JP2521344B2 - 踏板装置 - Google Patents

踏板装置

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JP2521344B2
JP2521344B2 JP1039985A JP3998589A JP2521344B2 JP 2521344 B2 JP2521344 B2 JP 2521344B2 JP 1039985 A JP1039985 A JP 1039985A JP 3998589 A JP3998589 A JP 3998589A JP 2521344 B2 JP2521344 B2 JP 2521344B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有料道路、有料駐車場などの料金収受装置や
交通管制システムの車両検知装置等に適用される踏板装
置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、有料道路や有料駐車場の車両検知装置又は車
軸数検知装置として踏板装置が用いられている。
第6図は従来使用している踏板装置の断面構造を示し
ている。S1〜S4は接点体で車両の進行方向に沿って、補
強用鉄板15の上に複数個並べられ、全体はゴム本体16で
モールドされている。
第7図は接点体S1〜S4の拡大図で矩形状のゴム接点体
17の空胴部の上下に電極用金属板Sa,Sbが微少ギャップ
と対峙した状態で接着されている。
ゴム本体16、ゴム接点体17はいずれもゴム体で弾力性
が良いため車輪に踏圧されるといずれも変形して電極S
a,Sbが短絡する構造になっている。7は路面で踏板は、
路面と同一レベルに埋設される。
第8図は第6図の踏板上を車輪が図中左から右へ通過
した場合の、接点体S1〜S4の動作タイミングチャートを
示している。接点体S1〜S4を複数個並べているのは、車
輪の前後進を判別するためで、第8図のタイミングチャ
ートのように、接点体S1→S2→S3→S4と順序良く開成さ
れた場合には前進と判別し、その逆の場合を後進と判別
する。
又、これに代るものとして、接点体S1〜S4の機械的接
点では感圧導電ゴムを使って無接点化したものが実公昭
62−20108号公報に開示されているが、前後進を検出す
るのは、前述の場合と同じ、複数接点方式である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の如く、従来の踏板装置においては、車輪の前後
進を検知するため少なくとも2つ以上の接点体を必要と
する欠点がある。
本発明の課題は、上記従来の問題点を解消することが
できる踏板装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による踏板装置は、車両の通行路の幅方向に沿
って埋設され、通行車両の車輪の踏圧により同車両の車
軸数を計測する踏板装置において、通行路の幅方向に延
びかつ、進行方向に深さの異なる溝を進行方向に複数本
設け、その溝の中に、圧力を受けると出力が変化する感
圧センサを配置し、その周囲を弾性体で被覆してなるこ
とを特徴とする。
即ち、本発明においては、従来複数の接点体の動作ロ
ジックにより前後進を判別していたのを、車両の通行路
の方向に伸び、深さの異なる溝を進行方向に複数本設
け、その溝の中に圧力を受けると出力が変化する感圧セ
ンサ例えば透過光量が変化するゴム光ファイバをU字型
に複数回折り返し配置し、車両の通過によって前記溝の
深さに比例して変化する光量変化のパターンから前後進
を検出するようになされている。
〔作用〕
本発明によれば、溝の深さを光ファイバの太さより順
次段階的に小さくすることにより、溝の深さが光ファイ
バの変形量を制限するので、光ファイバを透過する光量
も変化量に伴って変化する。
従って車両の通過に従って光量は階段を登るごとくあ
るいは降りるごとく変化するので、このパターンを検出
することにより車両の前後進を判別することが可能とな
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明する。
第1図は本発明の一実施例の踏板装置(以下踏板と略
称する)の平面図である。第1図中1はゴム光ファイバ
(感圧センサ)で例えば株式会社ブリジストンのOS101
型センサを用いる。第1図では感圧部であるゴム光ファ
イバ1が道路の幅方向全域に広がる様にU字型に3回折
返している。2は発光素子、3は受光素子である。感圧
部であるゴム(光ファイバ1)に圧力が加わると変形量
に応じて受光素子3(例えばホトトランジスタ)の出力
が減衰する。なお第1図において、4は発光素子2およ
び受光素子3のケーブル、5は弾性体による被覆例えば
全体をモールドするゴムである。
第2図は、第1図の車両進行方向の断面図である。11
〜14はゴム光ファイバで第1図のようにU字型に折返し
直列に接がっている。6は基板で例えば鉄板のごとき剛
体で上面にゴム光ファイバ1が埋め込める溝が掘られて
いる。7は路面である。溝の深さは、第3図に拡大して
しるように、ゴム光ファイバ1の一部が突き出る深さ
で、第2図左から右へ向かって順次浅くなっている。こ
の溝の深さが本発明のキーポイントで第3図に示すよう
にゴム光ファイバの変形が溝の深さで制限される。従っ
てゴム光ファイバを11,12,13,14と順次踏んで行くと光
量の変化、即ち前記受光素子3のホトトランジスタ出力
が順次階段状に変化して行く、この様子を第4図(A)
に示している。
光量が順次減少するとホトトランジスタのコレクタ電
位が順次上がって行き、階段を登る状態を示す。逆に
14,13,12,11の順序で踏んで行くと階段を降りる方向に
下る。このパターンにより、車両のタイヤの前進−後進
を判別するものである。第2図の5はゴム光ファイバ1
及び基板6をモールドするゴムで弾力性があり、タイヤ
の圧力をスムースにゴム光ファイバ1に圧力を伝える。
第5図は本発明の一実施例における信号処理の例を示
す図である。第5図において、1は前述のゴム光ファイ
バ、2は発光素子、3は受光素子である。8は発光素子
2を発光させる電源である。9は受光素子3のホトトラ
ンジスタ出力の増幅器である。10は閾値回路で、前述第
4図の階段が1段上がるごとにS1〜S4信号をアウトプッ
トする。11は例えばマイクロコンピュータのようなロジ
ック回路で、S1〜S4の発生順序から前進−後進を判別す
る。12はA/Dコンバータで、前述の受光素子用増幅器9
の電圧をアナログ→ディジタル変換する。13はマイクロ
コンピュータ、14は微分回路である。前述第4図(A)
の階段波形の変化点で第4図(B)のような微分パルス
P1〜P5を発生する。パルス方向が逆向きの時、例えば第
4図(B)のP5のような場合、P′のように反転し、
パルスの向きを統一しマイクロコンピュータ12に信号を
送出し、このタイミングをトリガとして第4図(A)の
階段波電圧E1の電圧をマイクロコンピュータ13に取
り込み、順次電圧が増加した場合前進、電圧が減少した
場合は後進と判断する。
以上の説明はゴム光ファイバ1を4列に並べた場合で
説明したが2列以上あれば成立し、列数が増加する程冗
長度が増し信頼度が高くなることは云うまでもない。
ゴム光ファイバ1の並べる間隔は省略したが、タイマ
の通過により第4図(A)の階段状パターンが途切れな
い程度に車両進行方向の幅を取るものとする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、感圧センサを埋める溝の深さを道路
の進行方向に段階的に深さを変えることにより、生ずる
感圧センサのアナログ出力パターンの変化から車輪の前
後進が判別出来るので、従来の複数の接点体を用いるも
のに対し、踏板の構造が著しく簡単化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る踏板装置の平面図、第
2図は第1図の踏板装置の車の進行方向の断面図、第3
図は第2図の一部拡大断面図、第4図は本発明の一実施
例の動作信号パターン図、第5図は本発明の一実施例の
信号処理図、第6図は従来の踏板装置を示す断面図、第
7図は従来の踏板装置の一部拡大図、第8図は従来例の
動作信号パターン図である。 1……ゴム光ファイバ、2……発光素子、3……受光素
子、5……ゴム、6……基板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の通行路の幅方向に沿って埋設され、
    通行車両の車輪の踏圧により同車両の車軸数を計測する
    踏板装置において、通行路の幅方向に延びかつ、進行方
    向に深さの異なる溝を進行方向に複数本設け、その溝の
    中に、圧力を受けると出力が変化する感圧センサを配置
    し、その周囲を弾性体で被覆してなることを特徴とする
    踏板装置。
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GB0103665D0 (en) * 2001-02-15 2001-03-28 Secr Defence Road traffic monitoring system
GB0103666D0 (en) * 2001-02-15 2001-03-28 Secr Defence Road traffic monitoring system
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