JP2519839Y2 - 化学かいろの発熱温度調整具 - Google Patents
化学かいろの発熱温度調整具Info
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は化学かいろ、特に鉄粉の酸化発熱を利用した化
学かいろの発熱温度調整具に関する。
学かいろの発熱温度調整具に関する。
現在では、鉄粉の酸化による発熱を利用した化学かい
ろが化学かいろを代表するものとして多用されている。
この化学かいろは、いわゆる防寒用の「かいろ」として
の用途のほか、医療用を含めて人体の保温に広く利用さ
れている。この化学かいろの一般的な構成は、鉄粉,
水,金属の酸塩,活性炭を主成分とし、これを木粉や吸
水性に優れたバーミュキュライト等の吸水剤と混合して
通水性,通気性の包材に被包したものである(これを水
充填式という)。これら成分を被包した包材は、無通気
性の包袋体中に密封され、使用時に包袋体を破り、包材
を空気中にさらして発熱させるのが一般的である。その
ほか、構成成分より水分及び吸水剤を除き、使用時に水
を添加して発熱させるものも知られている(これを水添
加式という)。
ろが化学かいろを代表するものとして多用されている。
この化学かいろは、いわゆる防寒用の「かいろ」として
の用途のほか、医療用を含めて人体の保温に広く利用さ
れている。この化学かいろの一般的な構成は、鉄粉,
水,金属の酸塩,活性炭を主成分とし、これを木粉や吸
水性に優れたバーミュキュライト等の吸水剤と混合して
通水性,通気性の包材に被包したものである(これを水
充填式という)。これら成分を被包した包材は、無通気
性の包袋体中に密封され、使用時に包袋体を破り、包材
を空気中にさらして発熱させるのが一般的である。その
ほか、構成成分より水分及び吸水剤を除き、使用時に水
を添加して発熱させるものも知られている(これを水添
加式という)。
鉄粉の酸化反応を利用して発熱させるこの種化学かい
ろの発熱温度は水分の存在下において、空気の供給量に
よって決定される。
ろの発熱温度は水分の存在下において、空気の供給量に
よって決定される。
水充填式化学かいろにおいては、包袋体を破り、包材
の内容物をよくもみほぐし、そのまま包材の全面の通気
孔を利用して包材内に空気を供給し、鉄粉を酸化発熱さ
せるのが通例であるが、通気孔の表面一部をしゃ断して
発熱させることも可能である。水添加式化学かいろで
は、要所に通気孔を開口した外袋内に包材を収納し、外
袋の通気孔を通して供給された空気量によって発熱させ
ている。この方式によれば、包材内に予め吸湿剤を充填
せしめておく必要がないため、薄形化が可能である。
の内容物をよくもみほぐし、そのまま包材の全面の通気
孔を利用して包材内に空気を供給し、鉄粉を酸化発熱さ
せるのが通例であるが、通気孔の表面一部をしゃ断して
発熱させることも可能である。水添加式化学かいろで
は、要所に通気孔を開口した外袋内に包材を収納し、外
袋の通気孔を通して供給された空気量によって発熱させ
ている。この方式によれば、包材内に予め吸湿剤を充填
せしめておく必要がないため、薄形化が可能である。
しかしながら、通気孔を有する外袋内に化学かいろを
収容して使用しても外袋の通気の総開口面積が規定され
ているため、発熱温度を一定量温度に制御することはで
きるが、逆に、冬期,夏期あるいは寒冷地などの環境条
件に応じて発熱温度を変化させることはできない。
収容して使用しても外袋の通気の総開口面積が規定され
ているため、発熱温度を一定量温度に制御することはで
きるが、逆に、冬期,夏期あるいは寒冷地などの環境条
件に応じて発熱温度を変化させることはできない。
特に、この種化学かいろは、神経痛,筋肉痛,腰痛な
どの痛みの緩和に有効であり、温熱療法としては、その
発熱温度を体温よりやや高い温度を保たせれば充分であ
るが、化学かいろの発熱温度が冬期の防寒保温用の温度
に設定されていると、冬期以外の季節では身体に熱すぎ
て実際上使用することができない。
どの痛みの緩和に有効であり、温熱療法としては、その
発熱温度を体温よりやや高い温度を保たせれば充分であ
るが、化学かいろの発熱温度が冬期の防寒保温用の温度
に設定されていると、冬期以外の季節では身体に熱すぎ
て実際上使用することができない。
本考案の目的は、上記課題を解決するもので、外袋内
に設けた2以上のポケットを使い分けて発熱温度を調整
しうる化学かいろの発熱温度調整具を提供することにあ
る。
に設けた2以上のポケットを使い分けて発熱温度を調整
しうる化学かいろの発熱温度調整具を提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本案による化学かいろの発
熱温度調整具においては、外袋の表面シートに発熱温度
調整用の通気孔を有し、外袋内に鉄粉の酸化反応を利用
して発熱させる化学かいろを収納する化学かいろの発熱
温度調整具であって、 外袋内に少なくとも1枚の内シートを有し、 内シートは、外袋内を2以上の前後のポケットに仕切
るとともに、外袋の表面シートに重ねて該表面シートに
開口された一部の通気孔を塞ぎ、ポケットの一つを選定
してその内部に収納された化学かいろへの空気供給量を
制限するものであり、また、外袋内に少なくとも2以上
の内シートで仕切られた3以上のポケットを前後に有
し、 各内シートは、表面シートに開口された通気孔を通し
て各ポケットへ供給される空気の供給を制限するもので
あり、 外袋の表面シートに面する内シートを前列として相対
的に後列の内シートは、前列の内シートより供給空気の
遮へい面積が大きいものである。
熱温度調整具においては、外袋の表面シートに発熱温度
調整用の通気孔を有し、外袋内に鉄粉の酸化反応を利用
して発熱させる化学かいろを収納する化学かいろの発熱
温度調整具であって、 外袋内に少なくとも1枚の内シートを有し、 内シートは、外袋内を2以上の前後のポケットに仕切
るとともに、外袋の表面シートに重ねて該表面シートに
開口された一部の通気孔を塞ぎ、ポケットの一つを選定
してその内部に収納された化学かいろへの空気供給量を
制限するものであり、また、外袋内に少なくとも2以上
の内シートで仕切られた3以上のポケットを前後に有
し、 各内シートは、表面シートに開口された通気孔を通し
て各ポケットへ供給される空気の供給を制限するもので
あり、 外袋の表面シートに面する内シートを前列として相対
的に後列の内シートは、前列の内シートより供給空気の
遮へい面積が大きいものである。
外袋内のいずれか一つのポケットを選定してそのポケ
ット内に化学かいろを収容する。外袋の表面シートと、
化学かいろとの間に、ポケットの仕切りとなる1枚以上
の内シートが介在するときには、内シートのシート面で
表面シートのシート面に開口された一部の通気孔が遮ぎ
られ、化学かいろへの供給空気量が制限されて発熱温度
が低下する。外袋の表面シートの裏面に接して最前列の
ポケットを選定して化学かいろが収納されたときには外
袋の全通気孔を通して化学かいろ内に最大限に空気が供
給されて最高温度に発熱する。したがって、本案によれ
ば、前後のポケットの選定により発熱温度を階段的に制
御できるものである。
ット内に化学かいろを収容する。外袋の表面シートと、
化学かいろとの間に、ポケットの仕切りとなる1枚以上
の内シートが介在するときには、内シートのシート面で
表面シートのシート面に開口された一部の通気孔が遮ぎ
られ、化学かいろへの供給空気量が制限されて発熱温度
が低下する。外袋の表面シートの裏面に接して最前列の
ポケットを選定して化学かいろが収納されたときには外
袋の全通気孔を通して化学かいろ内に最大限に空気が供
給されて最高温度に発熱する。したがって、本案によれ
ば、前後のポケットの選定により発熱温度を階段的に制
御できるものである。
以下に本案の実施例を図によって説明する。実施例は
本案の発熱温度調整具を腰バンドに適用した例を示して
いる。第1図において、腰バンドは、腰当てパッドP
と、ベルトBとからなっている。腰当てパッドPは、本
案の発熱温度調整具の本体をなすもので、鉄粉の酸化反
応による発熱を利用する化学かいろ1の外袋2である。
本案の発熱温度調整具を腰バンドに適用した例を示して
いる。第1図において、腰バンドは、腰当てパッドP
と、ベルトBとからなっている。腰当てパッドPは、本
案の発熱温度調整具の本体をなすもので、鉄粉の酸化反
応による発熱を利用する化学かいろ1の外袋2である。
外袋2は、パッドPの基材シート3に重ね合せた表面
シート4を線状に溶着して上縁開放の袋状に形成された
ものであり、パッドP上には、左右一対の外袋2,2が形
成され、各外袋2の上縁には、外袋2の開口5を封止す
る蓋シート6を付設している。外袋2の表面シート4に
は、外袋2内に空気を供給する通気孔7a,7b,7cが全面に
わたり均等に開口されている。実施例では各4個の小孔
を3列にマトリックス状に開口した列を示している。な
お、蓋シート6の構造は限定されるものではないが、閉
止時にできるだけ気密に封止できるものが好ましい。外
袋2内への空気の供給は、通気孔7を通してのみ行って
化学かいろ1の発熱温度を精密に制限するためである。
シート4を線状に溶着して上縁開放の袋状に形成された
ものであり、パッドP上には、左右一対の外袋2,2が形
成され、各外袋2の上縁には、外袋2の開口5を封止す
る蓋シート6を付設している。外袋2の表面シート4に
は、外袋2内に空気を供給する通気孔7a,7b,7cが全面に
わたり均等に開口されている。実施例では各4個の小孔
を3列にマトリックス状に開口した列を示している。な
お、蓋シート6の構造は限定されるものではないが、閉
止時にできるだけ気密に封止できるものが好ましい。外
袋2内への空気の供給は、通気孔7を通してのみ行って
化学かいろ1の発熱温度を精密に制限するためである。
本案は、外袋2内を1〜2枚以上の内シートにより前
後に仕切り、外袋2内を前後2以上のポケットを形成す
るものである。実施例では、第2図に示すように2枚の
内シート8,9を開いて外袋2内に前後に前ポケット10、
中ポケット11、後ポケット12の3つのポケットを形成し
た例を示している。第1の内シート8は表面シート4の
裏面に重ね、第2の内シート9は第1の内シート8の裏
面に重ねてその外縁が表面シート4と一体に基材シート
3に溶着されたものである。第3図において、第1の内
シート8には、表面シート4の上列及び中列の各4つの
通気孔7a,7bに連通する2段の連通孔13a,13bが開口さ
れ、第2の内シート9には、表面シート4の中列の通気
孔7bに連通する1段の連通孔13cが開口されている。
後に仕切り、外袋2内を前後2以上のポケットを形成す
るものである。実施例では、第2図に示すように2枚の
内シート8,9を開いて外袋2内に前後に前ポケット10、
中ポケット11、後ポケット12の3つのポケットを形成し
た例を示している。第1の内シート8は表面シート4の
裏面に重ね、第2の内シート9は第1の内シート8の裏
面に重ねてその外縁が表面シート4と一体に基材シート
3に溶着されたものである。第3図において、第1の内
シート8には、表面シート4の上列及び中列の各4つの
通気孔7a,7bに連通する2段の連通孔13a,13bが開口さ
れ、第2の内シート9には、表面シート4の中列の通気
孔7bに連通する1段の連通孔13cが開口されている。
本案に用いる化学かいろは、水添加式,水充填式のい
ずれであっても構わないが、その包材表面には例えば赤
色などの鮮明な着色を施したものを使用するのが好まし
い。化学かいろ1を外袋2のいずれかのポケット10〜12
内に収容したときに、表面シート4の通気孔7a〜7cを通
して包材の着色を表わすことができる。化学かいろ1
は、各ポケットのいずれか一つを選定してその中に収容
し、蓋シート6を外袋2の開口5を覆って封止し、パッ
ドPを腰の患部にあてがいベルトBを緊締して使用する
のであるが、外袋2内の前ポケット10に化学かいろ1を
収容して使用したときには表面シート4の各列の全ての
通気孔7a〜7cを通して化学かいろ1に空気が供給され、
その発熱量が量も大きい。中ポケット11を選定して化学
かいろを収容したときには表面シート4の下列の連通孔
7cが閉じられ、化学かいろ1へは上列及び中列連通孔7
a,7bのみから空気が供給され、後ポケット12を選定して
化学かいろ1を収容したときには図示のように表面シー
ト4の上列のほか、さらに下列の連通孔7cが閉じられて
中列の連通孔7bのみから化学かいろに空気が供給され
る。この結果、ポケット10を使用したときに化学かいろ
1は、最高温度に発熱し、以下、中ポケット11,後ポケ
ット12の順に発熱温度が低下することとなる。したがっ
て、夏期には後ポケット12,春,秋期には中ポケット11,
冬期,寒冷地では前ポケット10をそれぞれ選定して化学
かいろ1の収納個所を選定することにより、適正温度に
温度調節を行って患部を癒すことができる。
ずれであっても構わないが、その包材表面には例えば赤
色などの鮮明な着色を施したものを使用するのが好まし
い。化学かいろ1を外袋2のいずれかのポケット10〜12
内に収容したときに、表面シート4の通気孔7a〜7cを通
して包材の着色を表わすことができる。化学かいろ1
は、各ポケットのいずれか一つを選定してその中に収容
し、蓋シート6を外袋2の開口5を覆って封止し、パッ
ドPを腰の患部にあてがいベルトBを緊締して使用する
のであるが、外袋2内の前ポケット10に化学かいろ1を
収容して使用したときには表面シート4の各列の全ての
通気孔7a〜7cを通して化学かいろ1に空気が供給され、
その発熱量が量も大きい。中ポケット11を選定して化学
かいろを収容したときには表面シート4の下列の連通孔
7cが閉じられ、化学かいろ1へは上列及び中列連通孔7
a,7bのみから空気が供給され、後ポケット12を選定して
化学かいろ1を収容したときには図示のように表面シー
ト4の上列のほか、さらに下列の連通孔7cが閉じられて
中列の連通孔7bのみから化学かいろに空気が供給され
る。この結果、ポケット10を使用したときに化学かいろ
1は、最高温度に発熱し、以下、中ポケット11,後ポケ
ット12の順に発熱温度が低下することとなる。したがっ
て、夏期には後ポケット12,春,秋期には中ポケット11,
冬期,寒冷地では前ポケット10をそれぞれ選定して化学
かいろ1の収納個所を選定することにより、適正温度に
温度調節を行って患部を癒すことができる。
本案において、内シート8,9及び内シート8に接触さ
せる表面シート4の面は平滑で互いに密着しうる材質の
ものを使用するが、通常使用される表面平滑な塩化ビニ
ールシートはこの条件を満たしている。
せる表面シート4の面は平滑で互いに密着しうる材質の
ものを使用するが、通常使用される表面平滑な塩化ビニ
ールシートはこの条件を満たしている。
中ポケット11や後ポケット12に化学かいろ1を収容し
たときに、表面シート4と内シート8間(さらに内シー
ト8,9間)に隙間が形成されると、この隙間を通して閉
じられるべき通気孔7a又は7b,7cから空気がポケットに
供給されるため、温度調整を適正に行うことが難しくな
る。なお、実施例では各内シート8,9に連通孔13a〜13c
を開口した列を説明したが、要するに内シート8,9は、
外袋2内を2以上のポケットに区画すると共に表面シー
ト4の通気孔7a〜7cの一部を閉止するシャッターとして
機能するものであって、一部の通気孔を開放する手段は
必ずしもシート面に開口した孔には限らない。通気孔の
一部を閉止するものであれば帯状のシートあるいは適宜
スリットを開口したシートであっても構わない。
たときに、表面シート4と内シート8間(さらに内シー
ト8,9間)に隙間が形成されると、この隙間を通して閉
じられるべき通気孔7a又は7b,7cから空気がポケットに
供給されるため、温度調整を適正に行うことが難しくな
る。なお、実施例では各内シート8,9に連通孔13a〜13c
を開口した列を説明したが、要するに内シート8,9は、
外袋2内を2以上のポケットに区画すると共に表面シー
ト4の通気孔7a〜7cの一部を閉止するシャッターとして
機能するものであって、一部の通気孔を開放する手段は
必ずしもシート面に開口した孔には限らない。通気孔の
一部を閉止するものであれば帯状のシートあるいは適宜
スリットを開口したシートであっても構わない。
また、外袋2の通気孔7a〜7cは、シート面に明けられ
た孔に限られるものではなく、網目組織の網目であって
もよい。さらに外袋の形態は、実施例に示したような腰
当てパッドに限らず鉄粉の酸化発熱を利用した化学かい
ろの外袋であれば如何なる形態であっても適用できる。
た孔に限られるものではなく、網目組織の網目であって
もよい。さらに外袋の形態は、実施例に示したような腰
当てパッドに限らず鉄粉の酸化発熱を利用した化学かい
ろの外袋であれば如何なる形態であっても適用できる。
以上のように本案は、鉄粉の酸化反応による発熱を利
用した化学かいろの使用に際し、この化学かいろを収納
する外袋内を2以上のポケットに区画し、各ポケットへ
の空気供給量を異ならせたため、化学かいろを収納すべ
きポケットの選定により、その発熱温度を段階的に調整
することができ、したがって本案によるときには、冬
期,寒冷地での防寒用のみならず、夏期,春,秋期にお
いても適正な温度を選定して化学かいろを使用でき、特
に神経痛,筋肉痛,腰痛などの痛みの緩和に有効とされ
る温熱療法用具に適用して優れた効果を得ることができ
る。
用した化学かいろの使用に際し、この化学かいろを収納
する外袋内を2以上のポケットに区画し、各ポケットへ
の空気供給量を異ならせたため、化学かいろを収納すべ
きポケットの選定により、その発熱温度を段階的に調整
することができ、したがって本案によるときには、冬
期,寒冷地での防寒用のみならず、夏期,春,秋期にお
いても適正な温度を選定して化学かいろを使用でき、特
に神経痛,筋肉痛,腰痛などの痛みの緩和に有効とされ
る温熱療法用具に適用して優れた効果を得ることができ
る。
第1図は本案の一実施例を示す腰当てバンドの一部断面
斜視図、第2図は第1図のII-II線断面模式図、第3図
は要部の分解斜視図である。 1……化学かいろ、2……外袋 3……基材シート、4……表面シート 7a〜7c……通気孔、8,9……内シート 10〜12……ポケット、13a〜13c……連通孔 P……腰当てパッド、B……ベルト
斜視図、第2図は第1図のII-II線断面模式図、第3図
は要部の分解斜視図である。 1……化学かいろ、2……外袋 3……基材シート、4……表面シート 7a〜7c……通気孔、8,9……内シート 10〜12……ポケット、13a〜13c……連通孔 P……腰当てパッド、B……ベルト
Claims (2)
- 【請求項1】外袋の表面シートに発熱温度調整用の通気
孔を有し、外袋内に鉄粉の酸化反応を利用して発熱させ
る化学かいろを収納する化学かいろの発熱温度調整具で
あって、 外袋内に少なくとも1枚の内シートを有し、 内シートは、外袋内を2以上の前後のポケットに仕切る
とともに、外袋の表面シートに重ねて該表面シートに開
口された一部の通気孔を塞ぎ、ポケットの一つを選定し
てその内部に収納された化学かいろへの空気供給量を制
限するものであることを特徴とする化学かいろの発熱温
度調整具。 - 【請求項2】外袋内に少なくとも2以上の内シートで仕
切られた3以上のポケットを前後に有し、 各内シートは、表面シートに開口された通気孔を通して
各ポケットへ供給される空気の供給を制限するものであ
り、外袋の表面シートに面する内シートを前列として相
対的に後列の内シートは、前列の内シートより供給空気
の遮へい面積が大きいことを特徴とする請求項(1)に
記載の化学かいろの発熱温度調整具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666590U JP2519839Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 化学かいろの発熱温度調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666590U JP2519839Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 化学かいろの発熱温度調整具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425715U JPH0425715U (ja) | 1992-02-28 |
JP2519839Y2 true JP2519839Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31599566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6666590U Expired - Lifetime JP2519839Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 化学かいろの発熱温度調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519839Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007236402A (ja) * | 2005-02-18 | 2007-09-20 | Hirohisa Kida | 簡易温度調節袋 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050049662A1 (en) * | 2003-08-27 | 2005-03-03 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Adjustable temperature heat patch |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP6666590U patent/JP2519839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007236402A (ja) * | 2005-02-18 | 2007-09-20 | Hirohisa Kida | 簡易温度調節袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425715U (ja) | 1992-02-28 |
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