JP2522970Y2 - 袋物等におけるネームプレート取付構造 - Google Patents
袋物等におけるネームプレート取付構造Info
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- JP2522970Y2 JP2522970Y2 JP2353290U JP2353290U JP2522970Y2 JP 2522970 Y2 JP2522970 Y2 JP 2522970Y2 JP 2353290 U JP2353290 U JP 2353290U JP 2353290 U JP2353290 U JP 2353290U JP 2522970 Y2 JP2522970 Y2 JP 2522970Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はハンドバッグ、ショルダーバッグなどの袋
物等におけるネームプレートの取付構造に関するもので
ある。
物等におけるネームプレートの取付構造に関するもので
ある。
[従来の技術] ショルダーバッグなどの袋物では、折り返し蓋の内側
やバッグの内側に名入れを設けている。またその名入れ
の殆どはどは書込みによるものであった。
やバッグの内側に名入れを設けている。またその名入れ
の殆どはどは書込みによるものであった。
[考案が解決しようとする課題] この書込みによる場合の課題は、袋物に取付けた状態
にて行なわれるため、購入者による書込みが上手にでき
ないことであり、名入れがあってもそのままにして置く
場合が多いことである。
にて行なわれるため、購入者による書込みが上手にでき
ないことであり、名入れがあってもそのままにして置く
場合が多いことである。
この考案は上記従来の課題を解決するために考えられ
たものであって、その目的は、袋物から外した状態にて
記入ができ、また取着が容易にできて袋物の表にあって
も体裁がよく、場合によっては装飾をも兼ねる新たなネ
ームプレートの取付構造を提供することにある。
たものであって、その目的は、袋物から外した状態にて
記入ができ、また取着が容易にできて袋物の表にあって
も体裁がよく、場合によっては装飾をも兼ねる新たなネ
ームプレートの取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的によるこの考案の特徴は、所要箇所に止め孔
を有するネームプレートと、そのネームプレートと同形
で、上記止め孔と重合する部分に嵌合孔を設けた合成樹
脂の止め板と、その嵌合孔の内側に突出形成した複数の
止め片と嵌合する環状溝を先端部周囲に有し、後端にフ
ランジを一体形成した所要数の止めピンとからなり、上
記止め板を袋物の任意の部分に被覆を施して取付け、そ
の被覆に当接した上記ネームプレートを止め孔より被覆
を貫通して上記嵌合孔に挿通した上記止めピンにより止
着してなることにある。
を有するネームプレートと、そのネームプレートと同形
で、上記止め孔と重合する部分に嵌合孔を設けた合成樹
脂の止め板と、その嵌合孔の内側に突出形成した複数の
止め片と嵌合する環状溝を先端部周囲に有し、後端にフ
ランジを一体形成した所要数の止めピンとからなり、上
記止め板を袋物の任意の部分に被覆を施して取付け、そ
の被覆に当接した上記ネームプレートを止め孔より被覆
を貫通して上記嵌合孔に挿通した上記止めピンにより止
着してなることにある。
[作用] 上記構造では、ネームプレートの止め孔に止めピンを
差込んで強く押込むと、止めピン先端部の環状溝と止め
板に設けた嵌合孔内の止め片とが嵌合し、止めピン後端
のフランジによりネームプレートガ袋物側の上記被覆に
止着される。
差込んで強く押込むと、止めピン先端部の環状溝と止め
板に設けた嵌合孔内の止め片とが嵌合し、止めピン後端
のフランジによりネームプレートガ袋物側の上記被覆に
止着される。
また止めピンのフランジ部分をこじ上げると、上記環
状溝と止め片との嵌合が外れて止めピンが抜け出し、止
めピンによるネームプレートの止着が解除されて、ネー
ムプレートを袋物から外れる。
状溝と止め片との嵌合が外れて止めピンが抜け出し、止
めピンによるネームプレートの止着が解除されて、ネー
ムプレートを袋物から外れる。
[実施例] 図中1は金属による四辺形のネームプレートで、四隅
部に止め孔2,2が穿設してある。
部に止め孔2,2が穿設してある。
3はポリアミド、ポリプロピレンなどの弾性を有する
合成樹脂からなる止め板で、上記ネームプレート1より
も若干大きい四辺形の板体からなり、上記止め孔2,2と
重合する部分に嵌合孔4,4を有する。またこの嵌合孔4
の内側には、四片の止め片4a,4aが一体形成してある。
合成樹脂からなる止め板で、上記ネームプレート1より
も若干大きい四辺形の板体からなり、上記止め孔2,2と
重合する部分に嵌合孔4,4を有する。またこの嵌合孔4
の内側には、四片の止め片4a,4aが一体形成してある。
5は止めピンで、先端部の周囲に上記止め片4a,4aと
嵌合する環状溝6を有し、後端には止着用のフランジ7
が一体形成してある。
嵌合する環状溝6を有し、後端には止着用のフランジ7
が一体形成してある。
8は上記止め板3の被覆で、皮革あるいは合成皮革な
どからなり、上記嵌合孔4,4に当る部分にはピン孔が穿
ってある。
どからなり、上記嵌合孔4,4に当る部分にはピン孔が穿
ってある。
この被覆8は内側に上記止め板4を重ねたまま袋物の
表皮9に縫着され、これにより止め板4は被覆8と表皮
9との間に挟まれて位置する。
表皮9に縫着され、これにより止め板4は被覆8と表皮
9との間に挟まれて位置する。
第3図はショルダーバッグ10における取付け状態を示
すもので、予め被覆8により隠蔽状態にて設けられた止
め板4と、止めピン5とによる上記ネームプレート1の
止着は、被覆8の上にネームプレート1をあてがって配
置を合わせたのち、止め孔2に止めピン5を強く押し込
んで、先端部の環状溝6を止め板3の嵌合孔4に圧入す
るだけでよく、嵌合孔内では止め片4aが止めピン5の押
圧力により撓んで環状溝6に嵌り込み、ピン先端部を挟
持して止めピン5を止め板3に固定する。これによりネ
ームプレート1は、止めピン5の後端のフランジ7に押
さえ付けられ、被覆8に接して固定されることになる。
すもので、予め被覆8により隠蔽状態にて設けられた止
め板4と、止めピン5とによる上記ネームプレート1の
止着は、被覆8の上にネームプレート1をあてがって配
置を合わせたのち、止め孔2に止めピン5を強く押し込
んで、先端部の環状溝6を止め板3の嵌合孔4に圧入す
るだけでよく、嵌合孔内では止め片4aが止めピン5の押
圧力により撓んで環状溝6に嵌り込み、ピン先端部を挟
持して止めピン5を止め板3に固定する。これによりネ
ームプレート1は、止めピン5の後端のフランジ7に押
さえ付けられ、被覆8に接して固定されることになる。
しかしこの固定は、環状溝6と止め片4aとの嵌合によ
ることとから、フランジ7の部分を治具等によりこじ上
げると、止め板4aが撓んで環状溝6から外れ、止めピン
5は嵌合孔4から抜け出す。このためネイムプレート1
も緩み、止めピン5とともに取り外すことができるよう
になる。
ることとから、フランジ7の部分を治具等によりこじ上
げると、止め板4aが撓んで環状溝6から外れ、止めピン
5は嵌合孔4から抜け出す。このためネイムプレート1
も緩み、止めピン5とともに取り外すことができるよう
になる。
したがって、ネームプレート1は止めピン5の着脱に
より、袋物に対して自由に取着できるので、ネームプレ
ート1の取付けは、住所、氏名等の必要事項を刻み込ん
だのちに行なうことができ、住所等に変更が生じた場合
には、新たなネームプレートと交換することもできる。
より、袋物に対して自由に取着できるので、ネームプレ
ート1の取付けは、住所、氏名等の必要事項を刻み込ん
だのちに行なうことができ、住所等に変更が生じた場合
には、新たなネームプレートと交換することもできる。
なお、袋物が表皮と裏皮とからなる場合には、表皮を
被覆として、表皮と裏皮との間に止め板を固定してもよ
い。
被覆として、表皮と裏皮との間に止め板を固定してもよ
い。
[考案の効果] この考案は上述のように、止め板4を袋物の任意の部
分に被覆8を施して取付け、その被覆8に当接したネー
ムプレート1を、止め孔2より被覆8を貫通して止め板
3の嵌合孔4に先端部を嵌合した止めピン5により止着
してなることから、袋物に体するネームプレートの取着
を、止めピンの抜き差しによりの容易にできる。また袋
物を購入したときに、ネームプレートの記入を依頼し、
その後に購入者によりネームプレートの取付けが簡単に
行なえるため面倒がなく、体裁もよいのでネームプレー
トの形状によっては装飾ともなるなどの利点を有する。
分に被覆8を施して取付け、その被覆8に当接したネー
ムプレート1を、止め孔2より被覆8を貫通して止め板
3の嵌合孔4に先端部を嵌合した止めピン5により止着
してなることから、袋物に体するネームプレートの取着
を、止めピンの抜き差しによりの容易にできる。また袋
物を購入したときに、ネームプレートの記入を依頼し、
その後に購入者によりネームプレートの取付けが簡単に
行なえるため面倒がなく、体裁もよいのでネームプレー
トの形状によっては装飾ともなるなどの利点を有する。
図面はこの考案に係る袋物におけるネームプレート取付
構造の1実施例を示すもので、第1図は一部を切除した
正面図、第2図は縦断面図、第3図はネームプレートの
取付状態を示すショルダーバッグの斜視図である。 1……ネームプレート、2……止め孔 3……止め板、4……嵌合孔 4a……止め片、5……止めピン 6……環状溝、7……フランジ 8……被覆、9……表皮 10……ショルダーバッグ
構造の1実施例を示すもので、第1図は一部を切除した
正面図、第2図は縦断面図、第3図はネームプレートの
取付状態を示すショルダーバッグの斜視図である。 1……ネームプレート、2……止め孔 3……止め板、4……嵌合孔 4a……止め片、5……止めピン 6……環状溝、7……フランジ 8……被覆、9……表皮 10……ショルダーバッグ
Claims (1)
- 【請求項1】所要箇所に止め孔を有するネームプレート
と、そのネームプレートと同形で、上記止め孔と重合す
る部分に嵌合孔を設けた合成樹脂の止め板と、その嵌合
孔の内側に突出形成した複数の止め片と嵌合する環状溝
を先端部周囲に有し、後端にフランジを一体形成した所
要数の止めピンとからなり、上記止め板を袋物の任意の
部分に被覆を施して取付け、その被覆に当接した上記ネ
ームプレートを止め孔より被覆を貫通して上記嵌合孔に
挿通した上記止めピンにより止着してなることを特徴と
する袋物等におけるネームプレート取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2353290U JP2522970Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 袋物等におけるネームプレート取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2353290U JP2522970Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 袋物等におけるネームプレート取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03113626U JPH03113626U (ja) | 1991-11-20 |
JP2522970Y2 true JP2522970Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=31526515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2353290U Expired - Fee Related JP2522970Y2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 袋物等におけるネームプレート取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522970Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2353290U patent/JP2522970Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03113626U (ja) | 1991-11-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |