JP2519332Y2 - タイミングホイール装置 - Google Patents

タイミングホイール装置

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JP2519332Y2
JP2519332Y2 JP275291U JP275291U JP2519332Y2 JP 2519332 Y2 JP2519332 Y2 JP 2519332Y2 JP 275291 U JP275291 U JP 275291U JP 275291 U JP275291 U JP 275291U JP 2519332 Y2 JP2519332 Y2 JP 2519332Y2
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arm
container
retractable
container holding
cam
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JP275291U
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JPH0496433U (ja
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宏 久原
聖文 多和
淳三 大久保
正明 立川
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壜や缶等の容器を液充
填機や洗浄機に供給または排出したり、搬送速度の異な
るコンベヤ間で容器を適正ピッチで受渡すタイミングホ
イール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来たとえば容器A
に液体を充填する充填設備は、供給用コンベヤ41によ
り搬送されてきた容器Aを一定間隔毎に送り出すタイミ
ングスクリュウ装置42と、タイミングスクリュウ装置
42から送り出される容器Aを案内凹部43に受け取り
供給側ホィールガイド装置44に案内させて液充填機4
5の保持装置に受け渡す供給側スターホイール装置46
と、容器Aを保持して移動させる周回経路中に容器A内
に液体を充填する液充填機45と、液充填機45から排
出される充填済の容器Aを所定場所に排出する為の排出
用スターホイール装置47および排出側ホイールガイド
装置48とで構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記各スター
ホイール装置46,47のスターホイール49に形成さ
れる案内凹部43と各ホイールガイド装置44,48の
ガイド板50は、供給する容器Aの種類(外径)により
設計されているため、容器Aの種類に対応するスターホ
イール49とガイド板50とを複数組常備しておき、取
り扱う容器Aの種類が変わる毎にスターホイール49と
ホイールガイド50とを取り替えていた。したがって、
その設備コストが高くなるとともに、容器Aの種類変更
時の部品交換に時間がかかり、不要な待機時間が生じて
いた。
【0004】本考案は、上記問題点を解決して、容器の
種類変更が迅速に行え、交換部品も不要なタイミングホ
イール装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、垂直軸心回りに回転自在な回転テーブル
に複数の容器保持装置を周方向一定間隔毎に配設すると
ともに、前記回転テーブルの外周部に容器の外側面を案
内するガイド体を配設し、前記容器保持装置を、半径方
向に出退自在で先端側の回転テーブル回転方向前面で容
器を保持する出退アームと、基端部が回転テーブル回転
方向前方で隣接する容器保持装置の出退アーム先端部に
回動自在に取り付けられて先端側がこの出退アーム側に
延び外面で容器を保持するとともに出退アームとでV形
の容器保持空間を形成する揺動アームと、回転テーブル
に同一軸心回りに回動固定可能に設けられるとともに出
退アームに設けられたカムホロワ部材が係合されて出退
アームを半径方向に出退可能なカム部材を有する調整用
カムプレートと、前記出退アームと揺動アームの間に回
動自在に連結され出退アームの出退移動に従って揺動ア
ームを回動し前記容器保持空間を容器の外径に対応する
形状に変形可能な連動リンクとで構成したものである。
【0006】
【作用】上記構成において、容器の搬送経路内周側後方
を保持する出退アームと、容器の搬送経路内周側前方を
保持する揺動アームとで、平面視がV形の容器保持空間
を形成し、この容器保持空間と、容器の搬送経路外側を
規制して案内するガイド体とで容器の周囲3点を保持案
内して容器を順次搬送する。そして、異径の容器に変更
する場合には、調整用カムプレートを回転させることに
より、カム機構を介して出退アームを出退させ、連動リ
ンクを介して揺動アームを回動させて容器保持空間を変
形することにより、出退アームと揺動アームの容器保持
位置を変位させて容器を前記3点で適正に保持させるこ
とができる。したがって、異径の容器変更に迅速に対応
することができ、交換部品も不要になる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係るタイミングホイール装置
の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
【0008】図1、図2において、1は低速コンベヤ2
と高速コンベヤ3の間に配置されたタイミングホイール
装置で、回転駆動装置(図示せず)により垂直回転軸4
を介して矢印B方向に回転される回転テーブル5に、周
方向一定間隔毎に複数(図面では45°毎に12台)の
容器保持装置6が配設されている。この容器保持装置6
は、回転テーブル5に半径方向に出退自在に配置されて
先端側の回転テーブル回転方向B前面で容器AM 〜AS
を保持可能な出退アーム7と、回転テーブル回転方向B
前方に隣接する容器保持装置6の出退アーム7の先端部
に回動自在に取り付けられてこの出退アーム7の中間部
に延び外側面で容器AM 〜AS を保持可能な揺動アーム
9とを備え、出退アーム7と揺動アーム8とで平面視V
形の容器保持空間Dを形成している。そしてこの出退ア
ーム7および揺動アーム8と、回転テーブル5の外周部
に配設されて容器AM 〜AS 外側を案内する円弧状のガ
イド体9とでそれぞれ容器AM 〜AS の搬送経路SM
S 外側と内側の前部および後部の3点を保持し、低速
コンベヤ2により送られてくる容器AM 〜AS を高速コ
ンベヤ3に適正ピッチで送り出すもので、前記出退アー
ム7と揺動アーム8を変位させて前記保持空間Dを変形
することにより異径の容器AM 〜AS に迅速に対応でき
るものである。
【0009】すなわち、図3、図4にも示すように、垂
直回転軸4の上部には上下一対の円形上部プレート5a
および下部プレート5bが一定間隔をあけてそれぞれ固
定され、上部プレート5aの上面にカムプレート10が
固定手段(図示せず)により回転固定自在に配設されて
いる。前記出退アーム7は矩形板体状で、上下端面の基
端部および中間部にガイドピン11およびホロワピン1
2がそれぞれ突設され、このガイドピン11およびホロ
ワピン12は上部および下部プレート5a,5bに45
°毎に半径方向に形成された直線状ガイド孔13にスラ
イド自在に嵌合されるとともに、ホロワピン12はさら
にカムプレート10に回転テーブル回転方向Bの一端側
ほど垂直回転軸4に近づく円弧状に形成された出退用カ
ム孔14にスライド自在に嵌合されている。したがっ
て、カムプレート10を上下部プレート5a,5bに対
して垂直回転軸4を中心に矢印B,C方向に回動するこ
とにより、ホロワピン12がカム孔13に沿って案内さ
れるとともに、ホロワピン12およびガイドピン11が
ガイド孔13に案内されて、出退アーム7を矢印E,F
で示す半径方向に出退させることができる。
【0010】また、この出退アーム7の中央部には、中
間部から先端部にかけてスライド孔15が形成され、出
退アーム7の先端部には垂直ピン16を介して揺動アー
ム8の基端部が回動自在に取り付けられている。そし
て、この揺動アーム8は先端側を回転テーブル回転方向
B後方に隣接する出退アーム7のスライド孔15を貫通
してスライド自在でかつ揺動自在に支持されている。
【0011】また、この揺動アーム8は出退アーム7に
連動リンク17を介して連動連結されている。すなわ
ち、連動リンク17は第1リンクアーム20と第2リン
クアーム23とを備え、第1リンクアーム20は基端部
が出退アーム7の回転テーブル回転方向B前方に上下部
プレート5a,5b間に取り付けられた支持ピン21を
介して回動自在に支持され、中間部が出退アーム8の中
間部に形成された貫通孔18に垂直方向の駆動ピン19
を介して回動自在に取り付けられている。そして、第1
リンクアーム20の先端部に垂直方向の連結ピン22を
介して第2リンクアーム23の基端部が回動自在に連結
され、この第2リンクアーム23は先端部が揺動アーム
8の中間部に垂直方向の受動ピン24を介して回動自在
に連結される。したがって、出退アーム7を矢印E,F
方向に出退移動させることにより、第1リンクアーム2
0を支持ピン21を中心に矢印G,H方向に回動させ、
揺動アーム8を垂直ピン16を中心に矢印I,J方向に
回動させることができる。これにより、図3に示す最大
外径の容器AM を搬送する位置と、図4に示す最小外径
の容器AS を搬送する位置の間で出退アーム7および揺
動アーム8をそれぞれ変位させて容器保持空間Dを変形
させることができる。
【0012】上記構成において、低速コンベヤ2で搬送
されてきた最大径の容器AM は、出退アーム7と揺動ア
ーム8で形成する容器保持空間Dに搬入され、B方向に
移動されて出退アーム7と揺動アーム8に保持されると
ともに、ガイド体9に案内されて順次高速コンベヤ3の
始端部に搬送される。搬送する容器AM を容器AS に変
更する場合には、カムプレート9の固定を解除して矢印
C方向に回転し、カム孔14およびホロワピン12を介
して全ての出退アーム7を矢印F方向に後退させ、連動
リンク17を介して揺動アーム8を矢印J方向に回転移
動させる。これにより容器AS の直径に対応した位置に
全ての出退アーム7および揺動アーム8を移動させて容
器保持空間Dを変形させることができ、迅速に異径容器
S へ対応させることができる。
【0013】
【考案の効果】以上に述べたごとく本考案によれば、容
器保持装置により、容器の搬送経路内周側後方を保持す
る出退アームと、容器の搬送経路内周側前方を保持する
揺動アームとで、平面視がV形の容器保持空間を形成
し、この容器保持空間と、容器の搬送経路外側を規制し
て案内するガイド体とで容器の周囲3点を保持案内して
容器を順次搬送するように構成し、カム機構を介して出
退アームを出退させるカムプレートと、出退アームの出
退移動により揺動アームを移動させる連動リンクを設け
たので、カムプレートを回転させることにより、カム機
構を介して出退アームを出退させるとともに連動リンク
を介して揺動アームを回動させて、容器保持空間を容器
の外形に対応したV形形状に変形させることができ、異
径の容器変更に迅速に対応することができる。したがっ
て、従来のようにスターホイールやホイールガイドの交
換部品も必要なく、容器の種類変更のための設定作業も
カムプレートを回転させるだけで容易かつ迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタイミングホイール装置の一実施
例を示す平面図である。
【図2】同タイミングホイール装置の側面断面図であ
る。
【図3】最大径容器搬送時のタイミングホイール装置を
示す一部切欠き平面図である。
【図4】最小径容器搬送時のタイミングホイール装置を
示す一部切欠き平面図である。
【図5】従来の液充填設備の平面図である。
【符号の説明】
1 タイミングホイール装置 2 低速コンベヤ 3 高速コンベヤ 4 垂直回転軸 5 回転テーブル 5a 上部プレート 5b 下部プレート 6 容器保持装置 7 出退アーム 8 揺動アーム 9 ガイド体 10 カムプレート 12 ホロワピン 14 カム孔 15 スライド孔 17 連動リンク 20 第1リンクアーム 23 第2リンクアーム AM 〜AS 容器 D 容器保持空間 SM 〜SS 搬送経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 立川 正明 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−220634(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直軸心回りに回転自在な回転テーブル
    に複数の容器保持装置を周方向一定間隔毎に配設すると
    ともに、前記回転テーブルの外周部に容器の外側面を案
    内するガイド体を配設し、前記容器保持装置を、半径方
    向に出退自在で先端側の回転テーブル回転方向前面で容
    器を保持する出退アームと、基端部が回転テーブル回転
    方向前方で隣接する容器保持装置の出退アーム先端部に
    回動自在に取り付けられて先端側がこの出退アーム側に
    延び外面で容器を保持するとともに出退アームとでV形
    の容器保持空間を形成する揺動アームと、回転テーブル
    に同一軸心回りに回動固定可能に設けられるとともに出
    退アームに設けられたカムホロワ部材が係合されて出退
    アームを半径方向に出退可能なカム部材を有する調整用
    カムプレートと、前記出退アームと揺動アームの間に回
    動自在に連結され出退アームの出退移動に従って揺動ア
    ームを回動し前記容器保持空間を容器の外径に対応する
    形状に変形可能な連動リンクとで構成したことを特徴と
    するタイミングホイール装置。
JP275291U 1991-01-31 1991-01-31 タイミングホイール装置 Expired - Lifetime JP2519332Y2 (ja)

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JPH0496433U JPH0496433U (ja) 1992-08-20
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CN114212504A (zh) * 2021-12-20 2022-03-22 江苏惠利隆塑业集团有限公司 一种塑料盖板加工用送料装置

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