JP2520509Y2 - 背負いザツク - Google Patents
背負いザツクInfo
- Publication number
- JP2520509Y2 JP2520509Y2 JP1990003484U JP348490U JP2520509Y2 JP 2520509 Y2 JP2520509 Y2 JP 2520509Y2 JP 1990003484 U JP1990003484 U JP 1990003484U JP 348490 U JP348490 U JP 348490U JP 2520509 Y2 JP2520509 Y2 JP 2520509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waist
- back support
- backpack
- support plate
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は背負いザックに関する。
（従来の技術） 背負いザックは背負った場合に、汗で背中が蒸れると
いう問題がある。このような問題を解決するものとし
て、従来、実公昭62-41611号公報等に見られるように、
背板を凹凸状にして通気性を確保することにより背中の
蒸れを防止する背負い袋などが公知となっている。
いう問題がある。このような問題を解決するものとし
て、従来、実公昭62-41611号公報等に見られるように、
背板を凹凸状にして通気性を確保することにより背中の
蒸れを防止する背負い袋などが公知となっている。
（考案が解決しようとする課題） ところで、背負いザックには、汗で背中が蒸れるとい
う問題の他に、背負い紐だけに荷重がかかるので肩が疲
れやすいという問題がある。
う問題の他に、背負い紐だけに荷重がかかるので肩が疲
れやすいという問題がある。
そこで本考案は、汗による背中や腰の蒸れを防止する
と共に、肩にかかる荷重を軽減して肩を楽にできる斬新
な背負いザックの提供を目的とする。
と共に、肩にかかる荷重を軽減して肩を楽にできる斬新
な背負いザックの提供を目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案の背負いザック
は、山と谷の凹凸部1,2を設けることで形成された空気
の流れ道３を外面に有する背当板４を背負いザック本体
５における背当面に取付け、又、腰に巻いて固定可能な
腰止め体８における内周面にも凹凸部11,11′を設ける
ことによって空気の流れ道12を形成し、上記の背当板４
の下半部に上下に開通する筒状挿込部6,6′を設けると
共に、腰止め体８の背当部の外面に上記の背当板４の筒
状挿込部6,6′に対し下方から挿入して連結可能な挿込
片13,13′を設けたことを特徴とするものである。
は、山と谷の凹凸部1,2を設けることで形成された空気
の流れ道３を外面に有する背当板４を背負いザック本体
５における背当面に取付け、又、腰に巻いて固定可能な
腰止め体８における内周面にも凹凸部11,11′を設ける
ことによって空気の流れ道12を形成し、上記の背当板４
の下半部に上下に開通する筒状挿込部6,6′を設けると
共に、腰止め体８の背当部の外面に上記の背当板４の筒
状挿込部6,6′に対し下方から挿入して連結可能な挿込
片13,13′を設けたことを特徴とするものである。
（作用） まず、背当板４に凹凸部1,2による空気の流れ道３を
設けることによって汗による背中の蒸れを防止すること
ができ、又、腰止め体８に凹凸部11,11′による空気の
流れ道12を設けることによって汗による腰の蒸れを防止
することができる。
設けることによって汗による背中の蒸れを防止すること
ができ、又、腰止め体８に凹凸部11,11′による空気の
流れ道12を設けることによって汗による腰の蒸れを防止
することができる。
次に、背当板４に設けた筒状挿込部6,6′に対して、
腰止め体８に設けた挿込片13,13′を下方から挿入して
連結することによって、荷重が背負い紐15,15′と腰止
め体８とによって分担されるので、肩にかかる荷重が軽
減して肩が楽になる。
腰止め体８に設けた挿込片13,13′を下方から挿入して
連結することによって、荷重が背負い紐15,15′と腰止
め体８とによって分担されるので、肩にかかる荷重が軽
減して肩が楽になる。
（実施例） 以下、図に示した本考案の実施例を説明する。まず符
号４が、弾性によるクッション性を備えたポリエチレン
板製の背当板である。この背当板４は、上半部の左右両
側にそれぞれ内端が下がって外端が上がることにより傾
斜した複数の長円形の膨出部を上下方向に並設すること
によりその外面に谷と山になる凹部１と凸部２を設け
て、その凹部１を空気の流れ道３としている。また、背
当板４は、その下半部の左右両側にそれぞれ上下方向に
開通した筒状挿込部6,6′を一体的に突設している。こ
の背当板４は背負いザック本休５の背当面に一体的に止
着されている。
号４が、弾性によるクッション性を備えたポリエチレン
板製の背当板である。この背当板４は、上半部の左右両
側にそれぞれ内端が下がって外端が上がることにより傾
斜した複数の長円形の膨出部を上下方向に並設すること
によりその外面に谷と山になる凹部１と凸部２を設け
て、その凹部１を空気の流れ道３としている。また、背
当板４は、その下半部の左右両側にそれぞれ上下方向に
開通した筒状挿込部6,6′を一体的に突設している。こ
の背当板４は背負いザック本休５の背当面に一体的に止
着されている。
次に、符号８が、同じくポリエチレン板製で弾性によ
るクッション性を備えた腰止め体である。この腰止め体
８は、両端に締付具9,9′付きの締付バンド10,10′を設
けて、腰に巻き付けて固定できるようになっている。ま
た、腰止め体８は内周面の複数箇所に上下方向の長円形
の膨出部を形成することにより谷と山になる凹部11と凸
部11′を設けて、その凹部11を空気の流れ道12としてい
る。また、腰止め体８は背当部の外面における左右両側
にそれぞれ上向きフック状の挿込片13,13′を一体的に
突設している。
るクッション性を備えた腰止め体である。この腰止め体
８は、両端に締付具9,9′付きの締付バンド10,10′を設
けて、腰に巻き付けて固定できるようになっている。ま
た、腰止め体８は内周面の複数箇所に上下方向の長円形
の膨出部を形成することにより谷と山になる凹部11と凸
部11′を設けて、その凹部11を空気の流れ道12としてい
る。また、腰止め体８は背当部の外面における左右両側
にそれぞれ上向きフック状の挿込片13,13′を一体的に
突設している。
腰止め体８は、その背当部の外面に設けた挿込片13,1
3′を、上記背当板４に設けた筒状挿込部6,6′に対し下
方から挿入して連結できるようになっている。尚、図
中、符号15,15′は背負い紐、16は補強リブ、17は抜出
突起を示している。
3′を、上記背当板４に設けた筒状挿込部6,6′に対し下
方から挿入して連結できるようになっている。尚、図
中、符号15,15′は背負い紐、16は補強リブ、17は抜出
突起を示している。
（考案の効果） 本考案の背負いザックは叙上の通りであり、背負った
状態で背中や腰に汗をかいても、背当板４と腰止め体８
にそれぞれ空気の流れ道3,12を設けたので、汗が乾きや
すく、汗による蒸れを防止して快適に背負うことができ
る。また、背当板４に設けた筒状挿込部6,6′に対し
て、腰止め体８に設けた挿込片13,13′を下方から挿入
して連結できるようにしたので、ザック本体５の荷重が
背負い紐15,15′と腰止め体８とによって分担されるこ
とになり、肩にかかる荷重が軽減して肩が楽になり疲れ
にくくなるという効果もある。
状態で背中や腰に汗をかいても、背当板４と腰止め体８
にそれぞれ空気の流れ道3,12を設けたので、汗が乾きや
すく、汗による蒸れを防止して快適に背負うことができ
る。また、背当板４に設けた筒状挿込部6,6′に対し
て、腰止め体８に設けた挿込片13,13′を下方から挿入
して連結できるようにしたので、ザック本体５の荷重が
背負い紐15,15′と腰止め体８とによって分担されるこ
とになり、肩にかかる荷重が軽減して肩が楽になり疲れ
にくくなるという効果もある。
第１図は全体の斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線の断面
図、第３図は腰止め体と背当板の一部斜視図である。 １……凹部、２……凸部、３……空気の流れ道、４……
背当板、５……ザック本体、6,6′……筒状挿込部、８
……腰止め体、9,9′……締付具、10,10′……締付バン
ド、11……凹部、11′……凸部、12……空気の流れ道、
13,13′……挿込片、15,15′……背負い紐、16……補強
リブ、17……抜出突起。
図、第３図は腰止め体と背当板の一部斜視図である。 １……凹部、２……凸部、３……空気の流れ道、４……
背当板、５……ザック本体、6,6′……筒状挿込部、８
……腰止め体、9,9′……締付具、10,10′……締付バン
ド、11……凹部、11′……凸部、12……空気の流れ道、
13,13′……挿込片、15,15′……背負い紐、16……補強
リブ、17……抜出突起。
Claims (1)
- 【請求項１】山と谷の凹凸部1,2を設けることで形成さ
れた空気の流れ道３を外面に有する背当板４を背負いザ
ック本体５における背当面に取付け、又、腰に巻いて固
定可能な腰止め体８における内周面にも凹凸部11,11′
を設けることによって空気の流れ道12を形成し、上記の
背当板４の下半部に上下に開通する筒状挿込部6,6′を
設けると共に、腰止め体８の背当部の外面に上記の背当
板４の筒状挿込部6,6′に対し下方から挿入して連結可
能な挿込片13,13′を設けたことを特徴とする背負いザ
ック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003484U JP2520509Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 背負いザツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003484U JP2520509Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 背負いザツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0394127U JPH0394127U (ja) | 1991-09-25 |
| JP2520509Y2 true JP2520509Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31507302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990003484U Expired - Lifetime JP2520509Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 背負いザツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520509Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193024A (ja) * | 2003-12-30 | 2005-07-21 | Lafuma Sa | 人が着用する物品に取り付け得る通気可能な構造体 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5873903B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-01 | 株式会社マキタ | 携帯用電源バッグ |
| AU2017361050A1 (en) * | 2016-11-15 | 2019-07-04 | Shigeaki Sugiyama | Shoulder strap mounting fixture for rucksack and method for fitting shoulder strap mounting fixture |
| JP6403859B2 (ja) * | 2017-11-28 | 2018-10-10 | 重明 杉山 | リュックサックの肩掛け装着具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241611U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-12 | ||
| JPH0231508U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP1990003484U patent/JP2520509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193024A (ja) * | 2003-12-30 | 2005-07-21 | Lafuma Sa | 人が着用する物品に取り付け得る通気可能な構造体 |
| JP4653477B2 (ja) * | 2003-12-30 | 2011-03-16 | ラフューマ・ソシエテ・アノニム | 人が着用する物品に取り付け得る通気可能な構造体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0394127U (ja) | 1991-09-25 |
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