JP2521215B2 - L−形1:1金属メチオニン錯体 - Google Patents

L−形1:1金属メチオニン錯体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はL−形1:1金属メチオニン錯体
に関する。
【0002】
【発明の背景】動物・人間を問わず食餌療法の場合微量
元素の亜鉛、クロム、マンガンや鉄、そして必須アミノ
酸メチオニンを十分に供給することは重要であり、この
ことは古くから文献でも認められている。亜鉛、マンガ
ンや鉄などの微量ミネラルは少量でも、食餌療法におい
て極めて大切な役割を果すだけでなく、スキンケア等の
理由からも重要であることが実証されている。また、家
畜などの動物に必須アミノ酸と亜鉛、マンガンや鉄等の
微量ミネラルとの混合物を含む飼料を与えることは常識
になっている。
【0003】また従来知られているように、遊離必須ア
ミノ酸や、亜鉛、クロム、マンガンや鉄などの無機水溶
性塩を単に選択的に給餌することは効率の最もよい食事
療法とはいえない。というのは、アミノ酸や遷移金属は
いずれも、塩化亜鉛、塩化クロム、塩化マンガンや塩化
鉄等の通常の単純な塩を単に選択的に給餌しても、生物
学的に最も効率よく利用されないからである。
【0004】以上の知識をもとにして、本出願人は過去
に亜鉛、クロム、マンガン及び鉄のある種の1:1錯体
を合成し、これらについて特許を受けている。例示すれ
ば、米国特許第3,941,818号、同第3,92
4,433号、同第3,950,372号、同第4,0
21,569号、及び同第4,067,994号であ
る。いずれの特許も、α−アミノ酸、好ましくはメチオ
ニンと、亜鉛、クロム、マンガン及び鉄を始とする遷移
金属との1:1錯体に関するものである。これら錯体は
いずれも1:1錯体であるが、理由は1:1錯体は水溶
性が高く、生物学的利用性も高く、また遷移金属及びア
ミノ酸の両者について生体が最大限に利用できるように
効率よく転化できるからである。これらはいずれも上記
特許公報に記載されているデータから実証されている。
【0005】上記特許公報には、金属・メチオニン錯塩
のラセミ混合物及びその製法が開示されている。即ち、
得られた塩は金属・メチオニン錯体内に、D−形メチオ
ニンとL−形メチオニンとのラセミ混合物であるメチオ
ニンを含む1:1錯塩である。最近になって、生物学的
に利用できるのはL−形メチオニンだけであることが発
見されたが、今までは、生体自身の生化学系内でD−形
メチオニンはL−形メチオニンに転化すると考えられて
いた。しかし、これは事実ではなく、実際には、D−形
メチオニンは単に生体を通過するだけで、むだになって
いるだけである。これに伴い、会合している遷移金属も
むだになっている。あるいは、生体系が利用するにして
もその効率は悪い。
【0006】ところが、錯体が実質的に純粋なL−形錯
体ならば、亜鉛、クロム、マンガンや鉄等の遷移金属及
びメチオニンの両者についてこれらを生物学的に最大限
まで利用できることが判明した。この結果、使用量を例
えば従来の半分にしても、同程度の生物学的利用性維持
できる。理由は単純なことで、飼料が100%L−形な
らば、生物学的利用性も従って100%であるというこ
とである。
【0007】即ち、本発明の第1の目的は、実質的に純
粋な1:1L−形遷移金属(亜鉛、クロム、マンガン及
び鉄)・メチオニン錯塩を提供することである。このよ
うに、L−形のみにすることで、使用量を従来の半分に
でき、にもかかわらずアミノ酸及び遷移金属のいずれに
ついても同程度の生物学的利用性及び栄養補給を達成で
きる。勿論コスト削減も達成できる。
【0008】本発明の第2の目的はメチオニンと亜鉛、
クロム、マンガン及び鉄との実質的に純粋な1:1L−
形錯体を製造する方法を提供することである。
【0009】本発明の第3の目的は動物・人間を問わず
食餌療法用組成物を提供することである。本組成物によ
れば、錯体投与量を従来に比較して半減でき、にもかか
わらず従来投与量の場合と同程度に生体内に亜鉛、クロ
ム、マンガン及び鉄、そしてメチオニンを同化できる。
【0010】上記目的及びその他の目的を実現するため
にはどうすればよいかは以下の記載から明らかになるは
ずである。
【0011】
【発明の要約】本発明は下記一般式: [CH3SCH2CH2CH(NH2)COOM]wX (但し、Mは亜鉛、クロム、マンガン及び鉄からなる群
から選択する金属、Xは陰イオン、そしてwはXの陰イ
オン電荷をバランスさせる整数である)で表される新規
な、実質的に純粋な1:1L−形遷移金属・メチオニン
錯塩に関する。これら化合物はいずれもL−形錯体であ
り、従って生体の生化学系に容易に吸収され、また分配
され、そして最も効率良く利用される形で遷移金属及び
メチオニンの両者を提供する。従って、本化合物はアミ
ノ酸及び遷移金属の両者を最も経済的かつ効率的に利用
でき、そして高度に生物学的に利用できる源として働く
ものである。
【0012】1:1金属イオン・メチオニン錯体の製造
については詳細には説明しない。但し、実質的に純粋な
1:1L−形塩を製造する方法は前記本出願による特許
公報のラセミ混合物の製造方法とは若干異なっているの
で、ここでは、本質的な方法特徴についてのみ説明して
おく。まづ重要なことは、本発明化合物は固体として単
離できることである。また、本発明化合物は安定な上
に、水溶性である。さらに、本発明化合物は1:1錯体
である。というのは、1:1錯体が最も有用だからであ
る。また、1:1錯体は所望の安定性をもち、しかもア
ミノ酸との錯体として遷移金属を有効に保持するが、吸
収されない金属に強く結合しない点においても有用であ
る。本発明化合物は金属及びメチオニンをいずれも容易
に処理でき、かつ水溶性の安定な形として提供するが、
これは通常は可溶ではない2:1塩からみて対照的であ
る。そして1:1錯塩はpHを7かそれ以下に、好まし
くは酸性側に、特に2〜6の範囲に維持すると得られ
る。
【0013】本発明方法によれば、亜鉛、クロム、マン
ガン及び鉄・メチオニン錯体のそれぞれについて前記特
許公報に記載されているように反応を実施することによ
り実質的に純粋な1:1L−形錯体を得ることができ
る。但し、一つの大きな違いがある。即ち、使用するメ
チオニンは、前記特許公報記載と異なりDLラセミ混合
物ではない。換言すれば、D−形メチオニンから分離し
たL−形でなければならず、L−形のみを使用する。従
って、反応にはL−形メチオニンのみ使用するので、得
られるのはL−形遷移金属錯体塩のみである。ここで
“実質的に純粋な”とは工業的に100%L−形メチオ
ニンという意味である。一般に、L−形は発酵法により
得られる。例えば、L−メチオニンの発酵法製造を記載
しているChemical Abstracts83
(13):112369xを参照すればよい。これによ
れば、MeOH培地で培養すると、MeOHを同化する
Pseudomonas、Achromobacter
又はProtaminobacterのいずれかを使用
してL−メチオニンを製造する。即ち、7gの(N
42SO4、1.5gの尿素、2gのKH2PO4、7
gのK2HPO4、0.5gのMgSO4・7H2O、1g
の酵母エキス、20gのCaCO3、10gのFeSO4
・7H2O、8gのMnSO4・45H2O、1gのチア
ミン−HCl、10mgのフェノールレッド、10m
u.gのビオチン及び20mlのMeOHを含む培地で
30℃67時間を抗エチオニンミュータントであるPr
otaminobacter candidus EN
−2(FERM−P2160)を培養した。培養16、
24及び40時間後にMeOHをそれぞれ1、2及び2
%の濃度で加えた。L−メチオニン収量は92mg/l
であった。培養液(2リットル)に40gのCaCl2・2
2Oを加え、沈澱物を遠心分離した。上澄み液を減圧
下濃縮し、生成沈澱物を遠心分離した。上澄み液(45
ml)をDiaion SK−1(H+)カラムに充填
し、吸着したL−メチオニンを0.3NのNH4OHで
溶離し、MeOHから析出処理して、85mgを得た。
【0014】他の文献には菌株によるL−メチオニンの
産生が記載されている。例えば、Chemical A
bstracts 82(5):29638(2−オキ
シ酸からのL−アミノ酸の産生)、及びChemica
l Abstracts81(13):76476c
(Brevibacteriumの抗エチオニンミュー
タントによりメチオニン産生)を参照すればよい。さら
に、ChemicalAbstractsCA75(1
7):108512fに記載されているところによれ
ば、L−メチオニンはそれ自体が飼料として、脂肪肝防
止剤として、あるいは動物の肝臓病の治療に有効であ
る。また、このL−メチオニン自体は抗α−メチルメチ
オニンcorynebacterium菌株による発酵
により産生したとある。さらに、メチオニン等のL−ア
ミノ酸の酵素による合成についてはEuropean
Congress of Biotechnology
(Vol.4701〜11)に記載されている。著者は
DegussaAG(メチオニンの製造販売元)の社友
である。この論文では、L−アミノ酸のプロキラルプリ
カーサーからの酵素合成は、デイアイソマー(deis
omer)のない所望の立体特異性形を直接生成できる
ので好ましい反応とされている。
【0015】つまり、L−メチオニン自体はDegus
saAG等の会社から簡単に入手できる。あるいは、L
−メチオニンはL−形メチオニンのみを産生することが
知られている細菌を使用する発酵法により、そしてプロ
キラルプリカーサーからの加水分解酵素によるDL混合
物の分割により製造できる。あるいは、L−メチオニン
は、所望ならば、他の公知の化学的分割法によってラセ
ミ混合物を分割して得ても良い。
【0016】以下実施例により、実質的に純粋な1:1
L−形の亜鉛、クロム、マンガン及び鉄の各メチオニン
を製造例を説明する。本明細書で、“実質的に純粋な”
とは多数のL−形錯塩を意味する。一般に、純度でいえ
ば、90%以上、あるいはほぼ100%である。なお、
下記実施例では、化合物はいずれも溶液から単離したも
のである。また、いずれも安定であり、水溶性固体であ
り、簡単に製造できるもので、簡単に使用でき、処理で
きる1:1L−形錯塩である。また、使用したL−形メ
チオニンは100%L−形と表示されていたDegus
saAG製であった。
【0017】
【実施例1】65ポンドの熱水(200°F)に28ポ
ンドの水和化硫酸亜鉛(ZnSO4・H2O)を加えた。
硫酸亜鉛が完全に溶解するまでこの混合物を攪拌した。
次に、連続攪拌しながら、純粋なL−メチオニン22ポ
ンドを加えた。この高温溶液をほぼ10分間攪拌し、溶
液を加熱して、その温度を200°Fに維持した。通常
の方法により溶液を噴霧乾燥した。さらさらした粉末を
回収し、亜鉛及びメチオニンについて分析した。亜鉛含
量及びメチオニン含量はそれぞれ20.51%及び4
4.4%であった。
【0018】
【実施例2】水和化硫酸亜鉛(ZnSO4・7H2O、5
7.5g、0.2モル)及びL−メチオニン(29.8
4g、0.2モル)を蒸発皿で完全に混合する。混合物
を蒸気浴で加熱し、ペーストをつくる。加熱を60分間
続け、ペーストをホットエアオーブンに移し、90℃で
20分間乾燥する。収量は63.3g。定量分析結果。
亜鉛20.37%、L−メチオニン46.5%。即ち、
この亜鉛/メチオニン比は亜鉛・メチオニンの1:1錯
体に相当する。赤外線分析及び滴定曲線分析は、前記実
施例と同様に、亜鉛・メチオニンアシッドサルフェート
の存在を示す。生成物はさらさらした粉末である。
【0019】
【実施例3】塩化亜鉛(ZnCl2、68.0g、0.
5モル)を水(68.0g)に溶解し、溶液を90℃に
加熱する。L−メチオニン(74.6g、0.5モル)
を加え、温度を90℃に1時間維持して、亜鉛メチオニ
ンクロリド溶液を生成する。生成物の亜鉛含量は21.
2%、L−メチオニン含量は53.9%である。前記実
施例と同様な定量分析及び機器分析は亜鉛メチオニンク
ロリドの1:1錯塩の存在を示す。
【0020】
【実施例4】6.08Nの塩酸165mlにL−メチオ
ニン(74.6g、0.5モル)を溶解し、酸化亜鉛
(40.65g)を加える。混合物を90℃で1時間加
熱し、亜鉛メチオニンクロリド溶液を生成する。生成物
の亜鉛含量は19.9%、L−メチオニン含量は44.
0%である。前記実施例と同様な定量分析及び機器分析
は亜鉛メチオニンクロリドの1:1錯塩の存在を示す。
【0021】
【実施例5】(1:1マンガンメチオニンアシッドサル
フェートの製造)蒸気浴で加温した状態にある蒸留水約
70mlにL−メチオニン(1.49g、0.01モ
ル)を溶解する。次に、溶液を冷却する。硫酸マンガン
一水和塩(1.69g、0.01モル)を温水約15m
lに溶解し、前記のメチオニン溶液に加える。
【0022】蒸気浴で混合物を加温し、高真空作動回転
蒸発器で水の大部分を除去する。48〜55℃の浴温度
で大部分の水が蒸発する。
【0023】固体結晶質の白色粒状物が得られる。これ
を濾過し、乾燥すると、2.2gの乾燥物が得られる。
融点を求めたところ、244〜254℃である。次に、
(減圧沸騰状態の)ベンゼン上でサンプルを一夜乾燥す
る。融点を再び求めたところ、251〜252℃であ
る。
【0024】炭素、水素、窒素及びマンガンについてサ
ンプルを赤外線分析、メチオニン分析及び定量分析す
る。赤外線分析では、L−メチオニンに特有なピークで
ある強いピークが2100cm-に認められない。反応
体のピーク構造とは異なる生成物のピーク構造は1:1
マンガンメチオニンアシッドサルフェートの生成を示す
ものである。定量分析の結果を次にまとめる。
【0025】 理論量 実測量 メチオニン 49.94% 51.78%(平均) マンガン 18.3% 14.35%(平均) 炭素 20.0% 21.7% 水素 3.69% 4.63% 窒素 4.66% 4.71%
【0026】定量分析理論量と実測量との近い関係、赤
外線分析、異なる融点すべてが所望混合物の存在を示
す。
【0027】得られる1:1マンガンメチオニンアシッ
ドサルフェートは白色の結晶質である。これは15℃で
水1mlに1gの割合で水に容易に溶解し、溶液は放置
しても安定である。また、生成物は合成胃液及び腸液の
いずれにも容易に溶ける。これら溶解性は、同様な条件
で水にゆっくり溶ける硫酸マンガンやL−メチオニンか
らみて対照的である。
【0028】
【実施例6】 (1:1第2鉄メチオニンアシッドサルフェート)硫酸
鉄(FeSO4・7H2O、27.8g、0.1モル)を
水(5.0g)及び濃硫酸(5.1g)と混合する。混
合物を完全に混合し、これに過酸化水素(30%溶液、
10.5g)を滴下する。過酸化水素を加えると、溶液
の温度が上昇し、ガスが発生する。H2O2を加えると、
硫酸鉄の緑色が赤褐色に変化する。高温溶液をL−メチ
オニン(14.9g)で処理すると、深紅の澄明な溶液
が得られる。その重量の75%まで溶液を減圧濃縮し、
ガラスプレートに薄膜として展開し、85℃のオーブン
で30分間加熱する。得られる乾燥体を粉砕すると、第
2鉄メチオニンサルフェートの深紅粉末が得られる。
【0029】
【実施例7】 (1:1クロムメチオニンサルフェート)0.04モル
のエチルアルコールを存在させた状態で、2gのクロム
プラス6オキシド(0.02モル)を0.03モルの硫
酸と反応させる。クロムプラス6オキシドをクロムプラ
ス3サルフェートに還元する。溶液が緑色に変色し、ア
セトアルデヒドの臭いが発生しなくなるまで反応混合物
を加熱、沸騰する。その後、2.98gのL−メチオニ
ンを加え、暗緑色のペーストが生成するまで、混合物を
蒸気浴で加熱する。混合物をホットエアオーブンで乾燥
し、前記と同様に、機器分析及び定量分析をおこなう。
1:1L−形クロムメチオニンサルフェート錯塩の存在
が認められる。
【0030】
【実施例8】生物学的利用性について1:1亜鉛(メチ
オニンDL混合物)を試験した。この結果、硫酸亜鉛か
らの亜鉛と比較した場合、約200%というレベルで亜
鉛を利用できた。一方、DLメチオニンの生物学的利用
性は、錯体ではないDLメチオニンで飼育したひな鳥に
比較した場合、わずか約60%であった。即ち、L−形
はメチオニンの利用性を実質的に増強させると結論でき
た。実施例生成物の生物学的利用性試験は現在実施中で
ある。
【0031】
【実施例9】 亜鉛メチオニン錯体のヒト上皮細胞横断輸送 細胞培養モデルを使用して、亜鉛D−メチオニンサルフ
ェート及び亜鉛L−メチオニンサルフェートの上皮細胞
横断輸送性について調べた。ヒト結腸ガンからの細胞系
統(Caco−2)を培地培養した。細胞は連続層を形
成し、細胞間に間隙はなかった。あったとしてもごくわ
ずかであった。細胞層の一側面に加えた物質は生体機序
と同様な機序により上皮細胞層を横断する。
【0032】亜鉛D−メチオニンサルフェートは細胞膜
を横断しなかった。亜鉛L−メチオニンサルフェートは
細胞膜を横断した。同様にD−メチオニンは細胞膜を横
断しなかったが、L−メチオニンは自由に横断した。こ
れらの結果は、これらアミノ酸は特殊な輸送系により上
皮細胞を横断することを意味している。この輸送系は天
然のL−メチオニンに対しては鏡像的特異性である。さ
らに、遊離アミノ酸についても、亜鉛メチオニンサルフ
ェート錯体は同じ輸送系により上皮細胞膜を横断すると
考えられる。亜鉛DL−メチオニンサルフェートは亜鉛
D−メチオニンサルフェートと亜鉛L−メチオニンサル
フェートとの等量混合物なので、この混合物の亜鉛L−
メチオニンサルフェートのみが上皮細胞膜を横断し、生
物学的に利用されると結論しても間違いがないはずであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07F 11/00 9450−4H C07F 11/00 A 13/00 9450−4H 13/00 A 15/02 9450−4H 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式: [CHSCHCHCH(NH)COOM]wX (但し、Mは亜鉛、クロム、マンガン及び鉄からなる群
    から選択する金属、Xは陰イオン、そしてwはXの陰イ
    オン電荷をバランスさせる整数である)で表される実質
    的に純粋な1:1L−形遷移金属・メチオニン錯塩。
  2. 【請求項2】 動物生体及び人体内におけるメチオニ
    ン、及び亜鉛、クロム、マンガン又は鉄の吸収、分配及
    び利用性を有効に強化することによって動物及び人体の
    栄養補給及び健康を増進するさいに、 亜鉛、クロム、マンガン又は鉄、及びメチオニンからな
    る食餌療法組成物として、下記一般式: [CHSCHCHCH(NH)COOM]wX (但し、Mは亜鉛、クロム、マンガン及び鉄からなる群
    から選択する金属、Xは陰イオン、そしてwはXの陰イ
    オン電荷をバランスさせる整数である)で表される実質
    的に純粋な1:1L−形遷移金属・メチオニン錯塩の有
    効量を含む食餌療法組成物を与えることからなる栄養補
    給・健康増進方法。
JP4176177A 1991-08-27 1992-06-10 L−形1:1金属メチオニン錯体 Expired - Fee Related JP2521215B2 (ja)

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