JP2521725B2 - 上昇反転装置 - Google Patents

上昇反転装置

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JP2521725B2 JP22187486A JP22187486A JP2521725B2 JP 2521725 B2 JP2521725 B2 JP 2521725B2 JP 22187486 A JP22187486 A JP 22187486A JP 22187486 A JP22187486 A JP 22187486A JP 2521725 B2 JP2521725 B2 JP 2521725B2
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reversing
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博彦 山田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、上昇反転装置に係り、特に、パーツ(Part
s)の搬送を行う際のパーツを上昇させ、かつ、180度反
転させる機構を備えた上昇反転装置に関する。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、以下に示され
るようなものがある。
まず、第4図は従来の上昇反転装置の断面図である。
この図において、枠体11には直行形シリンダ12が固定
され、その直行形シリンダ12の昇降アームにはパーツ受
け13が回動自在に支持されている。パーツ受け13にはピ
ニオン14が固定されており、そのピニオン14と噛合する
ラック15はラック支持体16に固定され、更にラック支持
体16は枠体11に固定されている。直行形シリンダ12を操
作すると、昇降アームが上下動し、それに連れてパーツ
受け13が同じく上下動し、パーツ受け13に固定したピニ
オン14がラック15と噛合する。この固定されたラック15
に対するピニオン14の噛合動作により、パーツ受け13の
上下動に対し、ピニオン14が比例して回転する。この結
果、パーツ受け13が所定角回転する。
次に、第5図は従来の他の上昇反転装置の断面図であ
る。
直行形シリンダ12は枠体11に固定され、その昇降アー
ムにパーツ受け13を回転自在に支持している。パーツ受
け13には、回転シリンダ17又は直行形シリンダ12を用
い、ラックとピニオンにより運動方向を変換する機構を
設ける。
直行形シリンダ12を操作すると、昇降アームが上下動
し、それに連れてパーツ受け13が同じく上下動する。こ
の間に、まず、パーツ受け13に回転シリンダ17を設けた
場合には、回転シリンダ17の操作によってパーツ受け13
を所定角回転させる。また、パーツ受け13に直行形シリ
ンダ12を用い、ラックとピニオンにより運動方向を変換
する機構を設けた場合には、直行形シリンダ12を操作
し、昇降アームの直線運動をいずれか一方をパーツ受け
13と関連付けし、他方を昇降アームと関連付けしたラッ
クとピニオンを介して回転運動に変換し、結果としてパ
ーツ受け13を所定角回転する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、まず、第4図の従来の装置では、ラッ
ク15とピニオン14を利用しているため、その歯の形状と
数によってパーツ受け13の上昇距離と回転角度に大きな
制約ができる。この制約は、この搬送装置と前後の工程
の装置との調整及び工程変更を困難にするため、問題で
あり、更に、ラック15とピニオン14は破損が多くなると
いう欠点を有する。
また、第5図の従来の装置では、上昇動作と回転動作
で別系統のシリンダが2個必要になるため、高価になる
と共に、昇降アームを上下動する直行形シリンダ12は、
第4図のラック15とピニオン14に比べ、回転運動用の回
転シリンダ17も動かさなければならないため、強力なも
のが要求され、結局高価なものとなる。更に、回転シリ
ンダ17を用いた場合、回転エネルギの吸収が困難であ
る。また、ラックとピニオンを用いた場合、構造上破損
が多くなるといった問題があった。
更に、上記した従来の装置においてはパーツを上昇さ
せた後、反転させるには回転機構で180度にわたり全て
駆動せねばならなず、それに伴い設備の故障が発生し易
い。また、その際、パーツの回転部自体に上下のパーツ
受けが必要になる。
本発明は、上記問題点を除去し、上昇距離と回転角度
に制約を与えず、簡単な構成とし、不要エネルギの発生
を阻止し、しかも、機械的損傷の少ない上昇反転装置を
提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、直行形シリ
ンダと、この直行形シリンダによって駆動される昇降ア
ームと、この昇降アームに枢支され、パーツが載置され
るパーツ受けと、このパーツ受けと一体化されたカルレ
バーと、このカムレバーに当接し、前記昇降アームの上
昇により、前記カムレバー及びパーツ受けを回動させ前
記パーツを略垂直状態になるまで回転させるローラーピ
ンと、前記パーツが移載される移載部と、この移載部に
設けられ前記ローラーピンにより略垂直状態とされた前
記パーツを受ける案内羽根と、この案内羽根の回動中心
に対して反対側にバランスウエイトを有し前記パーツの
自重により回動して前記パーツを反転させる反転案内板
とを設けるようにしたものである。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記したように構成されるので、第
1図乃至第3図に示されるように、エアーシリンダ32の
昇降アーム34の上昇に応じて、所定の高さで固定された
ローラーピン39にカムレバー38が当接し、それに伴って
パーツ受け36が回動し、パーツ29をパーツ受け36から反
転案内板45へ回転転位し、バランスウェイト44の働きに
よりパーツ29を移載コンベア42上へ案内しながら移載す
る。
従って、本発明によれば、次のような効果を奏するこ
とができる。
(1)パーツ受けを直行形シリンダとカムレバーを使っ
て最大90度まで回転するように構成しているため、従来
のようにラックとピニオン又は回転シリンダ等で180度
総て回転させる必要がなくなる。その結果、設備故障を
大幅に減らすことができ、かつ、設備費を大幅に低減す
ることができる。
(2)カムレバーとパーツ受けが90度まで回転してパー
ツは自重で反転するため、従来のように回転部自体に上
下のパーツ受けを必要とすることがなくなり、設備費を
大幅に低減することができる。
(3)パーツを別置のバランスウェイトを用いた反転案
内板で受けて、パーツの自重で、次のコンベア上に反転
案内するように構成しているので、従来の機構に比し
て、パーツの移載が円滑である。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第1乃至第3図を参照
しながら、詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す上昇反転装置の側面図
であり、第2図はその上昇反転装置の正面図であり、第
3図はその上昇反転装置の動作説明図である。
この上昇反転装置は、架台31の内部にエアーシリンダ
32を設け、架台31の上部に、昇降アーム34に支持した軸
受板37にパーツ受け36とカムレバー38とを配置すると共
に、調節自在のローラーピン39を備えたローラーピン取
付板40を設け、それらとは別に移載コンベア42に一端に
バランスウェイト44を備えた案内羽根43よりなる反転案
内板45を設けている。ローラーピン39は、取付用長孔内
で移動自在であり、その取付位置によってカムレバー38
の回転中心位置の高さの調整を行うことができる。
調節ボルト35は、パーツ受け36の傾きを調節できるの
で、パーツ受け36の前の工程における引き渡しコンベア
30との調節が可能になる。
次に、この上昇反転装置の動作を第3図を参照しなが
ら詳細に説明する。
初期状態である第3図(a)の状態では、エアーシリ
ンダ32の昇降アーム34は最下位の位置にある。この時、
パーツ受け36には前の工程の引き渡しコンベア30からの
パーツ29が収容されている。このパーツ受け36の傾きは
調節ボルト35によって設定保持されている。
この状態からエアーシリンダ32を操作して昇降アーム
34を連続的に上昇して行くと、第3図(b)に示すよう
に、カムレバー38がローラーピン39に当接する。この当
接状態から、更に、昇降アーム34を上昇して行くと、カ
ムレバー38はローラーピン39と係合した状態で反時計方
向へ回転する。このカムレバー38の動きに応じてパーツ
受け36も反時計方向へ回動する。
第3図(b)の状態から、更に、昇降アーム34を上昇
すると、ローラーピン39と係合しているカムレバー38
は、更に、反時計方向へ回動し、同時に、パーツ受け36
も反時計方向へ回動され、第3図(c)に示すように略
垂直状態に近づく。この状態でパーツ受け36の回動軸部
は移載コンベア42の端部に接近する。
この第3図(c)の状態から、更に、昇降アーム34が
上昇して最終位置に達すると、パーツ受け36はパーツ29
を反時計方向へ回転してきた慣性力で反転案内板45へ移
転する。この反転案内板45の案内羽根43は、その回動中
心に対し、パーツ29を受ける側と反対側にバランスウェ
イト44を設けているので、案内羽根43にパーツ29を受け
取った後、案内羽根43のバランスのとれた回転動作によ
ってパーツ29を移載コンベア42のローラー上へ移載す
る。
この間に、パーツ29を案内羽根43へ移転してしまった
パーツ受け36は、第3図(d)に示すように、カムレバ
ー38はローラーピン39に係合する位置に戻る。
その後、エアーシリンダ32を逆に操作して昇降アーム
34を下降すると、それにつれてカムレバー38とパーツ受
け36が時計方向に回転し、最終位置まで昇降アーム34を
下降すると、パーツ受け36が調節ボルト35に当接して停
止し、パーツ受け36の先端は引き渡しコンベア30の先端
部に臨み、初期状態に戻る。
なお、調節ボルト35を調節することにより、パーツ受
け36の傾きを調節することができ、パーツ受け36と引き
渡しコンベア30との対応する高さの調節を行うことがで
きる。つまり、引き渡し側との良好な位置関係を設定す
ることができる。
また、ローラピン取付板40に設けられるローラーピン
39の位置を調整することにより、パーツ受け36及びカム
レバー38の回転中心位置の高さを変えることができ、反
転案内板45及び移載コンベア42との高さの調整を行うこ
とができる。つまり、移載側との良好な位置関係を設定
することができる。
なお、上記した本発明の上昇反転装置は、パーツを上
昇させ、かつ、反転させる必要のある搬送装置であれ
ば、どのような箇所にも適用できることは言うまでもな
い。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す上昇反転装置の側面図、
第2図はその上昇反転装置の正面図、第3図はその上昇
反転装置の動作説明図、第4図は従来の上昇反転装置の
断面図、第5図は従来の他の上昇反転装置の断面図であ
る。 29……パーツ、30……引き渡しコンベア、31……架台、
32……エアーシリンダ、34……昇降アーム、35……調節
ボルト、36……パーツ受け、37……軸受板、38……カム
レバー、39……ローラーピン、40……ローラーピン取付
板、41……支持台、42……移載コンベア、43……案内羽
根、44……バランスウェイト、45……反転案内板。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直行形シリンダと、該直行形シリンダによ
    って駆動される昇降アームと、該昇降アームに枢支さ
    れ、パーツが載置されるパーツ受けと、該パーツ受けと
    一体化されたカムレバーと、該カムレバーに当接し、前
    記昇降アームの上昇により、前記カムレバー及びパーツ
    受けを回動させ前記パーツを略垂直状態になるまで回転
    させるローラーピンと、前記パーツが移載される移載部
    と、該移載部に設けられ前記ローラーピンにより略垂直
    状態とされた前記パーツを受ける案内羽根と該案内羽根
    の回動中心に対して反対側にバランスウエイトを有し前
    記パーツの自重により回動して前記パーツを反転させる
    反転案内板とを備えたことを特徴とする上昇反転装置。
  2. 【請求項2】前記ローラーピンの位置を調整する調整手
    段を具備するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の上昇反転装置。
  3. 【請求項3】前記パーツ受けの傾きを調節する調節手段
    を具備するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の上昇反転装置。
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