JP2524459B2 - 輸送用ラック体 - Google Patents

輸送用ラック体

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JP2524459B2
JP2524459B2 JP4355191A JP35519192A JP2524459B2 JP 2524459 B2 JP2524459 B2 JP 2524459B2 JP 4355191 A JP4355191 A JP 4355191A JP 35519192 A JP35519192 A JP 35519192A JP 2524459 B2 JP2524459 B2 JP 2524459B2
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鉄雄 藤村
孝 市村
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JFE Logistics Corp
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Kawasaki Steel Corp
Kawatetsu Logistics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼、鋼矢板、フラ
ットバー、鋼管、鋼棒さらには帯状薄鋼板を巻回したコ
イル等の鋼製品を海上輸送する際に、製品を搭載するラ
ックを構成するラック体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、H形鋼等の鋼製品を船舶によって
海上輸送する場合は、製品を2〜3本単位でクレーン等
によってハンドリングし、船倉にばら積みしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
方法にあっては、1回のハンドリングで対処できる製品
の数が少ないため作業能率が低く、長時間、船を岸壁に
係船する必要があった。又、積み込んだ製品を船倉に保
定するため、作業員が船蔵に入ってその保定作業を行う
必要があり、常に危険が伴っていた。
【0004】本発明は、こうした問題に鑑み創案された
もので、H形鋼等の製品を効率良く安全に船舶に船積み
又は水揚げして海上輸送することの出来るラックを構成
するラック体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
底梁部材2の両側端に側梁部材3を立設し、この両側梁
部材3に、上端部に係合孔6を有する懸垂プレート5を
立設すると共に、両側梁部材3に、積み重ね時に下位の
ラック体1の懸垂プレート5が下方から侵入係合する係
合空間4を形成したラック体1において、底梁部材2
に、両側方に突出する突っ張り腕10を進退動可能に設
けた。
【0006】この突っ張り腕10は、底梁部材2の片側
方のみに突出すべく引退動可能に設けても良い。
【0007】突っ張り腕10の底梁部材2からの進退動
機構は、底梁部材2を上部材7と下部材8とで構成し、
この上部材7と下部材8とを伸縮自在なリンク機構9で
連結し、上部材7の自重によりリンク機構9が収縮した
状態において、下部材8に設けた突っ張り腕10をこの
下部材8から側方に突出すべくリンク機構9に連結した
構成としても良いし、または底梁部材2に設けた突っ張
り腕10に、この突っ張り腕10を前後に移動させる駆
動源としてのシリンダ機構12あるいは電動または油圧
駆動によるスクリューシャフトを連結した構成としても
良い。
【0008】又、突っ張り腕10の側端部に、この突っ
張り腕10の実質的な突出長さを延長張設するブロック
片11を着脱自在に組付けるのが有効である。
【0009】
【作用】本発明による輸送用ラック体1でH形鋼等の鋼
製品Sを船積みする場合、まず製品Sを搭載した複数の
ラック体1より成るラックがクレーン等によって吊り上
げ搬送され船倉23の床上に載置される。この場合、ラ
ック体1はその係合孔6に吊り上げ治具等が係合されて
吊り上げ搬送されるが、係合孔6は円形等の中空空間で
形成されており、フックのような開放部分を有さない。
従って、吊り上げ治具等との係合が外れることなく確実
に達成され、安全性の点で優れており、吊り下げ治具の
出入りするピンと係合するので、吊り下げ治具の単純な
昇降変位によりその着脱が達成され、着脱時に吊り下げ
治具の細かい横方向の変位を必要とすることがない。
【0010】船倉23の床上に載置されたラック上に、
同じく製品Sを搭載したラックが積み上げられるが、そ
の場合、上位のラックのラック体1の係合空間4に下位
のラックのラック体1の懸垂プレート5が係合すべく積
み上げられる。この係合空間4と懸垂プレート5とを係
合させることによって、ラック同士の積重は安定姿勢を
維持することが出来る。
【0011】リンク機構9を有する本発明の輸送用ラッ
ク体1においては、上部材7の自重のみあるいは上部材
7に搭載される製品Sの重量によって、リンク機構9が
収縮して上部材7と下部材8が接近状態となり、リンク
機構9に連結されている突っ張り腕10が側方に突出す
る。側方に突出した突っ張り腕10は、隣接するラック
のラック体1あるいは船倉23の側壁面24を押圧し、
この押圧力の作用によって船倉23に積み上げられたラ
ックは安定した姿勢を保つことが出来、船舶の揺れによ
る積重されたラック組立て物の崩れや製品Sの荷動きを
防止することが出来る。
【0012】尚、突っ張り腕10を底梁部材2の片側方
のみに突出させる構成のラック体1は、ラックを船倉2
3内に縦二列または一列で積重する場合に有効である。
この場合、突っ張り腕10を底梁部材2の両側方に突出
させて一方を船倉23の側壁面24に押圧させ、他方を
隣接するラックのラック体1(又は船倉23の側壁面2
4)に押圧させても良いが、ラック体の片端を船倉23
の側壁面24に当接させて片側方のみに突っ張り腕10
を突出させた方が、全てのラック体1の片端が側壁面2
4によって支持されるのでより良い安定姿勢を得ること
ができる。又、突っ張り腕10を片側方のみに突出させ
て隣接するラックのラック体1(又は側壁面24)を押
圧すると、その反力によってそのラック体自体も強固に
固定されるので、両側方に突っ張り腕10を突出させる
構成のラック体1と同様の強い力によって、積重ラック
の積重姿勢を安定に維持することができる。
【0013】又、本発明においては、ブロック片11を
突っ張り腕10の側端部に着脱自在に組付けることとし
たので、船倉23の横幅が異なる等の理由により隣合っ
た積重ラックの間の間隙22とか、積重ラックと船倉2
3の側壁面24との間の間隙22とが異なっても、それ
に対応してブロック片11を取付けあるいは取り外すこ
とによって対処することが出来る。すなわち、間隙22
が広いために、ラック体1の突っ張り腕10の突出量が
不足して隣接するラックのラック体1または側壁面24
に到達しない場合とか、隣接するラックのラック体1ま
たは側壁面24に充分な押圧力を与えることが出来ない
場合は、突っ張り腕10の側端部にブロック片11を取
付けることにより、突っ張り腕10の実質的な突出長さ
を大きくし、もって隣接するラックのラック体1または
側壁面24に大きな押圧力を作用させ、これによって積
重ラックの積重姿勢を安定させるものである。
【0014】このブロック片11は、突っ張り腕10を
底梁部材2の両側方に突出させる場合および片側方のみ
に突出させる場合の両方に適宜使用されるものである。
【0015】海上輸送後は、懸垂プレート5の係合孔6
に吊り上げ治具等を係合して吊り上げ、船倉23から陸
上に水揚げする。懸垂プレート5が吊り上げられると下
部材8の自重によってリンク機構9は伸長し、リンク機
構9に連結されている突っ張り腕10は後退する。これ
によって、隣接する積重ラックのラック体1または側壁
面24に押圧力が作用しなくなり、各積重ラック間の結
合がなくなり、各ラック体1は容易に水揚げされる。
【0016】シリンダ機構12を有する本発明の輸送用
ラック体1においては、シリンダロッド21を伸長する
することによって、突っ張り腕10を隣接する積重ラッ
クのラック体1または側壁面24に押圧させ、これによ
って積重ラックの姿勢を安定に維持するものである。輸
送後は、シリンダロッド21を収縮することによって積
重ラック間の結合を解除し、各ラック体1を水揚げする
ものである。
【0017】このシリンダ機構12は、突っ張り腕10
を底梁部材2の両側方へ突出する場合にはそれぞれの突
っ張り腕10に作用させ、片側方のみに突出する場合は
その突っ張り腕10のみに作用させるものである。
【0018】
【実施例】図1〜3に本発明のリンク機構9を設けたラ
ック体1の一実施例を示す。リンク機構9は、第一連結
腕13と第二連結腕14とをその中間部で交差させ相互
回動自在に軸支することによって構成している。そし
て、第一連結腕13の上端部は、上部材7に回動自在に
固定する固定部15とし、その下端部は下部材8にスラ
イド自在に設けられた突っ張り腕10の後端部に回動自
在に軸支している。又、第二連結腕14の下端部は下部
材8に回動自在に固定する固定部15とすると共に、そ
の上端部は上部材7に沿って移動自在とすべくコロ16
に軸支している。本実施例においては、この第一連結腕
13と第二連結腕14とで構成した機構を幅方向に二組
づつ、ラック体1の左右両方にそれぞれ設けている。
【0019】このラック体1を載置すると上部材7の自
重および製品Sの重量によって第一連結腕13の下端部
および第二連結腕14の上端部が側方に移動してリンク
機構9が収縮し、突っ張り腕10が側方に突出する。こ
のリンク機構9の収縮限は、上部材7に設けたストッパ
17によって設定される。すなわち、第二連結腕14上
端部に軸支されたコロ16がこのストッパ17に当接す
ることによってリンク機構9の収縮が停止するものであ
る。
【0020】図4に本発明に係るブロック片11を示
す。本実施例におけるブロック片11は、突っ張り腕1
0の側端部に形成された溝部18に嵌入する凸部19と
別のブロック片11との組付きを達成する凹部20との
組合せによって構成している。これによって、複数のブ
ロック片11を連結することによって突っ張り腕10の
長さを自在に調節することが可能である。なお、ブロッ
ク片11は、突っ張り腕10の実質的な突出長さを延長
できるものであれば良く、本実施例に示す構造に限定さ
れるものではない。
【0021】図5および図6に本発明のシリンダ機構1
2を有するラック体1の一実施例を示す。本実施例にあ
っては、シリンダ機構12をラック体1の左右両方に設
け、それぞれ独立して駆動するものとしている。これに
よって、ラック体1の左右に形成される間隙22が異な
る場合でも、その間隙22に対応してシリンダロッド2
1をそれぞれ伸長し、積重ラックの積重姿勢を安定した
ものとすることが出来る。
【0022】図7は、本発明によるラック体1に製品S
を搭載し、船倉23に積み上げて海上輸送する状態を示
したものである。尚、ラック体1は二つ水平に並べてラ
ックを構成し、ラック体1間にH形鋼等の鋼製品Sを掛
け渡して搭載するなり、または二つのラック体1を底梁
部材2で一体に結合し、この底梁部材2上にコイル等の
鋼製品Sを搭載するなりする。
【0023】この海上輸送においては、本発明のリンク
機構9を有するラック体1を中央列の最上段に載置して
いる。こうすることによって、下部材8の側方から突出
した突っ張り腕10がそれぞれ両隣の積重ラックの最上
位のラック体を押圧して船倉23の側壁面24に強固に
押しつける。その結果、各積重ラックは相互姿勢が一定
に保持されると共に、船倉23に対してもその姿勢が一
定に安定することになり、海上輸送中の荷動きが防止出
来る。
【0024】又、本海上輸送においては、本発明のシリ
ンダ機構12を有するラック体1を中央列の最下段に置
いて、両隣の積重ラックのラック体を押圧し、船倉23
の側壁面24に強く押し付けることとしている。これに
より、積重ラックの最下段のラック体の床面上での固定
を達成できるので、各積重ラックは船倉23内に安定し
て積載されることになる。尚、このシリンダ機構12を
有するラック体1は、最下段のみでなく、最上段等、い
ずれに位置させることが出来るし、又、中央列のみでな
く左右任意の列に載置することが出来る。
【0025】積載量700トン程度の小型輸送船のよう
に、船倉23の横幅が小さいと、船倉23とラック体1
との寸法の関係から、図9に示すように、船倉23内に
形成できる積重ラックは二列だけとなる。このような場
合、突っ張り腕10を両側方に突出させたのでは、積重
ラックを船倉23の側壁面24に押し付けた状態とする
ことができず、安定した積み荷状態を得ることができな
い。
【0026】それゆえ、このような場合には、図8に示
すように、突っ張り腕10を底梁部材2の片側方のみに
突出する構成とする。ラック体1を、図8に示す構成と
することにより、ラック体1はその片端を一方の側壁面
24に当接させた状態で、他端から突っ張り腕10を突
出し、隣接するラックのラック体1を押圧して他方の側
壁面24に押し付け、その反力によって、突っ張り腕1
0を有するラック体1は一方の側壁面24に押圧された
状態で固定され、その結果、積重ラックの姿勢が安定に
維持されている。
【0027】突っ張り腕10を片側方のみに突出させる
ラック体1の構成例として、図8に示したものは、図1
ないし図3に示したラック体1の構成例の片側の突っ張
り腕10を除去し、代わりに第一連結腕13の下端部を
下部材8にスライド自在に組付けられたスライド駒に連
結した構成となっている。なお、図5および図6に示し
たラック体1の実施例の場合は、片方のシリンダ機構1
2だけを作動させることにより、突っ張り腕10を片側
方のみに突出させることになるので、そのままの構成で
両使用形態に使い分けることができる。
【0028】ちなみに、図7に示すような状態で、本発
明のラック体1を使用して製品Sを海上輸送した場合
と、従来手段によって海上輸送した場合との結果を示
す。
【0029】まず、1時間当たりの船積み量は、従来手
段では50トンであったものが本発明のラック体1を使
用した場合では150トンと3倍向上した。同じく1時
間当たりの水揚げ量は、従来が90トンであったのに対
し本発明のラック体1を使用した場合では180トンと
2倍となった。次に船積み時における船の停泊時間にお
いては、従来が1隻当たり32.9時間必要としていた
ものを本発明のラック体1を使用して行った場合におい
ては14.7時間と1/2以上短縮された。同じく、水
揚げ時においては従来が35.8時間であったのが本発
明のラック体1を使用して行った場合では14.9時間
と約40%に短縮された。こうした結果から、本発明の
ラック体1を使用して海上輸送した場合においては作業
能率が、従来より著しく向上したことが分かる。
【0030】又、荷役時(船積み、水揚げ時)に必要と
する作業員は、従来手段では1台のクレーンに対して4
人(岸壁2人、船内2人)必要であったものが、本発明
のラック体1を使用した場合では1人で良い。これは、
従来手段では、2〜3本の製品Sをいわゆるばら積みす
るものであったため、船積み、水揚げ時における岸壁や
船内での玉掛け、はずし、クレーン合図、保定、現品確
認等の作業を必要としていたのに対し、本発明のラック
体1に製品Sを搭載して船積み等することによって、こ
うした作業を省略出来るからである。これによって、本
発明のラック体1を使用した場合は、作業の安全性が従
来より向上したことが分かる。
【0031】
【発明の効果】このように本発明のラック体は、隣合っ
た積重ラックまたは積重ラックと船倉の側壁面との間に
突っ張り力を作用させるので、船倉内における積重ラッ
クの積重姿勢を一定して安定したものとすることがで
き、もって製品の輸送を安定してかつ安全に達成するこ
とができる。
【0032】突っ張り腕はラック体の底梁部材に一体的
に組付けられるものであるので、一般のラック体と同じ
取扱いをした後に、その状態のまま所望の突っ張り作用
を発揮させることができるので、取扱いが簡単で便利で
あり、特別な技術を要することなしに積重ラックの積重
姿勢を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断した正面図。
【図2】図1に示した実施例の一部破断した平面図。
【図3】図1に示した実施例の一部破断した側面図。
【図4】本発明に係るブロック片の一実施例を示す縦断
正面図。
【図5】本発明の他の実施例の構成を簡略図示した正面
図。
【図6】図5に示した実施例の構成を簡略図示した平面
図。
【図7】本発明のラック体の一使用例を示す正面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す一部破断した正面
図。
【図9】本発明の他のラック体の一使用例を示す正面
図。
【符号の説明】
1 ; ラック体 2 ; 底梁部材 3 ; 側梁部材 4 ; 係合空間 5 ; 懸垂プレート 6 ; 係合孔 7 ; 上部材 8 ; 下部材 9 ; リンク機構 10; 突っ張り腕 11; ブロック片 12; シリンダ機
構 13; 第一連結腕 14; 第二連結腕 15; 固定部 16; コロ 17; ストッパ 18; 溝部 19; 凸部 20; 凹部 21; シリンダロッド 22; 間隙 23; 船倉 24; 側壁面 S ; 製品
フロントページの続き (72)発明者 市村 孝 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川鉄運輸株式会社 水島製鉄所 内 (56)参考文献 特開 平5−278986(JP,A) 実公 平4−35345(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底梁部材(2) の両側端に側梁部材(3) を
    立設し、該両側梁部材(3) に、上端部に係合孔(6) を有
    する懸垂プレート(5) を立設すると共に、前記両側梁部
    材(3) に、積み重ね時に下位のラック体(1) の懸垂プレ
    ート(5) が下方から侵入係合する係合空間(4) を形成し
    たラック体(1) において、前記底梁部材(2) に、両側方
    に突出する突っ張り腕(10)を進退動可能に設けて成る輸
    送用ラック体。
  2. 【請求項2】 底梁部材(2) の両側端に側梁部材(3) を
    立設し、該両側梁部材(3) に、上端部に係合孔(6) を有
    する懸垂プレート(5) を立設すると共に、前記両側梁部
    材(3) に、積み重ね時に下位のラック体(1) の懸垂プレ
    ート(5) が下方から侵入係合する係合空間(4) を形成し
    たラック体(1) において、前記底梁部材(2) に、片側方
    のみに突出する突っ張り腕(10)を進退動可能に設けて成
    る輸送用ラック体。
  3. 【請求項3】 底梁部材(2) を上部材(7) と下部材(8)
    とで構成し、該上部材(7) と下部材(8) とを伸縮自在な
    リンク機構(9) で連結し、前記上部材(7) の自重により
    前記リンク機構(9) が収縮した状態において、前記下部
    材(8) に設けた突っ張り腕(10)を該下部材(8) から側方
    に突出すべく前記リンク機構(9) に連結した請求項1ま
    たは2に記載の輸送用ラック体(1) 。
  4. 【請求項4】 底梁部材(2) に設けた突っ張り腕(10)
    に、該突っ張り腕(10)を移動させる駆動源としてのシリ
    ンダ機構(12)を連結した請求項1または2に記載の輸送
    用ラック体。
  5. 【請求項5】 突っ張り腕(10)の側端部に、該突っ張り
    腕(10)の実質的な突出長さを延長調節するブロック片(1
    1)を着脱自在に組付けた請求項1または2または3また
    は4に記載の輸送用ラック体。
JP4355191A 1991-12-24 1992-12-17 輸送用ラック体 Expired - Lifetime JP2524459B2 (ja)

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