JP2523499B2 - アクセス制御方法 - Google Patents

アクセス制御方法

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JP2523499B2
JP2523499B2 JP61121001A JP12100186A JP2523499B2 JP 2523499 B2 JP2523499 B2 JP 2523499B2 JP 61121001 A JP61121001 A JP 61121001A JP 12100186 A JP12100186 A JP 12100186A JP 2523499 B2 JP2523499 B2 JP 2523499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の処理装置がデータを共用する共用フ
ァイルへのアクセス制御に係り、特に共用ファイルへの
排他制御を行なってのデータ更新にともなう共用ファイ
ルのデータと各処置装置が保有するメモリ内のデータの
不一致防止を図り、入出力処理の高速化に好適なアクセ
ス制御方法に関する。
〔従来の技術〕 コンピュータにおいて、入出力処理(I/O処理)速度
はCPU処理速度に較べて著しく遅く、I/O処理速度を減ら
すことがコンピュータの処理高速化に極めて効果があ
る。そこで、I/O処理速度低減の手段として。入力した
データをメモリ中に保存して、I/O回数の削減を図るこ
とが行われるのが一般的である。
しかし、複数の処理装置が共用ファイルのデータをア
クセスする場合は、1つの処理装置が共用ファイルのデ
ータをアクセスし、データの更新を行っている時に、他
の処理装置が同一のデータに対して共用ファイルのアク
セスを行うと、他の処理装置は古いデータにアクセスし
たことになり、更新された新しいデータとの間に不一致
が生ずることになる。
この解決手段として、複数の処理装置が共用ファイル
をアクセスする場合、1つの処理装置がアクセスを行っ
ているときは、他の処理装置のアクセスを禁止する排他
制御が一般的となっている。
更に、I/O処理速度低減のための、メモリ中にデータ
を保有する処理装置が複数あり、共用ファイルのデータ
を更新していく場合、各処理装置はメモリに保有するデ
ータ中に、必要とするデータがあれば、これを使って情
報処理を行うが、メモリ中のデータを使っても、それ以
前に他の処理装置が共用ファイルの同一データの更新を
行ってしまっていると、メモリ中のデータと共用ファイ
ル中のデータの間に不一致が生ずる。このようなデータ
の矛盾は、コンピュータの信頼性を低下させるものであ
る。
尚、関連するものとして、特開昭58−50043号記載の
対話型データ処理システム共用ファイル更新制御方式が
掲げられる。これは、端末装置から利用者が共用ファイ
ルを排他的に占有して更新処理を行う対話型データ処理
システムにおいて、共用ファイル占有の時間を極力小さ
くして他利用者の待ち時間を少なくすべく、仮更新実行
において実行された結果のみをいわばロギングしておく
ようにし、実更新実行時に行なった結果と一致していれ
ば、仮更新実行と実更新実行との間に所望のリソースが
非所望に実質的に変更されていなかったとみなして、処
理を進めるようにした共用ファイル更新制御方式であ
る。
つまり、ユーザは、端末装置にて、共用ファイルより
データを取り出し、処理装置で仮のデータ処理を行わ
せ、ユーザが処理結果に了承した場合に、排他制御を行
い、共用ファイルにアクセスし、実処理を行わせ、保存
しておいた仮処理の結果と実処理の結果が一致したとき
のみに、ファイル更新を行い、排他制御を解除するもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、複数の端末装置は想定しているも、
複数の処理装置を想定して記載されておらず、仮に複数
の処理装置を上記従来技術に取り入れたとしても、1の
処理装置で更新したデータを他の処理装置に知らせる手
段を記さず、排他制御を行って直接に共用ファイルの更
新されたデータにアクセスする他はない。
従って、他の処理装置は、I/O回数低減のため、その
保有するメモリ上のデータを使って処理を行う場合、も
し当該データが更新されていると、メモリ上のデータと
共用ファイル上のデータとに不一致が生じ、処理装置の
信頼性に欠ける問題があった。
本発明の目的は、更新されたデータを識別する情報を
他の処理装置に提供し、この情報をもとに更新されてい
ないデータは、メモリ上に存在するならば、そのまま使
用し、メモリ上に存在しなければ、共用ファイルにアク
セスして必要なデータを取り出し、また、更新されてい
るデータは、共用ファイルにアクセスして必要なデータ
を取り出して使うことにより、情報処理システムの信頼
性を確保し、同時にI/O処理速度の低減を図り、コンピ
ュータ処理の高速化を図るアクセス制御方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、共用ファイルにデータの更新に関する情
報(更新情報)を保有する登録簿を設け、複数の処理装
置にも関係する更新情報を保有する登録簿を設け、両方
の登録簿内の更新情報の参照比較を行い、両方の更新情
報が一致したときは、メモリ上のデータにアクセスを行
い、両方の更新情報が不一致のときには、共用ファイル
上のデータをメモリ上に読み込んで、アクセスを行い、
古いデータを捨てて更新情報を更新するアクセス制御方
法にて達成される。
〔作用〕
本発明のアクセス制御方法は、各処理装置の1つが、
1のデータを使って処理作業を行うとき、共用ファイル
に排他制御をかけた後、共用ファイルが保有するデータ
の更新情報を参照し、必要とするデータが更新されてお
らず、当該処理装置内のメモリに必要なデータが存在す
る場合、メモリ上のデータを使って処理を行い、必要と
するデータが更新されていないが、メモリ上に必要とす
るデータが存在しない場合、共用ファイルから必要とす
るデータをメモリに取り出して処理を行い、また必要と
するデータが更新されており、メモリ上に必要とするデ
ータが存在する場合、メモリ上のデータを捨て、新たに
共用ファイルから必要とするデータをメモリに取り出し
て処理を行い、必要とするデータが更新されており、メ
モリ上に必要とするデータが存在しない場合、共用ファ
イルから必要とするデータをメモリに取り出して処理を
行い、いずれの処理結果(更新されたデータ)もメモリ
に記憶し、また更新情報の書き換えを行なって、共用フ
ァイル中のデータの更新を行ない、排他制御を解除し、
データ処理を終了する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図と第2図により説明
する。
第1図は、本発明が適用される一構成例を示す図であ
る。複数の処理装置(プロセサ)、例えば、プロセサA,
プロセサB,プロセサiは、それぞれレコード常駐バッフ
ァ2a,2b,2iを有し、データ(レコード)の入出力等のア
クセス制御を行うレコード入出力サービスプログラム4
a,4b,4iを備えている。また、外部記憶装置の共用ファ
イル1には、各種レコードがR2からRn+1まで納められ
ており、これらとは別に共用ファイル用更新レコード登
録簿5のR1レコードも納められている。共用ファイル用
更新レコード登録簿5とは、共用ファイル1中の固定位
置レコードR1に更新レコードの番号を記録しておく登録
簿である。さらに、各プロセスにも、同様の登録簿を備
えることとする。これをプロセス用更新レコード登録簿
3a,3b,3iという。
次に、本システムでの動作を説明する。プロセサの1
つプロセサAのレコード入出力サービスプログラム4a
は、レコード常駐バッファ2aに共用ファイル1のレコー
ドを蓄積し、レコード入力要求がある場合に、レコード
常駐バッファ2a内を検索して、必要なレコードがあれ
ば、これを使うし、必要なレコードが存在しなければ、
共用ファイル1にアクセスし、レコードを取り出して処
理を行わせることにより、レコード入力I/O回数の削減
を行なう。すべてのプロセサのレコード常駐用バッファ
2には必ずプロセサ用更新レコード登録簿(以下R1レコ
ードと記す)3を保存しておく。次にプロセサAを中心
に説明する。レコード入出力サービスプログラム4aは共
用ファイル1へのアクセス要求により、共用ファイル1
の排他制御(第2図)を行ない、共用ファイル1のR1
レコード5を入力する(第2図)。レコード常駐用バ
ッファ2aに保存してあるR1レコード3aと共用ファイル1
より入力したR1レコードを比較し、更新されているレコ
ード番号(他プロセサによって更新されたレコード)を
知る(第2図)。更新されているレコード番号のレコ
ードがレコード常駐用バッファ2に存在すればそのレコ
ードを切り捨てる(第2図)。R1レコード3aについて
は、共用ファイル1から入力した最も新しいR1レコード
と比較切捨てを行なったプロセサ用更新レコード登録簿
3aのR1レコードとの間の更新時点の時差は生じないこと
になる。従って、レコード常駐用バッファ2a中のレコー
ドで、ファイル1のレコードと等しくないレコードは排
除されることになる。
レコード常駐用バッファ2a内のプロセサ用更新レコー
ド登録簿3aが新しく更新された後に、要求された番号の
レコードが、レコード常駐用バッファ2aに存在すれば、
そのレコードを要求元にわたす。存在しなければ、共用
ファイル1からレコードを入力する。入力したレコード
はレコード常駐用バッファ2aに蓄積する(第2図
)。レコード常駐用バッファ2aは一杯になると、LRU
アルゴリズムに従ってレコードの入れ換えを行なう。
レコードの出力要求を受付けたときは、出力するレコ
ードをファイル1に書出し、レコード常駐用バッファ2a
にレコードを蓄積する(第2図)。
アクセス終了要求では、更新したレコード番号をプロ
セサ用更新レコード登録簿3aと共用ファイル用更新レコ
ード登録簿5のR1レコードに登録してファイル1に書出
し、ファイルの排他制御をはずす(第2図)。
以上の説明から明らかなように、本発明では複数のプ
ロセサで共用したファイルの更新レコード番号をファイ
ル中に書出しておくことによって、他プロセサから更新
レコード番号を知ることができるので、更新回数が頻繁
でない場合など、共用ファイルより直接にデータを読み
出すより、登録簿を比較参照して、上記処理を行う方
が、相当時間短縮することとなり、I/O処理速度の低減
が行なわれ、処理の高速化が図られ、また、レコード常
駐用バッファ3のレコードと共用ファイル1のレコード
の間に不一致が生じないために、処理装置の信頼性の向
上も図られる効果がある。
上記実施例では、更新されたレコードを知る手段とし
て、更新レコード登録簿をプロセス側と共用ファイル側
の相方に保有させ、比較することで行っていたが、本発
明は、更新レコードを他のプロセサに知らせる手段を有
すればよく、例えば、共用ファイルにレコード番号に対
応する更新回数を記憶しておくテーブルを設け、各プロ
セスは、そのテーブルを検索することで、必要とするレ
コードが更新されたか否かを判定する手段を設けること
も可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、共用ファイル上のデータを使って各
処理装置で更新したデータを処理装置間で互いに知るこ
とができることにより、メモリ上に置いたデータの中で
共用ファイル中のデータと不一致になったもののみを捨
て、残りのデータを生かすことができるので、更新頻度
の低いデータはメモリ中で生き続け、共用ファイルから
データを入力することなく参照可能となり、情報処理シ
ステムの信頼性の向上と入出力処理の高速化に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成概略図、第2図は処理
の流れを示すフローチャート図である。 1……共用ファイル、 2a,2b,2i……レコード常駐用バッファ、 3a,3b,3i……プロセス用更新レコード登録簿(レコード
1)、 4a,4b,4i……レコード入出力サービスプログラム、 5……共用ファイル用更新ヱコード登録簿。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを一時蓄積するメモリを有し、デー
    タにアクセスして処理を行う複数の処理装置と、前記複
    数の処理装置がデータを共用するファイルとを有する情
    報処理システムにおいて、前記共用ファイルに各々のデ
    ータの更新を記憶する登録簿を設け、前記複数の処理装
    置にも、少なくとも前記メモリ内に格納された各々のデ
    ータの更新を記憶する登録簿を設け、前記複数の処理装
    置のうちのある処理装置が、あるデータにアクセスする
    場合、前記メモリ内に当該データが不在のときは、前記
    共用ファイルから当該データを前記メモリ内に読み出し
    てアクセスを行い、また、前記メモリ内に当該データが
    存在するときは、前記共用ファイルの登録簿の更新の記
    録と前記メモリ内の登録簿の更新の記録を比較し、一致
    していれば、前記メモリ内の当該データにアクセスを行
    い、不一致であれば、前記共用ファイルから当該データ
    を前記メモリ内に読み出してアクセスを行い、さらに、
    不一致のデータを前記メモリ内から消去するとともに、
    前記メモリ内の登録簿の更新の記録を前記共用ファイル
    の登録簿の更新の記録に更新することを特徴とするアク
    セス制御方法。
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JPS6015752A (ja) * 1983-07-06 1985-01-26 Fujitsu Ltd Dd/d管理情報同期方式

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