JP2524585Y2 - 掘ごたつの簀子 - Google Patents

掘ごたつの簀子

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JP2524585Y2
JP2524585Y2 JP1990091144U JP9114490U JP2524585Y2 JP 2524585 Y2 JP2524585 Y2 JP 2524585Y2 JP 1990091144 U JP1990091144 U JP 1990091144U JP 9114490 U JP9114490 U JP 9114490U JP 2524585 Y2 JP2524585 Y2 JP 2524585Y2
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JP
Japan
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back plate
digging
heat
protrusion
resistant cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990091144U
Other languages
English (en)
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JPH0446603U (ja
Inventor
善史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、掘ごたつの簀子に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に掘ごたつでは、掘ごたつ本体の底部の中央にヒ
ータを設置して、その上に簀子を敷いてある。簀子は扱
い易いように中央部で2分割されるとともに、この中央
部付近の簀子の裏面には、ヒータの熱で簀子が燃えない
ように鉄板等の耐熱カバーが貼着してある。
〔考案が解決しようとする課題〕
簀子を掘ごたつ本体内に設置するに際し、耐熱カバー
が中央に位置するように並べる必要がある。しかしなが
ら耐熱カバーが裏面に貼着されているため誤って逆向き
に設置されることもあり、このような場合には簀子が燃
える危険性があった。
したがって、この考案の目的は、常に正しく設置する
ことができる掘ごたつの簀子を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の掘ごたつの簀子は、簀子部材を並び方向に
遊びのない状態で掘ごたつ本体内に設置するとともに、
一方の簀子部材の耐熱カバー側の簀子棒から突出する裏
板の突出量を、他側の裏板よりも一側の裏板の方を多く
し、かつ、他方の簀子部材の耐熱カバー側の簀子棒から
突出する裏板の突出量を、一側の裏板よりも他側の裏板
の方を多くしたものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、各々の簀子部材の裏板を突
出させた部分が中央部において互い違いに配置されるよ
うに並べれば、耐熱カバーが中央に位置することにな
る。この場合、簀子の長さは突出量が多い裏板の長さと
突出量が少ない裏板の長さを合わせた長さとなり、2個
の簀子部材は遊びのない状態で掘ごたつ本体に設置され
る。また、簀子部材を逆向きに並べた場合は、側縁にお
いて片側だけの裏板が突出することになり、逆向きであ
ることがわかる。また、この場合、簀子の長さは突出量
が多い裏板の長さの2倍の長さになり、正しく並べた場
合よりも長くなる。このように、簀子部材が逆向きに設
置された場合には長い方と長い方の裏板が並び、掘ごた
つ本体内よりはみ出ることになって設置できず、逆向き
のまま掘ごたつ本体内に収納されることを防止できる。
〔実施例〕
この考案の一実施例の掘ごたつの簀子を第1図ないし
第4図に基づいて説明する。
この掘ごたつの簀子は、第1図ないし第3図に示すよ
うに、2個の簀子部材1,2からなる。一方の簀子部材1
は、間隔を開けた2枚の長尺の裏板3a,3bで複数本の簀
子棒4…を連結したもので、裏板3a,3bの長手方向の一
端側の簀子棒4…の裏面には鉄板等の耐熱カバー5…が
貼着してある。また裏板3a,3bは長さが異なる。すなわ
ち、耐熱カバー5側の簀子棒4から外側へ突出する突出
量を、他側の裏板3bよりも一側の裏板3aの方を多くし
て、一側の裏板3aに突出部10を形成している。また、他
方の簀子部材2も一方の簀子部材1と同様であるが、耐
熱カバー5側の簀子棒4から外側へ突出する突出量を、
一側の裏板3aよりも他側の裏板3bの方を多くして、他側
の裏板3bに突出部11を形成している。
第4図はこの考案の掘ごたつの簀子の一使用状態を示
す断面図であり、12は座卓で、掘ごたつ本体6のコーナ
部にて支持され、畳13は束14、大引15および根太16にて
支持されている。また、掘ごたつ本体6の長さを、簀子
部材1,2を正しく並べた場合の簀子の長さに設定してお
く。そして、各々の簀子部材1,2の突出部10,11が中央部
において互い違いに配置されるように並べて、簀子部材
1,2を並び方向に遊びのない状態で掘ごたつ本体6内に
設置する。この状態において、耐熱カバー5…が中央に
位置することになり、掘ごたつ本体6の底部の中央に設
置したヒータ7によって簀子棒4が燃えるのを防止して
いる。ここで、簀子部材1,2を逆向きに並べた場合に
は、側縁において片側の裏板3a,3bだけが突出すること
になり、逆向きであることがわかる。また、正しい向き
に簀子部材1,2を並べた場合に全体の長さは、一方の簀
子部材1の突出量が多い裏板3aと他方の簀子部材2突出
量が少ない裏板3aを合わせた長さになるが、逆向きに並
べた場合には、突出量が多い裏板の2倍の長さになり、
正しく並べた場合よりも長くなる。このように、簀子部
材1,2が逆向きに設置された場合には長い方と長い方の
裏板3a,3bが並び、掘ごたつ本体6内よりはみ出ること
になって設置できず、逆向きのまま簀子部材1,2が収納
されることを防止できる。
なお、この実施例では一方の簀子部材1の他側の裏板
3bおよび他方の簀子部材2の一側の裏板3aを耐熱カバー
5側の簀子棒4から突出させていないが、突出部10,11
の突出量よりも少なければよい。
〔考案の効果〕
この考案の掘ごたつの簀子によれば、各々の簀子部材
の裏板を突出させた部分が中央部において互い違いに配
置されるように並べれば、耐熱カバーが中央に位置する
ことになる。この場合、簀子の長さは突出量が多い裏板
の長さと突出量が少ない裏板の長さを合わせた長さとな
り、2個の簀子部材は遊びのない状態で掘ごたつ本体に
設置される。また、簀子部材を逆向きに並べた場合は、
側縁において片側だけの裏板が突出することになり、逆
向きであることがわかる。また、この場合、簀子の長さ
は突出量が多い裏板の長さの2倍の長さになり、正しく
並べた場合よりも長くなる。このように、簀子部材が逆
向きに設置された場合には長い方と長い方の裏板が並
び、掘ごたつ本体内よりはみ出ることになって設置でき
ず、逆向きのまま掘ごたつ本体内に収納されることを防
止できる。その結果、掘ごたつの使用状態では耐熱カバ
ーは常に正常に配置されるので安全性が極めて高い構成
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の掘ごたつの簀子の斜視
図、第2図は要部拡大側面図、第3図は底面図、第4図
は掘ごたつの簀子の一使用状態を示す断面図である。 1,2…簀子部材、3a,3b…裏板、4…簀子棒、5…耐熱カ
バー、6…掘ごたつ本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の長尺の裏板で複数本の簀子棒を連結
    し、前記裏板の長手方向の一端側の簀子棒の裏面に耐熱
    カバーを貼着した簀子部材を、前記耐熱カバーが掘ごた
    つ本体内の中央に位置するヒータに対応するように、2
    個並べて前記掘ごたつ本体内に設置した掘ごたつの簀子
    において、 前記簀子部材を並び方向に遊びのない状態で掘ごたつ本
    体内に設置するとともに、前記一方の簀子部材の前記耐
    熱カバー側の簀子棒から突出する前記裏板の突出量を、
    他側の裏板よりも一側の裏板の方を多くし、かつ、前記
    他方の簀子部材の前記耐熱カバー側の簀子棒から突出す
    る前記裏板の突出量を、一側の裏板よりも他側の裏板の
    方を多くしたことを特徴とする掘ごたつの簀子。
JP1990091144U 1990-08-28 1990-08-28 掘ごたつの簀子 Expired - Lifetime JP2524585Y2 (ja)

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JPH0446603U JPH0446603U (ja) 1992-04-21
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JPS5754953U (ja) * 1980-09-16 1982-03-31
JPS6237041U (ja) * 1985-08-21 1987-03-05

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