第2の圧力スイッチ25が検出したら前記第1設定時
間t1より短い第2設定時間t2(実施例ではt2=1〜2
秒)経過したか否かを判断する(10)。ここで、第2設
定時間t2内に開閉弁7の開閉操作が瞬時に行なわれる
と、洗浄水の切換を行なう(11)。即ち、ステップ
(1)において冷水を選択した場合はステップ(3)と
同じ温水洗浄を実行し、温水を選択した場合はステップ
(2)と同じ冷水洗浄を実行し、ステップ(4)へ移
る。
こうして、冷水は高圧で温水は低圧でそれぞれ吐出す
ることにより、特に車両の洗浄においては、車両下部の
洗浄に冷水を用いて高圧噴射すれば頑固な泥土の汚れが
確実に除去でき、一方、エンジンルーム等の重要部品が
密集するデリケートな場所の洗浄に温水を用いて冷水の
吐出圧より減じて低圧噴射すれば油汚れが簡単に落とせ
ると共に洗浄場所に与えるショックを軽減できる。従っ
て、必要以上に高価なポンプを使用しなくとも現状の安
価なポンプを用いてポンプの能力を十分発揮できる。
また、温水においては更に吐出圧を数段階に可変する
ことにより、洗浄場所に応じてより細かな洗浄が施せ
る。
[考案の効果] 以上のように本考案は構成され、冷水及び加熱された
温水を選択的に切り替えてスプレーノズルより吐出する
高圧洗浄装置において、冷水あるいは温水を選択する選
択手段と、該選択手段で温水を選択した場合に温水の吐
出圧を冷水の吐出圧より減じる制御手段とを備えたこと
により、洗浄場所に応じて冷水あるいは温水を選択して
効果的な洗浄が施せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例である高圧洗浄装置の全体構成
図、第2図は同高圧洗浄装置の制御系を示すブロック
図、第3図は同高圧洗浄装置の動作を示すフローチャー
ト図。 31及び32は選択手段に相当する冷水選択スイッチ及び温
水選択スイッチ、35は制御手段に相当するマイクロコン
ピュータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−8672(JP,A) 特開 昭63−111985(JP,A) 特開 昭61−98660(JP,A) 特開 昭61−295160(JP,A) 実開 昭62−202463(JP,U) 実開 平2−42862(JP,U) 特公 昭46−12078(JP,B1) 特公 昭37−17058(JP,B1) 特公 昭37−5097(JP,B1) 特公 昭36−20485(JP,B1) 特公 平3−44828(JP,B2) 特公 平6−69549(JP,B2) 特公 昭58−4652(JP,B2) 特公 昭56−15254(JP,B2) 実公 平3−51028(JP,Y2) 実公 平4−25267(JP,Y2) 実公 平3−19978(JP,Y2) 実公 昭62−788(JP,Y2) 実公 平4−3666(JP,Y2) 実公 平3−51029(JP,Y2) 実公 平3−26957(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷水及び加熱された温水を選択的に切り替
    えてスプレーノズルより吐出する高圧洗浄装置におい
    て、冷水あるいは温水を選択する選択手段と、該選択手
    段で温水を選択した場合に温水の吐出圧を冷水の吐出圧
    より減じる制御手段とを備えたことを特徴とする高圧洗
    浄装置。
JP7354390U 1990-07-10 1990-07-10 高圧洗浄装置 Expired - Lifetime JP2524678Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354390U JP2524678Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 高圧洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354390U JP2524678Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 高圧洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433984U JPH0433984U (ja) 1992-03-19
JP2524678Y2 true JP2524678Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31612449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7354390U Expired - Lifetime JP2524678Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 高圧洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2524678Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832803B2 (ja) 1994-12-31 1998-12-09 株式会社共和製作所 洗浄装置と洗浄装置用圧力スイッチ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6157871B2 (ja) * 2013-02-19 2017-07-05 株式会社モリタホールディングス 高圧洗浄装置及び高圧洗浄車
JP6375415B2 (ja) * 2017-06-06 2018-08-15 株式会社モリタホールディングス 高圧洗浄装置及び高圧洗浄車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832803B2 (ja) 1994-12-31 1998-12-09 株式会社共和製作所 洗浄装置と洗浄装置用圧力スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0433984U (ja) 1992-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5987696A (en) Carpet cleaning machine
US5601100A (en) Washing apparatus
US6708899B2 (en) Headlamp cleaner and injection control method
US20040099287A1 (en) Dishwasher control method and dishwasher using the same
US20080128006A1 (en) Method for controlling a cleaner and cleaner for performing the method
WO1993015996A1 (en) Installable and centralized self-contained appliance-like fluid dispensing system
JP2524678Y2 (ja) 高圧洗浄装置
MXPA01007586A (es) Lavadora a presion con controlador de temperatura del ciclo de trabajo y metodos.
EP1009548B1 (en) Carpet cleaning machine
EP2052662A2 (en) Method of controlling dishwasher
JPH0614856Y2 (ja) スプレ−洗浄装置
JP4141827B2 (ja) カーペットクリーナー
JPH0710193A (ja) エンジンオイル回収装置
JPH069678B2 (ja) スプレ−洗浄装置
JP2544008Y2 (ja) 灰皿洗浄機能付きマット洗浄機
JP3403002B2 (ja) 食器洗浄システム
JP2596338Y2 (ja) 洗車装置
JPH0699146A (ja) スプレー洗浄装置
JPH081165Y2 (ja) 洗車装置
JP3096534B2 (ja) 製氷機
JP3248994B2 (ja) 部品などの洗浄乾燥装置
JPS6212469Y2 (ja)
JPH0352301Y2 (ja)
JPH0326958Y2 (ja)
JPH03245882A (ja) 温水洗浄機