JP2523344Y2 - 紡機の駆動装置 - Google Patents
紡機の駆動装置Info
- Publication number
- JP2523344Y2 JP2523344Y2 JP1992016141U JP1614192U JP2523344Y2 JP 2523344 Y2 JP2523344 Y2 JP 2523344Y2 JP 1992016141 U JP1992016141 U JP 1992016141U JP 1614192 U JP1614192 U JP 1614192U JP 2523344 Y2 JP2523344 Y2 JP 2523344Y2
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- Japan
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- spindle
- lifter
- induction motor
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- roller
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、リフタ機構を駆動する
ためのリフタ用誘導モータを設けた紡機の駆動装置に関
するものである。
ためのリフタ用誘導モータを設けた紡機の駆動装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、紡機は、ボトムローラ及びフロ
ントローラで引き伸ばされた糸に撚りを与えながらスピ
ンドルに装着されたボビンで巻取られるが、この際、ボ
ビンの上下方向の巻取り位置をリフタ機構でずらしてい
く必要がある。
ントローラで引き伸ばされた糸に撚りを与えながらスピ
ンドルに装着されたボビンで巻取られるが、この際、ボ
ビンの上下方向の巻取り位置をリフタ機構でずらしてい
く必要がある。
【０００３】従来の紡機のリフタ機構の駆動源は、主軸
用誘導モータと共用されているが、生産する糸の条件に
よりリフタ機構の速度は主軸とある関係のもとに主軸用
誘導モータの回転数と異なった回転数で駆動する必要が
ある。
用誘導モータと共用されているが、生産する糸の条件に
よりリフタ機構の速度は主軸とある関係のもとに主軸用
誘導モータの回転数と異なった回転数で駆動する必要が
ある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】このリフタの速度を主
軸用誘導モータの回転数と異ならせるため、設定された
条件にあった組み合わせ歯数を持つ歯車に取り替える必
要があるが、この作業はある程度の時間を要するために
生産効率を低下させ、又、取り替え作業で手を汚すの
で、作業者がこの作業をいやがるという問題があった。
軸用誘導モータの回転数と異ならせるため、設定された
条件にあった組み合わせ歯数を持つ歯車に取り替える必
要があるが、この作業はある程度の時間を要するために
生産効率を低下させ、又、取り替え作業で手を汚すの
で、作業者がこの作業をいやがるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、主軸を回転す
る主軸用誘導モータに電力を供給し、該主軸誘導モータ
に連結されたエンコーダからの信号によって前記主軸用
誘導モータを設定された回転数に制御するする主軸制御
装置と、フロントローラを回転するフロントローラ用サ
ーボモータを駆動するフロントローラ駆動装置と、バッ
クローラを回転するバックローラ用サーボモータを駆動
するバックローラ駆動装置とを設けた紡機において、リ
フタ機構を駆動するリフタ用誘導モータと、糸の番手を
入力するキーパネルが接続されたシーケンサと、該シー
ケンサからの信号と前記主軸用誘導モータに連結された
エンコーダからの前記主軸誘導モータの回転信号を入力
するリフタ用比率設定器と、該リフタ用比率設定器から
の信号によって前記リフタ用誘導モータを前記主軸誘導
モータ及び糸の番手に関連した回転数で駆動するリフタ
駆動装置とを設けたものである。
る主軸用誘導モータに電力を供給し、該主軸誘導モータ
に連結されたエンコーダからの信号によって前記主軸用
誘導モータを設定された回転数に制御するする主軸制御
装置と、フロントローラを回転するフロントローラ用サ
ーボモータを駆動するフロントローラ駆動装置と、バッ
クローラを回転するバックローラ用サーボモータを駆動
するバックローラ駆動装置とを設けた紡機において、リ
フタ機構を駆動するリフタ用誘導モータと、糸の番手を
入力するキーパネルが接続されたシーケンサと、該シー
ケンサからの信号と前記主軸用誘導モータに連結された
エンコーダからの前記主軸誘導モータの回転信号を入力
するリフタ用比率設定器と、該リフタ用比率設定器から
の信号によって前記リフタ用誘導モータを前記主軸誘導
モータ及び糸の番手に関連した回転数で駆動するリフタ
駆動装置とを設けたものである。
【０００６】
【作用】本考案では、電源から電力が供給されると、主
軸制御装置から主軸用誘導モータに電力を供給し、主軸
用誘導モータを回転する。
軸制御装置から主軸用誘導モータに電力を供給し、主軸
用誘導モータを回転する。
【０００７】このとき、主軸用誘導モータの回転数をエ
ンコーダで検出し、このエンコーダからの信号はローラ
用比率設定器に入力され、又、シーケンサからの信号が
ローラ用比率設定器に入力されることにより、フロント
ローラ及びバックローラ用比率設定装置の出力信号がそ
れぞれのサーボモータを適正な比率で回転するように設
定する。
ンコーダで検出し、このエンコーダからの信号はローラ
用比率設定器に入力され、又、シーケンサからの信号が
ローラ用比率設定器に入力されることにより、フロント
ローラ及びバックローラ用比率設定装置の出力信号がそ
れぞれのサーボモータを適正な比率で回転するように設
定する。
【０００８】又、シーケンサに接続されたキーパネルで
糸の番手に関連した数値を入力すると、シーケンサから
リフタ用比率設定器に糸の番手に関連した信号が入力さ
れ、さらに、エンコーダから主軸用誘導モータの回転数
がリフタ用比率設定器に入力されることにより、リフタ
用比率設定器はリフタ駆動装置にそのときの主軸用誘導
モータの回転数に比例追随し、糸の番手に関連した信号
を入力する。
糸の番手に関連した数値を入力すると、シーケンサから
リフタ用比率設定器に糸の番手に関連した信号が入力さ
れ、さらに、エンコーダから主軸用誘導モータの回転数
がリフタ用比率設定器に入力されることにより、リフタ
用比率設定器はリフタ駆動装置にそのときの主軸用誘導
モータの回転数に比例追随し、糸の番手に関連した信号
を入力する。
【０００９】この信号によって、リフタ駆動装置はリフ
タ用誘導モータを常に糸の番手に関連し、かつ主軸用誘
導モータの回転数に比例した回転数で回転する。
タ用誘導モータを常に糸の番手に関連し、かつ主軸用誘
導モータの回転数に比例した回転数で回転する。
【００１０】
【実施例】図１は、本考案の１実施例の紡機の制御装置
のブロック図、図２は、図１の制御装置のリフタ駆動制
御装置のブロック図で、電源１に主軸制御装置２が接続
され、又、主軸制御装置１に主軸を回転する主軸用誘導
モータ３が接続され、さらに、主軸用誘導モータ３にエ
ンコーダ４が連結されている。
のブロック図、図２は、図１の制御装置のリフタ駆動制
御装置のブロック図で、電源１に主軸制御装置２が接続
され、又、主軸制御装置１に主軸を回転する主軸用誘導
モータ３が接続され、さらに、主軸用誘導モータ３にエ
ンコーダ４が連結されている。
【００１１】又、主軸制御装置２のＰＮ端子にフロント
ローラ駆動装置５、バックローラ駆動装置６、７及びリ
フタ駆動装置８が接続され、フロントローラ駆動装置５
にフロントローラ１０が連結されたフロントローラ用サ
ーボモータ９が接続され、又、バックローラ駆動装置６
に右側のバックローラ１２が連結されたバックローラ用
サーボモータ１１が接続され、バックローラ駆動装置７
に左側のバックローラ１３が連結されたバックローラ用
サーボモータ１４が接続され、さらに、リフタ駆動装置
８にリフタを駆動するリフタ用誘導モータ１５が接続さ
れている。
ローラ駆動装置５、バックローラ駆動装置６、７及びリ
フタ駆動装置８が接続され、フロントローラ駆動装置５
にフロントローラ１０が連結されたフロントローラ用サ
ーボモータ９が接続され、又、バックローラ駆動装置６
に右側のバックローラ１２が連結されたバックローラ用
サーボモータ１１が接続され、バックローラ駆動装置７
に左側のバックローラ１３が連結されたバックローラ用
サーボモータ１４が接続され、さらに、リフタ駆動装置
８にリフタを駆動するリフタ用誘導モータ１５が接続さ
れている。
【００１２】又、無停電電源装置１６にシーケンサ１７
が接続され、このシーケンサ１７の出力にローラ用比率
設定装置１８、１９、２０が接続され、シーケンサ１７
の出力信号とエンコーダ４の出力信号でローラ用比率設
定装置１８、１９、２０から出力される信号の比率を設
定し、そして、ローラ用比率設定装置１８、１９、２０
の出力はそれぞれフロントローラ駆動装置５及びバック
ローラ駆動装置７に入力される。
が接続され、このシーケンサ１７の出力にローラ用比率
設定装置１８、１９、２０が接続され、シーケンサ１７
の出力信号とエンコーダ４の出力信号でローラ用比率設
定装置１８、１９、２０から出力される信号の比率を設
定し、そして、ローラ用比率設定装置１８、１９、２０
の出力はそれぞれフロントローラ駆動装置５及びバック
ローラ駆動装置７に入力される。
【００１３】さらに、図２に示すように、シーケンサ１
７に糸の番手に関連した数値信号を入力するキーパネル
２２が接続され、又、エンコーダ４の出力信号がリフタ
用比率設定器２１に入力され、リフタ用比率設定器２１
の出力信号はリフタ駆動装置８のＦ／Ｖ変換器２３に入
力され、この信号はＦ／Ｖ変換器２３でアナログ信号に
変換されてリフタ駆動装置８のインバータ２４に入力さ
れ、インバータ２４の出力はリフタ用誘導モータ１５に
入力される。
７に糸の番手に関連した数値信号を入力するキーパネル
２２が接続され、又、エンコーダ４の出力信号がリフタ
用比率設定器２１に入力され、リフタ用比率設定器２１
の出力信号はリフタ駆動装置８のＦ／Ｖ変換器２３に入
力され、この信号はＦ／Ｖ変換器２３でアナログ信号に
変換されてリフタ駆動装置８のインバータ２４に入力さ
れ、インバータ２４の出力はリフタ用誘導モータ１５に
入力される。
【００１４】このように構成した本発明の実施例の紡機
では、電源１から電力が供給されると、主軸制御装置２
から主軸用誘導モータ３に電力を供給し、主軸用誘導モ
ータ３を回転する。
では、電源１から電力が供給されると、主軸制御装置２
から主軸用誘導モータ３に電力を供給し、主軸用誘導モ
ータ３を回転する。
【００１５】このとき、主軸用誘導モータ３のエンコー
ダ４からの信号はローラ用比率設定器１８、１９、２０
にそれぞれ入力され、又、シーケンサ１７から信号がロ
ーラ用比率設定装置１８、１９、２０にそれぞれ入力さ
れることにより、それぞれのサーボモータ９、１１、１
３は適正な比率で回転するように設定される。
ダ４からの信号はローラ用比率設定器１８、１９、２０
にそれぞれ入力され、又、シーケンサ１７から信号がロ
ーラ用比率設定装置１８、１９、２０にそれぞれ入力さ
れることにより、それぞれのサーボモータ９、１１、１
３は適正な比率で回転するように設定される。
【００１６】ここで、キーパネル２２で糸の番手に関連
した数値信号を入力すると、この糸の番手に関連した数
値信号がシーケンサ１７からリフタ用比率設定器２１に
入力され、又、リフタ用比率設定装置２１にはエンコー
ダ４から主軸用誘導モータ３の回転数の信号が入力され
る。
した数値信号を入力すると、この糸の番手に関連した数
値信号がシーケンサ１７からリフタ用比率設定器２１に
入力され、又、リフタ用比率設定装置２１にはエンコー
ダ４から主軸用誘導モータ３の回転数の信号が入力され
る。
【００１７】この信号は、リフタ駆動装置８のＦ／Ｖ変
換器２３でアナログ信号に変換されてインバータ２４に
入力されると、インバータ２４はリフタ用誘導モータ１
５を糸の番手に関連して主軸用誘導モータ３の回転数に
比例追従した回転数に設定する。
換器２３でアナログ信号に変換されてインバータ２４に
入力されると、インバータ２４はリフタ用誘導モータ１
５を糸の番手に関連して主軸用誘導モータ３の回転数に
比例追従した回転数に設定する。
【００１８】本考案は、このようにキーパネル２３によ
って糸の番手に関連した数値を入力するだけで、自動的
にリフタ用誘導モータ１５の回転数が設定されるので、
従来例のように、糸の番手毎に異なった歯数を組み合わ
せた歯車に取り替える必要がないという利点がある。
って糸の番手に関連した数値を入力するだけで、自動的
にリフタ用誘導モータ１５の回転数が設定されるので、
従来例のように、糸の番手毎に異なった歯数を組み合わ
せた歯車に取り替える必要がないという利点がある。
【００１９】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、シー
ケンサにキーパネルを接続して糸の番手に関連した数値
を入力できるようにするとともに、この糸の番手に関連
して主軸用誘導モータの回転数に比例した回転数に自動
的に設定されるようにリフタ用誘導モータを制御するよ
うにしたので、従来例のように歯車を取り替えるような
作業性が悪く、汚い仕事を無くすことができ、さらに、
この作業を無くすことによって生産効率を上げることが
できるという利点がある。
ケンサにキーパネルを接続して糸の番手に関連した数値
を入力できるようにするとともに、この糸の番手に関連
して主軸用誘導モータの回転数に比例した回転数に自動
的に設定されるようにリフタ用誘導モータを制御するよ
うにしたので、従来例のように歯車を取り替えるような
作業性が悪く、汚い仕事を無くすことができ、さらに、
この作業を無くすことによって生産効率を上げることが
できるという利点がある。
【図１】本考案の１実施例の紡機の制御装置のブロック
図である。
図である。
【図２】図１の制御装置のリフタ駆動制御装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
４ エンコーダ ８ リフタ駆動装置 １５ リフタ用誘導モータ ２１ リフタ用比率設定装置 ２２ キーパネル ２３ Ｆ／Ｖ変換装置 ２４ インバータ
Claims (1)
- 【請求項１】 主軸を回転する主軸用誘導モータに電力
を供給し、該主軸誘導モータに連結されたエンコーダか
らの信号によって前記主軸用誘導モータを設定された回
転数に制御するする主軸制御装置と、フロントローラを
回転するフロントローラ用サーボモータを駆動するフロ
ントローラ駆動装置と、バックローラを回転するバック
ローラ用サーボモータを駆動するバックローラ駆動装置
と、前記主軸用誘導モータの回転数に関連した信号とシ
ーケンサからの信号によってフロントローラ用サーボモ
ータとバックローラ用サーボモータをそれぞれ適性な比
率で回転するように設定するローラ用比率設定器とを設
けた紡機において、リフタ機構を駆動するリフタ用誘導
モータと、糸の番手を入力するキーパネルが接続された
シーケンサと、該シーケンサからの信号と前記主軸用誘
導モータに連結されたエンコーダからの前記主軸誘導モ
ータの回転信号を入力するリフタ用比率設定器と、該リ
フタ用比率設定器からの信号によって前記リフタ用誘導
モータを前記主軸誘導モータ及び糸の番手に関連した回
転数で駆動するリフタ駆動装置とを設けたことを特徴と
する紡機の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016141U JP2523344Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 紡機の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992016141U JP2523344Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 紡機の駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610374U JPH0610374U (ja) | 1994-02-08 |
| JP2523344Y2 true JP2523344Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=11908226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992016141U Expired - Fee Related JP2523344Y2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 紡機の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523344Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0784682B2 (ja) * | 1986-03-01 | 1995-09-13 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 紡機のリフテイング方法及びその装置 |
| JPS6382064A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-12 | Toshiba Corp | ノイズリデユ−サ |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP1992016141U patent/JP2523344Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610374U (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |