JP2521490B2 - 無ヒ織機の正常緯給糸自動回復用ノズル糸通しユニット - Google Patents

無ヒ織機の正常緯給糸自動回復用ノズル糸通しユニット

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JP2521490B2 JP62196101A JP19610187A JP2521490B2 JP 2521490 B2 JP2521490 B2 JP 2521490B2 JP 62196101 A JP62196101 A JP 62196101A JP 19610187 A JP19610187 A JP 19610187A JP 2521490 B2 JP2521490 B2 JP 2521490B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は無ヒ織機の正常緯給糸自動回復用ノズル糸
通しユニットに関するものであり、更に詳しくは無ヒ織
機のノズル(メインノズル)への緯給糸において、ドラ
ム(貯留ドラム)からノズルへの間で糸が切れた場合に
これを修復してドラム上の糸の糸端をノズルに自動的に
糸通ししてやる装置の改良に関するものである。
(従来技術) 上記のような装置としては特開昭62−62955号のもの
が知られている。この先願のものにあってはヤーンガイ
ドと糸保持部材との間に連なる糸を糸通し部材が前進捕
捉してノズルに挿入解放するのであるが、この際糸通し
部材がノズル軸線に対して斜め前進して糸をノズルに引
渡している。しかしノズルの吸引力は一般に弱いので糸
通し部材から解放された糸はうまくノズルに吸引されな
く、糸通しが不確実となる欠点がある。糸通し部材をノ
ズルに充分に侵入させてから糸を解放すればよいのであ
るが、糸通し部材がノズル軸線に対して前進するため
に、このようにすることが不可能である。
このような欠点を解消したものとしては、特開昭61−
119746号の装置がある。この先願のものにあっては、ド
ラムの係止ピンと吸引管間に連なる糸をまず第1のガイ
ド部材で捕捉し、ついで吸引管と第1のガイド部材間に
連なる糸を第2のガイド部材によって捕捉してノズルに
引渡している。この際第2のガイド部材はノズルの軸線
方向に前進するので上記のような問題はなくなる。しか
し糸の捕捉を2個のガイド部材で2回に亙って行なって
いるので、構造的に複雑になるばかりでなく、糸の引渡
し、ひいては捕捉動作が不確実となり、誤動作が発生し
易いという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) この発明の目的は、無ヒ織機の正常緯給糸自動回復の
ためのノズル糸通し作業において、1回の捕捉動作で確
実にドラム上の糸の糸端を案内してノズルに引渡すこと
にある。
このためこの発明のノズル糸通しユニットにおいて
は、ドラムの周面に対面して吸引管とカッタ機構を具え
た吸引部とインサートを具えた挿入部とを並設し、吸引
部によりドラム上の残糸を切断して系外に排出するとと
もに、側長貯留装置の回転ヤーンガイドからの緯糸を吸
引保持して、回転ヤーンガイドと吸引管との間、また
は、側長貯留装置の係止ピンと吸引管との間で緯糸を張
架した状態とし、架け渡された糸を挿入部のインサート
によって捕捉して、その後ノズルの軸線上へ移動すると
ともにノズルに向けての前進によりノズルに対して軸線
方向に挿入引渡してやるものである。
(実施態様) 上記したようにこの発明のノズル糸通しユニットは吸
引部20と挿入部30とから構成されるものであり、このう
ち吸引部20および、これを支持する部材を第1図(A)
〜(C)にまた挿入部30および、これを支持する部材を
第2図(A)〜(E)にそれぞれ示す。両部20、30はド
ラムDの周面に対面して並設されるものであるが、特に
図示の例ではドラムDの若干前方上方に吸引部20を、吸
引部20の後方に挿入部30を並設したものである。
第1図(A)〜(C)において、ブラケット1aは図示
しない織機のフレームに固定されたサポート70からステ
ー74を介して前方に延びるアーム72に固設されており、
(第2図(A)参照)さらにブラケット1aに片側を固着
されたシャフト74がノズルの軸線方向に延在している。
シャフト74にはブラケット1b、1cが所定の間隔で固着さ
れており、これらには上下2本のガイドバー2がノズル
軸線方向と平行に延在して水平に支持されている。また
ブラケット1cには吸引部20全体のノズル軸線方向への運
動を規制するためのアジャストボルト3が取付けられて
いる。吸引部20はガイドバー2に遊挿されたスライドホ
ルダー21を有しており、このホルダ21にはノズル軸線方
向に延在してブラケット1に架設されたエアシリンダC3
のピストンが連結されている。またホルダ21の下部は前
方下方延在してその上面にドラム周面を指向する配置で
エアシリンダC1が架設されている。またこのホルダ21に
はエアシリンダC1と平行状にガイドスピンドル22が遊挿
されており、該スピンドル22の下端にはホルダ23が固定
されている。このホルダ23の上面にはエアシリンダC1の
ピストンが連結されている。更にホルダ23には吸引管24
が先端近くで固定保持されており、同じくホルダ23に固
定されたエアシリンダC2のピストンは吸引管24の周面上
にピン26によって架設されたカッタ機構25に連結されて
いる。なお該カッタ機構25は固定刃と可動刃と糸案内部
材27とを具えており、このうち可動刃が上記のエアシリ
ンダC2によってピン26を支点として駆動されるものであ
る。また板ばね29によって両刃間に圧力が付与されてい
る。
以上の構成において、エアシリンダC3に駆動されて吸
引部20全体はガイドバー2に沿ってノズル軸線方向に移
動し、エアシリンダC1に駆動されて吸引管24がドラム周
面を指向する方向に移動し、更にエアシリンダC2に駆動
されてカッタ機構25が糸を切断する。第2図(A)〜
(E)に挿入部30を示す。ステー74は、一端をサポート
70に固着され、ノズルの軸線方向に架設されているとと
もに、両端には前方に延びるアーム72、76を有してい
る。アーム72、76には挿入部30全体の運動を導くべく上
下2本のガイドレール4がノズル軸線と平行に水平に架
設されており、更に上方にはこれらと平行にラック5が
架設されている。またガイドレール4間にはやはりこれ
らと平行に板カム6が設けられている。なお図中ラック
5の後方に設けられているのは挿入部30全体のノズル軸
線方向への移動を規制するストッパ7である。
上記のガイドレール4とラック5とを前方から跨ぐよ
うにして配置されたホルダ31上にはギヤードモータ32が
搭載されており、このホルダ31は裏面に4個の車輪33a
(2個は図示されない。)と周上に溝を形成する2個の
車輪33bを有しており、このホルダ31に設けられた車輪3
3aは、各々前後から上方のガイドレール4を挟んだ状態
で係合し、また、車輪33bは溝で下方のガイドレール4
と係合している。またギヤードモータ32の出力軸に固定
されたピニオン34はラック5に係合している。ホルダ31
の下部に固定された支持ピン35はノズル軸線と平行に延
在しており、これにはインサートブラケット36が遊挿さ
れている。インサートブラケット36は、リターンスプリ
ング50でホルダ31の方向に、支持ピン35の周りに回動付
勢されており、ストッパ52でホルダ31とインサートブラ
ケット36との間隔が規制されている。。インサートブラ
ケット36の前面には倍速機構40を介してスライドバー37
が上下方向(更に正確にはドラム周面を指向する方向)
に移動可能に架設されており、このスライドバー37の下
端には、底面に所定の傾斜を有するプッシャ39が固定さ
れている。またインサートブラケット36には上下方向に
延在してピストンのストロークを2段階の位置制御可能
なエアシリンダC4が架設されており、そのピストンは倍
速機構40を構成するローラホルダ54の下端に連結されて
いる。ローラーホルダ54の下部には、インサートホルダ
66を介して先端が二股状のインサート38が固定されてい
る。ローラホルダ54は、両側に2個のローラ56を回転可
能に支持しているとともに、ガイドピン58によってイン
サートブラケット36に形成された長穴をスライド可能に
設けられている。さらにローラ56には、ケーブル60が架
け渡されており、このケーブル60の一方は、継手62を介
してインサートブラケット36に固定されており、他方
は、継手64を介してスライドバー37に連結されている。
ゆえにエアシリンダC4のピストンによってローラホルダ
54がローラ56とともにインサートブラケット36の長穴を
移動させられると、ローラ56の回転によってケーブル60
の継手64も同様に移動する。したがって継手64に連結さ
れているスライドバー37は、インサートブラケット36に
対しエアシリンダC4のピストンのストンロークの2倍移
動することになる。インサートブラケット36の裏面には
ローラ41が偏心ピンによって架設されており、上記の板
カム6に係合している。また同じくインサートブラケッ
ト36の前面にはストッパ42が設けられている。このスト
ッパ42はローラホルダ54の上下運動を規制するためのも
のである。
上記の構成において、ギアードモータ32に駆動されて
挿入部30全体はガイドレール4に沿ってノズル軸線方向
に移動し、さらにその移動に伴い板カム6に駆動されて
インサートブラケット36周りが支持ピン35を支点として
回動し、エアシリンダC4に駆動されてインサート38およ
びプッシャ39が上下方向(ドラム周面を指向する方向)
に移動する。なおこの上下移動の際、倍速機構40の働き
によりスライドバー37周りはエアシリンダC4のピストン
の運動の倍の速度でかつ倍の距離だけ移動する。
次に作用について説明する。なお以下の記載において
は特に詳しくは説明しないが、ユニット各部の運動開始
および停止などは、それぞれ糸切れの時点から始動する
タイマーおよび各部の存在や運動を検知するセンサーな
どからの信号に基ずいて、中央処理装置が集中制御す
る。
さて糸通しユニットの行なう作業はこれを大別する
と、ドラム上の残糸の処理排出、糸捕捉のための糸経路
の確定および糸の捕捉およびノズルへの引渡しの3段の
作業となる。
緯給糸中ドラムDとノズルN間で糸切れが発生する
と、センサーがこれを検知して織機を停止させる。この
ときドラムDの係止ピンPはドラム周面上の緯糸が解舒
されないようにドラムDの周面に向けて進出したままの
状態となる。同時に、ドラムDのヤーンガイドGが吸引
管24と対面する位置で停止する。これと同時に吸引管24
が吸引を開始する。このときの吸引部20および挿入部30
の状態を第3図(A)(B)に示す。
次にエアシリンダC1に駆動されて吸引管24がドラム周
面に向かって進出し第4図に示す状態となる。このとき
吸引管24はドラムDに巻かれている残糸に当接し、糸張
力を増加させてカッタ機構25による切断を容易にする。
ところでドラムD上の残糸は数ワインドに亙ってドラム
軸線方向に広がっているが、吸引管24が進出する際にそ
の先端に設けられたカッタ機構25の糸案内部材27がこの
残糸と係合して集束しながらカッタ28の作用域に案内す
る。ついでカッタ28が作用して残糸を切断する。このと
き切断動作を数回反復すると切断が確実になる。切断さ
れた残糸が吸引管24に吸引されて系外に排出されると、
再びエアシリンダC1に駆動されて吸引管24は第3図
(A)に示す初期位置に復帰する。この結果糸Yはヤー
ンガイドGと吸引管24との間に保持された状態となる。
この状態は、吸引管24内に設けられたセンサー(図示さ
れない。)によって検知される。その後吸引管24による
糸Yの保持を強めるためにヤーンガイドGの上流側に設
けられたノズル(図示されない。)により糸Yが所定量
吸引管24内に送り込まれる。以上で残糸の処理が完了す
る。
この状態でヤーンガイドGが所定回数回転してドラム
D上に糸を巻付けて予備巻を形成する。なお、本実施例
では、吸引管24の先端の初期位置は、ドラムとの干渉を
避けるため、対向するヤーンガイドGとの距離をある程
度確保して設けられている。そのため予備巻きが行なわ
れたとき第8図に示すように糸Yは、案内部材27の開口
部を通らず吸引管24から案内部材27をまわり込んで係止
ピンPを介してドラムに貯留された状態となる。
そこで予備巻完了後、プッシャー39は下記の動作を行
う。即ち、シリンダC4が駆動され、プッシャー39は、第
8、9図の1点鎖線で示されるようにその底面が、案内
部材27の先端より下方に位置するまで降下する。この過
程でプッシャー39は、降下しながら係止ピンPと吸引管
24の間に連がる糸Yをその底面に当接し、さらに降下に
伴って糸Yを第8図の1点鎖線で示されるように糸Yの
張力によってプッシャー39の底面の傾斜に沿って案内部
材27の開口部の真下まで移動させる。次に、シリンダC4
がピストンを初期位置にもどすことにより、プッシャー
39も、上昇してもとの位置にもどる。この過程で係止ピ
ンPから吸引管24に連がる糸Yは、プッシャー39の底面
に当接した状態で上昇し、そのまま案内部材27の開口部
内に通される。ついでエアシリンダC3に駆動されて吸引
部20が糸を吸引保持しながらノズルN側に所定距離だけ
移動して第5図に示す状態となる。即ち、吸引部20が移
動するにつれて案内部材27の開口部内にある糸が、張力
の発生に伴って開口部のドラム側側壁に沿って降下す
る。そして、ドラムD側の係止ピンPと吸引管24上のカ
ッタ機構25の案内部材27のドラムD側の凹溝の顎部間で
張力が掛り、糸Yは、両側で位置決めされてその挿入部
30に捕捉されるための経路が確定する。以上で糸経路の
確定が完了する。
このようにして糸経路が確定した時点において、挿入
部30のエアシリンダC4に駆動されてインサート38が第1
段目の下降をする。これとともにギアドモータ32に駆動
されて挿入部30全体がノズルNの方に移動する。この移
動の結果インサート38は係止ピンPと吸引部20の吸引管
24間において経路を確定されている糸Yに係合する。こ
の状態を第6図に示す。この状態では糸Yはカッタ機構
25の案内部材27の凹溝の左の顎に係合している。勿論こ
の間吸引管24による吸引は継続されている。
ギアドモータ32の駆動によりインサート38は更にノズ
ルNの方に向かって移動を続けるが、この間に糸Yはイ
ンサート38の先端を滑りながら吸引管24より引出されて
ゆく。挿入部30が更にノズルNの方に移動し、エアシリ
ンダC4に再び駆動されてインサート38がノズル軸線Xの
位置にまで第2段目の下降をし、インサート38がノズル
軸線Xと同一上下位置に来る。やがてホルダ31裏面のロ
ーラ41が板カム6の山(第2図D、E参照)に係合する
と、インサート38周りは支持ピン35を中心としてノズル
軸線X方向と直交方向に横動して、第7図に示す状態と
なる。即ちインサート38の位置がノズル軸線Xと一致し
たのである。インサート38がノズルの軸線方向へ移動す
るにつれてカッタ機構25の案内部材27の凹溝の左側の顎
に係合していた糸Yは、開口部内を反対側に形成された
顎に向って移動する。そして第7図に示す状態で糸Yカ
ッタ機構25の案内部材27の凹溝の右側の顎に係合してい
る。即ち糸Yは第7図に明らかなようにドラムD上の係
止ピンPと吸引管24上の案内部材とインサート38との間
でV字形に延在している。
ギアドモータ32による駆動が続き、インサート38はこ
の状態のままで更にノズルNの方に移動し、やがてはノ
ズルN内に侵入して停止する。するとノズルNの噴射開
始される。同時に吸引管24のカッタ機構25が働いて吸引
管24と糸Yとの繋りを断つ。このとき糸Yが案内部材27
の凹溝の右側の顎に捕捉されて位置を決めされているの
で切断が確実に行なわれる。切断されると吸引管24側の
糸Yは、吸引管24により系外へ排出され、インサート側
の糸Yはすでに吸引の始まったノズルNに吸引されて糸
通しが行なわれる。尚、糸通しの完了は、例えばノズル
Nの先端付近に設けられたセンサによって検知される。
以下各駆動部が今迄と逆の順序で作用して吸引部20と挿
入部30とは第3図(A)、(B)に示す初期位置にそれ
ぞれ復帰して、次の作業に備える。
以上の例においては板カム6と係合するローラ41を偏
心ピンによってホルダ31に架設しているが、これは偏心
ピンを適宜回動させることによりインサート38周りの横
動時の傾きを自由に調節し、ノズルNに対応させるため
である。またアジャストボルト3の調節により、吸引の
ためにノズルNに挿入される糸Yの長さを調節すること
ができる。
以上の例においては各部の駆動にエアシリンダを多く
用いたが、これに代えてソレノイド、ステッピングモー
タなどを用いてもよい。また吸引部と挿入部の移動およ
び動作の態様および順序などは飽くまでその一例を示し
たものに過ぎず、必要に応じて適宜変更することが可能
である。例えばエアシリンダC4によって移動させられる
インサートの移動方向は、実施例では上下方向となって
いるが、これをノズルNの軸線と交差するように貯留ド
ラムの半径方向として設定すれば、支持ピンを支点とし
たインサートの回動運動は省略できる。残糸処理の直後
に必ずしも予備巻をして係止ピンと吸引管との間で糸経
路を形成しなくとも残糸処理後ヤーンガイドと吸引管と
の間で糸を延在させるようにしてもよい。もっともこの
場合予備巻はノズルにインサートが到着した時点で形成
する。
(発明の効果) この発明によれば、挿入部が、側長貯留装置の係止ピ
ンと吸引管との間、または、回転ヤーンガイドと吸引管
との間に張架された緯糸をインサートで捕捉して緯入れ
用ノズルの軸線上まで移動し、さらにその軸線上に沿っ
てノズルへ接近してインサートをノズルの入口へ挿入す
るので、ノズルへの緯糸の引渡しが確実になる。しか
も、緯糸の捕捉は1回だけなのでノズルまでの緯糸の案
内も確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)はこの発明の糸通しユニットの吸
引部の一例を示す斜視図、側面図および正面図、第2図
(A)、(B)は同ユニットの吸引部の一例を示す前後
斜視図、第2図(C)はその側面図、第2図(D)、
(E)は板カム周りを示す拡大図、第3図(A)〜第7
図は同ユニットの作用を順をおって示す説明図、第8図
はプッシャーの動作を説明する側面図、第9図は同じく
正面図である。 2…ガイドバー、4…ガイドレール 5…ラック、6…板カム 20…吸引部、23…ホルダ 24…吸引管、25…カッタ機構 30…挿入部、32…ギヤードモータ 35…支持ピン、37…スライドバー 38…インサート、40…倍速機構 C1〜C4…エアシリンダ D…ドラム P…係止ピン G…ヤーンガイド Y…糸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラム式側長貯留装置のドラムの周面に対
    面して吸引管とカッタ機構とを具えた吸引部と、インサ
    ートを具えた挿入部とからなり、 上記側長貯留装置と緯入れ用ノズルとの間で糸切れが発
    生したとき、 吸引部は、ドラムへ進出しドラムに巻き付けられている
    緯糸を切断して系外に吸引排出するとともに、側長貯留
    装置の回転ヤーンガイドからの緯糸を吸引保持して、回
    転ヤーンガイドと吸引管との間、または、側長貯留装置
    の係止ピンと吸引管との間で緯糸を張架した状態とし、 挿入部は、張架された緯糸をインサートで捕捉して緯入
    れ用ノズルの軸線上まで移動し、さらにその軸線に沿っ
    てノズルへ接近してノズル内にインサートを挿入する ことを特徴とする無ヒ織機の正常緯給糸自動回復用ノズ
    ル糸通しユニット。
JP62196101A 1987-08-04 1987-08-04 無ヒ織機の正常緯給糸自動回復用ノズル糸通しユニット Expired - Lifetime JP2521490B2 (ja)

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