JP2519661B2 - 屋根板装置 - Google Patents
屋根板装置Info
- Publication number
- JP2519661B2 JP2519661B2 JP22665393A JP22665393A JP2519661B2 JP 2519661 B2 JP2519661 B2 JP 2519661B2 JP 22665393 A JP22665393 A JP 22665393A JP 22665393 A JP22665393 A JP 22665393A JP 2519661 B2 JP2519661 B2 JP 2519661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- joiner
- water blocking
- roof plate
- blocking material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格別の工具類を用いる
ことなく容易に組付けられ、しかも止水機能に優れた屋
根板装置に関する。
ことなく容易に組付けられ、しかも止水機能に優れた屋
根板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より提案されている各種屋根板装置
の多くが、構造的に複雑であり、且つその組付作業も煩
雑であって、作業能率上のみならず製品価格を高騰せし
め、しかも止水性が十分でない等、多くの不利を有して
いる。
の多くが、構造的に複雑であり、且つその組付作業も煩
雑であって、作業能率上のみならず製品価格を高騰せし
め、しかも止水性が十分でない等、多くの不利を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため格別の工具類
を使用することなく簡単に結合せしめると共に、屋根板
材を連結係合するジョイナー内に、逆U字状にして内側
に止水弁を、外側に通風溝を形成した止水材を配設する
ことで、水の内方への浸入を防止することにある。
を使用することなく簡単に結合せしめると共に、屋根板
材を連結係合するジョイナー内に、逆U字状にして内側
に止水弁を、外側に通風溝を形成した止水材を配設する
ことで、水の内方への浸入を防止することにある。
【0004】本発明は以上のような従来例の問題に鑑み
て創案されたものである。
て創案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性材質で逆
U字状に止水材を形成し、該止水材の内側対向位置に1
乃至複数の止水弁を形成すると共に、外側両部には1乃
至複数の通風溝を形成して成ることにある。
U字状に止水材を形成し、該止水材の内側対向位置に1
乃至複数の止水弁を形成すると共に、外側両部には1乃
至複数の通風溝を形成して成ることにある。
【0006】
【作用】本発明は、折り曲げ加工したことで格別の工具
類を用いることなく各部材を容易に結合せしめられると
共に、内側に止水弁を外側に通風溝を有する止水材によ
り、内部への水の浸入を防止することの出来るものであ
る。
類を用いることなく各部材を容易に結合せしめられると
共に、内側に止水弁を外側に通風溝を有する止水材によ
り、内部への水の浸入を防止することの出来るものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を添附図面によ
って説明する。1は図1に示す如くゴム、プラスチック
等の弾性材料で逆U字状に形成された下端を開口1aした
止水材である。
って説明する。1は図1に示す如くゴム、プラスチック
等の弾性材料で逆U字状に形成された下端を開口1aした
止水材である。
【0008】この止水材1の内側対向位置には、内部へ
の水の浸入を防止するための止水弁2が1乃至複数個段
設されている。
の水の浸入を防止するための止水弁2が1乃至複数個段
設されている。
【0009】また止水材1の外側両部には、1乃至複数
個の通風溝3が段設されており、該通風溝3を風が通る
ことで特に夏季の如きにおける加熱を防止し、止水材の
膨張変形するが如きのないようにしている。
個の通風溝3が段設されており、該通風溝3を風が通る
ことで特に夏季の如きにおける加熱を防止し、止水材の
膨張変形するが如きのないようにしている。
【0010】4は前記した止水材1の外側両部の上方に
形成されたストッパーで、後述するジョイナーとの間の
適度な間隔を保持し、通風性を良くすることで温度上昇
を防止している。
形成されたストッパーで、後述するジョイナーとの間の
適度な間隔を保持し、通風性を良くすることで温度上昇
を防止している。
【0011】5はジョイナーで平板を折り曲げ加工して
図2で明らかな如く上下方向に略楕円状に形成されてい
るもので、両側の直立部6の上方は弾性を付与すべく外
方に膨出して円弧7状に形成され、且つ直立部6の下端
はいずれも内方に曲成8されている。この円弧状部によ
ってジョイナー5全体が内方へと加圧作用し、特に下端
曲成8部分で内方への挟持力を高め、後述する屋根板材
との連係状態が確実に保持せしめられる。9はジョイナ
ーの下方開口部である。
図2で明らかな如く上下方向に略楕円状に形成されてい
るもので、両側の直立部6の上方は弾性を付与すべく外
方に膨出して円弧7状に形成され、且つ直立部6の下端
はいずれも内方に曲成8されている。この円弧状部によ
ってジョイナー5全体が内方へと加圧作用し、特に下端
曲成8部分で内方への挟持力を高め、後述する屋根板材
との連係状態が確実に保持せしめられる。9はジョイナ
ーの下方開口部である。
【0012】 10は屋根板材であって、モヤ材への
取付部は僅かに上方に湾曲11せしめられて弾性が付与
され、且つ直立部12の上端は図3、図4および図5の
如く外方へ折り曲げられて連係部13とせられている。
取付部は僅かに上方に湾曲11せしめられて弾性が付与
され、且つ直立部12の上端は図3、図4および図5の
如く外方へ折り曲げられて連係部13とせられている。
【0013】前記した止水材1とジョイナー5の組付け
関係は図3及び図4に示す如きであり、これら止水材1
の開口部1aおよびジョイナー5の開口部9より、屋根板
材10は直立部11の上端を曲成した連係部12より止水材1
内に挿入して成るものである。
関係は図3及び図4に示す如きであり、これら止水材1
の開口部1aおよびジョイナー5の開口部9より、屋根板
材10は直立部11の上端を曲成した連係部12より止水材1
内に挿入して成るものである。
【0014】
【発明の効果】 上記したような本発明によると、ジョ
イナー内に配設された止水材の内側対向位置に形成した
止水弁が屋根板材を挟圧するようにして隙間をなくし、
内方への水の浸入を的確に防止する。また外側両部に形
成した通風溝を介して通風しが良くなることで、弾性材
で形成された止水材の特に夏季の如きにおける加熱によ
る膨張変形を防止できる。しかも屋根板材の直立部上端
を図示の如く外方へ折り曲げたことで、ストッパーの役
目をなして吹き上げられた水を下方に落下させ、且つ直
立部12は止水弁2が図示の4個から例えば2個の場合
でも水の吹き上げに耐えられる強度性を有し、更にはこ
れら各部材は折り曲げ加工されているのみであるから格
別の工具類を用いることなく結合せられる等、実用上工
業上優れた発明である。
イナー内に配設された止水材の内側対向位置に形成した
止水弁が屋根板材を挟圧するようにして隙間をなくし、
内方への水の浸入を的確に防止する。また外側両部に形
成した通風溝を介して通風しが良くなることで、弾性材
で形成された止水材の特に夏季の如きにおける加熱によ
る膨張変形を防止できる。しかも屋根板材の直立部上端
を図示の如く外方へ折り曲げたことで、ストッパーの役
目をなして吹き上げられた水を下方に落下させ、且つ直
立部12は止水弁2が図示の4個から例えば2個の場合
でも水の吹き上げに耐えられる強度性を有し、更にはこ
れら各部材は折り曲げ加工されているのみであるから格
別の工具類を用いることなく結合せられる等、実用上工
業上優れた発明である。
【図1】本発明止水材の正面図である。
【図2】本発明止水材に嵌合するジョイナーの正面図で
ある。
ある。
【図3】本発明止水材とジョイナーの嵌合状態を示す正
面図である。
面図である。
【図4】本発明止水材とジョイナー及び屋根板材の組付
関係を示す斜視図である。
関係を示す斜視図である。
【図5】 本発明止水材とジョイナー及び別実施例の屋
根板材の組付関係を示す斜視図である。
根板材の組付関係を示す斜視図である。
1 止水材 2 止水弁 3 通風溝 5 ジョイナー 6 直立部 7 円弧状部 8 下端曲成部 10 屋根板材 12 直立部 13 連係部
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性材で逆U字状に形成した内側対向位
置に1乃至複数の止水弁を形成すると共に外側両部に1
乃至複数の通風溝を形成した止水材と、両側直立部の上
方を外方に膨出して円弧状に形成すると共に直立部下端
を内方に曲成したジョイナーと、直立部上端を外方へ曲
成した連係部を形成の屋根板材とより成り、前記止水材
はジョイナー内に配装されると共に、屋根板材の連係部
を止水材内に装着して成る屋根板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22665393A JP2519661B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 屋根板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22665393A JP2519661B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 屋根板装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754447A JPH0754447A (ja) | 1995-02-28 |
JP2519661B2 true JP2519661B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=16848556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22665393A Expired - Fee Related JP2519661B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 屋根板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519661B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP22665393A patent/JP2519661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0754447A (ja) | 1995-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517 |
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