JP2522459Y2 - 育苗プラント - Google Patents

育苗プラント

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JP2522459Y2
JP2522459Y2 JP11194490U JP11194490U JP2522459Y2 JP 2522459 Y2 JP2522459 Y2 JP 2522459Y2 JP 11194490 U JP11194490 U JP 11194490U JP 11194490 U JP11194490 U JP 11194490U JP 2522459 Y2 JP2522459 Y2 JP 2522459Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は育苗プラントに係り、詳しく、搬送コンベア
で搬送されてくる育苗箱に床土を落下供給する床土供給
装置、床土が供給された育苗箱に種子を供給する播種装
置、及び播種後の育苗箱に覆土を供給する覆土供給装置
を備えると共に、ピットに貯留された土を繰出す繰出し
機構、この繰出し機構から繰出された土を揚送する揚送
機構、及び床土供給装置の床土貯留タンクの上方位置と
覆土供給装置の覆土貯留タンクの上方位置とに亘って架
設された正逆転自在な供給コンベアから成り、揚送機構
で運ばれてきた土を、コンベアの正逆駆動によって択一
的に両タンクへ落下供給する状態に構成された土供給装
置を設けてあり、さらに前記両タンク夫々に貯留土量の
上限及び下限を検出するセンサを装備し、前記土供給装
置を下限センサの作動に伴って起動すると共に、上限セ
ンサの作動に伴って土供給を停止する状態に前記両セン
サと前記土供給装置とを連係してある育苗プラントに関
する。
〔従来の技術〕
前述した育苗プラントでは、床土供給装置の下方に余
剰土をバケットコンベアの下端に戻す戻しコンベアを設
けていた。すなわち、育苗箱に床土が落下供給されると
きにはずみで土がこぼれ落ちるとか、均平ブラシの回転
にって土が掻き落とされるとかによって土が漏れ落ちる
ので、それを揚送機構であるケットコンベア部に戻すこ
とによってムダなく土を土供給装置で使用できるように
されていた。。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、土供給装置では、床土及び覆土供給装置に
おける夫々の土貯留タンク毎に、上限及び下限リミット
スイッチが備えてあり、タンク内の土が満杯状態になる
と上限リミットスイッチが作動して繰出し機構を停止さ
せ、その後、揚送機構、供給コンベアも停止させて土供
給を停止し、下限リミットスイッチが作動するまでの間
土供給を中断するようになる。
一方、育苗箱への床土供給は、育苗プラントが稼働し
ているときには土供給装置の駆動・停止状態に拘らず行
われるので、戻しコンベアも常時駆動されている。
従って、土供給装置が一時的に停止した後に再駆動さ
れるときには、揚送機構の始端部に戻しコンベアから戻
ってきた土が溜まっていることになり、例えば、揚送機
構がバケットコンベアで構成されていると、再稼働時に
バケットコンベアで構成されていると、再稼働時にバケ
ットが戻り土の土塊に突入して変形するとか、負荷が過
大となってバケットコンベアの駆動速度が乱れるといっ
た具合に揚送機構に機械的なトラブルの出るおそれがあ
り、改善の余地が残されているものであった。
本考案は上記トラブルのおそれのない育苗プラントの
実現を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的のために本考案は、冒頭に記載した育苗プラ
ントにおいて、前記床土供給装置の下方に、それより落
下してくる余剰土を前記揚送機構の土搬送始端部へ還元
するための還元機構を設けると共に、前記揚送機構及び
前記供給コンベアの駆動を維持したままで、前記繰出し
機構を停止することによって、前記上限センサの作動に
伴う前記土供給装置の土供給停止状態を現出するよう構
成してあることを特徴構成とする。
〔作用〕
前記構成によると、土供給装置の土供給停止状態を、
繰出し機構のみの停止によって現出してあるので、貯留
タンク内の土が減って上限センサが作動しても、揚送機
構と供給コンベアは駆動され続ける常時駆動状態とな
る。
従って、常時駆動の戻しコンベアによる還元土が揚送
機構の始端部に溜まってしまうことが生じなくなる。
また、供給コンベアも常時駆動されるか、揚送機構か
ら送られてきた土がその供給コンベア上に溜まってしま
うこともない。
この場合、上限センサ作動後もしばらくの間(揚送機
構と供給コンベアの土が無くなるまで)貯留タンクに上
が供給され続けるので、上限センサを満杯よりも少し少
ない目で作動するように設定しておくと良い。
〔考案の効果〕
その結果、揚送機構の始端に土が溜まった状態で該揚
送機構が起動されることによる機械的トラブルの現象を
解消できて円滑に土供給装置を機能させれるようになっ
た。しかも、土供給装置の土供給停止状態の機能を検討
・吟味して、その制御形態を変更するだけの簡単かつ経
済的な手段によって、この土供給装置や戻しコンベアの
機能を損なうことなく目的を達成できる利点がある。
〔実施例〕
図面に示すように、搬送コンベア(1)で搬送されて
くる育苗箱(2)に床土を落下供給すると共にその供給
土を均平する回転ブラシ(22)備えた床土供給装置
(3)、床土が供給された育苗箱(2)に種子を供給す
る播種装置(4)、及び播種後の育苗箱(2)に覆土を
供給する覆土供給装置(5)を備えると共に、床土供給
装置(3)と覆土供給装置(5)に土を供給する土供給
装置(A)を備えた育苗プラントが示されている。
土供給装置(A)は、ピット(6)に貯留された土を
繰出す繰出し供給ベルト(繰出し機構)(7)、この供
給ベルト(7)から繰出された土をほぼ垂直に揚送する
バケットコンベア(揚送機構)(8)、及び床土供給装
置(3)の貯留タンク(9)の上方位置と前記覆土供給
装置(5)の覆土貯留タンク(10)の上方位置とに亘っ
て架設された正逆転自在な供給コンベア(11)から成
り、バケットコンベア(8)で運ばれた土を、供給コン
ベア(11)の正逆駆動によって択一的に前記両タンク
(9),(10)へ落下供給する状態に構成されている。
次に、この土供給装置(A)の駆動制御構造を説明す
る。
同図に示すように、供給ベルト(7)駆動用のモータ
(12)の駆動と停止を行う入切りスイッチ(13)、バケ
ットコンベア(8)駆動用のモータ(14)、及び供給コ
ンベア(11)駆動用のモータ(15)の正逆回転と停止を
切換える切換スイッチ(16)を夫々制御装置(17)に接
続してあると共に、供給ベルト(7)の入切りスイッチ
(13)に対してのみ作用するタイマー(18)を制御装置
に接続してある。
前記両タンク(9),(10)夫々には土の貯留下限と
上限とを検出する上及び下限リミットスイッチ(19),
(20)が設けられており、これらリミットスイッチ(1
9),(20)が前記制御装置(17)に接続されると共
に、その制御装置(17)の作動を入切りするメインスイ
ッチ(21)が設けられている。
次に、この土供給装置(A)の作用について説明す
る。
育苗プラントの稼働に伴ってメインスイッチ(21)を
入にして制御装置(17)を起動させるとバケットコンベ
ア(8)と供給コンベア(11)とが常時駆動される。プ
ラントの稼働によって各タンク(9),(10)から土が
排出されて行き、どちらかのタンク、例えば床土貯留タ
ンク(9)の土が減ってその下限リミットスイッチ(2
0)が作動すると制御装置(17)の働きにより、供給ベ
ルト(7)の入切りスイッチ(13)を操作してそのモー
タ(12)を駆動させると共に、切換スイッチ(16)を操
作して供給コンベア(11)上面が床土貯留タンク(9)
側へ向う方向に、そのモータ(15)を駆動させ、もっ
て、ピット(6)の土を床土貯留ンク(9)へ供給する
土供給状態となる。そして、この状態のときに、覆土貯
留タンク(10)の下限リミットスイッチ(20)が作動す
ると、制御装置(17)の働きによって入切りスイッチ
(13)を切り操作すると同時に、タイマー(18)が作動
する。このタイマー(18)による設定時間の経過に伴っ
て再び入切りスイッチ(13)を入操作すると同時に、切
換えスイッチ(16)を操作して供給コンベア(11)を、
その上面が覆土貯留タンク(10)に向かう方向に逆転駆
動する状態に制御装置(17)が働く。
タイマー(18)の設定時間は、供給ベルト(7)から
繰出された土が、その繰出された時点からバケットコン
ベア(8)と供給コンベア(11)によって床土供給タン
ク(9)へ落下供給される時点までに要する移動時間
(t1)に設定されている。
つまり、供給コンベア(11)の駆動方向が切換られる
ときには、供給コンベア(11)とバケットコンベア
(8)の双方共において土が無くなってから逆転できる
ように、一旦供給ベルト(7)を停止するのであり、そ
れによって、逆転時に供給コンベア(11)上で土が2重
に供給される現象を防止する逆転制御が行われる。
そして、どちらかの貯留タンク、例えば床土貯留タン
ク(9)の上限リミットスイッチ(19)が作動すると、
制御装置(17)の働きによって前述した一連の逆転制御
が行われて、覆土貯留タンク(10)へ土を供給する状態
となり、覆土貯留タンク(10)もその上限リミットスイ
ッチ(19)が作動すると、次に両タンク(9),(10)
のいずれかの下限リミットスイッチ(20),(20)が作
動するまでの間供給ベルト(7)のモータ(12)のみが
停止して、土供給機能が中断するように制御される。
つまり、床土及び覆土供給装置(3),(5)の下
方、つまり、搬送コンベア(1)の設置フロア(F)に
形成した凹地(27)に、前記両供給装置(3),(5)
から落下してくる余剰土をバケットコンベア(8)始端
の土溜め用凹入部(25)へ還元搬送するための還元機構
(B)としての戻しコンベア(23)及び落下余剰土をこ
の戻しコンベア(23)上に集める戻しホッパ(26)を配
設してある。前記凹入部(25)は供給ベルト(7)から
送られてくる土も搬入される。
前記凹入部(25)は供給ベルト(7)から送られてく
る土も搬入される。
戻しコンベア(23)の駆動モータ(28)も制御装置
(17)に接続されており、メインスイッチ(21)の入り
に伴ってそのモータ(28)は常時駆動される。
同図に示すように、バケットコンベア(8)の側壁部
に、両タンク(9),(10)の上限リミットスイッチ
(19),(19)が共に作動すると点灯する表示ランプ
(30)を取付けてある。また、供給ベルト(7)とバケ
ットコンベア(8)との土搬送間に、供給ベルト(7)
から土が排出されているか否かを検出するセンサ(光学
式センサ等)(31)が備えられ、このセンサ(31)が土
排出状態を検知し、かつ、表示ランプ(30)が点灯して
いると警報ブザー(32)を鳴らす安全制御器(33)が設
けられている。これにより、土供給装置が必要でないと
きに作動してしまう不具合を知らせる安全装置の機能を
出している。
〔別実施例〕
両供給装置(3),(5)が落下してくる余剰土を、
戻しコンベア(23)に代えてシュートによってバケット
コンベア(8)の始端部へ戻すようにして還元機構
(B)を構成しても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る育苗プラントの実施例を示す全体構
成図である。 (1)……搬送コンベア、(2)……育苗箱、(3)…
…床土供給装置、(4)……播種装置、(5)……覆土
供給装置、(6)……ピット、(7)……繰出し機構、
(8)……揚送機構、(9),(10)……タンク、(1
1)……供給コンベア、(19),(20)……センサ、
(A)……土供給装置、(B)……還元機構。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−171120(JP,A) 実開 平2−60556(JP,U) 実開 昭62−70752(JP,U) 実開 昭62−142243(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベア(1)で搬送されてくる育苗
    箱(2)に床土を落下供給する床土供給装置(3)、床
    土が供給された育苗箱(2)に種子を供給する播種装置
    (4)、及び播種後の育苗箱(2)に覆土を供給する覆
    土供給装置(5)を備えると共に、ピット(6)に貯留
    された土を繰出す繰出し機構(7)、この繰出し機構
    (7)から繰出された土を揚送する揚送機構(8)、及
    び前記床土供給装置(3)の床土貯留タンク(9)の上
    方位置と前記覆土供給装置(5)の覆土貯留タンク(1
    0)の上方位置とに亘って架設された正逆転自在な供給
    コンベア(11)から成り、前記揚送機構(8)で運ばれ
    てきた土を、前記コンベア(11)の正逆駆動によって択
    一的に前記両タンク(9),(10)へ落下供給する状態
    に構成された土供給装置(A)を設けてあり、さらに前
    記両タンク(9),(10)夫々に貯留土量の上限及び下
    限を検出するセンサ(19),(20)を装備し、前記土供
    給装置(A)を下限センサ(20)の作動に伴って起動す
    ると共に、上限センサ(19)の作動に伴って土供給を停
    止する状態に前記両センサ(19),(20)と前記土供給
    装置(A)とを連係してある育苗プラントであって、前
    記床土供給装置(3)の下方に、それより落下してくる
    余剰土を前記揚送機構(8)の土搬送始端部へ還元する
    ための還元機構(B)を設けると共に、前記揚送機構
    (8)及び前記供給コンベア(11)の駆動を維持したま
    まで、前記繰出し機構(7)を停止することによって、
    前記上限センサ(19)の作動に伴う前記土供給装置
    (A)の土供給停止状態を現出するよう構成してある育
    苗プラント。
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KR102604174B1 (ko) * 2023-05-12 2023-11-22 구진섭 파종기용 상토 및 복토 공급장치

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