JPH0527063Y2 - - Google Patents

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JPH0527063Y2
JPH0527063Y2 JP1987101118U JP10111887U JPH0527063Y2 JP H0527063 Y2 JPH0527063 Y2 JP H0527063Y2 JP 1987101118 U JP1987101118 U JP 1987101118U JP 10111887 U JP10111887 U JP 10111887U JP H0527063 Y2 JPH0527063 Y2 JP H0527063Y2
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JP
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operation panel
rack
handle
movable
racks
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、保管庫や書架等の代替品としてオフ
イスや図書館などで広く使用される移動ラツク装
置に関するものである。
[従来の技術] この種の移動ラツク装置として、床に敷設した
レール上に複数の移動ラツクを厚み方向に移動で
きるように載設したものが知られている。そし
て、それらの移動ラツクを相互に密着させた状態
で所要の移動代が残るように、レール長さに対す
る移動ラツクの厚み寸法や台数を設定しておき、
所望の移動ラツクとそれに隣接する移動ラツクと
の間に人の出入りが可能な通路を選択的に形成す
ることにより、その移動ラツクを適宜使用するこ
とができるようになつている。
ところで、このような移動ラツク装置は、オフ
イス等の空間の一側部に配置され、その操作面パ
ネルがその空間の一側壁をなすような状態で使用
されることが少なくない。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、この種の移動ラツク装置の操作面パ
ネルは、平坦な面により構成されており、取手や
操作ハンドルあるいは操作ボタンなどを装着する
以外には、全く利用されていない。しかも、この
種の装置は、前述のように所要の移動ラツク間に
通路を選択的に形成して使用するものであるた
め、その操作面パネルの前に家具類等を配置する
わけにもいかない。そのため、この操作面パネル
部分あるいはその近傍部分のスペース利用が不十
分なものとなつている。特に、移動ラツクの台数
が多くなると、前記操作面パネルの総面積はかな
り大きなものとなるため、スペースの有効利用を
図る上で大きな不利を免れない。
このような不具合を解消するために、前記操作
面パネルにも収納部を設けるようにしたものが考
えられているが、従来のものは取手を操作面パネ
ルに突出させて設けるのが常識になつているた
め、前記収納部はその取手部分を避けて設けなけ
ればならない。そのため、操作面パネルの全域を
有効に利用することができないという問題があ
る。
本考案は、以上のような課題をことごとく解消
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係る移動ラツク装置は、レ
ール上に複数の移動ラツクを相互に接離可能に載
設してなるものであつて、前記移動ラツクの操作
面パネルの両側部に、外側方および前方に開口す
る凹形空間を形成する取手を、上下方向に連続さ
せて設けるとともに、前方操作面パネルの前記取
手間に位置する部位に小物置き部を設けたことを
特徴とする。
[作用] このような構成のものであれば、移動ラツクの
操作面パネルに設けた小物置き部に、適宜な小物
を載置することができる。この操作面パネルは、
移動ラツクの最も操作し易い側に設定されるのが
当然であり、この操作面パネルがオフイスその他
の空間に面して配置されることが多い。そのた
め、この操作面パネルに小物置き部を設けておけ
ば、該小物置き部に載置した小物の視認性が良好
なものとなる。したがつて、植物などの装飾的な
小物を載置したり、検索性が重視される小物を置
くのに最適なものとなる。しかして、この操作面
パネル部分は、前述したように従来十分に利用さ
れていなかつた部分であるため、ここに小物置き
部を設ければスペースの有効利用となる。特に、
本考案のものは、取手を操作面パネルの前方に突
出させて設けるのではなく、操作面パネルの両側
部に凹陥状態で設けているため、操作面パネルの
略全域を小物置き部として利用することができ
る。そして、この取手は、外側方および前方に開
放された凹形空間を形成し得る形態をなしたもの
であるため、その前方への開口幅寸法を適切に設
定しておけば、隣接する移動ラツクとの間で指を
詰めるようなこともなく、移動ラツクの押圧操作
を行うことが可能となる。また、この取手は、上
下方向に連続させて設けてあるため、手を掛けて
操作し得る範囲を拡大することが容易であり、任
意の高さ位置を押圧して移動ラツクを操作し得る
ように設定することが可能となる。
しかも、前記小物置き部は移動ラツクとともに
移動するため、移動ラツク間に通路を形成する妨
げにならない。そのため、移動ラツク本来の機能
を損ねるようなことは全くない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参
照して説明する。
床1に敷設した平行なレール2上に、複数の移
動ラツク3を相互に接離可能に載設している。
移動ラツク3は、第1図および第2図に示すよ
うに、移動方向両面を開口した書架として利用し
得る形態をなしており、複数の柱31の上下端に
天板32および底板33を連設するとともに、そ
の中間高さ位置に複数の棚板34を架設してなる
移動ラツク本体35を備えている。しかして、こ
の移動ラツク本体35は、車輪36を介して前記
レール2上に配置され、該レール2に沿つて左右
方向に移動し得るようになつている。そして、こ
の移動ラツク本体35の前面35aに操作面パネ
ル37を装着している。
操作面パネル37は、第3図に示すように、移
動ラツク本体35の前面35aを覆う面板部37
aと、この面板部37aの両側縁から後方に屈曲
する側板部37bと、これら各側板部37bの後
縁から外側方に屈曲する屈曲板部37cとからな
る板金製のものである。そして、この操作面パネ
ル37の両側部に取手38を、該操作面パネル3
7の上端37dから下端37eに亙つて装着して
いる。
取手38は、前記屈曲板部37cの前面および
外方端縁に添接する横断面L字形の基片38a
と、この基片38aの内方端から前方に延設され
前記側板部37bに添接する延設片38bと、こ
の延設片38bの前端に設けられた指掛部38c
とを備えてなる各部が等横断面の合成樹脂製ある
いはアルミニユーム製の押出成形品である。指掛
部38cは、中空に形成されており、その左右方
向の幅寸法w1は前記基片38aの幅寸法w2より
も小さく設定してある。そして、その基片38a
を前記操作面パネル37の屈曲板部37cととも
に、移動ラツク本体35の柱31にビス等の止着
具(図示せず)を用いて止着している。また、取
手38の延設部38bは、前記操作面パネル37
の側板部37bに接着剤や止着具等を用いて固定
されている。なお、この実施例では、前記基片3
8aの外側角部に横断面L字形のクツシヨンゴム
39を該取手38の上端38dから下端38eに
亙つて連続的に装着している。しかして、この取
手38は、外側方および前方に開口する凹形空間
Sを形成し得る形態をなしており、上下方向に連
続させて設けてある。
そして、特定の移動ラツク3の操作面パネル3
7に小物置き部4を設けている。小物置き部4
は、前記操作面パネル37の前板部37aに添設
した背板41と、上下方向に所定の間隔をあけて
この背板41に突設した奥行きの浅い棚板42
と、これら各棚板42の上方空間を囲うようにし
て前記背板41に取着された落下防止用の保護枠
43とを具備してなる。
このような構成のものであれば、取手38に手
を掛けて移動ラツク3に側方への力を加えること
によつて、所要の移動ラツク3をレール2に沿つ
て移動させることができる。そのため、所望の移
動ラツク3間に人の出入りが可能な通路を選択的
に形成することができ、従来通り使用することが
できる。
しかも、前述したように操作面パネル37に小
物置き部4を設けているので、その小物置き部4
に鑑賞用の植物Aや、頻繁に検索して使用する必
要のあるビデオテープB等の小物を適宜載置する
ことができる。特に、操作面パネル37は、移動
ラツク3の最も操作し易い側に設定されているも
のであり、その操作面パネル37がオフイス等の
室内に面して配置される。そのため、この操作面
パネル37に小物置き部4を設けておけば、視認
性が良好なものとなり、その小物置き部4に載置
した小物Aの鑑賞効果が優れたものとなり、ある
いは、その小物Bの検索使用等が容易になる。し
かして、この操作面パネル37部分は、従来十分
に利用されなかつた部分であるため、スペースの
有効利用となり、また、移動ラツク3の機能を多
様化することにもなる。特に、このものは、取手
38を操作面パネル37の前方に突出させて設け
るのではなく、操作面パネル37の両側部に凹陥
状態で設けているため、操作面パネル37の略全
域を小物置き部4として利用することができる。
そして、この取手38は、外側方および前方に開
口する凹形空間Sを形成し得る形態をなしたもの
であるため、第3図に示すように、前方への開口
幅寸法を適切に設定しておきさえすれば、隣接す
る移動ラツク3との間で指を詰めるようなことも
なく、移動ラツク3の押圧操作を行うことが可能
となる。また、この取手38は、移動ラツク3の
上端から下端に亘り上下方向に連続させて設けて
あるため、任意の高さ位置を把持して移動ラツク
3を操作することができる。しかも、この小物置
き部4は、移動ラツク本体35とともに移動する
ため、移動ラツク3間に通路を形成する妨げにな
らない。そのため、小物置き部4を設けたために
移動ラツク本来の機能が損なわれるというような
不都合は一切生じない。
なお、前記実施例は、本考案を純粋な手動ラツ
ク式のものに適用した場合のものであるが、手動
操作も可能な電動ラツク式のものにも、本考案を
適用することができる。
また、小物置き部は、前記のものに限られず、
単なる棚板のみのもの、あるいは、奥行きの浅い
ボツクス状のもの等であつてもよい。
さらに、前記実施例では、一部の移動ラツクの
操作面パネルに小物置き部を設けた場合について
説明したが、全ての移動ラツクの操作面パネルに
小物置き部を設けるようにしてもよい。
[考案の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、従来
のものと同様な操作により移動ラツクを移動させ
て使用することができるのは勿論であり、しか
も、その操作面パネルに小物置き部を設けている
ので、従来利用されていなかつた面を有効に活用
して視認性の良好な小物の陳列あるいは保管等を
行うことができる便利な移動ラツク装置を提供で
きるものである。特に、本考案は、外側方および
前方に開口する凹形空間を形成する取手を、操作
面パネルの両側部に設けたので、取手に邪魔され
ることなしに操作面パネルの略全域に小物置き部
を設けることが可能となり、操作面パネルの前面
空間を高密度に有効利用することができる。ま
た、取手を前記のような形状にしておけば、指を
詰めるようなおそれもなく安全に使用することが
でき、また、各人が最も操作し易い上下方向の比
較的自由な位置を選択して操作することができ
る。そして、このような取手であれば、取手部分
だけ小物置き部を欠如させるような配慮が一切不
要になるため、外観的にも優れたものにすること
が容易となり、オフイスなどに配置するのに適し
たものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は斜視図、第2図は部分的な正面図、第3図
は第2図における−線に沿う拡大断面図であ
る。 2……レール、3……移動ラツク、4……小物
置き部、35……移動ラツク本体、37……操作
面パネル、38……取手、S……凹形空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上に複数の移動ラツクを相互に接離可能
    に載設してなるものであつて、前記移動ラツクの
    操作面パネルの両側部に、外側方および前方に開
    口する凹形空間を形成する取手を、上下方向に連
    続させて設けるとともに、前記操作面パネルの前
    記取手間に位置する部位に小物置き部を設けたこ
    とを特徴とする移動ラツク装置。
JP1987101118U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0527063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987101118U JPH0527063Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987101118U JPH0527063Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS644226U JPS644226U (ja) 1989-01-11
JPH0527063Y2 true JPH0527063Y2 (ja) 1993-07-09

Family

ID=31329818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987101118U Expired - Lifetime JPH0527063Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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JP (1) JPH0527063Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5172418U (ja) * 1974-12-04 1976-06-08

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JPS644226U (ja) 1989-01-11

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