JP2521147B2 - 液体洗剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、食器類、瀬戸物類、刃物類及び鍋類を手で
洗う場合、並びに他の硬質面例えばプラスチックラミネ
ート加工面、ガラス及びセラミックタイルを洗浄する場
合の使用に適した流動性のある(pourable)均質な水性
液体洗剤組成物、特に水溶性粒状研磨剤を含有した組成
物に係わる。
洗う場合、並びに他の硬質面例えばプラスチックラミネ
ート加工面、ガラス及びセラミックタイルを洗浄する場
合の使用に適した流動性のある(pourable)均質な水性
液体洗剤組成物、特に水溶性粒状研磨剤を含有した組成
物に係わる。
発明の背景 硬質面を洗浄するための液体洗剤組成物は通常2つの
タイプに分けられる。第1のタイプは触知できる水不溶
性研磨剤粒子を含む水性懸濁液である。このタイプの組
成物は、研磨剤の不溶性粒子を表面から完全に除去する
ことが困難であり得るため、この粗製物を用いて洗浄し
た硬質面を水で濯ぐ時に問題を生じることがある。第2
のタイプは通常石鹸、非イオン界面活性剤及びアルキル
ベンゼンスルホネートを含み、触知できる研磨剤粒子を
含まない液体洗剤組成物である。
タイプに分けられる。第1のタイプは触知できる水不溶
性研磨剤粒子を含む水性懸濁液である。このタイプの組
成物は、研磨剤の不溶性粒子を表面から完全に除去する
ことが困難であり得るため、この粗製物を用いて洗浄し
た硬質面を水で濯ぐ時に問題を生じることがある。第2
のタイプは通常石鹸、非イオン界面活性剤及びアルキル
ベンゼンスルホネートを含み、触知できる研磨剤粒子を
含まない液体洗剤組成物である。
第2タイプの液体洗剤組成物には、使用時に傷をつけ
るという問題はないが、消費者に受け入れられ難い欠点
が幾つかある。例えば、研磨剤を含まないために、特に
水が硬質である地域では頑固な汚れを落とす能力が小さ
い。また、均質性に欠け且つ消費者が使用する上で理想
的とは言えない粘着性を有する。更に、油脂汚れの除去
に必要な界面活性剤の濃度を上げなければならないた
め、過度の起泡が生じ得る。使用者はこの泡を濯ぎ落と
し且つ拭き取らなければならない。過剰な泡立ちは、溶
剤、疏水性シリカ及び/又はシリコーン、又は石鹸のよ
うな起泡調整剤を混入することによって或る程度は調整
できるが、このようにすると製品の安定性及び均質性が
低下するという問題、並びに洗浄した物体又は面に不溶
性残留物が付着するため乾燥後に痕跡が残るという問題
が生じ得る。
るという問題はないが、消費者に受け入れられ難い欠点
が幾つかある。例えば、研磨剤を含まないために、特に
水が硬質である地域では頑固な汚れを落とす能力が小さ
い。また、均質性に欠け且つ消費者が使用する上で理想
的とは言えない粘着性を有する。更に、油脂汚れの除去
に必要な界面活性剤の濃度を上げなければならないた
め、過度の起泡が生じ得る。使用者はこの泡を濯ぎ落と
し且つ拭き取らなければならない。過剰な泡立ちは、溶
剤、疏水性シリカ及び/又はシリコーン、又は石鹸のよ
うな起泡調整剤を混入することによって或る程度は調整
できるが、このようにすると製品の安定性及び均質性が
低下するという問題、並びに洗浄した物体又は面に不溶
性残留物が付着するため乾燥後に痕跡が残るという問題
が生じ得る。
米国特許第第4,057,506号(Colgate Palmolive Compa
ny)では、組成物が固体粒子状のビルダー塩を実質的に
含まないように、従って滑らかでクリーミーな状態を有
するように考慮して、ヘビーデューティ液体洗剤組成物
にビルダー作用塩、例えば水溶性リン酸塩、ケイ酸塩、
ホウ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩又はクエン酸塩を使用する
ことが提案された。このColgate Palmoliveの組成物
は、固体形状で存在するビルダー作用塩がいずれも粒度
<1μ、通常は<0.1μのコロイドサイズ粒子であると
いう点を本質的特徴とする。前記した大きさのビルダー
作用塩粒子は、ビルダーとしての機能は果たし得るが、
研磨剤としては小さ過ぎる。このような組成物は研磨能
力がないため、汚れのひどい硬質面の洗浄には効果がな
い。
ny)では、組成物が固体粒子状のビルダー塩を実質的に
含まないように、従って滑らかでクリーミーな状態を有
するように考慮して、ヘビーデューティ液体洗剤組成物
にビルダー作用塩、例えば水溶性リン酸塩、ケイ酸塩、
ホウ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩又はクエン酸塩を使用する
ことが提案された。このColgate Palmoliveの組成物
は、固体形状で存在するビルダー作用塩がいずれも粒度
<1μ、通常は<0.1μのコロイドサイズ粒子であると
いう点を本質的特徴とする。前記した大きさのビルダー
作用塩粒子は、ビルダーとしての機能は果たし得るが、
研磨剤としては小さ過ぎる。このような組成物は研磨能
力がないため、汚れのひどい硬質面の洗浄には効果がな
い。
GB−A−1370377で、本質的に非水性の液体組成物中
に水溶性塩を混入することが提案された。この場合は塩
が溶解しないので研磨剤の役割を果たし得る。
に水溶性塩を混入することが提案された。この場合は塩
が溶解しないので研磨剤の役割を果たし得る。
また、EP−A−0,193,375(Unilever)では、重炭酸
ナトリウムのような水溶性塩を平均粒径10〜500μmの
非溶解状粒子の形態で水性洗剤組成物中に懸濁させて、
硬質面の洗浄に適した組成物を得ることが提案された。
前記重炭酸ナトリウムは研磨剤として機能するのに適し
た大きさを有するようになっているが、それでもこの先
行技術の組成物は汚れを再付着させる傾向が小さく、洗
浄した面に痕跡を残すことも殆ど又は全くない。その理
由は明らかに、重炭酸ナトリウムの残留粒子が洗浄面の
濯ぎに使用される過剰量の水に溶解し得るという点にあ
る。
ナトリウムのような水溶性塩を平均粒径10〜500μmの
非溶解状粒子の形態で水性洗剤組成物中に懸濁させて、
硬質面の洗浄に適した組成物を得ることが提案された。
前記重炭酸ナトリウムは研磨剤として機能するのに適し
た大きさを有するようになっているが、それでもこの先
行技術の組成物は汚れを再付着させる傾向が小さく、洗
浄した面に痕跡を残すことも殆ど又は全くない。その理
由は明らかに、重炭酸ナトリウムの残留粒子が洗浄面の
濯ぎに使用される過剰量の水に溶解し得るという点にあ
る。
しかしながら実験の結果、重炭酸ナトリウムはEP−A
−0,193,375に記載のように使用すると優れた洗浄能力
を示すものの、重炭酸ナトリウムを含む組成物は通常ね
ばねばした感触を有し、従って手袋をしない手で食器、
刃物及び鍋のような硬質面を洗うのに使用すると、使用
者が別の製品を求めたくなるような不快な感じが皮膚に
与えられる。
−0,193,375に記載のように使用すると優れた洗浄能力
を示すものの、重炭酸ナトリウムを含む組成物は通常ね
ばねばした感触を有し、従って手袋をしない手で食器、
刃物及び鍋のような硬質面を洗うのに使用すると、使用
者が別の製品を求めたくなるような不快な感じが皮膚に
与えられる。
検査の結果、この望ましくない特性は組成物のpHが8.
5以上のアルカリpHであるために生じることが判明し
た。このpH値は、重炭酸ナトリウムを唯一の水溶性研磨
剤として作用するに十分な量で使用した場合には不可避
である。
5以上のアルカリpHであるために生じることが判明し
た。このpH値は、重炭酸ナトリウムを唯一の水溶性研磨
剤として作用するに十分な量で使用した場合には不可避
である。
本発明者等は、重炭酸ナトリウムに類似した水溶性及
び研磨性を有し、しかもこの種の製品に伴う望ましくな
い性質を示さない新しい研磨剤を開発すべく、様々な物
質を研究した。
び研磨性を有し、しかもこの種の製品に伴う望ましくな
い性質を示さない新しい研磨剤を開発すべく、様々な物
質を研究した。
その結果、硫酸カリウムは所望の研磨特性及び水溶性
を有し、且つ中性又はやや酸性のpHをもつ安定した製品
に配合できることが判明した。このような製品は、驚く
べきことに、重炭酸ナトリウムを含む類似の製品に伴う
不快な許容し得ない感触特性を全くもたない。
を有し、且つ中性又はやや酸性のpHをもつ安定した製品
に配合できることが判明した。このような製品は、驚く
べきことに、重炭酸ナトリウムを含む類似の製品に伴う
不快な許容し得ない感触特性を全くもたない。
発明の概要 そこで本発明は、水の他にi)洗浄作用物質(deterg
ent active)及びii)水溶性塩を含み、水溶性塩の少な
くとも一部分が硫酸カリウムであって溶解状態及び非溶
解状態で存在し、この硫酸カリウムの非溶解部分が10〜
500μmの平均粒径を有するような流動的均質研磨性水
性洗剤組成物を提供する。この組成物はpH値がpH8以下
であり、20℃の見掛粘度が剪断速度が3x10-5sec-1で650
0Pas以上であり、剪断速度21sec-1では10Pas以下であ
る。
ent active)及びii)水溶性塩を含み、水溶性塩の少な
くとも一部分が硫酸カリウムであって溶解状態及び非溶
解状態で存在し、この硫酸カリウムの非溶解部分が10〜
500μmの平均粒径を有するような流動的均質研磨性水
性洗剤組成物を提供する。この組成物はpH値がpH8以下
であり、20℃の見掛粘度が剪断速度が3x10-5sec-1で650
0Pas以上であり、剪断速度21sec-1では10Pas以下であ
る。
本発明の組成物は、手による食器洗い及び/又は他の
硬質面の洗浄に適している。本発明の組成物は通常前記
用途の両方に使用し得、従って、通常は両方の用途に最
適というわけではないが、二目的製品であるといえる。
本発明の組成物は主として手による食器洗いに適した製
品として配合し得、その場合は洗浄作用物質の割合を多
くし、研磨剤の割合を小さくする。本発明の組成物ま
た、主として固定硬質面の洗浄及び頑固な汚れの除去に
適した製品として配合することもでき、その場合は研磨
剤の割合を多くし、洗浄作用物質の割合を小さくする。
硬質面の洗浄に適している。本発明の組成物は通常前記
用途の両方に使用し得、従って、通常は両方の用途に最
適というわけではないが、二目的製品であるといえる。
本発明の組成物は主として手による食器洗いに適した製
品として配合し得、その場合は洗浄作用物質の割合を多
くし、研磨剤の割合を小さくする。本発明の組成物ま
た、主として固定硬質面の洗浄及び頑固な汚れの除去に
適した製品として配合することもでき、その場合は研磨
剤の割合を多くし、洗浄作用物質の割合を小さくする。
発明の詳細及び実施態様 洗浄作用化合物 本発明の組成物は洗浄作用物質を含む。この物質は合
成陰イオン系洗浄作用物質の中から選択するのが適当で
あり、場合によっては非イオン系洗浄作用物質の中から
も選択し得る。
成陰イオン系洗浄作用物質の中から選択するのが適当で
あり、場合によっては非イオン系洗浄作用物質の中から
も選択し得る。
適当な合成陰イオン系洗浄作用化合物は、分子構造中
に炭素原子数8〜22のアルキル基と、スルホン酸又は硫
酸エステル基の中から選択した基とを含む有機硫黄反応
生成物の水溶性塩、並びにその混合物である。合成陰イ
オン系洗剤の具体例としては、アルキル硫酸ナトリウム
及びアルキル硫酸カリウム、特に獣脂又はヤシ油のグリ
セリドを還元することによって製造した高級アルコール
を硫酸化したもの;アルキル基の炭素原子数が9〜15で
あるようなアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び
アルキルベンゼンスルホン酸カリウム;アルキルグリセ
リルエーテル硫酸ナトリウム、特に獣脂及びヤシ油から
誘導した高級アルコールのエーテル;ヤシ油脂肪酸モノ
グリセリド硫酸ナトリウム;高級脂肪アルコール1モル
と酸化エチレン1〜6モルとの反応生成物の硫酸エステ
ルのナトリウム塩及びカリウム塩;酸化エチレン分子が
1〜8単位存在し且つアルキル基が4〜14個の炭素原子
を含むアルキルフェノールエチレンオキシドエーテルス
ルフェートのナトリウム塩及びカリウム塩;例えばヤシ
油から誘導した脂肪酸をイセチオン酸でエステル化し且
つ水酸化ナトリウムで中和した反応生成物並びにそれら
の混合物が挙げられる。
に炭素原子数8〜22のアルキル基と、スルホン酸又は硫
酸エステル基の中から選択した基とを含む有機硫黄反応
生成物の水溶性塩、並びにその混合物である。合成陰イ
オン系洗剤の具体例としては、アルキル硫酸ナトリウム
及びアルキル硫酸カリウム、特に獣脂又はヤシ油のグリ
セリドを還元することによって製造した高級アルコール
を硫酸化したもの;アルキル基の炭素原子数が9〜15で
あるようなアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び
アルキルベンゼンスルホン酸カリウム;アルキルグリセ
リルエーテル硫酸ナトリウム、特に獣脂及びヤシ油から
誘導した高級アルコールのエーテル;ヤシ油脂肪酸モノ
グリセリド硫酸ナトリウム;高級脂肪アルコール1モル
と酸化エチレン1〜6モルとの反応生成物の硫酸エステ
ルのナトリウム塩及びカリウム塩;酸化エチレン分子が
1〜8単位存在し且つアルキル基が4〜14個の炭素原子
を含むアルキルフェノールエチレンオキシドエーテルス
ルフェートのナトリウム塩及びカリウム塩;例えばヤシ
油から誘導した脂肪酸をイセチオン酸でエステル化し且
つ水酸化ナトリウムで中和した反応生成物並びにそれら
の混合物が挙げられる。
好ましい水溶性合成陰イオン系洗浄作用化合物は、高
級アルキルベンゼンスルホネート、高級アルキルスルホ
ネート、高級アルキルα−オレフィンスルホネート、高
級アルキルスルフェート、高級アルキルエーテルスルフ
ェートのアンモニウム及び置換アンモニウム(例えばモ
ノ−、ジ−及びトリエタノールアミン)、アルカリ金属
塩(例えばナトリウム塩及びカリウム塩)及びアルカリ
土類金属塩(例えばカルシウム塩及びマグネシウム塩)
並びにこれらの混合物である。高級アルキル芳香族スル
ホネートは特に、直鎖又は分枝鎖中のアルキル基に6も
しくは8個〜20もしくは22個の炭素原子を含む高級アル
キルベンゼンスルホネートであり得る。
級アルキルベンゼンスルホネート、高級アルキルスルホ
ネート、高級アルキルα−オレフィンスルホネート、高
級アルキルスルフェート、高級アルキルエーテルスルフ
ェートのアンモニウム及び置換アンモニウム(例えばモ
ノ−、ジ−及びトリエタノールアミン)、アルカリ金属
塩(例えばナトリウム塩及びカリウム塩)及びアルカリ
土類金属塩(例えばカルシウム塩及びマグネシウム塩)
並びにこれらの混合物である。高級アルキル芳香族スル
ホネートは特に、直鎖又は分枝鎖中のアルキル基に6も
しくは8個〜20もしくは22個の炭素原子を含む高級アル
キルベンゼンスルホネートであり得る。
特に好ましい陰イオン系洗浄作用物質混合物は、
(i)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムとラウリ
ルエーテル硫酸ナトリウムとの混合物(2EO〜8EO)、及
び(ii)第2アルキルスルホン酸ナトリウムとラウリル
エーテル硫酸ナトリウムとの混合物である。
(i)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムとラウリ
ルエーテル硫酸ナトリウムとの混合物(2EO〜8EO)、及
び(ii)第2アルキルスルホン酸ナトリウムとラウリル
エーテル硫酸ナトリウムとの混合物である。
本発明の洗剤組成物で使用する合成陰イオン系洗浄作
用物質の量は通常1〜40重量%、好ましくは2〜25重量
%、最も好ましくは2〜20重量%である。
用物質の量は通常1〜40重量%、好ましくは2〜25重量
%、最も好ましくは2〜20重量%である。
適当な非イオン系洗浄作用化合物は、広義には、親水
性の酸化アルキレン基を脂肪族もしくはアルキル芳香族
であり得る有機疎水性化合物と縮合することによって生
成した化合物であるといえる。任意の特定疎水性基と縮
合される親水性基即ちポリオキシアルキレン基の長さ
は、親水性エレメント及び疎水性エレメントが所望のバ
ランス度で存在する水溶性化合物が得られるように簡単
に調節できる。
性の酸化アルキレン基を脂肪族もしくはアルキル芳香族
であり得る有機疎水性化合物と縮合することによって生
成した化合物であるといえる。任意の特定疎水性基と縮
合される親水性基即ちポリオキシアルキレン基の長さ
は、親水性エレメント及び疎水性エレメントが所望のバ
ランス度で存在する水溶性化合物が得られるように簡単
に調節できる。
特定具体例としては、線状もしくは分枝鎖構造中に炭
素原子を8〜22個有する脂肪族アルコールと酸化エチレ
ンとの縮合生成物、例えばヤシ油アルコール1モル当た
り2〜15モルの酸化エチレンを含むヤシ油酸化エチレン
縮合物;アルキル基が6〜12個の炭素原子を含むアルキ
ルフェノールと、アルキルフェノール1モル当たり5〜
25モルの酸化エチレンとの縮合物;エチレンジアミン及
び酸化プロピレンの反応生成物と酸化エチレンとの縮合
物であって、ポリオキシエチレン基を40〜80重量%含
み、且つ分子量が5,000〜11,000である縮合物;式R3NO
[式中、基Rの1つは炭素原子数8〜18のアルキルであ
り、残りは各々がメチル基、エチル基又はヒドロキシエ
チル基である]で示される第三アミンオキシド、例えば
ジメチルドデシルアミンオキシド;式R3PO[基Rの1つ
は炭素原子数10〜18のアルキル基であり、残りは各々が
炭素原子数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基である]で示される第三ホスフィンオキシド、例えば
ジメチルドデシルホスフィンオキシド;並びに式R2SO
[式中、基Rの1つは炭素原子数10〜18のアルキル基で
あり、残りはメチル又はエチルである]で示されるジア
ルキルスルホキシド、例えばメチルテトラデシルスルホ
キシド;脂肪酸アルキロールアミド;脂肪酸アルキロー
ルアミドとアルキルメルカプタンとのアルキレンオキシ
ド縮合物が挙げられる。
素原子を8〜22個有する脂肪族アルコールと酸化エチレ
ンとの縮合生成物、例えばヤシ油アルコール1モル当た
り2〜15モルの酸化エチレンを含むヤシ油酸化エチレン
縮合物;アルキル基が6〜12個の炭素原子を含むアルキ
ルフェノールと、アルキルフェノール1モル当たり5〜
25モルの酸化エチレンとの縮合物;エチレンジアミン及
び酸化プロピレンの反応生成物と酸化エチレンとの縮合
物であって、ポリオキシエチレン基を40〜80重量%含
み、且つ分子量が5,000〜11,000である縮合物;式R3NO
[式中、基Rの1つは炭素原子数8〜18のアルキルであ
り、残りは各々がメチル基、エチル基又はヒドロキシエ
チル基である]で示される第三アミンオキシド、例えば
ジメチルドデシルアミンオキシド;式R3PO[基Rの1つ
は炭素原子数10〜18のアルキル基であり、残りは各々が
炭素原子数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基である]で示される第三ホスフィンオキシド、例えば
ジメチルドデシルホスフィンオキシド;並びに式R2SO
[式中、基Rの1つは炭素原子数10〜18のアルキル基で
あり、残りはメチル又はエチルである]で示されるジア
ルキルスルホキシド、例えばメチルテトラデシルスルホ
キシド;脂肪酸アルキロールアミド;脂肪酸アルキロー
ルアミドとアルキルメルカプタンとのアルキレンオキシ
ド縮合物が挙げられる。
本発明の洗剤組成物では2種類以上の非イオン系洗浄
作用物質からなる混合物も使用できる。
作用物質からなる混合物も使用できる。
本発明の洗剤組成物で任意に使用し得る非イオン系洗
浄作用物質の量は通常0.5〜15重量%、好ましくは1〜1
0重量%、最も好ましくは1〜8重量%である。
浄作用物質の量は通常0.5〜15重量%、好ましくは1〜1
0重量%、最も好ましくは1〜8重量%である。
陰イオン系及び非イオン系の洗浄作用物質を両方共使
用する場合には、陰イオン系洗浄作用物質対非イオン系
洗浄作用物質の重量比を様々に変化させ得るが、好まし
くは1:9〜9:1の範囲、理想的には1:4〜4:1の範囲にす
る。
用する場合には、陰イオン系洗浄作用物質対非イオン系
洗浄作用物質の重量比を様々に変化させ得るが、好まし
くは1:9〜9:1の範囲、理想的には1:4〜4:1の範囲にす
る。
本発明の組成物は好ましくは、陰イオン系洗浄作用物
質及び非イオン系洗浄作用物質の両方を、明確な構造を
もつ(structured)、即ち増粘剤を使用しなくても自己
増粘する(self thickened)液体洗剤組成物が得られる
ように選択した量で含む。
質及び非イオン系洗浄作用物質の両方を、明確な構造を
もつ(structured)、即ち増粘剤を使用しなくても自己
増粘する(self thickened)液体洗剤組成物が得られる
ように選択した量で含む。
この実施態様による本発明の洗剤組成物は、例えば、
分子中に8〜22個の炭素原子を有するアルキル基を含む
水溶性合成陰イオン系硫酸化もしくはスルホン化洗浄作
用塩(detergent salt)を2〜16重量%含むと共に、分
子中に8〜22の炭素原子を有する脂肪族アルコールを酸
化エチレンで、脂肪族アルコール1モル当たり2〜15モ
ルの酸化エチレンを含む縮合物が得られるように縮合す
ることによって誘導したアルキレンオキシル化非イオン
系洗剤を0.5〜4重量%含む。
分子中に8〜22個の炭素原子を有するアルキル基を含む
水溶性合成陰イオン系硫酸化もしくはスルホン化洗浄作
用塩(detergent salt)を2〜16重量%含むと共に、分
子中に8〜22の炭素原子を有する脂肪族アルコールを酸
化エチレンで、脂肪族アルコール1モル当たり2〜15モ
ルの酸化エチレンを含む縮合物が得られるように縮合す
ることによって誘導したアルキレンオキシル化非イオン
系洗剤を0.5〜4重量%含む。
本発明の組成物はまた、両性、陽イオン系又は双性イ
オン系洗浄作用物質も任意に含むことができる。
オン系洗浄作用物質も任意に含むことができる。
任意に使用し得る適当な両性洗浄作用化合物は、炭素
原子数8〜18のアルキル基と陰イオン系水可溶化基で置
換された脂肪族基とを含む脂肪族第二及び第三アミンの
誘導体、例えば3−ドデシルアミノプロピオン酸ナトリ
ウム、3−ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウ
ム及びN−2−ヒドロキシドデシル−N−メチルタウリ
ン酸ナトリウムである。
原子数8〜18のアルキル基と陰イオン系水可溶化基で置
換された脂肪族基とを含む脂肪族第二及び第三アミンの
誘導体、例えば3−ドデシルアミノプロピオン酸ナトリ
ウム、3−ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウ
ム及びN−2−ヒドロキシドデシル−N−メチルタウリ
ン酸ナトリウムである。
適当な陽イオン系洗浄作用化合物は炭素原子数8〜18
の脂肪族基を有する第四アンモニウム塩、例えばセチル
トリメチルアンモニウムブロマイドである。
の脂肪族基を有する第四アンモニウム塩、例えばセチル
トリメチルアンモニウムブロマイドである。
任意に使用し得る適当な双性イオン系洗浄作用化合物
は、炭素原子数8〜18の脂肪族基と陰イオン系水可溶化
基で置換された脂肪族基とを有する脂肪族第四アンモニ
ウム、スルホニウム及びホスホニウム化合物の誘導体、
例えば3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモ
ニウム)プロパン−1−スルホネートベタイン、3−
(ドデシルメチルスルホニウム)プロパン−1−スルホ
ネートベタイン及び3−(セチルメチルホスホニウム)
エタンスルホネートベタインである。
は、炭素原子数8〜18の脂肪族基と陰イオン系水可溶化
基で置換された脂肪族基とを有する脂肪族第四アンモニ
ウム、スルホニウム及びホスホニウム化合物の誘導体、
例えば3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモ
ニウム)プロパン−1−スルホネートベタイン、3−
(ドデシルメチルスルホニウム)プロパン−1−スルホ
ネートベタイン及び3−(セチルメチルホスホニウム)
エタンスルホネートベタインである。
適当な洗浄作用化合物としては更に、公知のSchwartz
及びPerry著“Surface Active Agents",Vol.I.、並びに
Schwartz,Perry及びBerch著“Surface Active Agents a
nd Detergents"Vo.IIに記載のような、一般に界面活性
剤として使用されている化合物が挙げられる。
及びPerry著“Surface Active Agents",Vol.I.、並びに
Schwartz,Perry及びBerch著“Surface Active Agents a
nd Detergents"Vo.IIに記載のような、一般に界面活性
剤として使用されている化合物が挙げられる。
本発明の洗剤組成物で使用する洗浄作用化合物の総量
は通常1〜40重量%、好ましくは1.5〜30重量%、より
好ましくは2〜20もしくは25重量%である。
は通常1〜40重量%、好ましくは1.5〜30重量%、より
好ましくは2〜20もしくは25重量%である。
水溶性塩 本発明の組成物は更に、研磨剤として機能し得る少な
くとも1種類の水溶性塩、即ち硫酸カリウムも含む。こ
の塩はその飽和溶解度を超える量で使用し、従って組成
物中に溶解状態及び非溶解状態の両方で存在することに
なる。本発明の組成物は従って、硫酸カリウム飽和水溶
液と、20℃で組成物の0.5〜60重量%、より好ましくは
1〜50重量%に相当する固相形態の前記塩とを含む。こ
の固相は、必要な研磨性を与える平均粒径10〜500μ
m、好ましくは20〜300μmの粒子からなる。
くとも1種類の水溶性塩、即ち硫酸カリウムも含む。こ
の塩はその飽和溶解度を超える量で使用し、従って組成
物中に溶解状態及び非溶解状態の両方で存在することに
なる。本発明の組成物は従って、硫酸カリウム飽和水溶
液と、20℃で組成物の0.5〜60重量%、より好ましくは
1〜50重量%に相当する固相形態の前記塩とを含む。こ
の固相は、必要な研磨性を与える平均粒径10〜500μ
m、好ましくは20〜300μmの粒子からなる。
前記水溶性塩即ち硫酸カリウムは無水であり、10℃〜
40℃の水中に飽和溶液の形成に必要な量より多い量で結
晶質固体として存在させても水和物には変化しない。40
℃の水中における前記塩の飽和溶解度は10℃の水中にお
ける飽和溶解度の2倍以下である。これらの性質は、製
品の特徴、特に結晶質研磨粒子の大きさ、形状及び量を
一般的使用温度範囲内で余り変化させないようにすると
いう効果をもつ。従って、製品の性能も均一になる。硫
酸カリウムの前記性質はまた、組成物が自己構造性(se
lf structured)の場合、即ち所望の粘度特性を示す構
造が1種類以上の陰イオン系洗浄作用物質又は陰イオン
系及び非イオン系洗浄作用物質の適切な選択によって得
られた場合に、組成物を実質的粘度変化を起こさずに安
定させるという効果をも有する。
40℃の水中に飽和溶液の形成に必要な量より多い量で結
晶質固体として存在させても水和物には変化しない。40
℃の水中における前記塩の飽和溶解度は10℃の水中にお
ける飽和溶解度の2倍以下である。これらの性質は、製
品の特徴、特に結晶質研磨粒子の大きさ、形状及び量を
一般的使用温度範囲内で余り変化させないようにすると
いう効果をもつ。従って、製品の性能も均一になる。硫
酸カリウムの前記性質はまた、組成物が自己構造性(se
lf structured)の場合、即ち所望の粘度特性を示す構
造が1種類以上の陰イオン系洗浄作用物質又は陰イオン
系及び非イオン系洗浄作用物質の適切な選択によって得
られた場合に、組成物を実質的粘度変化を起こさずに安
定させるという効果をも有する。
水溶性塩である硫酸カリウムは、Mohs硬度が約3であ
り、従って有効な研磨性を示す。10℃の水中における硫
酸カリウムの飽和溶解度は15重量%を超えないため、妥
当な総含量で非溶解粒子を存在させることができる。
り、従って有効な研磨性を示す。10℃の水中における硫
酸カリウムの飽和溶解度は15重量%を超えないため、妥
当な総含量で非溶解粒子を存在させることができる。
この塩はまた、10℃で5g/l以上の水溶性を示すため、
当該組成物で洗浄した硬質面から過剰塩を簡単に濯ぎ落
とすことができる。従って、面に痕跡が残ることもな
い。
当該組成物で洗浄した硬質面から過剰塩を簡単に濯ぎ落
とすことができる。従って、面に痕跡が残ることもな
い。
本発明の洗剤組成物中の硫酸カリウム含量は、溶解状
態及び非溶解状態のものを合わせた合計で、好ましくは
2〜65重量%、より好ましくは4〜55重量%、理想的に
は7〜50重量%にする。本発明の組成物はこの水溶性塩
を、本明細書に記載のごとき平均粒度及び他の特性を有
する固体粒子の形態で、必要な研磨剤含量に応じて、10
℃〜40℃の一般的貯蔵又は使用温度で0.5〜60重量%、
より好ましくは1〜50重量%含む必要がある。
態及び非溶解状態のものを合わせた合計で、好ましくは
2〜65重量%、より好ましくは4〜55重量%、理想的に
は7〜50重量%にする。本発明の組成物はこの水溶性塩
を、本明細書に記載のごとき平均粒度及び他の特性を有
する固体粒子の形態で、必要な研磨剤含量に応じて、10
℃〜40℃の一般的貯蔵又は使用温度で0.5〜60重量%、
より好ましくは1〜50重量%含む必要がある。
本発明の組成物は硫酸カリウム以外の水溶性塩、例え
ば重炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、
塩化マグネシウム、塩化カルシウム、トリポリリン酸ナ
トリウム五水和物、テトラホウ酸ナトリウム十水和物及
びクエン酸ナトリウムも任意に含み得る。但し、組成物
のpHは8を超えてはならない。この条件では、リチウ
ム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム及びカルシウ
ムの更に別の水溶性無機塩もしくは有機塩も使用でき
る。これらの塩はビルダー及び研磨剤の機能を果たし得
る。特定具体例としては、シュウ酸ナトリウム、コハク
酸ナトリウム、アジピン酸ナトリウム及びグルタル酸ナ
トリウムが挙げられる。これらの塩の混合物も使用でき
る。好ましくは、硫酸カリウムの水溶性を少し低下させ
ることができる電解質を存在させる。その場合は特に、
アルカリ金属塩化物、好ましくは塩化ナトリウムを組成
物の0.5〜5重量%、又はそれより多く10重量%までの
量で使用するのが適当である。このようにすると、硫酸
カリウムの水溶性がやや低下し、そのため適当な量の非
溶解粒子を得るのに必要な硫酸カリウム量を節減するこ
とができる。しかも硫酸カリウムの溶解度が5g/l以下に
下がることはないため、洗浄後の硬質面から過剰塩を簡
単に除去することができる。
ば重炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、
塩化マグネシウム、塩化カルシウム、トリポリリン酸ナ
トリウム五水和物、テトラホウ酸ナトリウム十水和物及
びクエン酸ナトリウムも任意に含み得る。但し、組成物
のpHは8を超えてはならない。この条件では、リチウ
ム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム及びカルシウ
ムの更に別の水溶性無機塩もしくは有機塩も使用でき
る。これらの塩はビルダー及び研磨剤の機能を果たし得
る。特定具体例としては、シュウ酸ナトリウム、コハク
酸ナトリウム、アジピン酸ナトリウム及びグルタル酸ナ
トリウムが挙げられる。これらの塩の混合物も使用でき
る。好ましくは、硫酸カリウムの水溶性を少し低下させ
ることができる電解質を存在させる。その場合は特に、
アルカリ金属塩化物、好ましくは塩化ナトリウムを組成
物の0.5〜5重量%、又はそれより多く10重量%までの
量で使用するのが適当である。このようにすると、硫酸
カリウムの水溶性がやや低下し、そのため適当な量の非
溶解粒子を得るのに必要な硫酸カリウム量を節減するこ
とができる。しかも硫酸カリウムの溶解度が5g/l以下に
下がることはないため、洗浄後の硬質面から過剰塩を簡
単に除去することができる。
電解質特に塩化ナトリウムの存在は、製品の凍結−解
凍安定性を向上させる上でも有利である。
凍安定性を向上させる上でも有利である。
特に有利な方法では、アルカリ金属塩化物の他に別の
電解質も加える。この別の電解質は好ましくはアルカリ
金属クエン酸塩、例えばクエン酸ナトリウムであり、pH
の調整に有用である。
電解質も加える。この別の電解質は好ましくはアルカリ
金属クエン酸塩、例えばクエン酸ナトリウムであり、pH
の調整に有用である。
硫酸カリウムを含む水溶性塩の総量は組成物の9重量
%以上にするのが好ましい。この量は9〜50重量%の範
囲で決定し得る。
%以上にするのが好ましい。この量は9〜50重量%の範
囲で決定し得る。
水 本発明の組成物は更に水を含む。その量は組成物の30
〜89.5重量%、好ましくは40〜80重量%、理想的には45
〜70重量%である。
〜89.5重量%、好ましくは40〜80重量%、理想的には45
〜70重量%である。
任意的成分 本発明の組成物は洗浄能力を補助する他の成分も含み
得る。但し、これらの成分の存在によって組成物のpHが
8を超えることがあってはならない。例えば、本発明の
組成物は、ニトリロトリアセテート、ポリカルボキシレ
ート、シトレート、ジカルボン酸、水溶性ホスフェート
特にポリホスフェート、オルトホスフェートとピロホス
フェートとの混合物、並びにこれらの物質の混合物のよ
うな洗剤ビルダーを含み得る。これらのビルダーは、本
明細書に記述のように、組成物全体における溶解度を超
える量で使用すれば研磨剤としても機能し得る。ビルダ
ーを使用する場合には、一般的に、その量を組成物の0.
1〜25重量%にするのが好ましい。
得る。但し、これらの成分の存在によって組成物のpHが
8を超えることがあってはならない。例えば、本発明の
組成物は、ニトリロトリアセテート、ポリカルボキシレ
ート、シトレート、ジカルボン酸、水溶性ホスフェート
特にポリホスフェート、オルトホスフェートとピロホス
フェートとの混合物、並びにこれらの物質の混合物のよ
うな洗剤ビルダーを含み得る。これらのビルダーは、本
明細書に記述のように、組成物全体における溶解度を超
える量で使用すれば研磨剤としても機能し得る。ビルダ
ーを使用する場合には、一般的に、その量を組成物の0.
1〜25重量%にするのが好ましい。
金属イオン封鎖剤、例えばエチレンジアミンテトラア
セテート、アミノ−ポリホスホネート(DEQUEST)及び
ホスフェート、並びに他の様々な多官能価有機酸及び塩
も任意に使用し得る。
セテート、アミノ−ポリホスホネート(DEQUEST)及び
ホスフェート、並びに他の様々な多官能価有機酸及び塩
も任意に使用し得る。
本発明の組成物が任意に含み得る更に別の成分は、起
泡調節物質である。この物質は、使用時に過剰の泡を発
生し易い組成物に使用できる。起泡調節物質の具体例と
しては石鹸が挙げられる。石鹸は脂肪酸の塩であり、炭
素原子数約8〜約24、好ましくは約10〜約20の高級脂肪
族酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム及びアルカ
ノールアンモニウム塩のようなアルカリ金属石鹸を含
む。特に有用なのは、ヤシ油及び粉砕ナッツ油から誘導
した脂肪酸の混合物のナトリウム塩、カリウム塩、モノ
−、ジ−及びトリエタノールアミン塩である。石鹸を使
用する時は、その量を組成物の0.005重量%以上、好ま
しくは0.5〜2重量%にし得る。他の起泡調節物質とし
ては、有機溶媒、疎水性シリカ及びシリコーン油又は炭
化水素が挙げられる。
泡調節物質である。この物質は、使用時に過剰の泡を発
生し易い組成物に使用できる。起泡調節物質の具体例と
しては石鹸が挙げられる。石鹸は脂肪酸の塩であり、炭
素原子数約8〜約24、好ましくは約10〜約20の高級脂肪
族酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム及びアルカ
ノールアンモニウム塩のようなアルカリ金属石鹸を含
む。特に有用なのは、ヤシ油及び粉砕ナッツ油から誘導
した脂肪酸の混合物のナトリウム塩、カリウム塩、モノ
−、ジ−及びトリエタノールアミン塩である。石鹸を使
用する時は、その量を組成物の0.005重量%以上、好ま
しくは0.5〜2重量%にし得る。他の起泡調節物質とし
ては、有機溶媒、疎水性シリカ及びシリコーン油又は炭
化水素が挙げられる。
本発明の組成物はまた、1種類以上の非溶解塩を組成
物中に均質に分布させておくための適当な流動学的性質
を与え且つ前記塩の分布及び洗浄すべき硬質面への組成
物の付着を促進する上で有用な構造物質(structuring
agents)も任意に含み得る。好ましい構造物質として
は、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び他の化
学的に改質したセルロース物質のような多糖類、キサン
タンゴム並びに他の凝集作用をもたない構造物質、例え
ば米国特許第4,329,448号に記載のBiopolymer PS87のよ
うな物質が挙げられる。多官能価物質で架橋したアクリ
ル酸ポリマーのような或る種のポリマー、例えばCARBOP
OLも構造物質として使用し得る。この種の構造物質を本
発明の組成物で使用する場合には、その量を組成物の0.
001重量%、好ましくは0.01重量%以上にし得る。
物中に均質に分布させておくための適当な流動学的性質
を与え且つ前記塩の分布及び洗浄すべき硬質面への組成
物の付着を促進する上で有用な構造物質(structuring
agents)も任意に含み得る。好ましい構造物質として
は、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び他の化
学的に改質したセルロース物質のような多糖類、キサン
タンゴム並びに他の凝集作用をもたない構造物質、例え
ば米国特許第4,329,448号に記載のBiopolymer PS87のよ
うな物質が挙げられる。多官能価物質で架橋したアクリ
ル酸ポリマーのような或る種のポリマー、例えばCARBOP
OLも構造物質として使用し得る。この種の構造物質を本
発明の組成物で使用する場合には、その量を組成物の0.
001重量%、好ましくは0.01重量%以上にし得る。
本発明の組成物は更に、少なくとも部分的にエステル
化した樹脂、例えば少なくとも部分的にエステル化した
ロジンアダクト及び不飽和ジカルボン酸もしくはその無
水物、又はカルボキシ基をもたないモノ不飽和の脂肪族
−、脂環式−もしくは芳香族モノマーと不飽和ジカルボ
ン酸もしくはその無水物との共重合生成物の少なくとも
部分的にエステル化した誘導体も含み得る。
化した樹脂、例えば少なくとも部分的にエステル化した
ロジンアダクト及び不飽和ジカルボン酸もしくはその無
水物、又はカルボキシ基をもたないモノ不飽和の脂肪族
−、脂環式−もしくは芳香族モノマーと不飽和ジカルボ
ン酸もしくはその無水物との共重合生成物の少なくとも
部分的にエステル化した誘導体も含み得る。
後者タイプの適当なコポリマーの典型的具体例として
は、エチレン、スチレン及びビニルメチルエーテルとマ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等及び
その無水物とのコポリマーが挙げられる。好ましいのは
スチレン/無水マレイン酸コポリマーである。
は、エチレン、スチレン及びビニルメチルエーテルとマ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等及び
その無水物とのコポリマーが挙げられる。好ましいのは
スチレン/無水マレイン酸コポリマーである。
本発明の組成物は通常、少なくとも部分的にエステル
化した樹脂を0.005〜20重量%、通常は0.1〜15重量%、
好ましくは0.5〜10重量%の量で任意に含み得る。
化した樹脂を0.005〜20重量%、通常は0.1〜15重量%、
好ましくは0.5〜10重量%の量で任意に含み得る。
本発明の組成物は前述の諸成分以外に、他の様々な任
意的成分、例えばpH調整剤、香料、着色剤、蛍光増白
剤、汚れ懸濁剤、洗浄作用酵素、相容性漂白剤、ゲル調
整剤、凍結−解凍安定剤、殺菌剤、保存料、洗剤ヒドロ
トロープ、不透明剤及び溶剤も含み得る。
意的成分、例えばpH調整剤、香料、着色剤、蛍光増白
剤、汚れ懸濁剤、洗浄作用酵素、相容性漂白剤、ゲル調
整剤、凍結−解凍安定剤、殺菌剤、保存料、洗剤ヒドロ
トロープ、不透明剤及び溶剤も含み得る。
本発明の組成物は水溶性研磨剤、例えば長石及び石英
を10重量%以下、好ましくは5重量%以下しか含まな
い。これは、この種の研磨剤が、水で濯いでも洗浄後の
硬質面に付着したまま残る傾向を示すからである。
を10重量%以下、好ましくは5重量%以下しか含まな
い。これは、この種の研磨剤が、水で濯いでも洗浄後の
硬質面に付着したまま残る傾向を示すからである。
本発明の組成物は、水溶性研磨剤を実質的に含まない
のが理想的である。
のが理想的である。
通常は、水と他の洗剤添加物を含む任意的成分とが洗
浄作用化合物及び水溶性塩以外の組成物成分を構成す
る。従って、水及び任意的成分は組成物の89.5〜25重量
%を占め得る。
浄作用化合物及び水溶性塩以外の組成物成分を構成す
る。従って、水及び任意的成分は組成物の89.5〜25重量
%を占め得る。
pH 本発明の重要な特徴の1つは、組成物を8以下のpH値
を有するように配合することにある。本発明の組成物の
pH値は好ましくは5〜8、理想的には約6〜7である
が、3のように低いpH値でもよい。
を有するように配合することにある。本発明の組成物の
pH値は好ましくは5〜8、理想的には約6〜7である
が、3のように低いpH値でもよい。
懸濁性 本発明の重要な特徴の1つは、組成物が塩からなる研
磨剤の非溶解粒子を懸濁させておくことができるという
点にある。従って消費者は、使用前に沈澱粒子を再懸濁
させ且つ再分布させるべく、例えば組成物を振って攪拌
する必要はない。そのためには、組成物を20℃の温度で
放置しておいた場合に塩からなる研磨剤の粒子が1ケ月
で1cm以上沈澱しないように、組成物の20℃での見掛粘
度を剪断速度3x10-5sec-1で6500Pas以上になるようにす
る必要がある。20℃の見掛粘度は、理想的には、剪断速
度3x10-5sec-1で25,000Pas以上である。
磨剤の非溶解粒子を懸濁させておくことができるという
点にある。従って消費者は、使用前に沈澱粒子を再懸濁
させ且つ再分布させるべく、例えば組成物を振って攪拌
する必要はない。そのためには、組成物を20℃の温度で
放置しておいた場合に塩からなる研磨剤の粒子が1ケ月
で1cm以上沈澱しないように、組成物の20℃での見掛粘
度を剪断速度3x10-5sec-1で6500Pas以上になるようにす
る必要がある。20℃の見掛粘度は、理想的には、剪断速
度3x10-5sec-1で25,000Pas以上である。
この粘度は、塩からなる研磨剤の粒子が球状であり且
つ前述のごとき沈澱速度が適用されると仮定して、Stok
esの法則を用いて測定し得る。
つ前述のごとき沈澱速度が適用されると仮定して、Stok
esの法則を用いて測定し得る。
本発明の組成物は、塩からなる研磨剤の非溶解粒子が
貯蔵中に沈澱する現象を実質的に回避するだけの十分な
見掛粘度を有する必要があるが、それと同時に、使用時
に壜又は他の容器から容易に流出させることができるよ
うに流動的でもなければならない。そのためには、回転
粘度計で測定した組成物の20℃の見掛粘度が21sec-1の
剪断速度で10Pas以下でなければならない。この20℃の
見掛粘度は21sec-1の剪断速度で5Pas以下が好ましい。
貯蔵中に沈澱する現象を実質的に回避するだけの十分な
見掛粘度を有する必要があるが、それと同時に、使用時
に壜又は他の容器から容易に流出させることができるよ
うに流動的でもなければならない。そのためには、回転
粘度計で測定した組成物の20℃の見掛粘度が21sec-1の
剪断速度で10Pas以下でなければならない。この20℃の
見掛粘度は21sec-1の剪断速度で5Pas以下が好ましい。
この基準を満たす適当な流動学的条件は、所望の懸濁
特性を有する自己構造性液体が得られるように陰イオン
系及び非イオン系洗剤を適切に選択し、及び/又は本明
細書に記載のような別の構造物質を適量使用することに
よって具備することができる。
特性を有する自己構造性液体が得られるように陰イオン
系及び非イオン系洗剤を適切に選択し、及び/又は本明
細書に記載のような別の構造物質を適量使用することに
よって具備することができる。
組成物の粘度を調整する好ましい方法の1つは、当該
系中に例えば本出願人の同時係属出願EP88307 007.0に
記載のような水溶性ポリマーを混入することからなる。
系中に例えば本出願人の同時係属出願EP88307 007.0に
記載のような水溶性ポリマーを混入することからなる。
組成物の製造方法 本発明の組成物は液体形態を有するため、本質的成分
及び任意的成分を水中でブレンドするだけで簡単に製造
できる。
及び任意的成分を水中でブレンドするだけで簡単に製造
できる。
組成物の包装及び使用 本発明の組成物は流動性のある液体であるため、こぼ
れる危険を伴わずに貯蔵、輸送及び販売できるように、
閉鎖可能容器内に収容するのが好ましい。
れる危険を伴わずに貯蔵、輸送及び販売できるように、
閉鎖可能容器内に収容するのが好ましい。
本発明の組成物は特に、食器、刃物、鍋及び他の器具
を手で洗浄する場合、並びに家庭の台所及び浴室に見ら
れるような汚れた硬質面を洗浄する場合に使用するのに
適している。本発明の組成物は希釈せずにそのまま使用
でき、又は所望であれば最初に水で希釈してから汚れた
面に適用し得る。布、ブラシ又はスポンジ等を使用すれ
ば、より容易に適用できる。使用後は、清潔な水で濯げ
ば、面に残留する過剰の非溶解水溶性塩研磨剤がその水
に溶解して簡単に除去される。
を手で洗浄する場合、並びに家庭の台所及び浴室に見ら
れるような汚れた硬質面を洗浄する場合に使用するのに
適している。本発明の組成物は希釈せずにそのまま使用
でき、又は所望であれば最初に水で希釈してから汚れた
面に適用し得る。布、ブラシ又はスポンジ等を使用すれ
ば、より容易に適用できる。使用後は、清潔な水で濯げ
ば、面に残留する過剰の非溶解水溶性塩研磨剤がその水
に溶解して簡単に除去される。
このようにして本発明の組成物で洗浄した面は、方解
石のような水不溶性研磨剤を含む類似の製品で洗浄した
場合より痕跡が残り難い。
石のような水不溶性研磨剤を含む類似の製品で洗浄した
場合より痕跡が残り難い。
実施例 以下に非限定的実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。組成の%は指示のない限り重量%である。各実
施例の非溶解硫酸カリウムは約150μmの平均粒度を有
する。これらの実施例の組成物はいずれも十分な懸濁性
を有し、剪断速度3x10-5sec-1で6500Pasを超える粘度を
示す。pH調整は水酸化ナトリウム溶液又は硫酸を用いて
行った。
明する。組成の%は指示のない限り重量%である。各実
施例の非溶解硫酸カリウムは約150μmの平均粒度を有
する。これらの実施例の組成物はいずれも十分な懸濁性
を有し、剪断速度3x10-5sec-1で6500Pasを超える粘度を
示す。pH調整は水酸化ナトリウム溶液又は硫酸を用いて
行った。
実施例1 この実施例は、本発明の手による食器洗いに適した濃
縮洗剤組成物の処方例を説明するためのものである。
縮洗剤組成物の処方例を説明するためのものである。
この洗剤濃縮物の組成は下記の通りであった: 重量% アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.0 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 4.5 ココナツジエタノールアミド 7.5 硫酸カリウム 20.0 香料 0.25 水 100%の残り 20℃の粘度は21sec-1の剪断速度で0.8Pasであり、3x1
0-5sec-1の剪断速度では6500Pasより大きかった。
0-5sec-1の剪断速度では6500Pasより大きかった。
pHは水酸化ナトリウム又は硫酸で7に調整する。非溶
解硫酸カリウム粒子の含量は約10%である。
解硫酸カリウム粒子の含量は約10%である。
実施例2 手による食器洗いに適した組成物を下記の組成に従っ
て製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 2.7 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 10.8 ココナツジエタノールアミド 4.5 硫酸カリウム 8.0 塩化ナトリウム 2.0 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.5 香料 0.25 水 100%の残り 20℃の粘度:剪断速度21sec-1で0.6Pas。
て製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 2.7 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 10.8 ココナツジエタノールアミド 4.5 硫酸カリウム 8.0 塩化ナトリウム 2.0 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.5 香料 0.25 水 100%の残り 20℃の粘度:剪断速度21sec-1で0.6Pas。
非溶解硫酸カリウム粒子:2%。
pHは水酸化ナトリウム又は硫酸で6に調整する。
実施例3 手による食器洗いに適した洗剤組成物を下記の組成に
従って製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 2.7 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 10.8 ココナツジエタノールアミド 4.5 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 2.0 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.5 ポリアクリル酸ナトリウム(分子量〜4000) 0.2 香料 0.2 水 100%の残り 25℃の粘度:21sec-1で0.35Pas。
従って製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 2.7 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 10.8 ココナツジエタノールアミド 4.5 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 2.0 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.5 ポリアクリル酸ナトリウム(分子量〜4000) 0.2 香料 0.2 水 100%の残り 25℃の粘度:21sec-1で0.35Pas。
非溶解硫酸カリウム:約6%。
この組成物のpHは水酸化ナトリウム又は硫酸で6に調
整する。
整する。
実施例4 手による食器洗いに適した洗剤組成物を下記の組成に
従って製造した: 重量% 第2アルキルスルホン酸ナトリウム 3.6 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 14.4 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 6.0 香料 0.2 水 100%の残り pH=6。25℃の粘度:21sec-1で0.71Pas。非溶解硫酸
カリウム:約8%。
従って製造した: 重量% 第2アルキルスルホン酸ナトリウム 3.6 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 14.4 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 6.0 香料 0.2 水 100%の残り pH=6。25℃の粘度:21sec-1で0.71Pas。非溶解硫酸
カリウム:約8%。
実施例5 硬質面洗浄用組成物を下記の組成に従って製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.8 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 10.4 硫酸カリウム 40.0 塩化ナトリウム 2.0 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.3 香料 0.2 水 100%の残り pH=6.5。25℃の粘度:21sec-1で0.96Pas。非溶解硫酸
カリウム:35%。
カリウム:35%。
実施例6 手による食器洗いに適した濃縮洗剤組成物を下記の組
成に従って製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.8 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 15.0 ココナツジエタノールアミド 6.2 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 1.7 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.4 香料 0.2 水 100%の残り pH=7。25℃の粘度:21sec-1で2.1Pas。非溶解硫酸
カリウム:5%。
成に従って製造した: 重量% 線状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.8 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3EO) 15.0 ココナツジエタノールアミド 6.2 硫酸カリウム 12.0 塩化ナトリウム 1.7 クエン酸トリナトリウム2H2O 0.4 香料 0.2 水 100%の残り pH=7。25℃の粘度:21sec-1で2.1Pas。非溶解硫酸
カリウム:5%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:14) C11D 3:14)
Claims (14)
- 【請求項1】流動性のある均質な研磨性水性液体洗剤組
成物であって、水の他に、 i)1.5〜40重量%の洗浄作用物質と ii)9〜65重量%の水溶性塩と iii)30〜89.5重量%の水とを含み、 前記水溶性塩の少なくとも一部分が組成物の2〜65重量
%を占める硫酸カリウムであって溶解状態及び非溶解状
態で存在し、この硫酸カリウムの非溶解部分が10〜500
μmの平均粒径を有し、組成物のpHが8以下であり、20
℃の見掛粘度が剪断速度3×10-5sec-1で6500Pas以上、
剪断速度21sec-1で10Pas以下である組成物。 - 【請求項2】洗浄作用物質の量が組成物の1.5〜30重量
%であり、水溶性塩の量が組成物の9〜50重量%である
請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】硫酸カリウムの非溶解部分が組成物の0.5
〜60重量%を占める請求項1または2に記載の組成物。 - 【請求項4】水溶性塩が硫酸カリウムの溶解度を低下さ
せることのできる電解質を少なくとも1種類含む請求項
1から3のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項5】電解質がアルカリ金属塩化物を組成物の0.
5〜10重量%の量で含む請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】陰イオン系洗浄作用物質が組成物の1〜25
重量%を占める請求項1から5のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項7】洗浄作用物質が、合成陰イオン系の分子中
に炭素原子数8〜22のアルキル基を有する硫酸もしくは
スルホン酸の水溶性塩洗浄作用物質を組成物の2〜20重
量%に相当する量で含む請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】非イオン系洗浄作用物質が組成物の0.5〜1
5重量%を占める請求項6又は7に記載の組成物。 - 【請求項9】陰イオン系洗浄作用物質対非イオン系洗浄
作用物質の重量比が1:9〜9:1である請求項8に記載の組
成物。 - 【請求項10】水溶性塩がクエン酸ナトリウムも含む請
求項1から9のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項11】非溶解硫酸カリウムが20〜300μmの平
均粒径を有する請求項1から10のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項12】水が組成物の40〜80重量%を占める請求
項1から11のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項13】20℃の見掛粘度が3×10-5sec-1の剪断
速度で25,000Pas以上である請求項1から12のいずれか
に記載の組成物。 - 【請求項14】20℃の見掛粘度が21sec-1の剪断速度で5
Pas以下である請求項1から13のいずれかに記載の組成
物。
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GB888823803A GB8823803D0 (en) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | Liquid detergent composition |
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