JP2520904B2 - 光コネクタの切替方法 - Google Patents

光コネクタの切替方法

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JP2520904B2
JP2520904B2 JP62112446A JP11244687A JP2520904B2 JP 2520904 B2 JP2520904 B2 JP 2520904B2 JP 62112446 A JP62112446 A JP 62112446A JP 11244687 A JP11244687 A JP 11244687A JP 2520904 B2 JP2520904 B2 JP 2520904B2
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JP
Japan
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optical connector
optical
pin
switching
connectors
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JP62112446A
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一男 神子
久治 柳川
幹夫 小粥
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、光コネクタの切替方法に関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
最近、光通信線路の一部の区間を現用線路から別ルー
トの切替線路に切り替える方法が検討されているが、こ
の線路切替は光コネクタの切替により行われる。すなわ
ち現用線路の光コネクタによる接続箇所において、現用
線路を接続している第一の光コネクタと第二の光コネク
タの接続を解除した後、第一の光コネクタ(切替後も残
る方)に、切替線路の端部に取り付けられた第三の光コ
ネクタを接続することにより行われる。
ところで通常の光コネクタは、その端面の所定位置
(単心の場合は中心位置)に光ファイバの端面が露出す
るように光ファイバを固定してなるもので、相手方の光
コネクタとは端面を相互に突き合わせて接続されるよう
になっている。接続に際しては双方の光ファイバの中心
を正確に一致させる必要があるため、光コネクタには光
ファイバの両側に平行にピン嵌合穴が形成してあり、光
コネクタを相互に突き合わせる際、対向するピン嵌合穴
に跨がるようにピンを挿入して、光コネクタ相互の心合
わせを行うようになっている。
光コネクタはこのような構造であるため、接続状態に
ある光コネクタを相互に切り離し、その一方に別な光コ
ネクタを接続するという切替作業を手作業で行うと1回
の切替の数秒以上の時間がかかり、その間、通信が途絶
状態となる。現在、この切替に伴う通信途絶時間をでき
る限り短くすることが望まれている。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決する
光コネクタの切替方法を提供するもので、その方法は、
切替後も残る第一の光コネクタと切替により外される第
二の光コネクタとが接続されている状態から、その接続
を解除して上記第一の光コネクタと切替用の第三の光コ
ネクタとが接続された状態に切り替える光コネクタの切
替方法において、上記第三の光コネクタを第二の光コネ
クタと端面をそろえて並列に配置した後、第一および第
二の光コネクタに跨がって挿入されているピンを第二の
光コネクタ側から押して第一の光コネクタの後端からピ
ンの端部を突出させると共に、突出したピンの端部を把
持してピンを第二の光コネクタから抜け出すまで引き抜
き、次いで第二および第三の光コネクタを同時に移動さ
せて第一と第三の光コネクタを突き合わせた後、上記ピ
ンを押し込み、第一と第三の光コネクタに跨がらせるこ
とを特徴とするものである。
このようにすると、ピンの引き抜きで第一と第二の光
コネクタの接続が解除され、第二と第三の光コネクタの
横移動で第一と第三の光コネクタが突き合わされ、ピン
の押し込みで第一と第三の光コネクタが接続されるか
ら、きわめて短時間のうちに光コネクタの切替を行うこ
とが可能となり、また現用のピンをそのまま切替後も使
用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図(a)〜(g)は本発明の一実施例に係る光コ
ネクタの切替方法を示す。まず(a)では、現用線路の
光ファイバ心線11A・11Bの端部に取り付けられた第一光
コネクタ12Aと第二の光コネクタ12Bがピン13により中心
を一致させた状態で突き合わせ接続されている。切替接
続を行うため、切替線路の光コネクタ心線11Cの端部に
取り付けられた第三の光コネクタ12Cを第二の光コネク
タ12Bの横に端面をそろえて並列に配置する。
次いで(b)のように、ピン13を第二の光コネクタ12
B側からピン押し具14により押し、ピン13の端部を第一
の光コネクタ12Aの後端から突出させる。次いで(c)
のように、突出したピン13の端部をピン把持具15により
把持し、(d)のようにピン13が第二の光コネクタ12B
から抜け出すまで引き抜く。次いで(e)のように第二
および第三の光コネクタ12B・12Cを同時に横移動させ
て、(f)のように第一と第三の光コネクタ12A・12Cを
突き合わせる。その後、ピン13を押し込むと(g)のよ
うになり、第一と第三の光コネクタ12A・12Cがピン13に
より心合わされて接続された状態となる。これで切替が
終了する。
第2図および第3図は上記切替方法に使用する装置の
一例を示す。図において、21は第一の光コネクタ12Aを
定位置にセットする固定台、22は第二の光コネクタ12B
および第三の光コネクタ12Cを定位置にセットする移動
台である。第一と第二の光コネクタ12A・12Bは接続状態
のままセットされ、第三の光コネクタ12Cは第二の光コ
ネクタ12Bの真横に端面をそろえてセットされる。移動
台22は、スプリング23の反発力により、ガイドレール24
に沿って横移動可能であり、移動前の位置は位置決めロ
ッド25により規制されている。
移動台22上の、第二の光コネクタ11Bの後方には押し
具14が設置されている。ピン押し具14はマイクロメータ
ヘッド26とバネ27により前進後退するようになってお
り、マイクロメータヘッド26はモータ28により駆動され
る。ピン押し具14によりピン13を少し押し、第一の光コ
ネクタ12Aの後端にピン13の端部を突出させる。
第一の光コネクタ12Aの後方にはピン把持具15が設置
されている。ピン把持具15はモータ29により駆動されて
前進後退するようになっている。図示の状態はピン把持
具15でピン13の端部を把持したところである。ピン把持
具15の先端はチャック状になっている。ピン把持具15を
後退させてピン13を第二の光コネクタ12Bから引き抜い
た後、前記位置決めロッド25を外すと、移動台22がスプ
リング23の力で横移動し、ストッパ30に突き当たって停
止する。これで第一と第三の光コネクタ12A・12Cが突き
合わされた状態となる。その後、ピン把持具15を前進さ
せ、ピン13を押し込んで、第一と第三の光コネクタ12A
・12Cが跨がるようにすれば、切替終了である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、第一の光コネク
タ側へのピンの押し込み、引き抜き、第二と第三の光コ
ネクタの横移動、第三の光コネクタ側へのピンの押し込
みという一連の単純な動作で切替が行えるから、光コネ
クタの切替をきわめて迅速に行うことができる。また切
替前に使用していたピンを切替後もそのまま使用できる
利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は本発明の一実施例に係る光コネ
クタの切替方法を示す説明図、第2図および第3図は同
方向の実施に好適な光コネクタ切替装置の平面図および
断面図である。 12A〜第一の光コネクタ、12B〜第二の光コネクタ、12C
〜第三の光コネクタ、13〜ピン、14〜ピン押し具、15〜
ピン把持具、21〜固定台、22〜移動台。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切替後も残る第一の光コネクタと切替によ
    り外される第二の光コネクタとが接続されている状態か
    ら、その接続を解除して上記第一の光コネクタと切替用
    の第三の光コネクタとが接続された状態に切り替える光
    コネクタの切替方法において、上記第三の光コネクタを
    第二の光コネクタと端面をそろえて並列に配置した後、
    第一および第二の光コネクタに跨がって挿入されている
    ピンを第二の光コネクタ側から押して第一の光コネクタ
    の後端からピンの端部を突出させると共に、突出したピ
    ンの端部を把持してピンを第二の光コネクタから抜け出
    すまで引き抜き、次いで第二および第三の光コネクタを
    同時に移動させて第一と第三の光コネクタを突き合わせ
    た後、上記ピンを押し込み、第一と第三の光コネクタに
    跨がらせることを特徴とする光コネクタの切替方法。
JP62112446A 1987-05-11 1987-05-11 光コネクタの切替方法 Expired - Lifetime JP2520904B2 (ja)

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JPS63278005A JPS63278005A (ja) 1988-11-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63271403A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタの切替え方法及び切替え装置

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JPS63278005A (ja) 1988-11-15

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