JP2520401Y2 - 摺動体の滑り機構 - Google Patents

摺動体の滑り機構

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JP2520401Y2
JP2520401Y2 JP6922490U JP6922490U JP2520401Y2 JP 2520401 Y2 JP2520401 Y2 JP 2520401Y2 JP 6922490 U JP6922490 U JP 6922490U JP 6922490 U JP6922490 U JP 6922490U JP 2520401 Y2 JP2520401 Y2 JP 2520401Y2
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JP
Japan
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sliding
pusher
coin
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JP6922490U
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伸吾 池田
伸俊 福岡
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Sigma Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、相対的に移動する2つの物体間に配設され
両物体間の間隙を埋める摺動体の滑り機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、機械的要素として相対的に移動する2つの物
体間には滑り機構が配設されている。この滑り機構とし
ては互いに摺動する相対向する面を平滑に仕上げ、ここ
に潤滑剤等を付着せしめ両物体間の各摺動面の動きを滑
かにするようにしている。上述の両物体が精密加工でき
るような材質でできている場合は各摺動面を精密仕上げ
することによって両摺動面を滑かに動かすことができる
が、2つの摺動面が精密加工できない場合、或いは変形
しやすい材料で製造しなければならない場合、更には処
理すべき物品等の関係において潤滑剤を使用できない等
の場合がある。
このような場合の1例としてプッシャーゲーム機のコ
インを押し出すためのプッシャーの滑り機構が挙げられ
る。このプッシャーゲーム機においては、ゲーム機の上
方からコインを投入してコインがガイド針によって任意
の位置にガイドし、落下するコインは最終的にはゲーム
機の下部に設けられた水平テーブルに載置される。この
水平テーブルには箱状のプッシャーが配置されこのプッ
シャーによって水平テーブルのコインを前方に押し出
し、コインをコイン落下穴から落下せしめるようになっ
ている。前記プッシャーの両側にはガイド体が設けら
れ、このガイド体は比較的薄い金属製の板で形成されて
おりその摺動面を完全に精密仕上げすることが出来ない
ばかりでなく、このプッシャー上面或いはガイド体に沿
ってコインが存在するので、潤滑油を使用することが出
来ない。したがってプッシャーが何度も往復動する間に
摺動部分に僅かな隙間が出来、この僅かな隙間内にコイ
ンが入り込んでしまいプッシャーのスムーズな往復運動
が確保できないという問題があった。
本考案は、係る点に鑑み、2つの物体間の摺動面が若
干変形したりしてもスムーズな滑り運動を確保できるよ
うな摺動体の滑り機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は、相対的に移動する2つの物体間に
配設され両物体間の間隙を埋める摺動体の滑り機構にお
いて、この滑り機構は移動物体側に取付けられた弾性体
と、この弾性体に当接され摺動方向に小間隙を配して複
数配設された滑動片と、この複数の滑動片を支持する摺
動性の支持シートとからなるように構成した。
〔作用〕
支持シートに滑動片を小間隔を配して複数配設し、こ
の滑動片を弾性体に押付けて摺動体の滑り機構を構成す
る。前記滑動体は小片に分離して設けられていると共
に、前記弾性体により押圧されているので、2つの物体
間の摺動部分に間隙の不均一な部分があっても、前記滑
動片が自由に移動して滑動片を支えている支持シートを
対向する摺動面に常に接触させ、滑動面の変化に馴染む
ことが出来る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
第1図は本考案の摺動体の滑り機構をプッシャーゲー
ム機に応用した場合について図示したものである。
第1図において、プッシャーゲーム機Mは天板部1を
有し、この天板部1の上面にカバーロック機構20が設け
られている。前記天板部1の下方には中間体3を介して
垂直体2が設けられ、この垂直体2はテーブル5上に立
設されている。前記テーブル5は基台6上に載置されて
いる。前記垂直体2の側面はカバーDによって開閉自在
に覆われており、このカバーDは透明のアクリル樹脂で
形成されている。前記垂直体2の側面にはコインCを下
方にガイドするためのガイド板部が形成され、このガイ
ド板部の下端部分にはガイド桶9,9が設けられている。
前記ガイド板部は支柱7,7,7によって2つに仕切られ、
このガイド板部の下端部分には水平方向に摺動するプッ
シャーP,Pが設けられている。このプッシャーPは両側
がガイド体8,8によってガイドされ、プッシャーPの摺
動により前記中間体3に形成されたコイン投入口4,4か
ら投入されたコインを次々に送りだしてコイン落下口11
からコインを落下せしめる。落下したコインは前記基台
の側壁に形成されたコイン取出し口10,10から取出され
る。
前記ガイド板部には垂直方向にコインCをガイドする
ためのコインガイド30が設けられ、このコインガイド30
の下端近傍に前板32が設けられている。この前板32の裏
側にコインCがガイドされる。前記前板32の中間部分に
は開口33が設けられ、この開口33に沿って前記ガイド桶
9が左右に摺動する。前記ガイド桶9は第3図に示すよ
うにその基端部分に平坦部9aを有し、この平坦部9aに落
下するコインが当って斜めの傾斜桶9から水平テーブル
5上にコインがガイドされる。前記水平部9aはスライダ
34に固着され、このスライダ34がガイド棒31に係合し、
図示しない駆動機構によって前記ガイド桶9が左右に往
復動する。
前記水平テーブル5上に前記箱状のプッシャーPが配
置され、この箱状のプッシャーPは図示しない駆動機構
によって前記ガイド体の側面に沿って前後方向に往復動
する。このプッシャーPの前後方向の往復動によって前
記水平テーブル5上に存在するコインCが前方に押出さ
れ、コインの一部が水平テーブル5の手前に設けられた
コイン落下穴11から落下する。
前記プッシャーはコインCを支えるための天板36を有
し(第4図)、この天板36は左右に間隔を配して設けた
滑動フレーム35,35に支持されている。そしてこの滑動
フレーム35の底面が前記水平テーブル5に接している。
この滑動フレーム36の側面と前記ガイド体の側壁8a間に
は本考案の要旨である滑り機構Sが配設されている。
前記滑り機構Sは、前記滑動フレーム35の側壁35aに
接着されるスポンジ等の弾性体40を有し、この弾性体40
とビニールシート42間に、プッシャーPの摺動方向に小
間隙を配して設けた複数の滑動片41,41,…41が介在され
ている。前記ビニールシート42には接着剤により前記滑
動片41が接着され、この滑動片41と前記滑動片41は単に
スポンジ40に押付けられているのみである。前記ビニー
ルシートは、前記複数の滑動片を支持するための支持シ
ートをなし、このビニールシート42が前記ガイド体の側
壁8aに当接している。
前記滑動片41はスポンジ42によって常にガイド体8の
側壁8aに押付けられており、前記側壁8aが完全な精密仕
上げしていなくても、その変形状態に応じてスポンジ40
の押圧力によって前記滑動片41が側壁8aに対して馴染
み、支持シート42と前記側壁8a間に隙間が出来ることが
ない。したがってスムーズな摺動を確保出来ると共に、
前記側壁8aと支持シート42間にはコインCが挿入される
ことがないので前記プッシャーPの摺動が邪魔されるこ
とがない。
〔考案の効果〕 本考案は、以上のように構成したので、滑動面の変形
に馴染んで摺動体が摺動することができ、滑らかな滑り
運動の確保と両物体間の摺動部分に隙間が生じるのが有
効に避けられるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の摺動体の滑り機構を適用したプッシャ
ーゲーム機の斜視図、第2図はプッシャーゲーム機のプ
ッシャー配置部分の斜視図、第3図は、第2図のIII−I
II線断面図、第4図はプッシャーの側面に設けられる滑
り機構の分解斜視図、第5図は第2図のV−V線断面図
である。 8……ガイド体、32……前板、35……滑動フレーム、40
……スポンジ、41……滑動片、42……ビニールシート。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対的に移動する2つの物体間に配設され
    両物体間の間隙を埋める摺動体の滑り機構において、こ
    の滑り機構は移動物体間に取付けられた弾性体と、この
    弾性体に当接され摺動方向に小間隙を配して複数配設さ
    れた滑動片と、この複数の滑動片を支持する摺動性の支
    持シートとからなることを特徴とする摺動体の滑り機
    構。
JP6922490U 1990-06-29 1990-06-29 摺動体の滑り機構 Expired - Lifetime JP2520401Y2 (ja)

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JPH0427982U JPH0427982U (ja) 1992-03-05
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