JP2520659B2 - センサ―架台の海底着座方法及び装置 - Google Patents

センサ―架台の海底着座方法及び装置

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JP2520659B2 JP62225294A JP22529487A JP2520659B2 JP 2520659 B2 JP2520659 B2 JP 2520659B2 JP 62225294 A JP62225294 A JP 62225294A JP 22529487 A JP22529487 A JP 22529487A JP 2520659 B2 JP2520659 B2 JP 2520659B2
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邦昭 杉本
義春 沼尻
文雄 山内
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Toa Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Toa Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、海底埋設物の海底埋設深さ位置を正確に測
定することができる海底埋設物の位置測定方法及び装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、海底の機雷、砲弾等の埋没物やガス管、水道管
等の埋設物の海底埋設位置の測定は、磁気センサー数本
を木枠に取り付け、木枠を観測船の下に吊り下げて曳航
し、磁気センサーにより検出された磁気量を連続的に記
録しながら、測量員が観測船の位置を測定することによ
って行われていたが、精度が悪いという問題があった。
また、正確な位置を知るためには、上記方法によって概
略の位置を測定した上で、潜水夫が磁気センサーを持
ち、海底を歩きながら測定することが必要であり、労力
がかかり、能率が悪いという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、磁気センサーを
取り付けたセンサー架台を海底に着座させて海底埋設物
を測定することが考えられる。そして、センサー架台を
海底の所望の位置に着座させるために、複数のロープで
センサー架台を吊り、それぞれのロープの他端を船上の
ウインチに連結し、それぞれのウインチを調整しながら
ゆるめて、センサー架台を海底へ着座させる方法が考え
られる。しかし、上記方法では、センサー架台は、比較
的重量が少なく、側面積が大きいので、潮流の影響を大
きく受け、更にウインチを搭載している船のピッチング
やローリング等の動揺がロープを通じてセンサー架台に
伝達されるので、海底の所望の位置にセンサー架台を着
座させることは、困難であるという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであり、例えば海底の埋設物の埋設位置を測定する
場合にセンサーを配設したセンサー架台を海底の正確な
位置に着座させることが可能なセンサー架台の海底着座
方法及びその装置を提供することを目的としたものであ
る。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するため、本発明のセンサー架台の
海底着座方法は、測定船の舷側と平行に前後移動可能に
設けられたダビット連結バーから、複数のガイドロープ
をその下端にアンカーブロックを取付けて海底に垂下
し、これらのガイドロープに沿って、センサーを配設し
たセンサー架台を海底に下し、該センサー架台の位置を
ダビット連結バーに設けた電波測位機アンテナで常に確
認しながら、該センサー架台の位置をダビットを移動さ
せて調整した後、海底に着座させるセンサー架台の海底
着座方法からなり、かつ、その海底着座装置は、測定船
の舷側と平行に前後移動可能に設けられたダビット連結
バーから、海底に垂下可能で、かつその下端にアンカー
ブロックを取付けたガイドロープを設けると共に、これ
らのガイドロープに沿って海底に吊降し可能で、かつセ
ンサーを配設したセンサー架台を設け、更に、ダビット
連結バーにセンサー架台の位置が常に確認可能な電波測
位機アンテナを設けたセンサー架台の海底着座装置から
なる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明のセンサー架台の海底着座
方法を適用する海底着座装置の実施例を説明するが、第
1図は本発明の一実施例におけるセンサー架台の海底着
座装置を示す測量船の斜視図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第2図の側面図、第4図は第2図のA−A
方向の要部拡大の正断面図、第5図は第3図のセンサー
架台の海底着底時の状態を示す側面図である。
まず、この装置は海底1にセンサー架台3を着座させ
るためのものであり、第1図、第2図、第3図及び第4
図に示すごとく、測定船11上には、センサー架台吊り用
ダビット5及びセンサー架台用のウインチ8が各2個、
そして、それらの両外側にはアンカーブロック吊り用の
ダビット6及びアンカーブロック吊り用のウインチ9が
各2個設けられており、これら各2個のダビット5及び
6の各先端はダビット連結バー12で連結されており、ダ
ビット旋回用ウインチ10によりダビット連結バー12は測
定船11の舷側と平行に前後移動可能になっている。
次に、このダビット連結バー12の両先端、即ちダビッ
ト6の先端からアンカーブロック22を下端に取付けたガ
イドロープ13を海底1に垂下可能に設け、ウインチ9に
よりアンカーブロック22を揚げ下げ可能にしている。
そして、これらガイドロープ13に沿って海底1に吊り
降し可能なセンサー架台3を各ダビット5の先端からロ
ープ14をウインチ8によって海底1に吊り降し可能にな
っている。
なお、第4図に示すロープ張り装置7は、ガイドロー
プ13のアンカーブロック22投下後のロープ張力を一定に
保つもので、装置ウエイトの重量により張力を調節する
ようになっている。
次に、センサー架台3には、第6図と同様に、複数個
の磁気センサー4を配設しており、これらの磁気センサ
ー4で、直流又は交流を流した海底管2の磁気量及びそ
の方向を測定させ、センサーケーブル15を経由して測定
船11上でコンピュータ処理し、海底管2の埋設位置を測
定するようになっており、このセンサーケーブル15はケ
ーブル巻き揚げ装置16で巻き揚げるようになっている。
また、ダビット連結バー12の中央部には電波測位機ア
ンテナ21が取付けられており、センサー架台3の中央部
3A位置が常に確認可能になっている。
なお、図中17は操船用ウインチであり、18は計測用ハ
ウス、そして19は発電機である。
次に、以上の構成からなる位置測定装置の操作につい
て説明すると、まず、測定船11のアンカーブロック22の
ウインチ9の操作により、アンカーブロック22のガイド
ロープ13を海底1に垂下させ、前後のアンカーブロック
22の海底1への着底後0.5m程度地切りしてから、前後の
アンカーブロック22を同時に海底1に落下着底させ、ガ
イドロープ間隔Lを保つようにする。
なお、測定船11の波浪によるローリング及びピッチン
グについては、第4図に示すロープ張り装置7にて、例
えばストローク1.0m程度で対応吸収する。
次に、ウインチ8の操作により、ガイドロープ13に沿
ってセンサー架台3をロープ14で海底1に下すが、セン
サー架台3を海底1に下した後は、測定船11の位置変化
に対応するためにロープ13,14を緩めて置く。
これは測定船11の操作ワイヤーの張り変化等で位置が
変化することがあるからである。
なお、この際における磁気センサー4に接続したセン
サーケーブル15の揚げ降しは、ケーブル巻き装置16によ
り行う。
更に、センサー架台3のセット完了後、海底管2の位
置測定を行なうが、測定結果、第5図において、センサ
ー架台3の中央部3Aと破線で示す海底管2の中央線Cと
のずれがあった場合には、センサー架台3の中央部3Aを
実線で示す海底管2の中心線Cの位置に合致するまで移
動設置し、再度測定する。
このセンサー架台3の移動装置はずれが小さい場合は
第2図の2点鎖線で示すダビット旋回により行ない、ず
れが大きい場合は測定船11を錨ワイヤーのウインチ操作
により移動させる。
本発明を、センサー架台に磁気センサーを配設した実
施例で述べたが、他のセンサー、例えば超音波センサー
を同様に複数個センサー架台に配設しても良い。また、
本実施例では、電波測位機アンテナをダビット連結バー
の中央部に設けているが、該アンテナをダビット連結バ
ーの他の位置に設けても良い。即ち、既知である該アン
テナのダビット連結バー上の位置及び通常用いられてい
る船の方位を知る手段で得た方位角度から、ダビット連
結バーの中央部の絶対位置を知ることが可能であり、本
実施例と同様の効果を得ることができる。また、他の方
法として電波測位アンテナを2個、該ダビット連結バー
上の異なる位置、例えば両端に設けることによっても、
本実施例と同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上に説明した本発明のセンサー架台の海底着座方法
及び装置を採用すれば、センサー架台を海底の定められ
た地点、例えば、センサー架台の中央部を海底埋設物の
中心線に合致した地点に正確に吊り降し着座させること
ができ、海底埋設物の位置が正確に測定できる効果があ
る。
また、重量のあるアンカーブロックをガイドロープに
より吊り下げ、それをガイドとしてセンサー架台を降下
させることができるので、潮流及び測定船の位置変化、
ローリング及びピッチングによるセンサー架台のずれが
なく、しかもセンサー架台の昇降を確実に行なうことが
できるという利点がある。
更に、センサー架台の移動距離がそれ程大きくない場
合は、測定船を一々移動することなく、センサー架台の
位置をダビット旋回により微調整できるので、正確な測
定のための操作が簡単に得られることになる。
また、ダビット連結バーに電波測位機アンテナを取付
けてあるので、ダビット旋回時においても、常にセンサ
ー架台の位置をこの電波測位機アンテナで把握し確認す
ることができ、正確な位置を調整できる。
一方、センサー架台の非使用時には、それをアンカー
ブロックと共に測定船上に容易に格納することもでき
る。
なお、本発明は、海底に埋設された海底管等の埋設物
に直流電流を通電して磁場を作り、磁気量及びその方向
を複数の磁気センサーを配設したセンサー架台で測定し
てその埋設物の土被り厚さを測定する場合、特に有効に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるセンサー架台の海底
着座装置を示す測量船の斜視図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第2図の側面図、第4図は第2図のA−A
方向の要部拡大の正断面図、第5図は第3図のセンサー
架台の海底着座時の状態を示す側面図、第6図は海底管
に直流電流を通電し磁場を作り磁気センサーでその土被
り厚さを測定する原理の説明図である。 1……海底、2……海底管、3……センサー架台、3A…
…中央部、4……磁気センサー、5,6……ダビット、8,9
……ウインチ、10……ダビット旋回用ウインチ、11……
測定船、12……ダビット連結バー、13……ガイドロー
プ、21……電波測位機アンテナ、22……アンカーブロッ
ク。
フロントページの続き (72)発明者 沼尻 義春 神奈川県横浜市金沢区並木2―2―12― 402 (72)発明者 山内 文雄 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−21214(JP,A) 特開 昭62−103288(JP,A) 実開 昭62−134027(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定船の舷側と平行に前後移動可能に設け
    られたダビット連結バーから、複数のガイドロープをそ
    の下端にアンカーブロックを取付けて海底に垂下し、こ
    れらのガイドロープに沿って、センサーを配設したセン
    サー架台を海底に下し、該センサー架台の位置をダビッ
    ト連結バーに設けた電波測位機アンテナで常に確認しな
    がら、該センサー架台の位置をダビットを移動させて調
    整した後、海底に着座させるセンサー架台の海底着座方
    法。
  2. 【請求項2】測定船の舷側と平行に前後移動可能に設け
    られたダビット連結バーから、海底に垂下可能で、かつ
    その下端にアンカーブロックを取付けたガイドロープを
    設けると共に、これらのガイドロープに沿って海底に吊
    降し可能で、かつセンサーを配設したセンサー架台を設
    け、更に、ダビット連結バーにセンサー架台の位置が常
    に確認可能な電波測位機アンテナを設けたセンサー架台
    の海底着座装置。
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