JP2524557Y2 - 熱応動スイッチ - Google Patents

熱応動スイッチ

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JP2524557Y2
JP2524557Y2 JP1988127812U JP12781288U JP2524557Y2 JP 2524557 Y2 JP2524557 Y2 JP 2524557Y2 JP 1988127812 U JP1988127812 U JP 1988127812U JP 12781288 U JP12781288 U JP 12781288U JP 2524557 Y2 JP2524557 Y2 JP 2524557Y2
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正澄 高倉
秀興 吉岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、放電灯始動用等の熱応動スイッチに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、放電灯点灯回路の放電灯始動装置におい
て、ランプフィラメントの予熱電流を遮断する熱応動ス
イッチである。熱応動スイッチは、例えば第2図に示す
ように、一対の端子30,31にそれぞれ同一方向に湾曲す
る一対のバイメタルからなる接片32,33を固定し、各接
片32,33の先端に対面して接点34,35を設け、湾曲方向側
の接片33の中央に開口部36を形成したものが提案されて
いる。接片33には、開口部36の上下にそれぞれ幅狭の通
電路37,38が形成され、この幅狭の通電路37,38が自己発
熱により湾曲して、接片33が接片32から開離する。な
お、接片32は周囲温度補償用である。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、このような熱応動スイッチでは、動作時に、
第3図に示すように、接片33の断面が湾曲形状となり、
開離動作特性が不安定になり、かつ周囲温度補償も確実
に行なえないという問題があった。さらに、接片33を端
子31に固定する際に接片33に加わる力、ならびに接片33
自身の内部応力によって、あるいは接片33の上下2箇所
の通電路37,38へ流れる各分流の大きさや通電路37,38の
大きさのばらつき等によって、第4図に示すように、上
下2箇所の通電路37,38間の湾曲の仕方が異なって、動
作特性が不安定になるという問題もあった。
したがって、この考案の目的は、動作特性が安定し、
かつ周囲温度補償も確実に行なえる熱応動スイッチを提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の熱応動スイッチは、バイメタルからなる帯
状であって、基端が固定され、先端の幅方向にかまぼこ
形の第1の接点の幅方向を向けて前記先端に設けた第1
の接片と、 中間部に幅狭の単一通電路を形成したバイメタルから
なる帯状であって、前記第1の接片の熱動作側に前記第
1の接片と同方向に動作するように略平行に配置される
とともに、かまぼこ形の第2の接点の幅方向が前記第1
の接点の幅方向に直交するように前記第2の接点を先端
に設けた第2の接片と、 この第2の接片の基端を片面に固定する板状であって
その付け根側にくびれ部を形成した端子とを備えたもの
である。
〔作用〕
この考案の熱応動スイッチによると、第1の接点と第
2の接点の接触を通して第1の接片と第2の接片間に電
流が流れ、単一の通電路の自己発熱により第2の接片が
わん曲動作すると第2の接点が第1の接点から離れ、電
流の停止により通電路が冷却されると再び第2の接点が
第1の接点に接触する。
この場合、通電により自己発熱する通電路を第2の接
片に幅狭の単一路により形成したため、第1の接片の
幅、第1の接点および第2の接点を十分な大きさにする
ことができるとともに、第2の接片の断面がわん曲形状
とならず、また通電路が複数ある場合のように各通電路
の湾曲の仕方が異なるといったこともないので動作特性
が安定する。また第1の接点は幅方向を第1の接片の幅
方向に合わせ、第2の接点はこれに直交するように第2
の接片に設けたため、周囲温度によって第1の接片およ
び第2の接片が湾曲したときに、第1の接片および第2
の接片が長手方向および幅方向に変形しても、第1の接
点および第2の接点がかまぼこ形であるので接触を安定
化でき、したがって周囲温度補償が確実に行なえる。し
かも、通電路の長さが確保しやすいので小形化しても熱
応動動作を確実にすることができる。さらに端子のくび
れ部を塑性変形して、第2の接片の接点を第1の接片の
接点に対して平行な方向に移動できるとともに接近離間
する方向に移動できるので、両接点の接離動作を確実に
でき、また端子の付け根側の取付けのばらつきを吸収で
きる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。図
において、10,11は端子であり、各端子10,11にそれぞれ
接片12,13の基端を固定具19により固定してある。端子1
1は、付け根側18にくびれ部17を有し、くびれ部17を塑
性変形して接点14に対する接点15の位置を調整する。両
接片12,13は常閉であり、周囲温度により同一方向(矢
印方向)へ同一量湾曲する同種類,同厚のバイメタルに
て形成されており、両先端には接点14,15が設けられて
いる。また、湾曲方向側の接片13は、幅狭でかつ単路の
通電路16を形成している。この幅狭になった部分は抵抗
値が大きく、したがって自己発熱量が大きく、熱容量な
らびに放熱面積が小さいことから、幅広の接片12に比べ
て速くかつ大きく湾曲し、接片13が接片12から開離す
る。なお、接片12は周囲温度補償用である。
また第1図から明らかなように、接点14,15はともに
かまぼこ形であり、接点14はその幅方向を接片12の幅方
向に合わせ、接点15は接点14に直交するように接片13の
先端に設けている。
このように構成された熱応動スイッチによると、接片
13の通電路16が単路であるため、断面が湾曲形状となら
ず、また通電路が複数ある場合における各通電路の湾曲
の仕方が異なるといったこともなく、動作特性が安定す
る。また接点14は幅方向を接片12の幅方向に合わせ、接
点15はこれに直交するように接片13に設けたため、周囲
温度によって接片12および接片13が湾曲したときに、接
片12および接片13が長手方向および幅方向に変形して
も、接点14および接点15がかまぼこ形であるので接触を
安定化でき、したがって周囲温度補償が確実に行なえ
る。しかも、通電路16の長さが確保しやすいので小形化
しても熱応動動作を確実にすることができる。さらに端
子11のくびれ部17を塑性変形して、第2の接片13の接点
15を第1の接片12の接点14に対して平行な方向に移動で
きるとともに接近離間する方向に移動できるので、両接
点14,15の接離動作を確実にでき、また端子11の付け根
側の取付けのばらつきを吸収できる。
〔考案の効果〕
この考案の熱応動スイッチによると、通電により自己
発熱する通電路を第2の接片に幅狭の単一路により形成
したため、第1の接片の幅、第1の接点および第2の接
点を十分な大きさにすることができるとともに、第2の
接片の断面がわん曲形状とならず、また通電路が複数あ
る場合のように各通電路の湾曲の仕方が異なるといった
こともないので動作特性が安定する。また第1の接点は
幅方向を第1の接片の幅方向に合わせ、第2の接点はこ
れに直交するように第2の接片に設けたため、周囲温度
によって第1の接片および第2の接片が湾曲したとき
に、第1の接片および第2の接片が長手方向および幅方
向に変形しても、第1の接点および第2の接点がかまぼ
こ形であるので接触を安定化でき、したがって周囲温度
補償が確実に行なえる。しかも、通電路の長さが確保し
やすいので小形化しても熱応動動作を確実にすることが
できる。さらに端子のくびれ部を塑性変形して、第2の
接片の接点を第1の接片の接点に対して平行な方向に移
動できるとともに接近離間する方向に移動できるので、
両接点の接離動作を確実にでき、また端子の付け根側の
取付けのばらつきを吸収できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図は提案例
の斜視図、第3図はその部分断面図、第4図はその平面
図である。 10,11……端子、12,13……接片、14,15……接点、16…
…通電路、17……くびれ部、18……付け根側

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイメタルからなる帯状であって、基端が
    固定され、先端の幅方向にかまぼこ形の第1の接点の幅
    方向を向けて前記先端に設けた第1の接片と、 中間部に幅狭の単一通電路を形成したバイメタルからな
    る帯状であって、前記第1の接片の熱動作側に前記第1
    の接片と同方向に動作するように略平行に配置されると
    ともに、かまぼこ形の第2の接点の幅方向が前記第1の
    接点の幅方向に直交するように前記第2の接点を先端に
    設けた第2の接片と、 この第2の接片の基端を片面に固定する板状であってそ
    の付け根側にくびれ部を形成した端子とを備えた熱応動
    スイッチ。
JP1988127812U 1988-09-27 1988-09-27 熱応動スイッチ Expired - Lifetime JP2524557Y2 (ja)

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JPH0247738U JPH0247738U (ja) 1990-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820422Y2 (ja) * 1978-08-23 1983-04-27 ダイハツ工業株式会社 自動車用オ−デイオテ−プケ−スの収納装置
JPS62172621A (ja) * 1986-01-27 1987-07-29 西村 英子 動特性開閉器

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