JP2520989B2 - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2520989B2
JP2520989B2 JP3093860A JP9386091A JP2520989B2 JP 2520989 B2 JP2520989 B2 JP 2520989B2 JP 3093860 A JP3093860 A JP 3093860A JP 9386091 A JP9386091 A JP 9386091A JP 2520989 B2 JP2520989 B2 JP 2520989B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/04Hinges adjustable relative to the wing or the frame
    • E05D7/0407Hinges adjustable relative to the wing or the frame the hinges having two or more pins and being specially adapted for cabinets or furniture
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付けプレートにより
家具の一部等に固定されるヒンジブラケットを有してお
り、好ましくは、ヒンジブラケットが、固定ねじにより
取付けプレートと一体に選択的にクランプされるか、分
離可能なスナップ作用ジョイントにより取付けプレート
に弾性的にロックされるようになっており、取付けプレ
ートが、ベースプレートと、該ベースプレートに摺動自
在に取り付けられた少なくとも1つの中間プレートとを
備えているヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国公開特許出願第24 60 127 号に
は、上方に傾斜した斜面状の端部が設けられた後部を備
えているヒンジブラケットを有するヒンジであって、前
記斜面状の端部に隣接して横方向スロットが形成されて
おり、ヒンジブラケットが、家具部品の本体部分にねじ
止めされるスリーブ状ホルダ内に摺動自在に挿入される
ようになっているヒンジが開示されている。このヒンジ
ブラケットは、ばね付勢されたロックヘッドが斜面状端
部により押し下げられてスロット内にスナップイン(嵌
入)されるまで、ホルダ内に挿入されるようになってい
る。調節ねじがヒンジブラケットの前部に螺入してい
る。この調節ねじには、そのヘッドとねじ付きシャンク
との間に環状溝が形成されており、この環状溝は、スリ
ーブ状ホルダに形成されていてその前端が開放している
スロット内に摺動自在に挿入されるようになっている。
ロックヘッドは、スリーブ状ホルダのボア内で案内され
る円形部材上で偏心して取り付けられている。これによ
り、横方向スロットを通って延びているロックヘッドを
回転してヒンジブラケットを家具の奥行き方向に調節す
ることができ、かつ調節ねじを回転してヒンジブラケッ
トに枢動運動を伝達し、家具の部品のヒンジ止めされた
部分同士の間のギャップの通常の調節を行うことができ
る。これには高価なスリーブ状ホルダが必要になるこ
と、及び2方向の調節が可能なヒンジブラケットを取り
付けると、ヒンジブラケットがスリーブ状ホルダの垂直
方向の中心平面内にバックラッシを生じ、このため好ま
しくないぐらつきが生じることは明白である。
【0003】ドイツ国公開特許出願第35 35 963 号に開
示されたヒンジでは、ベースプレートに対して中間プレ
ートが弾性的にロックされており、この中間プレート上
には、該中間プレートにリベット止めされた偏心体によ
りヒンジブラケットが保持されており、偏心体のヘッド
がヒンジブラケットの横方向スロットを貫通して延びて
おり、中間プレート上には、ヒンジブラケットに螺入さ
れておりかつ環状溝が形成された調節ねじによりヒンジ
ブラケットも保持されており、該調節ねじは、中間プレ
ートに形成されていて前端部が開放しているスロット内
に摺動自在に挿入されている。偏心したヒンジブラケッ
トは、偏心体により、家具の部品の奥行き方向に調節す
ることができ、かつ、調節ねじにより、家具の部品のヒ
ンジ止めされた部分同士の間のギャップの幅方向に調節
することができる。このヒンジにおいては、ヒンジブラ
ケットを中間プレートに固定するのにも2つの調節部材
が使用され、このため、偏心体に隣接した箇所で中間プ
レートが変形し、好ましくないバックラッシを含む取付
けがなされることがある。
【0004】ドイツ国公開特許出願第34 45 885 号に
は、更に別のヒンジが開示されており、該ヒンジは、偏
心ブラケットとヒンジブラケットの前部に設けられた調
節ねじとにより、ベースプレート上に保持されたヒンジ
ブラケットを有しており、偏心体及び調節ねじには固定
ピンが設けられている。固定ピンには環状溝が形成され
ており、該環状溝は、ベースプレート上で案内されるば
ね付勢形のスライダプレートを受け入れて弾性ロックが
できるようにしている。このヒンジでは、偏心体及び調
節ねじ(これらの偏心体及び調節ねじは、それぞれ、家
具の部品の奥行き方向の調節及び家具の部品のヒンジ止
めされた部分同士の間のギャップの幅方向の調節を行
う)によりヒンジブラケットもベースプレートに連結さ
れており、従って、バックラッシのない有効な取付けを
達成することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】及び
【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
冒頭に述べた形式のヒンジであって、家具の部品の奥行
き方向にヒンジブラケットを調節できると同時に、バッ
クラッシを有しない手段によってヒンジブラケットをベ
ースプレートに連結できるヒンジを提供することにあ
る。
【0006】冒頭に述べた形式のヒンジにおいて、上記
目的は、中間プレートが、ベースプレート上で長手方向
に摺動自在に案内されかつ横方向には変位しないように
保持されており、中間プレートを長手方向に変位させる
セルフロック調節機構が設けられたヒンジにより達成さ
れる。本発明のヒンジにおいては、ヒンジブラケット
は、固定ねじにより中間プレートに対してクランプして
もよいし、戻り止め手段により中間プレートに対して弾
性的にロックしてもよい。また、家具の部品の奥行き方
向の調節は、単に、中間プレートをベースプレートに対
して調節することのみにより行うことができる。本発明
のヒンジブによれば、ベースプレート上でバックラッシ
なくして中間プレートを案内する簡単な手段を提供で
き、このため、バックラッシがないようにして家具の部
品の奥行き方向にヒンジブラケットを調節するのに、セ
ルフロック調節機構を用いることができる。
【0007】家具の部品のヒンジ止めされた部分同士の
間のギャップの調節を可能にするため、長手方向に変位
可能な中間プレートに対し、直接又は別の中間プレート
の手段を介して、ヒンジブラケットを枢着することがで
きる。また、本発明は、冒頭に述べた形式のヒンジを次
のように、すなわち、ヒンジブラケット及び/又は各々
の中間プレートが、ガイド内で変位でき又は中間プレー
トの1つ及び/又はベースプレートに対し1つの軸線に
枢着されていて三次元の調節ができるように改良したヒ
ンジに関するものでもある。
【0008】例えば、ドイツ国特許出願第P 38 41 405.
8 号及び対応する米国特許出願第07/365,569号に記載さ
れている形式のヒンジにおいては、調節された位置にお
いて、上下の中間プレートをクランプねじにより互いに
クランプでき、下方の中間プレート上で上方の長手方向
プレートを長手方向に変位させて、家具の部品の奥行き
方向にヒンジブラケットを調節できるようになってい
る。下方の中間プレートはベースプレート上で横方向に
変位できるように案内され、かつ、垂直方向の調節を行
うため、下方の中間プレートをクランプねじによりベー
スプレートに対してクランプすることができる。調節ね
じはヒンジブラケットに螺入されかつ上方の中間プレー
ト内で回転はできるが軸線方向には移動できないように
取り付けられている。また、調節ねじは、ヒンジブラケ
ットを取付けプレートの長手方向の中心平面内で枢動さ
せ、ヒンジブラケットにより支持された扉の横方向の調
節が行えるようになっている。従来の特許出願により知
られているヒンジは、ヒンジブラケットが、ベースプレ
ート又はベースプレートに連結された中間プレートに対
し、スナップ作用ジョイントにより弾性的にロックされ
る場合には、特に容易に取り付けることができる。この
ヒンジブラケットにより支持される扉では、取付けの不
正確さ又は製造公差を補償することができる。また、こ
のヒンジブラケットは、三次元方向の調節、すなわち、
家具の部品の奥行き方向、高さ方向及び横方向(ギャッ
プの幅)の調節を行うことができる。しかしながら、高
さ方向の正しい調節を見出すには、家具組立て業者は、
対応するクランプねじを緩めたときに扉の重量を支え、
この間に、扉を適正な整合位置に調節してクランプねじ
を再緊締しなければならない。同様な方法で、家具の部
品の奥行き方向に扉の調節を行う場合には、家具組立て
業者は、対応するクランプねじを緩め、扉を引っ張るか
押し出して適正な調節位置を見出し、次いでクランプね
じを再緊締しなければならない。このヒンジブラケット
も、調節がかなり困難であること、及び、クランプねじ
を緩めると、ヒンジブラケットの前に確立された位置が
見失われるため、家具組立て業者が前の位置を基準とし
て使用できないので、位置の調節には或る程度の熟練が
必要になる。
【0009】従って、本発明の他の目的は、冒頭に記載
した形式のヒンジであって、該ヒンジにより支持された
家具の扉又はフラップを所望の位置に調節するときに、
組立て業者が扉又はフラップを支持したり引っ張ってお
く必要なくして、これらを簡単に三次元方向に調節でき
るヒンジを提供することにある。より詳しくは、扉又は
フラップの再調節をするときに、家具組立て業者が、前
に確立した位置を基準として使用できるヒンジを提供す
ることにある。
【0010】冒頭に述べた形式のヒンジにおいて、本発
明によれば上記目的は、セルフロック調節機構を設け、
ヒンジブラケット及び/又は各々の中間プレートを変位
及び/又は枢動できるようにしたヒンジにより達成され
る。この構成により、本発明のヒンジブラケットは、例
えば、単にねじドライバ(ねじ回し)により調節手段を
移動させるだけで、扉又はフラップを正確に整合させる
調節作業を行うことが可能であり、かつ、家具組立て業
者が扉又はフラップを引っ張ったり押したりする必要な
くして、調節機構の作動中に、元の位置を基準として適
正な調節を視認することができる。扉は任意の位置に固
定保持されるため、調節機構を操作するだけで再調節を
行うことができ、かつ、調節機構の操作時に、扉又はフ
ラップの正しい位置への移動を視認することができる。
【0011】調節機構は、調節ねじ及び/又は偏心体で
構成することができるし、ウォームギア列を使用するこ
ともできる。本発明のヒンジの好ましい特徴は、ヒンジ
ブラケットが、その長手方向の中心平面内の一軸線の回
りで枢動できること及び中間プレート又はベースプレー
トに形成されていて互いに或る角度をなして延びている
前方及び後方のガイドにより案内されるため、ヒンジブ
ラケットにより支持された扉又はフラップを横方向に調
節することができることである。また、調節ねじが、ヒ
ンジブラケットに螺入していて、回転可能ではあるが軸
線方向には移動できないように取付けプレートに保持さ
れているため、ヒンジブラケットの調節を行うこともで
きる。このように、ヒンジブラケットにより支持された
扉を枢動により横方向に調節する技術は、例えば、ドイ
ツ国特許第34 42 421 号及び対応する米国特許第4,701,
979 号において知られている。また、本発明のヒンジブ
ラケットは、これを枢動させたとき、この枢動によりギ
ャップの幅が変化される程度まで、中間プレート上でヒ
ンジブラケットの長手方向に変位するように、中間プレ
ートに設けられたガイドによって案内される。
【0012】本発明の更に別の特徴は、中間プレート
が、他の中間プレート又はベースプレートに対してガイ
ド内で長手方向に変位できるように取り付けられている
こと、及び他の中間プレートには、ピンが回転は可能で
あるが軸線方向には移動できないように取り付けられて
おりかつ偏心ディスク状のヘッドを支持しており、該ヘ
ッドが中間プレートの横方向スロット内に配置されて、
この中間プレートを調節できるようになっていることで
ある。
【0013】本発明の更に他の特徴は、中間プレート
が、ベースプレートの後部において該ベースプレートに
対して直角に配置された軸線の回りで、他の中間プレー
ト又はベースプレートに対して枢動できるように取り付
けられており、一方の中間プレートには少なくとも1つ
の横方向のウイングが設けられており、該ウイングが、
偏心調節部材のディスク状ヘッドを回転調節自在に受け
入れるスロットを備えており、偏心調節部材が、ピンに
対して偏心しているシャンクを備えており、該シャンク
が、他方の中間プレート又はベースプレートの横方向部
分であって、ウイングが重ねられる横方向部分内で回転
可能ではあるが軸線方向には移動できないように取り付
けられていることにある。このような枢動により扉の高
さ調節を行うことは、ドイツ国特許出願第P 39 43 210.
6 号及び対応する米国特許出願第07/633,532号に記載さ
れている。
【0014】好ましくは、中間プレートを設け、該中間
プレートをベースプレート上に重ね、かつ該ベースプレ
ート又は中間プレートと一体のブシュの回りで回転でき
るようにベースプレート上に取り付け、ベースプレート
にガイド縁部を設け、該ガイド縁部をブシュに対して同
心状に配置し、中間プレートの対応するガイド内で案内
されるように構成する。
【0015】本発明の更に他の特徴は、下方に突出した
アイレットを中間プレートに設け、アイレットが、他の
中間プレート又はベースプレートに設けられたガイドマ
ンドレルを受け入れて、中間プレート上又はベースプレ
ート上で中間プレートを長手方向に案内するように構成
したことにある。互いに上下に重ねられて案内される2
つのプレートからなる構成は、例えば、ドイツ国特許出
願第3820 389 号及び対応する米国特許出願第07/365,57
2号に記載されている。
【0016】このような案内は、アイレットが設けられ
ている側とは反対側の端部において、中間プレートにカ
ム状の突出部を設け、該突出部を、他の中間プレート又
はベースプレートに設けられたガイド内に配置すること
により改善される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図3に最も良く示すように、本発明の
ヒンジは、家具の一部である本体2に固定ねじで固定さ
れるベースプレート1と、該ベースプレート1に対して
直角な軸線の回りで枢動できるように該ベースプレート
1に枢着された第1中間プレート3と、長手方向に変位
できるように第1中間プレート3上で案内される第2中
間プレート4と、該第2中間プレート4に対し弾性的に
ロックされた第3中間プレート5と、ヒンジブラケット
6とを有している。このヒンジブラケット6は、第3中
間プレート5に枢着されておりかつ該第3中間プレート
5上で長手方向に変位できるように案内され、更に、リ
ンク7、8を介して、枢着形のカップ状ヒンジ部材9
(該ヒンジ部材9は、扉10に穴ぐりされた凹部内に受
け入れられる)に普通の方法で連結されている。
【0018】図7に示すように、ベースプレート1は、
長い中央部分12を備えたクロス形(十字形)プレート
として形成されており、中央部分12には横方向に突出
している横方向部分13、14が設けられている。中央
部分12は、横方向部分13、14を越えて前方に延び
ている延長部15を備えており、該延長部15は丸みを
付した前縁部16を有している。前縁部16は、中央部
分12の後端部に形成されビード状リム18を備えてい
るボア17を中心として、同心状に湾曲している。前縁
部16はアンダーカットされた縁部19を備えており、
該縁部19はくさび状ノーズ20(図4)を形成してい
る。横方向部分13、14には、皿状の頭部を備えた固
定ねじ43を受け入れるボア21、22が形成されてい
る。
【0019】ベースプレート1の上には第1中間プレー
ト3が配置される。該第1中間プレート3はカバープレ
ートを構成するものであり、第1中間プレート3の周囲
に設けられたリムによって凹部が形成されていて、この
凹部内にベースプレート1が受け入れられるようになっ
ている。第1中間プレート3は長い中央部分を有してお
り(図6)、この中央部分の後部にはブシュ24(図
4)が一体に形成されている。このブシュ24は、ベー
スプレート1のボア17(図7)に通されるようになっ
ておりかつビード状の底部リム25を備えている。これ
により、ブシュ24は、ベースプレート1を第1中間プ
レート3に枢着するピボットを構成している。ブシュ2
4は、固定ねじ26を受け入れる貫通ボアを備えてい
る。
【0020】第1中間プレート3の下面の凹部を形成す
るリムは、図6において破線で示されており、その前部
には溝28が形成されている。図3に示すように、溝2
8の横断面は、角を丸めたほぼ三角形の形状を有してお
り、この形状は、ベースプレート1のノーズ状突出部
(くさび状ノーズ)20を実質的に補完する形状であ
る。図3及び図4から明らかなように、ベースプレート
1のノーズ状突出部20は溝28内に延入しており、こ
れにより、第1中間プレート3が、ブシュ24により形
成される枢軸線の回りで限定枢動できるように、ベース
プレート1上に取り付けられる。ベースプレート1と第
1中間プレート3との間の枢動角度範囲が、図1に符号
αで示されている。
【0021】ベースプレート1上での第1中間プレート
3の枢動を調節する手段は偏心体で構成されている。こ
の偏心体は、ベースプレート1の横方向部分13に形成
されたボア32内で、回転は可能であるが軸線方向には
移動できないようにリベット止めされるシャンク33を
備えている(図2、図8)。このシャンク33は、円形
ディスクを構成している拡大ヘッド34を支持してお
り、該ヘッド34には、ねじドライバが係合するスロッ
ト35が設けられている。ヘッド34は、第1中間プレ
ート3の横方向のウイング37(図6)に形成された長
い凹部36内に延入している。ウイング37は、ベース
プレート1の横方向部分13上に配置される。長い凹部
36の底部には、シャンク33が通されるスロット38
が形成されており、該スロット38は、第1中間プレー
ト3がベースプレート1に対して行い得る角運動の所望
の範囲に相当する長さを有している。
【0022】第1中間プレート3の横方向のウイング3
7、39にはスロット40、41が形成されている。こ
れらのスロット40、41には固定ねじ43(図1、図
2)が通され、該固定ねじ43は更にベースプレート1
の固定ボア21、22に通される。両スロット40、4
1の中心線は、ピボット(ブシュ)24を中心とする円
弧上にある。
【0023】第1中間プレート3の長い中央部分には、
隆起した棚部45が設けられている。この棚部45は、
長い中央部分の前縁部46を超えて延びていて、第2中
間プレート4を案内する機能をもつガイドマンドレル4
7を形成している。第2中間プレート4の前端部には、
ガイドマンドレル47を図3、図4に示すように受け入
れるガイドアイレット48(図5)が設けられている。
ガイドアイレット48は、互いに間隔を隔てた2つの歯
(tines)50、51により構成されている。これ
らの歯50、51は、第2中間プレート4から前方に突
出しておりかつ該第2中間プレート4の下面より下に突
出していて、ヨーク52によって相互連結されている。
【0024】第2中間プレート4の後端部には、互いに
間隔を隔てた2つの歯53が設けられている。これらの
歯53には横方向のカム状延長部54が支持されてお
り、該延長部54は、第1中間プレート3のガイド溝5
5内に延入し、該ガイド溝55により案内される。カム
状突出部(カム状延長部)54をガイド溝55内に容易
に挿入できるようにするため、ガイド溝55は横方向に
拡がった前端部を有している。また、これらのガイド溝
55の後部は横方向に覆われていて、ガイド溝55内に
滑入されたカム状突出部54をガイド溝55内に保持で
きるようになっている。
【0025】第1中間プレート3上で第2中間プレート
4が長手方向に変位できるようにするため、第1中間プ
レート3の隆起した棚部45にはボア56が設けられて
おり、該ボア56内で、偏心体のシャンク57(図3、
図8)が、図3及び図4に示すように、回転は可能であ
るが軸線方向には移動できないようにリベット止めされ
ている。シャンク57はディスク状のヘッド58を支持
しており、該ヘッド58には、ねじドライバが係合する
スロットが形成されている。ヘッド58は、第2中間プ
レート4のスロット状の横方向の凹部59内に配置され
る。凹部59の底部にはスロットが形成されている。該
スロットにはシャンク57が通され、スロットの長さに
よって変位量が制限される。偏心体(すなわち、シャン
ク57及びヘッド58)を回転させることにより、第2
中間プレート4が、第1中間プレート3に対して双頭矢
印A(図4)で示す方向に変位されることは明らかであ
る。
【0026】第2中間プレート4の前部には、横方向に
配置されたリブ60が設けられている。これらのリブ6
0は後方及び下方に傾斜しておりかつ丸い端部を備えて
いて、第3中間プレート5のフック状部分により受け止
められるようになっている。第3中間プレート5はその
切り欠き部がヒンジブラケット6のリブ60に枢着され
ていて、ヒンジブラケット6が第2中間プレート4に戻
り止めレバー62によって弾性的にロックされるまで、
リブ60を中心に枢動できるようになっている。ヒンジ
ブラケット6がその位置で弾性的にロックされると、戻
り止めレバー62が、第3中間プレート5の衝合ノーズ
に係合する。図3及び図4から明らかなように、戻り止
めレバー62は、第2中間プレート4の両歯53の間に
枢着されており、かつ捩じりコイルばねにより図3にお
ける時計方向に付勢されている。
【0027】第3中間プレート5に対してヒンジブラケ
ット6を弾性的にロックする手段の基本的設計は、ドイ
ツ国特許出願第P 38 41 405.8号及びその対応する米国
特許出願第07/365,569号に記載されており、これらの記
載を参考として本願明細書に導入する。ヒンジブラケッ
ト6は、金属板のスタンピング(打ち抜き)によりチャ
ンネル状に形成されていて、中央のウェブと、両側部の
フランジ65とを備えている。また、ヒンジブラケット
6の前端部には、リンク7、8の枢着ピンを受け入れる
ボアが設けられている。
【0028】ヒンジブラケット6の後端部において、そ
のフランジ65にはスロットが形成されている。これら
のスロットは自由端が開放していて、第3中間プレート
5のエンボス形のピン状突出部を受け入れている。第3
中間プレート5も金属板のスタンピングによりチャンネ
ル状に形成されており、中央のウェブと、該ウェブから
曲げられたフランジ66を備えている。これらのフラン
ジ66にはピン状の突出部が形成されており、該突出部
の自由切断された前部には斜めスロット67が形成され
ている。この斜めスロットには、ヒンジブラケット6の
フランジ65のボア内に端部がリベット止めされたピン
68が通されている。
【0029】ヒンジブラケット6の端部のねじ孔には調
節ねじ69が螺合しており、該調節ねじ69のテーパ状
シャンクの下部には、旋削加工により形成された環状溝
が設けられている。図3には、環状溝がスロット70内
に保持されているところが示されている。スロット70
は、第3中間プレート5のウェブ部分に形成されてい
て、その前端部が開放している。調節ねじ69を回転す
ると、ヒンジブラケット6が枢動され、この枢動中、ス
ロット67により、ヒンジブラケット6が第3中間プレ
ート5に対して並進運動(translational movement) さ
れる。これにより、扉等とキャビネットの本体等との間
のギャップ幅が、扉の横方向の調節中に補償され、その
結果、横方向の調節中に扉とキャビネットとの間のギャ
ップ幅が一定に維持される。横方向の調節を行うこのよ
うな手段の設計は、ドイツ国特許第34 42 421 号及びこ
れに対応する米国特許第4,701,979 号に開示されてお
り、これらを参考として本願明細書に導入する。
【0030】上記ヒンジにおいては、セルフロック調節
機構により、三次元のあらゆる方向の調節を行うことが
できる。このため、調節の前にヒンジブラケットを緩め
ておく必要なくして、簡単に調節を行うことができる。
図9に示す実施例のベースプレート80は、図6に関連
して説明した中間プレート(第1中間プレート3)と同
じ基本設計であるが、このベースプレート80は家具の
本体部分に直接固定できるようになっており、従って図
7に関連して説明したベースプレート1を省略できる点
で異なっている。このベースプレート80は、図14の
平面図に示すように、長くて実質的に矩形の中央部分8
1を有している。該中央部分81には十字状の横方向部
分82、83が設けられており、これらの横方向部分8
2、83には固定ねじを受け入れるボアが形成されてい
る。ベースプレート80は圧力ダイカストで作り、環状
の周辺リムフランジ内に凹部を形成することができる。
前記凹部は、図10に番号84で示す中間ウェブ等で区
分することもできる。ベースプレート80の一方の面に
は、家具の本体部分に対して該ベースプレート80を平
面接触させた状態でねじにより取り付けることができる
ようにするための環状フランジ及び中間ウェブが設けら
れている。
【0031】第1中間プレート3と同様に、ベースプレ
ート80の中央部分81には隆起した棚部45が設けら
れている。この棚部45は中央部分の前縁部46を超え
て延びていて、中間プレート90をガイドするためのマ
ンドレル47を形成している。中間プレート90は、図
5に関連して説明した中間プレート(第2中間プレート
4)と同じであり、図11及び図12にも示されてい
る。
【0032】中間プレート5は、前述のように、ヒンジ
部分6を支持しかつ中間プレート90に弾性的にロック
されるようになっている。図9のヒンジのその他の設計
は、図1〜図8に関連して説明したヒンジの設計と同じ
である。図10に示すヒンジは、ヒンジブラケット6を
支持する中間プレート5が、スナップ作用による弾性連
結ではなくクランプねじ91により中間プレート100
に連結されている点においてのみ、図9のヒンジと異な
っている。クランプねじ91は、中間プレート100の
ねじ孔92(図13)に螺着される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒンジを示す平面図である。
【図2】図1のヒンジのII−II線に沿う断面図であ
る。
【図3】図1のヒンジの縦断面図である。
【図4】図3と同様な縦断面図であり、取付けプレート
に対して弾性的にロックされるヒンジブラケットを除去
した状態の取付けプレートを示すものである。
【図5】取付けプレートの第2中間プレートを示す平面
図である。
【図6】取付けプレートの第1中間プレートを示す平面
図である。
【図7】ベースプレートを示す平面図である。
【図8】偏心ピンの一部を断面して示す側面図である。
【図9】ヒンジブラケットが、分離可能なスナップ作用
ジョイントによって中間プレート(該中間プレートはベ
ースプレート上で長手方向に変位できるようにガイドさ
れる)に連結された構成の本発明のヒンジの別の実施例
を示す縦断面図である。
【図10】ヒンジブラケットを支持する中間プレート
が、ベースプレート上で長手方向に変位できるようにガ
イドされる中間プレートに対し、クランプねじによって
クランプされた構成の本発明のヒンジの更に別の実施例
を示す縦断面図である。
【図11】図9に示した中間プレートであって、長手方
向に変位できるようにガイドされる中間プレートを示す
側面図である。
【図12】図11の中間プレートを示す平面図である。
【図13】図10に示した中間プレートであって、ベー
スプレートに対してクランプねじでクランプされるよう
に構成された中間プレートを示す平面図である。
【図14】図9及び図10のヒンジのベースプレートを
示す平面図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 家具の本体 3 第1中間プレート 4 第2中間プレート 5 第3中間プレート 6 ヒンジブラケット 7、8 リンク 9 ヒンジ部材 10 扉 12 ベースプレートの中央部分 13、14 横方向部分 20 くさび状ノーズ 33 シャンク 34 ヘッド 36 第1中間プレートの長い凹部 38、40、41 スロット 45 棚部 47 ガイドマンドレル 48 ガイドアイレット 50、51、53 歯 62 戻り止めレバー 69 調節ねじ 80 ベースプレート 90、100 中間プレート

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けプレートにより家具の一部等に固
    定されるヒンジブラケット(6)を有しており、前記取
    付けプレートが、ベースプレート(1、80)と、該ベ
    ースプレート(1、80)に摺動自在に取り付けられた
    少なくとも1つの中間プレートとを備えているヒンジに
    おいて、 前記中間プレート(3、4、5、90、100)が、前
    記ベースプレート(1、80)上で長手方向に摺動自在
    に案内されかつ横方向には変位しないように保持されて
    おり、前記中間プレートを長手方向に変位させるセルフ
    ロック調節機構(58)が設けられていることを特徴と
    するヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジブラケット(6)及び/又は
    前記各々の中間プレートが、ガイド内で変位でき又は前
    記中間プレートの1つ及び/又はベースプレート(1、
    80)に対し1つの軸線に枢着されていて三次元の調節
    が可能であり、前記セルフロック調節機構(34、5
    8、69)が設けられていて、前記ヒンジブラケット
    (6)及び/又は前記各々の中間プレート(3、4、
    5、90、100)が変位でき及び/又は枢動できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記全て又は各々のセルフロック調節機
    構が調節ねじ又は偏心体を備えていることを特徴とする
    請求項2に記載のヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジブラケット(6)が該ヒンジ
    ブラケットブラケット(6)の長手方向の中心平面内の
    1つの軸線の回りで枢動できること、又は前記ヒンジブ
    ラケット(6)が、中間プレート(5)又はベースプレ
    ート(1、80)に形成されておりかつ互いに或る角度
    をなして配置された斜めスロット(67)により案内さ
    れることにより、前記ヒンジブラケット(6)により支
    持された扉(10)の横方向の調節を行うことができ、
    調節ねじ(69)が前記ヒンジブラケット(6)に螺合
    しておりかつ前記取付けプレート内で回転可能ではある
    が軸線方向には移動できないように保持されていること
    により、前記ヒンジブラケット(6)の調節を行うこと
    ができることを特徴とする請求項2又は3に記載のヒン
    ジ。
  5. 【請求項5】 中間プレート(4)が、ガイド(47、
    55)内で、他の中間プレート(3)又はベースプレー
    トに対し長手方向に変位できるように取り付けられてお
    り、前記他の中間プレート(3)には、ピン(57)
    が、回転可能ではあるが軸線方向には移動できないよう
    に取り付けられており、前記ピン(57)が偏心したデ
    ィスク状のヘツド(58)を有しており、該ヘッド(5
    8)が、前記中間プレート(4)の横方向スロット(5
    9)内に配置されていて、前記中間プレート(4)を調
    節できることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載のヒンジ。
  6. 【請求項6】 中間プレート(3)が、ベースプレート
    (1)の後部において該ベースプレート(1)に対して
    直角に配置されたブシュ(24)の軸線の回りで、他の
    中間プレート又はベースプレート(1)に対して枢動で
    きるように取り付けられており、前記一方の中間プレー
    トには少なくとも1つの横方向のウイング(37)が設
    けられており、該ウイング(37)が、偏心調節部材の
    ディスク状ヘッド(34)を回転調節自在に受け入れる
    スロット(36)を備えており、前記偏心調節部材が、
    前記ディスク状ヘッド(34)に対して偏心しているシ
    ャンク(33)を備えており、該シャンク(33)が、
    前記他方の中間プレート又はベースプレート(1)の横
    方向部分であって、前記ウイング(37)が重ねられる
    横方向部分(13)内で回転可能ではあるが軸線方向に
    は移動できないように取り付けられていることを特徴と
    する請求項2〜5のいずれか1項に記載のヒンジ。
  7. 【請求項7】 中間プレート(3)が設けられており、
    該中間プレート(3)がベースプレート(1)上に重ね
    られており、かつ該ベースプレート(1)又は中間プレ
    ート(3)はブシュ(24)の軸線の回りで回転できる
    ようにベースプレート(1)上に取り付けられており、
    ベースプレート(1)が前縁部(16)を備えており、
    該前縁部(16)が前記ブシュ(24)の軸線に対して
    同心状に配置されていて中間プレート(3)の対応する
    溝(28)内で案内されることを特徴とする請求項6に
    記載のヒンジ。
  8. 【請求項8】 中間プレート(4)には下方に突出した
    ガイドアイレット(48)が設けられており、該ガイド
    アイレット(48)が、他の中間プレート(3)又はベ
    ースプレート(1)に設けられたガイドマンドレル(4
    7)を受け入れて、前記中間プレート(3)上又はベー
    スプレート(1)上で前記中間プレート(4)を長手方
    向に案内することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    1項に記載のヒンジ。
  9. 【請求項9】 前記中間プレート(4)には、前記ガイ
    ドアイレット(48)が設けられている側とは反対側の
    端部においてカム状延長部(54)が設けられており、
    該カム状延長部(54)が他の中間プレート(3)又は
    ベースプレート(1)に設けられたガイド溝(55)内
    に延入していることを特徴とする請求項8に記載のヒン
    ジ。
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