JP2522281Y2 - 鼻血用ゴム棒付き綿棒 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、鼻血が出たときに
鼻の中に入れる綿を引っ張っても 綿が鼻の中に残らな
いように、また引っ張りやすいように綿をゴム棒の先端
部に巻き そのゴム棒に薄い金属製の板金を入れて加工
し 鼻の横で曲げて止めておくことができる鼻血用ゴム
棒付き綿棒に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は 鼻血が出ても綿やティッシュペ
ーパーをまるめて鼻の中に入れていた。それを取り出す
ときは 手が汚れたり、鼻の中にティッシュペーパーが
残ったりして大変わずらわしかった。それに鼻の中に綿
やティッシュペーパーを入れておくと見た目にもかっこ
うが悪かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】従って、鼻血が出た者
は綿やティッシュペーパーに頼るしかなく 本考案はこ
うした使用者の強い要望にこたえるために考案されたの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】今、その構成を説明する
と （イ）綿１が鼻５の中に残らないようにゴム棒２を図１
のような形に加工して先端部に綿１を巻き付けて作る。
こうすれば鼻５の穴から抜くときも入れるときも手を汚
さずにすむし綿１が鼻の穴に残らずにすむ。 （ロ）図２のようにゴム棒２を加工するときに金属製の
薄い板金３を入れておき図３のように鼻５から出た余分
な部分を鼻の横に曲げておくとよい。そしてもう一方の
先端部を球体のゴム４にしておけばどんな鼻の形でもよ
く合い、落ちにくくなる。尚、ゴム棒２と球体のゴム棒
４とは一体の加工物とする。 図面の説明上、物の形をわかりやすくしただけである。

【０００５】

【作用】次に本考案の作用を見ると鼻血を吸った綿は大
きくなり横に曲げたゴム棒２や先の球体ゴム４の作用も
手伝って下に落ちにくくなる。

【０００６】

【実施例】尚、ゴム棒２を鼻５の横に曲げて止めておく
方法も図４のように 初めから曲げて作ったゴム棒も見
た目をかっこよくするということと 使い勝手がよいと
いうことに関しては同じ効果がある。

【０００７】

【考案の効果】少しぐらいの鼻血の量であれば 血が止
まるまで詰めておけるし一回毎に使用できるように殺菌
して密封しておけば清潔で誰でも何処でもいつでも使え
てとても便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案のＡ−Ａ′断面図

【図３】本考案の鼻の絵を入れた使用図

【図４】本考案の他の実施例の平面図及び立面図

【符号の説明】

１は綿 ２はゴム棒 ３は板金 ４は球体のゴム ５は鼻

Claims (2)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）図２の金属の板金３を図１のゴム棒
   ２ののような形になるようにゴムを流し込み一体化して
   ゴム棒２を作る。 （ロ）ゴム棒２に綿１をかぶせるようにして また、巻
   き付けるように加工する。 （ハ）図３のように綿部を鼻５の穴に入れ 残った部分
   を曲げて落ちないようにする。 以上のように構成された鼻血用ゴム棒付き綿棒。
2. 【請求項２】図４のように金属製の板金３をゴム棒に入
   れずに 最初から鼻５の横で止まるように、曲げて加工
   した請求項１の鼻血用ゴム棒付き綿棒。