JP2520795Y2 - 糸止め付き糸ボビン - Google Patents
糸止め付き糸ボビンInfo
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- JP2520795Y2 JP2520795Y2 JP10630890U JP10630890U JP2520795Y2 JP 2520795 Y2 JP2520795 Y2 JP 2520795Y2 JP 10630890 U JP10630890 U JP 10630890U JP 10630890 U JP10630890 U JP 10630890U JP 2520795 Y2 JP2520795 Y2 JP 2520795Y2
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- Japan
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- thread
- flange
- bobbin
- engaging
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は糸止め付き糸ボビンに関する。
木製の裁縫用糸のボビンは、糸の端末をボビンのフラ
ンジに設けられた斜めの切り込みに挟み込むようになさ
れていた。しかし、量産性、糸止めの確実性などの点で
問題があった。
ンジに設けられた斜めの切り込みに挟み込むようになさ
れていた。しかし、量産性、糸止めの確実性などの点で
問題があった。
そこで、フランジの直径よりも小径の係止鍔を有する
突出筒部に、被係止部が形成されてなる糸止めフランジ
体を圧嵌し、この糸止めフランジ体ろ前記フランジとの
間に糸止めを形成し、糸の端末処理を容易とする糸止め
フランジ付き糸ボビンを先に提案した(特公平1−2219
6号公報参照)。
突出筒部に、被係止部が形成されてなる糸止めフランジ
体を圧嵌し、この糸止めフランジ体ろ前記フランジとの
間に糸止めを形成し、糸の端末処理を容易とする糸止め
フランジ付き糸ボビンを先に提案した(特公平1−2219
6号公報参照)。
しかし、上記特公平1−22196号公報のものを使用し
たところ、使用している間に糸が緩むことのあるのが判
明した。そこで、その原因につき検討したところ、糸止
めフランジ体が回転することに原因があることがわかっ
た。
たところ、使用している間に糸が緩むことのあるのが判
明した。そこで、その原因につき検討したところ、糸止
めフランジ体が回転することに原因があることがわかっ
た。
本考案は、量産性糸止め力のよい点を維持しながら、
上記問題を解決することを課題とするものである。
上記問題を解決することを課題とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、フランジの外側
面に、金型の離型方向に延出する数本の係合突起を設け
ると共に、フランジより小径の係止鍔を有する突出筒部
がフランジの外面に形成されてなるボビンと、前記突出
筒部に切断容易な連結部を介して連結されるとともに、
前記係止鍔に係止する被係止部が形成され糸止めフラン
ジ体の内側面に、前記係合突起と少しずれた位置にて同
方向に延出する数本の係合部が形成されてなる糸止めフ
ランジ体と、から構成されるプラスチック製の中間製品
を一体成形し、該中間製品の前記糸止めフランジ体を前
記フランジ方向へ押圧して、前記連結部を切断しながら
前記突出筒部に圧嵌し、前記係合突起と係合部とを係合
し、かつ糸止めフランジ体とフランジとの間に糸止め間
隙を形成するようにした糸止め付き糸ボビンにおいて、
フランジの外側面に、金型の離型方向に延出する数本の
係合突起を設けると共に、糸止めフランジ体の内側面
に、前記係合突起と少しずれた位置にて同方向に延出す
る数本の係合部が形成されてなることを特徴としてい
る。
面に、金型の離型方向に延出する数本の係合突起を設け
ると共に、フランジより小径の係止鍔を有する突出筒部
がフランジの外面に形成されてなるボビンと、前記突出
筒部に切断容易な連結部を介して連結されるとともに、
前記係止鍔に係止する被係止部が形成され糸止めフラン
ジ体の内側面に、前記係合突起と少しずれた位置にて同
方向に延出する数本の係合部が形成されてなる糸止めフ
ランジ体と、から構成されるプラスチック製の中間製品
を一体成形し、該中間製品の前記糸止めフランジ体を前
記フランジ方向へ押圧して、前記連結部を切断しながら
前記突出筒部に圧嵌し、前記係合突起と係合部とを係合
し、かつ糸止めフランジ体とフランジとの間に糸止め間
隙を形成するようにした糸止め付き糸ボビンにおいて、
フランジの外側面に、金型の離型方向に延出する数本の
係合突起を設けると共に、糸止めフランジ体の内側面
に、前記係合突起と少しずれた位置にて同方向に延出す
る数本の係合部が形成されてなることを特徴としてい
る。
中間製品を一体成形するに際して、ボビンのフランジ
の外側面に、係合突起を設けると共に、外側面には該フ
ランジより小径の係止鍔を有する突出筒部を形成する。
一方、糸止めフランジ体には、係合部および上記係止鍔
を係止する被係止部を形成する構成としておく。そし
て、該中間製品の前記糸止めフランジ体を上記フランジ
方向へ押圧して、上記連結部を切断させながら突出筒部
に圧嵌し、フランジ側の係合突起と糸止めフランジ体側
の係合部とを係合させて、糸止めフランジ体とフランジ
との間に糸止め間隙を形成する。
の外側面に、係合突起を設けると共に、外側面には該フ
ランジより小径の係止鍔を有する突出筒部を形成する。
一方、糸止めフランジ体には、係合部および上記係止鍔
を係止する被係止部を形成する構成としておく。そし
て、該中間製品の前記糸止めフランジ体を上記フランジ
方向へ押圧して、上記連結部を切断させながら突出筒部
に圧嵌し、フランジ側の係合突起と糸止めフランジ体側
の係合部とを係合させて、糸止めフランジ体とフランジ
との間に糸止め間隙を形成する。
そして、前記ボビンと糸止めフランジ体との圧嵌が確
実であるとともに、フランジの外側面の係合突起と、糸
止めフランジ体の内側面の係合部とが少しずれた位置に
形成されているから、糸止め間隙に糸の端末を止めた後
時間が経過しても糸止めフランジ体が回転することがな
くなった。しかも、係合突起も係合部も金型の離型方向
に延出するので、量産性を損なわず、さらに数本の係合
突起と数本の係合部を形成するので、ボビンと糸止めフ
ランジ体との圧嵌は変わらず、糸止め力の低下はなかっ
た。
実であるとともに、フランジの外側面の係合突起と、糸
止めフランジ体の内側面の係合部とが少しずれた位置に
形成されているから、糸止め間隙に糸の端末を止めた後
時間が経過しても糸止めフランジ体が回転することがな
くなった。しかも、係合突起も係合部も金型の離型方向
に延出するので、量産性を損なわず、さらに数本の係合
突起と数本の係合部を形成するので、ボビンと糸止めフ
ランジ体との圧嵌は変わらず、糸止め力の低下はなかっ
た。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、糸止めフランジ付きボビンの中間製品を示
す要部縦断面図、第2図は同右側面図である。
す要部縦断面図、第2図は同右側面図である。
本考案に係る糸止め付き糸ボビンは、ボビン1のフラ
ンジ2の外面に設けられ、該フランジ2の直径より小さ
い直径の係止鍔4を有する突出筒部5に対し、リング状
の被係止部7aを有する糸止めフランジ体7を圧嵌してな
るものである。
ンジ2の外面に設けられ、該フランジ2の直径より小さ
い直径の係止鍔4を有する突出筒部5に対し、リング状
の被係止部7aを有する糸止めフランジ体7を圧嵌してな
るものである。
前記ボビン1は、第1図に示すように、芯筒体1aおよ
び支えリブ1bと一体に成形されている。なお、前記フラ
ンジ2の糸止めフランジ体6aと対向する端面には、その
対向間隙を円周上の一部で漸次狭くする糸止め勾配2aを
設けるとよい。そして、この糸止め勾配2aを有するフラ
ンジ2の外側面2bには、第1図ないし第3図に示す如
く、回転防止用の係合突起3が突設される構成となって
いる。
び支えリブ1bと一体に成形されている。なお、前記フラ
ンジ2の糸止めフランジ体6aと対向する端面には、その
対向間隙を円周上の一部で漸次狭くする糸止め勾配2aを
設けるとよい。そして、この糸止め勾配2aを有するフラ
ンジ2の外側面2bには、第1図ないし第3図に示す如
く、回転防止用の係合突起3が突設される構成となって
いる。
この係合突起3は、図示しない金型を抜く方向(第1
図、第2図の矢印A方向)に延出する突条部分を所要の
間隔をあけて上下にそれぞれ3本ずつ設けている。
図、第2図の矢印A方向)に延出する突条部分を所要の
間隔をあけて上下にそれぞれ3本ずつ設けている。
前記係止鍔4は、第3図に示すように、端部の直径が
小さい断面三角形の鍵先状のものが好ましく、これに対
し糸止めフランジ体6のリング状の被係止部7aは前記係
止鍔4の端部から材料の弾性を利用して無理嵌めするよ
うになっている。そして、この被係止部6aの内側面6bに
は、前記係合突起3…の間に位置するように、該係合突
起3と同方向に延出する突状の係合部7…を、それぞれ
2本ずつ設けている(第2図参照)。なお、前記突出部
5の形成位置と被係止部6aの形成位置は互いにずれた位
置で重ならないようにする。突出量aは巻く糸の太さの
3倍以下であるのが好ましく、より好ましくは糸の太さ
以下とするのがよい。材料は実施例ではポリプロピレン
である。
小さい断面三角形の鍵先状のものが好ましく、これに対
し糸止めフランジ体6のリング状の被係止部7aは前記係
止鍔4の端部から材料の弾性を利用して無理嵌めするよ
うになっている。そして、この被係止部6aの内側面6bに
は、前記係合突起3…の間に位置するように、該係合突
起3と同方向に延出する突状の係合部7…を、それぞれ
2本ずつ設けている(第2図参照)。なお、前記突出部
5の形成位置と被係止部6aの形成位置は互いにずれた位
置で重ならないようにする。突出量aは巻く糸の太さの
3倍以下であるのが好ましく、より好ましくは糸の太さ
以下とするのがよい。材料は実施例ではポリプロピレン
である。
上述のごとく糸止めフランジ体6の被係止部6aを、ボ
ビン1に設けられたフランジ2の直径より小さい直径の
係止鍔4を有する突出筒部5に圧嵌するものであるか
ら、ボビン1と糸止めフランジ体6の嵌合は著しく強固
に行われる。また、前記フランジ2側の各3本の係合突
起3の間に、糸止めフランジ体6側の各2本の係合部7
が位置して係合状態となる。従って、ボビン1のフラン
ジ2と糸止めフランジ体6の糸止め間隙が小さく維持さ
れ、しかも、両者2,6の強固な係合により、糸の端末処
理時における糸止めフランジ体6の回転が防止され、糸
のゆるみが防止される効果を奏する。
ビン1に設けられたフランジ2の直径より小さい直径の
係止鍔4を有する突出筒部5に圧嵌するものであるか
ら、ボビン1と糸止めフランジ体6の嵌合は著しく強固
に行われる。また、前記フランジ2側の各3本の係合突
起3の間に、糸止めフランジ体6側の各2本の係合部7
が位置して係合状態となる。従って、ボビン1のフラン
ジ2と糸止めフランジ体6の糸止め間隙が小さく維持さ
れ、しかも、両者2,6の強固な係合により、糸の端末処
理時における糸止めフランジ体6の回転が防止され、糸
のゆるみが防止される効果を奏する。
次に本考案の糸ボビンを得るには、第1図におけるボ
ビン1のフランジ2の外面に、該フランジの直径より小
径の係止鍔4を有する突出筒部5を形成し、該突出筒部
5の外周に数個の連結部8で連結され内周が上記係止鍔
4に係止される被係止部6aに形成された糸止めフランジ
体6を、ボビン本体1と共に成形した後、前記糸止めフ
ランジ体6を前記突出筒部5に圧嵌することより行な
う。
ビン1のフランジ2の外面に、該フランジの直径より小
径の係止鍔4を有する突出筒部5を形成し、該突出筒部
5の外周に数個の連結部8で連結され内周が上記係止鍔
4に係止される被係止部6aに形成された糸止めフランジ
体6を、ボビン本体1と共に成形した後、前記糸止めフ
ランジ体6を前記突出筒部5に圧嵌することより行な
う。
連結部8は、第2図に示される如く、突出筒部5の外
周端に放射状に設けられた紐状細小片よりなり、糸止め
フランジ体6の被係止部6aの内周と接続しているもので
ある。弾性のあるプラスチック材料例えばポリプロピレ
ンで、ボビン本体1とフランジ6を一体に成形し、第1
図に示される如き中間製品を得る。
周端に放射状に設けられた紐状細小片よりなり、糸止め
フランジ体6の被係止部6aの内周と接続しているもので
ある。弾性のあるプラスチック材料例えばポリプロピレ
ンで、ボビン本体1とフランジ6を一体に成形し、第1
図に示される如き中間製品を得る。
しかる後、前記糸止めフランジ体6をボビン本体1の
突出筒部5に対して圧迫し糸止めフランジ体の被係止部
6aをして係止鍔4部をのり越えさせることにより、第4
図に示される製品を完成するものである。
突出筒部5に対して圧迫し糸止めフランジ体の被係止部
6aをして係止鍔4部をのり越えさせることにより、第4
図に示される製品を完成するものである。
本考案によれば、合成樹脂射出成形金型による係合突
起3、係合部7およびアンダーカット部の形成に何等の
困難がなく、ボビン本体1の係止鍔4部並びに糸止めフ
ランジ体6の被係止部6aを大きく且つ確実に構成するこ
とが出来る。さらに、同一の材料で第1図に示される中
間製品を成形した後の、重合後間もない段階で糸止めフ
ランジ体6をボビン本体1の突出筒部5に圧嵌する手順
で製品を完成するようにすれば、作業性が良いが、重合
後時間がたってから前記圧嵌を行ってもよいことは言う
までもない。
起3、係合部7およびアンダーカット部の形成に何等の
困難がなく、ボビン本体1の係止鍔4部並びに糸止めフ
ランジ体6の被係止部6aを大きく且つ確実に構成するこ
とが出来る。さらに、同一の材料で第1図に示される中
間製品を成形した後の、重合後間もない段階で糸止めフ
ランジ体6をボビン本体1の突出筒部5に圧嵌する手順
で製品を完成するようにすれば、作業性が良いが、重合
後時間がたってから前記圧嵌を行ってもよいことは言う
までもない。
このようにしして得られた糸止め付き糸ボビンは、第
1図の例について説明したとおり、従来に見ない高い品
質でかつ価格低廉に提供し得るものである。
1図の例について説明したとおり、従来に見ない高い品
質でかつ価格低廉に提供し得るものである。
本考案の適用される製品分野は、各種用途の糸、ワイ
ヤ、紐、ヒラメント用のボビン及びその同効果に及ぶも
のとする。係止鍔や被係止部の形状が実施例のものに限
定されないことは勿論である。
ヤ、紐、ヒラメント用のボビン及びその同効果に及ぶも
のとする。係止鍔や被係止部の形状が実施例のものに限
定されないことは勿論である。
以上詳記したように、本考案によれば、以下に列挙す
るような種々の効果が得られ、高品質・高性能の糸止め
付き糸ボビンを安価に提供することができる。
るような種々の効果が得られ、高品質・高性能の糸止め
付き糸ボビンを安価に提供することができる。
即ち、中間製品を一体成形するに際して、ボビンのフ
ランジの外面に、該フランジより小径の係止鍔を有する
突出筒部を形成する一方、糸止めフランジ体に上記係止
鍔に係止する被係止部を形成し、フランジ側の外側面に
係合突起を突設すると共に、被係止部の内側面に係合部
を設ける構成としている。よって、該中間製品の前記糸
止めフランジ体を上記フランジ方向へ押圧して、上記連
結部を切断させながら突出筒部に圧嵌し、係合突起と係
合部とを係合した状態で、糸止めフランジ体とフランジ
との間に糸止め間隙を形成するようにした。そして、前
記ボビンと糸止めフランジ体との圧嵌が確実であるとと
もに、フランジの外側面の係合突起と、糸止めフランジ
体の内側面の係合部とが少しずれた位置に形成されてい
るから、糸止め間隙に糸の端末を止めた後時間が経過し
ても糸止めフランジ体が回転することがなくなった。し
かも、係合突起も係合部も金型の離型方向に延出するの
で、量産性を損なわず、さらに数本の係合突起と数本の
係合部を形成するので、ボビンと糸止めフランジ体との
圧嵌は変わらず、糸止め力の低下はなかった。
ランジの外面に、該フランジより小径の係止鍔を有する
突出筒部を形成する一方、糸止めフランジ体に上記係止
鍔に係止する被係止部を形成し、フランジ側の外側面に
係合突起を突設すると共に、被係止部の内側面に係合部
を設ける構成としている。よって、該中間製品の前記糸
止めフランジ体を上記フランジ方向へ押圧して、上記連
結部を切断させながら突出筒部に圧嵌し、係合突起と係
合部とを係合した状態で、糸止めフランジ体とフランジ
との間に糸止め間隙を形成するようにした。そして、前
記ボビンと糸止めフランジ体との圧嵌が確実であるとと
もに、フランジの外側面の係合突起と、糸止めフランジ
体の内側面の係合部とが少しずれた位置に形成されてい
るから、糸止め間隙に糸の端末を止めた後時間が経過し
ても糸止めフランジ体が回転することがなくなった。し
かも、係合突起も係合部も金型の離型方向に延出するの
で、量産性を損なわず、さらに数本の係合突起と数本の
係合部を形成するので、ボビンと糸止めフランジ体との
圧嵌は変わらず、糸止め力の低下はなかった。
第1図は本考案の糸止めフランジ付きボビンの中間製品
を示す要部縦断正面図、第2図はその側面図、第3図は
第2図のIII−III線における拡大断面図、第4図は完成
品の半部縦断正面図である。 1…ボビン本体、2…フランジ 3…係合突起、4…係止鍔 5…突出筒部、6…糸止めフランジ体 6a…被係止部、7…係合部 8…連結部
を示す要部縦断正面図、第2図はその側面図、第3図は
第2図のIII−III線における拡大断面図、第4図は完成
品の半部縦断正面図である。 1…ボビン本体、2…フランジ 3…係合突起、4…係止鍔 5…突出筒部、6…糸止めフランジ体 6a…被係止部、7…係合部 8…連結部
Claims (1)
- 【請求項1】フランジの外側面に、金型の離型方向に延
出する数本の係合突起を設けると共に、フランジより小
径の係止鍔を有する突出筒部がフランジの外面に形成さ
れてなるボビンと、 前記突出筒部に切断容易な連結部を介して連結されると
ともに、前記係止鍔に係止する被係止部が形成され糸止
めフランジ体の内側面に、前記係合突起と少しずれた位
置にて同方向に延出する数本の係合部が形成されてなる
糸止めフランジ体と、 から構成されるプラスチック製の中間製品を一体成形
し、該中間製品の前記糸止めフランジ体を前記フランジ
方向へ押圧して、前記連結部を切断しながら前記突出筒
部に圧嵌し、前記係合突起と係合部とを係合し、かつ糸
止めフランジ体とフランジとの間に糸止め間隙を形成す
るようにした糸止め付き糸ボビンにおいて、 フランジの外側面に、金型の離型方向に延出する数本の
係合突起を設けると共に、糸止めフランジ体の内側面
に、前記係合突起と少しずれた位置にて同方向に延出す
る数本の係合部が形成されてなることを特徴とする糸止
め付き糸ボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10630890U JP2520795Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 糸止め付き糸ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10630890U JP2520795Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 糸止め付き糸ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466174U JPH0466174U (ja) | 1992-06-10 |
JP2520795Y2 true JP2520795Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31852347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10630890U Expired - Fee Related JP2520795Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 糸止め付き糸ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520795Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP10630890U patent/JP2520795Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466174U (ja) | 1992-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |