JP2521691B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2521691B2
JP2521691B2 JP3591787A JP3591787A JP2521691B2 JP 2521691 B2 JP2521691 B2 JP 2521691B2 JP 3591787 A JP3591787 A JP 3591787A JP 3591787 A JP3591787 A JP 3591787A JP 2521691 B2 JP2521691 B2 JP 2521691B2
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義夫 渡辺
泰央 阿生山
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば多色印刷製版を行う場合の複数の版
下を作成するのに好適な画像形成装置に関する。
(従来の技術) カラー印刷製版においては、カラー原稿の複数の色に
それぞれ対応して複数の版下を作成し、各版下毎に対応
するカラーインクを取り替えて色重ねにより印刷してい
る。ところが、版下はすべて黒等の単一色で作成され
る。このため、印刷製版の際、各版下毎にインクの色を
間違えないようにすることが重要である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来、多色印刷製版を行う場合、複数の版下に対して
対応するカラーインクの色を取違えないようにするため
に、各版下に手書きでカラーインクの色情報を書き込む
ようにしているが、手書きで版下に色情報を書き込むに
当たっては、間違えないように各版下に対応する色を確
実に確認してから書き込まなければならない。しかしな
がら、このような処理は以外に煩雑である上に、同じ様
な版下を幾つも扱うものであるため、間違いやすいとい
う問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、例えばちらし等の軽印刷を作成するよう
な場合は特別高画質が要求されず、どちらかといえば、
手軽に且つ安価に原版の原稿を作成して印刷することが
要求される。この要求に応えるとともに、さらにカラー
印刷用として必要となるイエロー用、マゼンタ用、又は
シアン用の原版の原稿となるべく、被画像形成媒体上に
いずれか用の画像情報のみから画像を作成すると共に何
色用の版下画像が形成されているかを視認することがで
きる付加情報を形成する点に特徴がある画像形成装置を
提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、原稿画像を読取
り、イエロー画像、マゼンタ画像、及びシアン画像のそ
れぞれのための画像情報を作成する作成手段と、この作
成手段によって得られる前記イエロー画像、マゼンタ画
像、及びシアン画像のそれぞれのための画像情報に基づ
き、前記イエロー画像、マゼンタ画像、又はシアン画像
のうちの1つの色画像を特定の色の色材を用いて被画像
形成媒体に形成すると共に、この被画像形成媒体に形成
されるのが何色用の画像であるかを示す視認可能な付加
情報を形成する第1のモード、および前記作成手段によ
って得られる各色画像情報に基づき、前記イエロー画
像、マゼンタ画像、及びシアン画像にそれぞれ対応する
画像をイエロー、マゼンタ、及びシアンの色材を用いて
被画像形成媒体に形成する第2のモードのそれぞれにお
いて動作する画像形成手段と、この画像形成手段を前記
第1のモードまたは第2のモードに設定する設定手段と
を有する。
(作用) このような構成、特に単一モードを有することによ
り、従来であれば、非常に大型で複雑な工程を有する専
用の電子製版用の装置でしか製造することのできなかっ
た印刷原版の原稿を安く簡易に作成できる。
さらに、印刷原版の原稿用として、イエロー、マゼン
タ、シアンのいずれ用としても、黒等の特定の濃い(光
透過率の低い)色材で画像形成してしまうため、各原稿
毎にインクの色を取り違えないように注意する必要があ
るが、上記の構成によりオペレータの煩雑な手間を省
き、間違いが起らないようにし得る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る画像形成装置の回路
構成を示すブロック図であり、第3図ないし第10図は第
2図の画像形成装置の構造を主として示す図である。
最初に、第3図ないし第10図を参照して本画像形成装
置の構造について説明する。すなわち、1は本画像形成
装置である複写機本体で、この本体1の上面全部には操
作パネル2が設けられている。そして、本体1の左側部
は原稿台7上にセットされた原稿に記載された画像を走
査して光学的に読取る原稿走査部8、または右側部は画
像形成部9となっている。なお、10は原稿台7上に開閉
自在に設けられた原稿カバーである。
原稿走査部8は、たとえば第5図および第6図に示す
ように構成される。すなわち、原稿台7は本体1に固定
されており、この原稿台7の下方には、その下面に沿っ
て図示矢印a方向に往復移動することにより、原稿台7
上にセットされた原稿0を光学的に走査して読取る走査
器11が設けられている。走査器11は、原稿0を照明する
照明ランプ12、原稿0からの反射光を受光する光電変換
器13、原稿0からの反射光を光電変換器13へ導く光学系
14、およびこれらを支持するキャリッジ15によって構成
される。
光電変換器13は、原稿0からの反射光を光電変換する
ことにより、原稿0の画像をシアン,グリーン,イエロ
ー(またはレッド,グリーン,ブルー)の光の色信号と
して分離出力するもので、たとえばCCD系ラインイメー
ジセンサなどを主体に構成される。キャリッジ15は、第
6図に示すように案内レール16と案内軸17とによって矢
印a方向に往復移動自在に案内されている。そして、案
内軸17の一端軸には正逆転可能な走査用モータ(たとえ
ばパルスモータ)18によって駆動される駆動プーリ19
が、他端側には従動プーリ20がそれぞれ配設されてお
り、これらプーリ19,20間にはタイミングベルト21が掛
渡されている。タイミングベルト21の一点は、固定部材
22を介してキャリッジ15に固定されている。これによ
り、走査用モータ18が正あるいは逆回転することにより
キャリッジ15が直線移動するようになっている。
画像形成部9は、たとえば第7図に示すように構成さ
れている。すなわち、画像形成部9の略中央部に位置し
てプラテン30が配設されているとともに、このプラテン
30と相対向する左側部にはサーマルヘッド31が配設され
ている。サーマルヘッド31は、ホルダ32の後端面に一体
的に形成された放熱器33に取着されている。そして、ホ
ルダ32を介して画像形成媒体としての熱転写インクリボ
ン34を収納したリボンカセット35が着脱自在に装着され
ていて、サーマルヘッド31とプラテン30との間に熱転写
インクリボン34が介在した状態となっている。
リボンカセット35は、第7図に示すように、熱転写イ
ンクリボン34の両端部が巻回される平行な2本の巻芯3
6,37を有しているとともに、熱転写インクリボン34の中
途部がプラテン30とサーマルヘッド31との間に介在すべ
く、その一部が露出した状態にケース38で被包された構
成となっている。
そして、巻芯36,37は、リボンカセット35の装着時、
図示しない駆動力伝達機構を介して図示しないモータの
駆動軸に連結され、必要に応じて回転駆動されるように
なっている。また、リボンカセット35は、第3図に示す
ように、本体1の右側面に形成された挿脱口39を介して
ホルダ32に装着したり、抜取ったりできるようになって
いる。なお、挿脱口39には開閉自在な蓋体40が設けられ
ている。
プラテン30の右斜め下方部位には給紙ローラ41が設け
られていて、給紙カセット42内に収容された被画像形成
媒体としての用紙(またはプラスチックフィルム)Pを
1枚ずつ取出すようになっている。給紙ローラ41で取出
された用紙Pは、給紙ローラ41の右斜め上方に配設され
たレジストローラ43へ送られてその先端整位が行なわれ
た後、レジストローラ43よってプラテン30に向けて移送
され、押付けローラ44,45によってプラテン30に巻掛け
られた状態となり、これにより正確に送られる。ここ
に、給紙カセット42は本体1の前面から着脱自在となっ
ている。
なお、第7図における46は用紙Pを手差しで供給する
ための手差し結紙装置である。
サーマルヘッド31は、熱転写インクリボン34を介して
用紙Pをプラテン30に押圧しており、第8図に示すよう
に熱転写インクリボン34上の色剤としてのインク47を加
熱溶融して用紙Pに転写するようになっている。
熱転写インクリボン34は、たとえば第8図および第9
図に示すように、用紙Pと略等しい幅サイズでイエロ
ー,マゼンタ,シアン,クロの各インク部47Y,47M,47c,
47kを順次並べて設けたものであり、1色ずつ転写して
は用紙Pの転写開始位置に戻し、正確に順次重ねて行く
ようになっている。
なお、熱転写インクリボン34は、クロのインク部47k
を有しないものであってもよく、その場合はイエロ,マ
ゼンタ,シアンの3色を重ねることにより略黒色が出せ
る。
なお、カラー転写の際は、上述したように熱転写イン
クリボン34の各インク部47Y,47M,47c,47kを用いて画像
形成を行なう。これに対し、印刷原版作成用のフィルム
を作成する際は、熱転写インクリボン34として例えば黒
一色の熱転写インクリボンを使用し、画像形成を行なう
ようになっている。この場合、必ずしも黒一色の熱転写
インクリボンを使用する必要はなく、熱転写インクリボ
ン34のクロのインク部47kを用いて画像形成を行なうよ
うにしてもよい。
カラー複写の際、用紙Pはプラテン30の回転によって
色の数だけ往復移動されるが、そのときの用紙Pの経路
は、本体1上に傾斜して突設された廃紙トレイ48の下面
に沿って順次配設された第1,第2案内板49,50上に導か
れる。
これは、プラテン30と第1,第2案内板49,50の端部と
の間にそれぞれ設けられた第1,第2振分ゲート51,52に
よって行なわれる。
すなわち、まず給紙カセット42から取出された用紙P
は、レジストローラ43および第1振分ゲート51の部分を
通って移送され、その先端部がプラテン30に巻掛けられ
た状態となる。次に、プラテン30が図示しないパルスモ
ータなどで正回転されることにより、用紙Pを一定速度
で移送するとともに、プラテン30の軸方向に沿ってライ
ンドット状に配列されたサーマルヘッド31の発熱素子
(図示しない)が印刷信号に応じて発熱し、これにより
熱転写インクリボン34のインク47が用紙P上に転写され
る。そして、プラテン30を通過した用紙Pの先端部は、
このとき実線位置にある第2振分ゲート52により、排紙
トレイ48の下面に沿って設けられた第1案内板49上に送
られる。こうして、1つの色のインク47に対する転写が
終了すると、プラテン30が逆回転されることにより用紙
Pは逆送され、転写開始位置へ戻される。このとき、二
点鎖線位置に回動変位する第1振分ゲート51により、用
紙Pの後端部は第1案内板49の下面に沿って設けられた
第2案内板50上に送られる。このようにして、用紙Pを
複数回往復移動させることにより複数色転写するもので
ある。そして最後に、全ての色のインク47に対する転写
が終了した用紙Pは、このとき二点鎖線位置に回動変位
する第2振分ゲート52により排紙ローラ53へ導かれ、こ
の排紙ローラ53によって排紙トレイ48上に排出されるも
のである。
なお、黒一色の熱転写インクリボンを用いて画像形成
を行なう場合、すなわち印刷原版作成用のフィルムを作
成する際、転写は1回だけで、用紙Pの往復移動は行な
わず、転写が終了した用紙Pはそのまま排紙トレイ48上
に排出されるようになっている。
第10図は操作パネル2を示すもので、通常モード(カ
ラー複写モード)と単色モードとを選択するモードキー
61、単色モード時の色指定を行う色選択キー62、複写枚
数を設定するテンキー63、設定枚数などをクリアするク
リアキー64、複写動作を開始させる複写キー65、複写枚
数などを表示する数字表示器66、動作状態などを表示す
る状態表示部67などが設けられている。色選択キー62
は、例えばイエロー(Y)を指定するYキー68、マゼン
タ(M)を指定するMキー69、シアン(C)を指定する
Cキー70、クロ(K)を指定するKキー71、及び上記各
色を順次出力することを指定する一括印刷キー72によっ
て構成されている。
次に、第2図に示す本画像形成装置の制御系統の概略
的構成について説明する。本画像形成装置間は、主制御
部81、第1副制御部82および第2副制御部83を有してい
る。
主制御部81は、前記操作パネル2、補正回路84、輝度
色差分離回路85、画質改善回路86、色信号変換回路87、
2値化回路88、パターン発生回路97、第1副制御部82お
よび第2副制御部83とそれぞれ接続され、これらの制御
を司る。
第1副制御部82は、光源制御部89、モータ駆動部90、
前記光電変換器13、A/D変換器91および解像度変換部82
とそれぞれ接続され、これらの制御を司る。
光源制御部89は、前記照明ランプ12と接続され、その
光量制御を行なう。モータ駆動部90は、前記走査用モー
タ18と接続され、その駆動を行なう。
第2副制御部83は、サーマルヘッド温度制御部93、前
記サーマルヘッド31、各種検出スイッチ94および駆動部
95とそれぞれ接続され、これらの制御を司る。駆動部95
は、モータおよびソレノイドなどの駆動系96と接続さ
れ、その駆動を行なう。
以上のように構成される画像形成装置に於て、原稿に
対して照明ランプ2から照明された光の反射光は光電変
換器13上に結像する。光電変換器13は、この光をシアン
(C)、グリーン(G)、イエロー(Y)のアナログの
色信号に分離し、A/D変換器91へ送る。A/D変換器91は、
このアナログの各色信号をそれぞれディジタル信号に変
換し、解像度変換部92へ送る。解像度変換部92は、光電
変換器13の解像度とサーマルヘッド31の解像度とを一致
させるべく解像度変換を行い、その結果を補正回路84へ
送る。補正回路84は、解像度変換部92から送られてきた
C,G,Yの各色信号に対し、光電変換器13のばらつきを補
正するべく補正処理を行ない、その結果を輝度色差分離
回路85へ送る。輝度色差分離回路85は、補正回路84から
送られてきたC,G,Yの各色信号に対し各種演算処理を行
ない、輝度信号(I)、色差信号1(C1)、色差信号2
(C2)の各信号に分離し、画質改善回路86へ送る。画質
改善回路86は、輝度色差分離回路85から送られてきた輝
度信号、色差信号1、色差信号2を解析し、エッジ強
調、文字特定などの画像改善処理を行ない、色信号変換
回路87へ送る。色信号変換回路87は、画質改善処理を施
された輝度信号、色差信号1、色差信号2をもとに色変
換を行ない、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),クロ(K)[印刷時の三原色(Y,M,C)プラス
K]のいずれか1つの色信号に変換し、2値化回路88へ
送る。2値化回路88は、色信号変換回路87から送られて
きた色信号(Y,M,C,Kのうちのいずれか1つ)に対し階
調変換、すなわち2値化を行い、この2値化信号である
シリアル画像データ(RDAT)をパターン発生回路97に供
給する。
パターン発生回路97は、2値化回路88を介して供給さ
れる画像データの中に、該画像データに関する色情報を
示す色表示情報、すなわち色表示パターンを設定するか
否か、また該色表示情報を設定する場合には該画像デー
タの中のどこに設定するかという位置情報を含んだ画像
データを出力する回路である。そして、このパターン発
生回路97から出力される画像データは、サーマルヘッド
温度制御部93に供給される。サーマルヘッド温度制御部
93は、該画像データをもとにサーマルヘッド31に印刷信
号を供給する。サーマルヘッド31は、この印刷信号に応
じて印刷、即ち画像形成を行う。この結果、本実施例に
おいては、各色の版下を作成するに当たり、各版下毎に
その色を指示する色表示情報も後述するように印刷する
ようにしているのである。
次に第11図ないし第15図を参照して、各版下に対して
色表示情報を形成するパターン発生回路97について説明
する。
第11図は、パターン発生回路97の回路構成を示すブロ
ック図である。このパターン発生回路97は、前記2値化
回路88からの例えば版下用の画像データを一方の入力に
供給されるデータセレクタ106を有する。このデータセ
レクタ106の他方の入力には、版下用の画像データに対
して色表示情報を付与する色表示情報付与部106aの出力
である文字パターンデータ及び文字/画像切り換え信号
が供給されている。
この色表示情報付与部106aは、水平カウンタ100、垂
直カウンタ101、第1及び第2アドレスセレクタ105a及
び105b、バッファ104、ページメモリ102、及びフォント
メモリ103を有する。
ページメモリ102は、2値化回路88から供給される画
像データの中のどの位置にどの様な文字を出力するかの
レイアウトを決めるためのメモリである。該ページメモ
リ102には書き込みモードと読み出しモードとがある。
書き込みモードは、主制御部81からのラインコード、コ
ラムコード、文字コードデータ及びページメモリライト
信号によってページメモリ102の内容を書き換えるモー
ドである。読み出しモードは、垂直カウンタ101からの
ラインコード、水平カウンタ100からのコラムコードに
よってページメモリ102の内容、即ち、漢字コード及び
文字/画像切り換え信号を出力するモードである。
フォントメモリ103は、ページメモリ102から出力され
る前記漢字コード、水平カウンタ100からの水平コード
および垂直カウンタ101からの垂直コードを入力とし
て、前記文字コードに従って2値化回路88から供給され
る画像データに文字パターンが形成されるようにドット
単位のデータをデータセレクタ106に出力するのであ
る。データセレクタ106は、ページメモリ102からの文字
/画像切り換え信号に従って2値化回路88からのシリア
ル画像データ及びフォントメモリ103からの文字パター
ンデータ、即ち文字表示情報を切り換え選択するのであ
る。
具体的には、第12図は、一例として、16文字×16行の
印字範囲を有するレイアウトの画像に対して、例えば2
行2列の位置にイエローの「Y」を印字する場合を示し
ているものであるが、この様な場合には第13図に示すよ
うにページメモリ102のメモリ内容が設定されるように
主制御部81はパターン発生回路97に対してラインコー
ド、コラムコード、文字コードおよびページメモリライ
ト信号をページメモリ102に供給し、前記文字表示情報
「Y」用の文字コードをページメモリ102に書き込むの
である。
第14図は、この文字コード構成を示すものである。文
字コードの最上位ビットb7は文字/画像切り換え信号で
ある。即ち、最上位ビットb7が「0」の時、文字表示情
報「Y」用の文字パータンデータが選択され、「1」の
時、画像データが選択されるのである。また、下位7ビ
ットb6−b0で文字コードが指定され、該文字コードは00
=「Y」,01=「M」,02=「C」,13=「K」というよ
うに設定されている。この結果「Y」用の版下の画像デ
ータに対して前記2行2列の位置に文字パターン「Y」
を設定した場合のページメモリ102の内容は第13図のよ
うになるのである。
第15図は、フォントメモリ103のアドレス指定方式を
示している。フォントメモリ103から出力される1文字
は8×8ドットのマトリックスで表現され、第15図
(e)に示すようにb0−b12の13ビットのアドレスで指
定される。このうち、b0−b2の3ビットは水平カウンタ
100から出力される水平コードが入力され、b3−b5の3
ビットは垂直カウンタ101から出力される垂直コードに
入力され、b6−b12の7ビットはページメモリ102から出
力される文字コードである。このアドレスの結果、フォ
ントメモリ103はページメモリ102からの前記文字コード
に従ったドットパターンをデータセレクタ106に出力す
る。そして、データセレクタ106は、ページメモリ102か
らの文字/画像切り換え信号に従って2値化回路88から
のシリアル画像データおよびフォントメモリ103からの
文字パターンデータを切り換え選択する。
以上のように、本画像形成装置においては、パターン
発生回路97を使用することにより、2値化回路88を介し
て供給される画像データの所望の位置、例えば第12図で
示す16文字×16列で画定される所望の位置にフォントメ
モリ103に登録された任意の文字パターンを文字単位で
設定し、この結果形成される画像の中に該文字パターン
を形成することが出来るのである。この文字パターンと
して、前記イエロー「Y」、マゼンタ「M」、シアン
「C」、クロ「K」などの色表示情報を使用する。この
文字パターンをカラー印刷製版用分色版下の画像形成時
に同時に同じ被印字媒体上に形成することにより、その
版下は何色で分色した版下であるのかを容易に識別する
ことが出来るのである。
なお、本実施例では、色表示情報として文字を使用し
ているが、これに限定されるものでなく、例えばボーコ
ード等でもよく、また文字や記号などの個数や印字位置
を変えてよいものである。
また、本実施例では、光電変換器12、A/D変換器91、
解像度変換部92、補正回路84、輝度色差分離回路85、画
質改善回路86、色信号変換回路87、2値化回路88が本発
明の読取手段を構成し、前記パターン発生回路97が本発
明の色画像信号作成手段を構成し、前記サーマルヘッド
温度制御部93、サーマルヘッド31が本発明の印刷手段を
構成している。
次に、第16図のフローチャートに従って全体的動作に
ついて説明する。
まず、ステップS1にて単色モードに選択されているか
否かを判断し、単色モードに選択されていない場合、通
常のカラー複写モードであるのでステップS2に進む。ス
テップS2では、ページメモリ102をリセットし、ステッ
プS3に進む。ステップS3では、複写キー65がオンされた
か否かを判断し、オンされていなければステップS1に戻
り、オンされていればステップS4に進む。ステップS4で
は画像形成動作を行なう。すなわち、この場合、カラー
複写モードであるので、前述した動作により複数色の熱
転写インクリボン34を用いたカラー複写(画像形成)を
行なう。
ステップS1において、単色モードに選択されている場
合、印刷原版作成用のフィルムすなわち版下の作成モー
ドであるのでステップS6に進む。ステップS6では、一括
印刷フラグをリセットし、ステップS7に進む。ステップ
S7では、初期設定として色信号変換回路87へイエロー
(Y)の色信号への変換を命令し、ステップS8に進む。
ステップS8では、一括印刷キー72がオンされたか否かを
判断し、オンされていなければステップS10に進む。ま
た、上記ステップS8で一括印刷キー72がオンされたと判
断した場合、一括印刷フラグをセットし、ステップS10
に進む。ステップS10では、色選択キー62がオンされた
か否かを判断し、オンされていなければステップS11に
進む。ステップS11では、モードキー61の投入により、
単色モードがクリアされたか否かを判断し、クリアが判
断された場合、ステップS1に戻り、クリアされなかった
場合、ステップS12へ進む。ステップS12では、複写キー
65がオンされたか否かを判断し、オンされていなければ
ステップS8に戻り、オンされていればステップS21に進
む。
ステップS10において、色選択キー62がオンされてい
た場合、ステップS13に進む。ステップS13では一括印刷
フラグをリセットし、ステップS14に進む。ステップS14
では、Yキー68がオンされたか否かを判断し、Yキー68
がオンされたのであればステップS15に進む。ステップS
15では、色信号変換回路87へイエロー(Y)の色信号へ
の変換を命令すると共に、ページメモリ102に文字パタ
ーン「Y」を設定し、ステップS8に戻る。
ステップS14において、Yキー68がオンされたのでな
ければステップS16に進む。ステップS16では、Mキー69
がオンされたか否かを判断し、Mキー69がオンされたの
であればステップS17に進む。ステップS17では、色信号
変換回路87へマゼンタ(M)の色信号への変換を命令す
ると共に、ページメモリ102に文字パターン「M」を設
定し、ステップS8に戻る。
ステップS16において、Mキー69がオンされたのでな
ければステップS18に進む。ステップS18では、Cキー70
がオンされたか否かを判断し、Cキー70がオンされたの
であればステップS19に進む。ステップS19では、色信号
変換回路87へシアン(C)の色信号への変換を命令する
と共に、ページメモリ102に文字パターン「C」を設定
し、ステップS8に戻る。
ステップS18において、Cキー70がオンされたのでな
ければステップS20に進む。ステップS20では、Kキー71
がオンされたものと判断し、色信号変換回路87ヘクロ
(K)の色信号への変換を命令すると共に、ページメモ
リ102に文字パターン「K」を設定し、ステップS8に戻
る。
ステップ21では一括印刷フラグがセットされているか
否かを判断し、セットされていない場合、ステップ22へ
進む。
ステップS22では単一の色成分に対する画像形成動作
を行なう。すなわち、印刷原版作成用のフィルムである
版下の作成モードであるので、前述した動作により黒一
色の熱転写インクリボンを用いた単色複写(画像形成)
を行なう。この場合、色信号変換回路87へイエロー
(Y)の色信号への変換を命令している際、原稿の画像
のイエロー成分に対する画像形成が行なわれ、色信号変
換回路87へマゼンタ(M)の色信号への変換を命令して
いる際、原稿の画像のマゼンタ成分に対する画像形成が
行なわれ、色信号変換回路8へシアン(C)の色信号へ
の変換を命令している際、原稿の画像のシアン成分に対
する画像形成が行なわれ、色信号変換回路87へクロ
(K)の色信号への変換を命令している際、原稿の画像
のブラック成分に対する画像形成が行なわれると共に、
それぞれの文字パターンが第12図に示すように形成され
る。すなわち、各色成分の画像が形成されるに当り、第
12図で説明したように、所定の印字範囲(例えば16文字
×16行)の中のページメモリ102で指定される位置に色
表示情報である文字パターン(例えば、Y.M.C.K)が各
画像に対応して形成される。なお、この場合、黒一色の
熱転写インクリボンがあらかじめセットされ、また用紙
Pとして例えばプラスチックフィルムがあらかじめセッ
トされている。これにより、原稿の画像のイエロー成
分、マゼンタ成分、シアン成分、あるいはクロ成分に対
するそれぞれ異なった印刷原版作成用のフィルムが得ら
れる。
また、ステップS21で一括印刷フラグがセットされて
いると判断した場合、ステップS23へ進む。ステップS23
では、色信号変換回路87へイエロー(Y)の色信号への
変化を命令すると共に、ページメモリ102に文字パター
ン「Y」を設定し、ステップS24へ進む。ステップS24で
は、原稿の画像のイエロー成分に対する画像形成および
色表示情報用の文字パターン「Y」の形成が1枚目のプ
ラスチックフィルム上に行なわれ、ステップS25へ進
む。
ステップS25では、色信号変換回路87へマゼンタ
(M)の色信号への変換を命令すると共に、ページメモ
リ102に文字パターン「M」を設定し、ステップS26へ進
む。ステップS26では、原稿の画像のマゼンタ成分に対
する画像形成および色表示情報用の文字パターン「M」
の形成が2枚目のプラスチックフィルム上に行なわれ、
ステップS27へ進む。
ステップS27では、色信号変換回路87へシアン(C)
の色信号への変換を命令すると共に、ページメモリ102
に文字パターン「C」を設定し、ステップS28へ進む。
ステップS28では、原稿の画像のシアン成分に対する画
像形成および色表示情報用の文字パターン「C」の形成
が3枚目のプラスチックフィルム上に行なわれ、ステッ
プS29へ進む。
ステップS29では、色信号変換回路87へクロ(K)の
色信号への変換を命令するとともに、ページメモリ102
に文字パターン「K」を設定し、ステップS30へ進む。
ステップS30では、原稿の画像のブラック成分に対する
画像形成および色表示情報用の文字パターン「K」の形
成が4枚目のプラスチックフィルム上に行なわれる。
尚、上記実施例では作成する印刷物は印刷製版用の版
下を例にして説明したが、版下はあくまで印刷物の一用
途にすぎず、その印刷物を他の目的、例えば、この装置
の色変換率の評価試験等の目的に使用することも可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の画像形成装置によれ
ば、印刷原版の原稿を安く簡易に作成できるようになる
ばかりでなく、以下のような格別な効果もある。
通常印刷原版の原稿用として、イエロー、マゼンタ、
シアンのいずれ用であっても、黒等の特定の濃い(光透
過率の低い)色材で画像形成してしまうため、何色用の
原稿であるか区別がつきにくく、各原稿毎にインクの色
を取り違えないように注意する必要がある。そのため例
えばオペレータが各原稿(版下)を作成する度に、画像
を確認しつつ色情報を書き込むような作業が必要とな
り、極めて煩雑であると同時に間違えやすいという問題
があった。本発明の構成であれば、このような煩雑な手
間を省き、オペレータによる間違いが起らないようにし
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例に係る画像形成装置のブロック図、第3図は第2
図の装置の全体的構造を一部切り欠いて示す概略斜視
図、第4図は特に操作パネルの位置を示す第2図の装置
の斜視図、第5図は第2図の装置の原稿走査部の構成を
示す側面図、第6図は第2図の装置の原稿走査部の走査
器移動機構を示す斜視図、第7図は第2図の装置の画像
形成部の構成を示す縦断側面図、第8図は第2図の装置
の転写動作状態を示す縦断側面図、第9図は第2図の装
置の熱転写インクリボンの構成を示す平面図、第10図は
第2図の装置の操作パネルの平面図、第11図は第2図の
装置に使用されるパターン発生回路の詳細を示すブロッ
ク図、第12図は第11図のパターン発生回路によって画定
される印字範囲および該印字範囲の所望の位置に形成さ
れる色表示情報Yを示す図、第13図は第12図に示す印字
範囲および色表示情報に対するページメモリのメモリ内
容を示す図、第14図は第13図に示すページメモリに記憶
される文字コードの構成図、第15図は第11図に使用され
るフォントメモリのアドレス指定方式を示す図、第16図
は本実施例の全体的作用を示すフローチャートである。 81……主制御部 97……パターン発生回路 102……ページメモリ 103……フォントメモリ 106……データセレクタ 201……読取手段 203……色画像形成手段 205……色表示情報形成手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読取り、イエロー画像、マゼン
    タ画像、及びシアン画像のそれぞれのための画像情報を
    作成する作成手段と、 この作成手段によって得られる前記イエロー画像、マゼ
    ンタ画像、及びシアン画像のそれぞれのための画像情報
    に基づき、前記イエロー画像、マゼンタ画像、又はシア
    ン画像のうちの1つの色画像を特定の色の色材を用いて
    被画像形成媒体に形成すると共に、この被画像形成媒体
    に形成されるのが何色用の画像であるかを示す視認可能
    な付加情報を形成する第1のモード、および前記作成手
    段によって得られる各色画像情報に基づき、前記イエロ
    ー画像、マゼンタ画像、及びシアン画像にそれぞれ対応
    する画像をイエロー、マゼンタ、及びシアンの色材を用
    いて被画像形成媒体に形成する第2のモードのそれぞれ
    において動作する画像形成手段と、 この画像形成手段を前記第1のモードまたは第2のモー
    ドに設定する設定手段と、を具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
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JPS60170857A (ja) * 1984-02-15 1985-09-04 Sanriyuushiya:Kk 謄写版原紙製版装置
JPS6129274A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 色分解方法及び装置

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