JP2522444Y2 - 全地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造 - Google Patents
全地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造Info
- Publication number
- JP2522444Y2 JP2522444Y2 JP3830690U JP3830690U JP2522444Y2 JP 2522444 Y2 JP2522444 Y2 JP 2522444Y2 JP 3830690 U JP3830690 U JP 3830690U JP 3830690 U JP3830690 U JP 3830690U JP 2522444 Y2 JP2522444 Y2 JP 2522444Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- phase
- switch
- voltage multi
- switches
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は地中に埋設したマンホール内に設置して使用
する全地中形高圧多回路開閉器（全地中形高圧引込開閉
器とも言う）の改良に関するものである。
する全地中形高圧多回路開閉器（全地中形高圧引込開閉
器とも言う）の改良に関するものである。
地上設置スペースの制約や道路管理上の規制強化など
の理由により高圧多回路開閉器を地下マンホール内に設
置して使用することがある。
の理由により高圧多回路開閉器を地下マンホール内に設
置して使用することがある。
この全地中形高圧多回路開閉器は単体の開閉器を個別
（分離した状態）にマンホールへ搬入し、そして搬入し
たマンホール内において多回路開閉器に合体させてい
る。
（分離した状態）にマンホールへ搬入し、そして搬入し
たマンホール内において多回路開閉器に合体させてい
る。
ところで、上記の開閉器にあってはその一方（後面
側）のブッシングの接続に、逆Ｔ形でかつ着脱自在なス
リップオン形の母線ブスバーを使用しているが、該母線
ブスバーは通電容量が大きくなると導線およびその端部
に接続するコネクターの銅量が増え而もこれらの外周を
絶縁被覆するゴム等の絶縁物更にはシールド部材等も重
いために全体の重量が非常に重くなっている。そのため
開閉器ケースに設けられたブッシングに対してはこの母
線ブスバーの重量が直接加わらないように十分配慮しな
いとコネクターの変形、接触不良、水密性の低下、ケー
ブルの離脱等の事故を招いたりする。
側）のブッシングの接続に、逆Ｔ形でかつ着脱自在なス
リップオン形の母線ブスバーを使用しているが、該母線
ブスバーは通電容量が大きくなると導線およびその端部
に接続するコネクターの銅量が増え而もこれらの外周を
絶縁被覆するゴム等の絶縁物更にはシールド部材等も重
いために全体の重量が非常に重くなっている。そのため
開閉器ケースに設けられたブッシングに対してはこの母
線ブスバーの重量が直接加わらないように十分配慮しな
いとコネクターの変形、接触不良、水密性の低下、ケー
ブルの離脱等の事故を招いたりする。
また、母線ブスバーが重いために接続時の作業性が悪
いと言う問題もある。
いと言う問題もある。
本考案はこれら諸々の課題を解決せんがためのもの
で、マンホール内の底面に設置固定した架台上に単体の
開閉器を複数台並設し、並設した単体の開閉器の各相の
ブッシングを各相毎に逆Ｔ形でかつプレハブ式の母線ブ
スバーで接続して開閉器相互間の接続を行なうようにし
た全地中形高圧多回路開閉器において、上記逆Ｔ形のプ
レハブ式の母線ブスバーにおける垂直接続部の上端のス
リップオン形のコネクターが開閉器のブッシングに対し
着脱自在に装着されており而も同ブスバーの水平接続部
が上記架台に付設した側方へ突設する棚状の母線ブスバ
ー支持部に載置されていることを特徴とする全地中形高
圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造を提案
するものである。
で、マンホール内の底面に設置固定した架台上に単体の
開閉器を複数台並設し、並設した単体の開閉器の各相の
ブッシングを各相毎に逆Ｔ形でかつプレハブ式の母線ブ
スバーで接続して開閉器相互間の接続を行なうようにし
た全地中形高圧多回路開閉器において、上記逆Ｔ形のプ
レハブ式の母線ブスバーにおける垂直接続部の上端のス
リップオン形のコネクターが開閉器のブッシングに対し
着脱自在に装着されており而も同ブスバーの水平接続部
が上記架台に付設した側方へ突設する棚状の母線ブスバ
ー支持部に載置されていることを特徴とする全地中形高
圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造を提案
するものである。
１はマンホール２内の底面2aに設置固定したコロコン
（ローラ）形の架台３の台上に載置した全地中形高圧多
回路開閉器であり、同開閉器は単体の３台の開閉器4,5,
6を並設合体したもので、第１図において向かって左か
ら手動形高圧開閉器４、自動形高圧開閉器５、SOG付き
高圧開閉器６から構成されている。
（ローラ）形の架台３の台上に載置した全地中形高圧多
回路開閉器であり、同開閉器は単体の３台の開閉器4,5,
6を並設合体したもので、第１図において向かって左か
ら手動形高圧開閉器４、自動形高圧開閉器５、SOG付き
高圧開閉器６から構成されている。
そしてこれらの各開閉器は第２図の回路構成図（ただ
しＵ相のみが表してある）にあるようにその前面（正
面）側のブッシング7,8,9に対し手動形高圧開閉器４に
は配電線の電源側ケーブル60に接続するケーブル10が接
続され、また自動形高圧開閉器５には配電線の負荷側ケ
ーブル70に接続するケーブル11が接続され、さらにSOG
付き高圧開閉器６には需要家の引込ケーブル80に接続す
るケーブル12が接続されている。
しＵ相のみが表してある）にあるようにその前面（正
面）側のブッシング7,8,9に対し手動形高圧開閉器４に
は配電線の電源側ケーブル60に接続するケーブル10が接
続され、また自動形高圧開閉器５には配電線の負荷側ケ
ーブル70に接続するケーブル11が接続され、さらにSOG
付き高圧開閉器６には需要家の引込ケーブル80に接続す
るケーブル12が接続されている。
また、上記とは逆の後面（背面）側のブッシング13,1
6,19に対しては逆Ｔ形からなる母線ブスバー22,23,24が
接続されている。
6,19に対しては逆Ｔ形からなる母線ブスバー22,23,24が
接続されている。
この母線ブスバーはＵ相のブッシング相互間を接続す
るためのＵ相用母線ブスバー22と、Ｖ相のブッシング相
互間を接続するＶ相用ブスバー23と、Ｗ相のブッシング
相互間を接続するためのＷ相用母線ブスバー24の３つの
母線ブスバーからなり、それぞれの水平接続ブスバー22
a,23a,24aは上記架台３の後面（背面）側の下部に位置
して取付けた側方へ突出する棚状の母線ブスバー支持部
3a,3b,3cに載置されている。なお、支持部3a,3b,3cは上
中下の３段になっており各開閉器4,5,6のＵ相のブッシ
ングに接続する母線ブスバー22が上段の支持部3aに載置
され、中段の支持部3bにはＶ相の母線ブスバー23が、さ
らに下段の支持部3cにはＷ相の母線ブスバー24が各々載
置されている。したがって図からも判るように上記使用
される母線ブスバーはそれぞれの垂直接続部22b,23b,24
bの長さが異なっており、Ｕ相用,V相用,W相用の順に段
々と長くなっている。
るためのＵ相用母線ブスバー22と、Ｖ相のブッシング相
互間を接続するＶ相用ブスバー23と、Ｗ相のブッシング
相互間を接続するためのＷ相用母線ブスバー24の３つの
母線ブスバーからなり、それぞれの水平接続ブスバー22
a,23a,24aは上記架台３の後面（背面）側の下部に位置
して取付けた側方へ突出する棚状の母線ブスバー支持部
3a,3b,3cに載置されている。なお、支持部3a,3b,3cは上
中下の３段になっており各開閉器4,5,6のＵ相のブッシ
ングに接続する母線ブスバー22が上段の支持部3aに載置
され、中段の支持部3bにはＶ相の母線ブスバー23が、さ
らに下段の支持部3cにはＷ相の母線ブスバー24が各々載
置されている。したがって図からも判るように上記使用
される母線ブスバーはそれぞれの垂直接続部22b,23b,24
bの長さが異なっており、Ｕ相用,V相用,W相用の順に段
々と長くなっている。
次に上記母線ブスバーの取付順について説明する。
上記の各相用の母線ブスバーは第３図に示すように厳
密にはそれぞれ３つに分割できるユニット221，222，22
3から構成されている。
密にはそれぞれ３つに分割できるユニット221，222，22
3から構成されている。
つまり、母線ブスバーは水平接続部において、スリッ
プオン方式により３つのユニット221，222，223に着脱
できるようになっており、例えばＵ相について言えば開
閉器６用のユニット221の水平接続部221aの右端のコネ
クターに対し開閉器５用のユニット222の水平接続部222
aを差し込み、両者が離脱しないようにフランジ31,32同
志をボルト33によりネジ着し、次に開閉器４用のユニッ
ト233の水平接続部223aの左端のコネクターを中央の開
閉器５のユニットの同じく水平接続部222aの右端のコネ
クターに差し込み両者が離脱しないようにフランジ34,3
5同志をボルト36によりネジ着する。
プオン方式により３つのユニット221，222，223に着脱
できるようになっており、例えばＵ相について言えば開
閉器６用のユニット221の水平接続部221aの右端のコネ
クターに対し開閉器５用のユニット222の水平接続部222
aを差し込み、両者が離脱しないようにフランジ31,32同
志をボルト33によりネジ着し、次に開閉器４用のユニッ
ト233の水平接続部223aの左端のコネクターを中央の開
閉器５のユニットの同じく水平接続部222aの右端のコネ
クターに差し込み両者が離脱しないようにフランジ34,3
5同志をボルト36によりネジ着する。
上記のようにして水平接続部間の接続が終わったなら
ばこの状態でＵ相用のボルト22を上記架台３の上段の支
持部3aに載せる。水平接続部を支持部に載せた状態で次
に開閉器4,5,6のそれぞれＵ相のブッシングに対し垂直
接続部221b，222b，223bの上端のコネクターをそれぞれ
差し込み、完全に差し込んだ後、ブッシングのフランジ
39と垂直接続部側のフランジ40とをボルト41により離脱
しないようにネジ着する。
ばこの状態でＵ相用のボルト22を上記架台３の上段の支
持部3aに載せる。水平接続部を支持部に載せた状態で次
に開閉器4,5,6のそれぞれＵ相のブッシングに対し垂直
接続部221b，222b，223bの上端のコネクターをそれぞれ
差し込み、完全に差し込んだ後、ブッシングのフランジ
39と垂直接続部側のフランジ40とをボルト41により離脱
しないようにネジ着する。
このようにして以下、Ｖ相の母線ブスバー23も、また
Ｗ相の母線ブスバー24も同様に組み付けそしてそれぞれ
の水平接続部を中段の支持部3b、下段の支持部3cに各々
載置して母線ブスバーの接続が終わる。なお、U,V,Wの
各相の母線ブスバーの水平接続部の左端は開口した状態
にあるため絶縁キャップ42が被せられ、また右側端につ
いても同じく盲蓋43が被せられている。44はケース45の
前面側に取付けた遠隔操作用のプッシュプルケーブル
（レリーズ）であり、一端が開閉器の駆動軸46に動作板
47を介して連結されており、他端は開閉器の設置場所か
ら若干離れたハンドホール内に設置された開閉操作部に
連結されている。
Ｗ相の母線ブスバー24も同様に組み付けそしてそれぞれ
の水平接続部を中段の支持部3b、下段の支持部3cに各々
載置して母線ブスバーの接続が終わる。なお、U,V,Wの
各相の母線ブスバーの水平接続部の左端は開口した状態
にあるため絶縁キャップ42が被せられ、また右側端につ
いても同じく盲蓋43が被せられている。44はケース45の
前面側に取付けた遠隔操作用のプッシュプルケーブル
（レリーズ）であり、一端が開閉器の駆動軸46に動作板
47を介して連結されており、他端は開閉器の設置場所か
ら若干離れたハンドホール内に設置された開閉操作部に
連結されている。
48は架台３の上部に配設した回転ローラ、49は取付補
助板、50はケース45の上面の全体を覆うようにしてケー
スに取付けた作業用踏台兼用の放圧変向板、51は接地用
操作軸、52は吊下げ用フックを示す。
助板、50はケース45の上面の全体を覆うようにしてケー
スに取付けた作業用踏台兼用の放圧変向板、51は接地用
操作軸、52は吊下げ用フックを示す。
本考案は以上の構成からなり、母線ブスバーの垂直接
続部の上端のコネクターをブッシングに対し接続する場
合に重量の重い母線ブスバーの水平接続部を架台の母線
ブスバー支持部に載置した状態で行なえるため、作業が
しやすくなると同時に接続後は上記のコネクターに対し
母線ブスバーの重みが加わらないことになりコネクター
の変形、接触不良、ブッシングの水密性の低下等が防止
できる。
続部の上端のコネクターをブッシングに対し接続する場
合に重量の重い母線ブスバーの水平接続部を架台の母線
ブスバー支持部に載置した状態で行なえるため、作業が
しやすくなると同時に接続後は上記のコネクターに対し
母線ブスバーの重みが加わらないことになりコネクター
の変形、接触不良、ブッシングの水密性の低下等が防止
できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は全地中形
高圧多回路開閉器の後面（背面）から見た図、第２図は
Ｕ相のみを表した単線の回路図、第３図はＷ相における
母線ブスバーの組立状態を示す説明図、第４図は第１図
における一部破断した側面図である。 １……全地中形高圧多回路開閉器、２……マンホール、
2a……底面、３……架台、3a,3b,3c……母線ブスバー支
持部、22,23,24……母線ブスバー、22a,23a,24a……水
平接続部
高圧多回路開閉器の後面（背面）から見た図、第２図は
Ｕ相のみを表した単線の回路図、第３図はＷ相における
母線ブスバーの組立状態を示す説明図、第４図は第１図
における一部破断した側面図である。 １……全地中形高圧多回路開閉器、２……マンホール、
2a……底面、３……架台、3a,3b,3c……母線ブスバー支
持部、22,23,24……母線ブスバー、22a,23a,24a……水
平接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 熊澤 孝夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番 地の１ 中部電力株式会社電力技術研究 所内 (72)考案者 金子 孝 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本 高圧電気株式会社技術研究所内 (72)考案者 竹下 正秀 愛知県犬山市字上小針１番地 エナジー サポート株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−100683（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−106015（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−154223（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭41−23827（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭42−4444（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】マンホール内の底面に設置固定した架台上
に単体の開閉器を複数台並設し、並設した単体の開閉器
の各相のブッシングを各相毎に逆Ｔ形でかつプレハブ式
の母線ブスバーで接続して開閉器相互間の接続を行なう
ようにした全地中形高圧多回路開閉器において、上記逆
Ｔ形のプレハブ式の母線ブスバーにおける垂直接続部の
上端のスリップオン形のコネクターが開閉器のブッシン
グに対し着脱自在に装着されており而も同ブスバーの水
平接続部が上記架台に付設した側方へ突設する棚状の母
線ブスバー支持部に載置されていることを特徴とする全
地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3830690U JP2522444Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 全地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3830690U JP2522444Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 全地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127U JPH04127U (ja) | 1992-01-06 |
| JP2522444Y2 true JP2522444Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31546192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3830690U Expired - Lifetime JP2522444Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 全地中形高圧多回路開閉器における母線ブスバーの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522444Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP3830690U patent/JP2522444Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04127U (ja) | 1992-01-06 |
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