JP2523864Y2 - 光学ディスク再生装置におけるノイズ除去回路 - Google Patents

光学ディスク再生装置におけるノイズ除去回路

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JP2523864Y2
JP2523864Y2 JP1990057199U JP5719990U JP2523864Y2 JP 2523864 Y2 JP2523864 Y2 JP 2523864Y2 JP 1990057199 U JP1990057199 U JP 1990057199U JP 5719990 U JP5719990 U JP 5719990U JP 2523864 Y2 JP2523864 Y2 JP 2523864Y2
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明 小澤
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は光学ディスク再生装置におけるノイズ除去
回路に関し、特に再生された映像輝度信号(再生映像輝
度信号と記す)中のノイズを減少させるノイズ除去回路
に関する。
(従来の技術) 従来、光学ディスク再生装置におけるこの種のノイズ
除去回路は、第3図に示すごとく再生映像輝度信号はハ
イパスフィルタ7を介してリミッタ8に供給してリッミ
ットし、再生映像輝度信号からリミッタ8の出力を減算
してノイズを除去していた。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記した従来技術は再生映像輝度信号中の微小
高域成分にノイズ成分が多いことに注目し、微小高域成
分を再生映像輝度信号から減算する回路であるが、再生
映像輝度信号中に情報としての本来の高域成分が多い場
合でも、本来の高域成分を減少させてしまうという問題
点があった。
この考案は本来の高域成分を除去すること無くノイズ
成分のみを除去することによって、上記の問題点を解消
したノイズ除去回路を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案のノイズ除去回路は、光学ディスクからの再
生信号中の映像輝度信号を入力とするハイパスフィルタ
と、ハイパスフィルタの出力を入力とするリミッタと、
2スライスレベルを有しかつハイパスフィルタの出力を
入力とするスライサと、スライサからの出力を入力とし
高スライスレベル以上の入力を出力とする第1ピーク検
出回路と、スライサからの出力を入力とし低スライスレ
ベル以下の入力を出力とする第2ピーク検出回路と、第
1ピーク検出回路の出力と第2ピーク検出回路の出力と
を加算する加算回路と、加算回路の出力に反比例して利
得が制御されかつリミッタの出力を増幅する可変利得増
幅器と、映像輝度信号から可変利得増幅器の出力を減算
する減算回路とを備えたことを特徴とするものである。
(作用) 上記のように構成したこの考案のノイズ除去回路にお
いては、再生映像輝度信号中のハイパスフィルタを通過
した高域信号成分が供給されたリミッタから高域成分中
の微小レベル分が出力される。ノイズは高域成分中の微
小レベルとして存在するためである。
第1ピーク検出回路からは高スライスレベル以上の、
第2ピーク検出回路からは低スライスレベル以下の信号
成分が取り出される。そこで、高域信号成分のうちノイ
ズに比較して比較的レベルの大きい正負の成分がとりだ
される。第1ピーク検出回路から取り出された信号と第
2ピーク検出回路から取り出された信号とは加算され
て、加算出力に反比例して可変利得増幅器の利得が制御
され、可変利得増幅器の出力が再生映像輝度信号から減
算される。
したがって、高域信号成分が少ない再生映像輝度信号
の場合、すなわち映像画面においてノイズが目立つ変化
の少ない部分においては、第1ピーク検出回路および第
2ピーク検出回路からの出力を加算した加算出力により
制御される可変利得増幅器の利得は大きく、可変利得増
幅器6から出力される高域微小レベル信号成分(ノイ
ズ)は大きな利得で増幅される。この結果、大きな利得
で増幅された高域微小レベル信号成分(ノイズ)が再生
映像輝度信号から減算されることになり、ノイズが人間
の目につきやすい変化の少ない画像部分でのノイズの減
衰量は大きくなることになる。
また、高域信号成分が多い再生映像輝度信号の場合、
すなわち映像画面においてノイズが目立たない変化の多
い部分においては、第1ピーク検出回路および第2ピー
ク検出回路からの出力を加算した加算出力により制御さ
れる可変利得増幅器の利得は小さく、可変利得増幅器6
から出力される高域微小レベル信号成分(ノイズ)は小
さな利得で増幅される。この結果、小さな利得で増幅さ
れた高域微小レベル信号成分(ノイズ)が再生映像輝度
信号から減算されることになり、ノイズが人間の目につ
かない変化の多い画像部分のノイズの減衰量は小さくな
ることになる。
(実施例) 以下、この考案を実施例により説明する。
第1図はこの考案の一実施例のブロック図である。
再生映像輝度信号はハイパスフィルタ1に供給し、ハ
イパスフィルタ1の出力はスライサ2およびリミッタ5
に供給し、スライサ2の出力は(+)スライスレベル以
上の入力を検出して出力する(+)ピーク検出回路3
に、スライサ2の出力は(−)スライスレベル以下の入
力を検出して出力する(−)ピーク検出回路5にそれぞ
れ供給する。(+)ピーク検出回路3の出力と(−)ピ
ーク検出回路5の出力とは加算器9で加算する。リミッ
タ5からの出力は可変利得増幅器(VCA)6に供給す
る。加算器9の出力は可変利得増幅器6の利得制御信号
として供給し、加算器9の出力に反比例して可変利得増
幅器6の利得を制御する。
再生映像輝度信号から可変利得増幅器6の出力を減算
器10で減算して出力する。
上記の如く構成された本実施例のノイズ除去回路にお
いて、再生映像輝度信号波形は第2図(a)に示す如く
ノイズ成分を含んでいる。再生映像輝度信号中の高域信
号成分のみがハイパスフィルタ1を通過する。再生映像
輝度信号が供給されたハイパスフィルタ1の出力信号波
形は第2図(b)に示す如くである。
ハイパスフィルタ1を通過した高域信号成分は、高域
信号成分検出のためスライサ2に入力される。ここでス
ライサ2に入力したのは高域信号成分のうちノイズに比
較して比較的レベルの大きい信号を取り出すためであ
る。
また、ハイパスフィルタ1を通過したこの高域信号成
分は、高域信号成分中の微小レベル成分だけを取り出す
ためリミッタ5にも入力される。ここで微小レベルの成
分だけを取り出したのはノイズは高域信号成分中の微小
レベル成分として存在することが殆どであるからであ
る。
ハイパスフィルタ1を通過した高域信号成分が供給さ
れたリミッタ5からの出力信号波形は第2図(c)に示
す如くである。
スライサ2は第2図(d)および(f)に示すスライ
スレベルが設定されていて、高域信号成分のうちノイズ
に比較して比較的レベルの大きい成分を取り出す。
高域信号成分が少ない再生映像輝度信号の場合、すな
わち映像画面においてノイズが目立つ変化の少ない部分
においては、スライサ2に入力される信号は第2図
(d)に示す如くであり、(+)ピーク検出回路3の出
力信号波形は第2図(e)のe1に示す如くであり、
(−)ピーク検出回路4の出力信号波形は第2図(e)
のe2に示す如くである。(+)ピーク検出回路3からの
出力信号と(−)ピーク検出回路4からの出力信号とは
加算器9で加算される。この加算出力は小さく、加算出
力に逆比例して可変利得増幅器6の利得が制御される。
すなわちこの場合は可変利得増幅器6の利得は大きな値
に制御される。可変利得増幅器6から出力される高域微
小レベル信号成分(ノイズ)は再生映像輝度信号から減
算器10で減算のうえ出力される。したがってリミッタ5
の出力は大きな利得で増幅され、その出力が再生映像輝
度信号から減算されることになって、ノイズが人間の目
につきやすい変化の少ない画像部分のノイズの減衰量は
大きくなることになる。
また、高域信号成分が多い再生映像輝度信号の場合、
すなわち映像画面においてノイズが目立たない変化の少
ない部分においては、スライサ2に入力される信号波形
は第2図(f)に示す如くであり、(+)ピーク検出回
路3の出力信号波形は第2図(g)のg1に示すごとくで
あり、(−)ピーク検出回路4の出力信号波形は第2図
(g)のg2に示すごとくである。(+)ピーク検出回路
3からの出力信号と(−)ピーク検出回路4からの出力
信号とは加算器9で加算される。この加算出力は大き
く、加算出力に逆比例して可変利得増幅器6の利得が制
御される。すなわちこの場合は可変利得増幅器6の利得
は小さな値に制御される。したがってリミッタ5の出力
は小さな利得で増幅されその出力が再生映像輝度信号か
ら減算されることになって、ノイズが人間の目につき難
い変化の多い画像部分のノイズの減衰量は小さくなるこ
とになる。
(考案の効果) 以上説明したようにこの考案のノイズ除去回路によれ
ば、人間の目につきやすい映像部分に対しても、人間の
目につきやすい映像部分に対しても、信号高域成分のレ
ベルにかかわらず、微小高域信号成分を減少していた従
来技術の場合に対し、ノイズが人間の目につきやすい映
像部分に対してはノイズの減衰量が大きく制御され、ノ
イズが人間の目につき難い映像部分に対してはノイズの
減衰量が小さく制御されることになる。したがって映像
上における見掛けのノイズは減少して人間の目に映るこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示すブロック図。 第2図はこの考案の一実施例の作用の説明に供する波形
図。 第3図は従来例の構成を示すブロック図。 1…ハイパスフィルタ、2…スライサ、3…(+)ピー
ク検出回路、4…(−)ピーク検出回路、5…リミッ
タ、6…可変利得増幅器、9…加算器、10…減算器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学ディスクからの再生信号中の映像輝度
    信号を入力とするハイパスフィルタと、ハイパスフィル
    タの出力を入力とするリミッタと、2スライスレベルを
    有しかつハイパスフィルタの出力を入力とするスライサ
    と、スライサからの出力を入力とし高スライスレベル以
    上の入力を出力とする第1ピーク検出回路と、スライサ
    からの出力を入力とし低スライスレベル以下の入力を出
    力とする第2ピーク検出回路と、第1ピーク検出回路の
    出力と第2ピーク検出回路の出力とを加算する加算回路
    と、加算回路の出力に反比例して利得が制御されかつリ
    ミッタの出力を増幅する可変利得増幅器と、映像輝度信
    号から可変利得増幅器の出力を減算する減算回路とを備
    えたことを特徴とする光学ディスク再生装置におけるノ
    イズ除去回路。
JP1990057199U 1990-06-01 1990-06-01 光学ディスク再生装置におけるノイズ除去回路 Expired - Lifetime JP2523864Y2 (ja)

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