JP2522716Y2 - 車両用床点検蓋 - Google Patents

車両用床点検蓋

Info

Publication number
JP2522716Y2
JP2522716Y2 JP1990094757U JP9475790U JP2522716Y2 JP 2522716 Y2 JP2522716 Y2 JP 2522716Y2 JP 1990094757 U JP1990094757 U JP 1990094757U JP 9475790 U JP9475790 U JP 9475790U JP 2522716 Y2 JP2522716 Y2 JP 2522716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection lid
floor
floor inspection
opening
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990094757U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0451878U (ja
Inventor
直樹 仲條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1990094757U priority Critical patent/JP2522716Y2/ja
Publication of JPH0451878U publication Critical patent/JPH0451878U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522716Y2 publication Critical patent/JP2522716Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両の床の下部を点検するために床面に形成
された開口部を開閉自在な車両用床点検蓋に関する。
〈従来の技術〉 バスなどの大形車両は床面下方にエンジンが配置され
ている。そして、このエンジンやデフなどを点検するた
めに開口部並びにこの開口部を開閉自在な点検蓋が設け
られている。点検蓋は乗員がいる室内とエンジンルーム
と遮断するものであって、防塵や断熱、遮音が要求され
る。
第2図に従来の車両用床点検蓋の構造を示す。
第2図に示すように、車両用の床1はロンリウム2と
合板3とからなり、図示しないエンジンの上方位置に開
口部4が形成されている。この開口部4には開閉自在な
車両用床点検蓋5が設けられている。
床点検蓋5は上面部が床1と同様にロンリウム6と合
板7並びに鉄板8とからなり、その下面外周部には鉄製
の角パイプ9が固定されている。そして、角パイプ9の
内周側にはグラスウール10が装着され、その下面にはパ
ンチングメタル11が取付けられている。また、床点検蓋
5の外周部にはその閉止時に開口部4との隙間を塞ぐア
ルミエッジ12が固定されている。
一方、床1の開口部4には内周縁部に沿ってブラケッ
ト13を介してウエザーストリップ14が取付けられてい
る。
而して、床1の開口部4に床点検蓋5が装着される
と、両者がウエザーストリップ13によって密着すると共
にアルミエッジ12によって隙間が塞がれ、この状態で図
示しないロック装置によって固定される。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来の車両用床点検蓋5にあっては、防塵や
遮音のために合板7や鉄板8、グラスウール10を使用し
ているため、床点検蓋5自体の構造が複雑化すると共に
その重量が増加して開閉が困難となり、エンジンなどの
点検作業の作業性がよくないという問題点があった。
また、従来の車両用床点検蓋5にあっては、断熱に関
しては不十分であり、エンジンの熱が角パイプ9を介し
てアルミエッジ12に伝わり、時には高温化してしまう。
本考案はこのような問題点を解決するものであって、
点検作業の作業性の向上を図ると共に室内への熱伝達を
防止した車両用床点検蓋を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案の車両用床点検蓋
は、車両の床面に形成された開口部を開閉自在にする車
両用床点検蓋において、前記床点検蓋内部をハニカム構
造材で形成し、該ハニカム構造材の外周縁部にこれを包
持する断面コ字形状の枠部材を設け、該枠部材に凹凸部
を形成して該凹凸部に非熱伝導性のエッジトリムを圧入
して前記開口部の内周縁部に密着せしめると共に、前記
枠部材の下方であって前記ハニカム構造材下面に吸音材
を取付けたことを特徴とするものである。
〈作用〉 床点検蓋内部をハニカム構造材で形成することで軽量
化が図れ、このハニカム構造材の外周縁部の枠部材に凹
凸部を介して非熱伝導性のエッジトリムを圧入して開口
部の内周縁部に密着せしめることで、各部材の組付性が
良く、且つ、エッジトリムの保持力が向上して軽量化に
有利となり、更に、吸音材によって遮音効果も向上し、
結果として床下方への熱の侵入も防止される。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図に本考案の一実施例に係る車両用床点検蓋の構
造を示す。なお、従来と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
第1図に示すように、車両用の床1には開口部4が形
成され、車両用床点検蓋21が開閉自在となっている。
床点検蓋21は上面部がロンリウム22と遮音材23とから
なり、その下面外周部にはアルミ押出しによる枠材24が
固定されている。そして、枠材24の内周側にはハニカム
構造を構成するアルミ材25が装着され、その下方には空
気層26が形成され、その下部にプレス型による吸音材27
が位置し、枠材24に取付けられている。
また、床点検蓋21の外周部の枠材24には開口部4との
隙間を塞ぐ合成樹脂製のエッジトリム28が嵌め込まれて
固定されている。なお、このエッジトリム28は非熱伝導
性のものであればよく、例えば、ゴム製でもよい。
更に、開口部4の内周縁部との間にはウエザーストリ
ップ29が介在されている。
このように、床点検蓋21を一体構造として構造を簡素
化できると共に床点検蓋21の内部をアルミ材25によるハ
ニカム構造としたので全体を軽量化できる。また、床点
検蓋21内部に空気層26を形成すると共に外周縁部に開口
部4の内周縁部に密着する非熱伝達性のエッジトリム28
を設けたので、床1の下方に配置されたエンジンなどの
熱が床点検蓋21を伝わって車室内に伝導することがなく
なった。
更に、床点検蓋21に遮音材23及び吸音材27を使用した
ので車室内へ侵入するエンジン音も軽減することができ
る。
〈考案の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案の
車両用床点検蓋によれば、点検蓋内部をハニカム構造材
で形成し、このハニカム構造材の外周縁部にこれを包持
する枠部材を設けてこの枠部材の凹凸部に非熱伝導性の
エッジトリムを圧入することで開口部の内周縁部に密着
せしめると共に、枠部材の下方であってハニカム構造材
下面に吸音材を取付けたので、ハニカム構造材で形成す
ることで軽量化が図れ、点検作業の作業性の向上を図る
ことができると共に、枠部材の凹凸部に非熱伝導性のエ
ッジトリムを圧入して開口部の内周縁部に密着せしめる
ことで、各部材の組付性が良く、且つ、エッジトリムの
保持力が向上して軽量化に有利とすることができ、更
に、吸音材によって遮音効果を向上し、結果として床下
方への熱の侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用床点検蓋の断面
図、第2図は従来の車両用床点検蓋の断面図である。 図面中、 1は床、4は開口部、21は床点検蓋、24は枠材、25はア
ルミ材、26は空気層、28はエッジトリムである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の床面に形成された開口部を開閉自在
    にする車両用床点検蓋において、前記床点検蓋内部をハ
    ニカム構造材で形成し、該ハニカム構造材の外周縁部に
    これを包持する断面コ字形状の枠部材を設け、該枠部材
    に凹凸部を形成して該凹凸部に非熱伝導性のエッジトリ
    ムを圧入して前記開口部の内周縁部に密着せしめると共
    に、前記枠部材の下方であって前記ハニカム構造材下面
    に吸音材を取付けたことを特徴とする車両用床点検蓋。
JP1990094757U 1990-09-11 1990-09-11 車両用床点検蓋 Expired - Lifetime JP2522716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990094757U JP2522716Y2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 車両用床点検蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990094757U JP2522716Y2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 車両用床点検蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0451878U JPH0451878U (ja) 1992-04-30
JP2522716Y2 true JP2522716Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31832957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990094757U Expired - Lifetime JP2522716Y2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 車両用床点検蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522716Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62482U (ja) * 1985-06-19 1987-01-06
JPH0423116Y2 (ja) * 1987-08-11 1992-05-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0451878U (ja) 1992-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2522716Y2 (ja) 車両用床点検蓋
JPH02145518U (ja)
JPS5838109Y2 (ja) 自動車用ドア装置におけるインサイドハンドル部の隙間遮閉装置
JPS61139814U (ja)
JPH059240Y2 (ja)
JPH0629076Y2 (ja) 自動車用幌
JPH0418016U (ja)
JP3199891B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造
JPH0312600Y2 (ja)
JPH0475372U (ja)
JPH0275218U (ja)
JPH039915U (ja)
JPS60156021U (ja) 自動車のサイドドア構造
JPH0435906U (ja)
JPH0437011U (ja)
JPS6011219U (ja) 自動車用シ−ル材
JPS6268388U (ja)
JPS6334611U (ja)
JPH0193120U (ja)
JPS6322223U (ja)
JPS63141018U (ja)
JPH02133946U (ja)
JPH01114421U (ja)
JPS6249414U (ja)
JPH0189227U (ja)