JP2518957B2 - パワ―ウインドレギュレ―タの制御装置 - Google Patents

パワ―ウインドレギュレ―タの制御装置

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JP2518957B2 JP2156049A JP15604990A JP2518957B2 JP 2518957 B2 JP2518957 B2 JP 2518957B2 JP 2156049 A JP2156049 A JP 2156049A JP 15604990 A JP15604990 A JP 15604990A JP 2518957 B2 JP2518957 B2 JP 2518957B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ウインドガラスをモータによって開閉動作
させるようにしたパワーウインドレギュレータの制御装
置に関する。
(従来の技術) 自動車の運転席側ドアに設けられるパワーウインドレ
ギュレータの制御装置は、通常のマニュアルモードの他
にオートモードも設定されるのが一般的である。この場
合、ウインドガラスの上下動はモータの正方向及び逆方
向通電により行っており、上記モータの正方向通電路及
び逆方向通電路は二つのリレーを利用して形成する構成
としている。
そして、マニュアルモード時における各リレーの動作
は、マニュアルアップスイッチ及びマニュアルダウンス
イッチの操作に応じてオンオフされる第1及び第2のス
イッチング素子(オートモード時の制御を容易にするた
めにトランジスタが用いられることが多い)により制御
することが行われている。つまり、マニュアルアップス
イッチのオン操作期間中には第1のスイッチング素子に
より第1のリレーが動作されてモータの正方向通電路が
形成され、マニュアルダウンスイッチのオン操作期間中
には第2のスイッチング素子により第2のリレーが動作
されてモータの逆方向通電路が形成されるものであり、
これにてウインドガラスがマニュアルモードにて移動さ
れることになる。
また、オートモード時における各リレーの動作を制御
するために次に述べるような保持回路が考えられてい
る。つまり、保持回路は、第1のリレーの動作状態(第
1のスイッチング素子のオン状態)でオートアップスイ
ッチがオンされたときに瞬時に充電される第1のコンデ
ンサと、第2のリレーの動作状態(第1のスイッチング
素子のオン状態)でオートダウンスイッチがオンされた
ときに瞬時に充電される第2のコンデンサとを備え、こ
れらコンデンサの一方の両端電圧が規定電圧レベル以上
ある間は第1のスイッチング素子或は第2のスイッチン
グ素子をオン状態に保持する比較回路を備えて構成され
ている。従って、オートアップスイッチ或はオートダウ
ンスイッチが一旦オンされたときには、そのオフ後にお
いても第1或は第2のスイッチング素子がオン状態に保
持され、この間ウインドガラスが上方向(閉鎖方向)或
は下方向(開放方向)へ移動されることになる。
このとき、保持回路には、モータのロック電流を検出
して動作するカットオフ回路が付随して設けられてお
り、このカットオフ回路は、その動作に応じて前記第1
及び第2のコンデンサの充電電荷を急速放電するように
構成されている。従って、ウインドガラスが全閉位置或
は全開位置まで移動されたときには、カットオフ回路が
動作して第1及び第2のコンデンサの両端電圧が規定電
圧レベル以下まで下がるため、前記比較回路がスイッチ
ング素子のオン状態の保持を解除するようになり、これ
に応じたリレーの動作停止によりモータが断電されてウ
インドガラスが全閉位置或は全開位置に自動停止され
る。
また、前記第1及び第2のコンデンサの充電電荷は、
抵抗を通じて比較的長い時定数にて放電されるようにな
っており、その放電によりタイマ機能を得ている。つま
り、前記カットオフ回路が正常に機能しなかった場合に
は、上記抵抗を通じた放電により、所定時間経過後に第
1及び第2のコンデンサの両端電圧が規定電圧レベル以
下まで下げられることになるため、比較回路がスイッチ
ング素子のオン状態の保持を解除してモータを断電させ
るようになり、これにてモータに対し異常に長く通電さ
れる事態が防止される。
さらに、第1のスイッチング素子がオンされたときに
は、第2のコンデンサの充電電荷がそのスイッチング素
子を通じて瞬時に放電され、第2のスイッチング素子が
オンされたときには、第1のコンデンサの充電電荷がそ
のスイッチング素子を通じて瞬時に放電される構成とな
っている。この結果、ウインドガラスがオートモードに
て上方向へ移動されている最中にマニュアルダウンスイ
ッチがオンされたときには、第1のコンデンサの充電電
荷が第2のスイッチング素子を通じて瞬時に放電され、
これにより保持回路による保持状態が解除されて直ちに
ウインドガラスが停止される。また、ウインドガラスが
オートモードにて下方向へ移動されている最中にマニュ
アルアップスイッチがオンされたときには、第2のコン
デンサの充電電荷が第1のスイッチング素子を通じて瞬
時に放電され、これにより保持回路による保持状態が解
除されて直ちにウインドガラスが停止される。
(発明が解決しようとする課題) 従来構成では、ウインドガラスのオートモードでの移
動状態を上述のようにキャンセルする機能を得るため
に、モータの異常通電防止用のタイマ要素として第1及
び第2のコンデンサを設けるようにしている。このよう
な構成とする場合、第1及び第2のコンデンサは、タイ
マ機能のための放電時定数を大きくする必要上から、比
較的大容量のものが使用される。しかしながら、このよ
うなコンデンサは、大形状でしかも比較的高価であるた
め、従来構成のように比較的大容量のコンデンサを二つ
必要とするものでは、全体の大形化及びコストの上昇を
来たすことになり、この点が未解決の課題となってい
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、ウインドガラスのオートモードでの移動状態を
途中でキャンセルする機能を備えたものでありながら、
モータの異常通電防止のために必要となるタイマ機能用
コンデンサを一つ設けるだけで済むものであり、これに
て全体の小形化並びにコストの抑制を図り得るなどの効
果を奏するパワーウインドレギュレータの制御装置を提
供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、正方向及び逆方
向通電に応じてウインドガラスを閉鎖方向及び開放方向
へ移動させるモータの他に、第1のマニュアルモードス
イッチのオン操作により動作して前記モータの正方向通
電路を形成する第1のリレー、第2のマニュアルモード
スイッチのオン操作により動作してモータの逆方向通電
路を形成する第2のリレー、これら第1及び第2のリレ
ーの一方が動作した状態でオートモードスイッチがオン
操作されたときに所定電圧レベルまで充電された後に放
電動作を行うタイマ要素用のコンデンサを含んで成りこ
のコンデンサの両端電圧に応じた検知電圧が規定電圧レ
ベル以上ある間は上記リレーの動作状態を保持する保持
回路、ウインドガラスが全閉位置或は全開位置まで移動
されたときに前記コンデンサの充電電荷を放電するカッ
トオフ回路、前記第1及び第2のリレーが双方とも動作
されたときにオンされるスイッチング素子を有しそのス
イッチング素子のオンに応じて前記コンデンサの充電電
荷を急速放電する放電回路を設ける構成としたものであ
る。
(作用) 第1のマニュアルモードスイッチがオン操作される
と、第1のリレーが動作されてモータの正方向通電路が
形成され、これに応じたモータの正方向通電によりウイ
ンドガラスが閉鎖方向へ移動される。また、第2のマニ
ュアルモードスイッチがオン操作されると、第2のリレ
ーが動作されてモータの逆方向通電路が形成され、これ
に応じたモータの逆方向通電によりウインドガラスが開
放方向へ移動される。
第1及び第2のリレーの一方が動作した状態でオート
モードスイッチがオン操作されたときには、保持回路内
のコンデンサが所定電圧レベルまで充電され、これに応
じてコンデンサの両端電圧に応じた検知電圧が規定電圧
レベルを越えるようになる。すると、保持回路が、動作
状態にあるリレーをそのままの状態に保持するようにな
り、オートモードスイッチ及び各マニュアルモードスイ
ッチがオフされた後においても、ウインドガラスの閉鎖
方向或は開放方向への移動が継続される。そして、ウイ
ンドガラスが全閉位置或は全閉位置に達したときには、
カットオフ回路が前記コンデンサの充電電荷を放電させ
るようになるから、前記検知電圧が規定電圧レベル以下
に下がるようになる。この結果、保持回路によるリレー
の動作保持状態が解除されるため、モータへの通電が自
動的に断たれるようになる。
また、上述のようなウインドガラスの自動的な移動状
態を途中でキャンセルする場合には、第1及び第2のマ
リュアルモードスイッチの何れかをオンさせることによ
って第1及び第2のリレーを双方とも動作させる。する
と、放電回路内のスイッチング素子がオンしてコンデン
サの充電電荷を急速放電するようになり、これにて保持
回路によるリレーの動作保持状態が解除されるため、モ
ータが断電されてウインドガラスが停止される。
(実施例) 以下、本発明を自動車の運転席用パワーウインドレギ
ュレータに適用した一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図において、自動車の運転席から操作可能に設け
られたパワーウインドスイッチ1は、中立位置から例え
ば前後方向へ操作可能な操作ノブ(図示せず)の他に、
第1のマニュアルモードスイッチたるマニュアルアップ
スイッチ2,第2のマニュアルモードスイッチたるマニュ
アルダウンスイッチ3及びオートモードスイッチ4を備
えて成る。これら各スイッチ2〜4は自動復帰形に構成
されており、各スイッチ2〜4は、操作ノブが中立位置
にある状態つまり非操作状態ではオフしている。この非
操作状態から、操作ノブが前方向へ所定量操作されたと
きにはマニュアルアップスイッチ2がオンされ、また、
操作ノブが後方向へ所定量操作されたときにはマニュア
ルダウンスイッチ3がオンされる。そして、このような
各スイッチ2及び3のオン状態から操作ノブがさらに前
方向及び後方向へ操作された各場合には、オートモード
スイッチ4もオンされる。
そして、これらスイッチ2〜4は、各一端が直流電源
端子5に図示極性のダイオード6を介して接続されてい
ると共に、各他端が後述する制御回路7の端子Ta,Tb,Tc
に接続されている。尚、図示しないが、上記直流電源端
子5は、車載バッテリ(出力電圧12V)に対しイグニッ
ションスイッチを介して接続されている。
ウインドレギュレータ駆動用の直流モータ8は、正方
向(図中矢印UP方向)に通電されたときに図示しない運
転席側ドア側のウインドガラスを上方向(閉鎖方向)へ
移動させると共に、逆方向(矢印DOWN方向)に通電され
たときに上記ウインドガラスを下方向(開放方向)へ移
動させるように構成されている。
第1及び第2のリレー9及び10はユニット化されてお
り、リレースイッチ9a及び10aの各共通接点cは、モー
タ8の両端に接続されていると共に、夫々ダイオード11
a及び11bを順方向に介して制御回路7の端子Td,Teに接
続されている。また、上記リレースイッチ9a及び10aに
おいて、各常開接点aは直流電源端子5に接続されてお
り、各常閉接点bはモータ8に流れる電流を検出するた
めの電流検出抵抗12を介してグランド端子に接続されて
いる。第1のリレー9のリレーコイル9bは、制御回路7
の端子Td,Tf間に接続され、第2のリレー10のリレーコ
イル10bは、制御回路7の端子Te,Tg間に接続されてい
る。
ここで、電流検出抵抗12におけるリレー9,10側の端子
には、モータ8に流れる負荷電流に応じた電圧レベルの
電圧Vdが現われるものであり、この電圧Vdは制御回路7
の端子Thに与えられる。
制御回路7は例えばハイブリッドICにより構成された
もので、上述した端子Ta〜Thの他に端子Ti,Tjを有す
る。このとき、端子Tiはグランド端子に接続され、端子
Tjは後述する第1の基準電圧Vs1発生用の抵抗13を介し
てグランド端子に接続されている。
しかして、以下においては制御回路7の具体的構成に
ついて説明する。
即ち、母線La及び補助母線Lb間には、定電圧ダイオー
ド14(ツェナー電圧9V程度)が図示極性にて接続されて
おり、母線Laは定電圧ダイオード14の保護用抵抗15を介
してダイオード16a,16bの各カソードに接続され、補助
母線Lbは端子Ti(つまりグランド端子)に接続される。
上記ダイオード16a,16bの各アノードは、夫々抵抗17a,1
7bを介して補助母線Lbに接続されると共に、端子Td,Te
に接続されている。
マニュアルアップスイッチ2に対応した端子Taは、ダ
イオード18aを順方向に介して端子Tdに接続されると共
に、抵抗19,20を直列に介して補助母線Lbに接続され
る。マニュアルダウンスイッチ3に対応した端子Tbは、
ダイオード18bを順方向に介して端子Teに接続されると
共に、抵抗21,22を直列に介して補助母線Lbに接続され
る。オートモードスイッチ4に対応した端子Tcは、抵抗
23,図示極性のダイオード24及びタイマ要素であるコン
デンサ25を直列に介して補助母線Lbに接続されている。
尚、このコンデンサ25は、比較的大きな容量が必要であ
るため、例えば電解コンデンサが用いられる。
上記コンデンサ25の両端には放電用の抵抗26が接続さ
れており、この抵抗26を介したコンデンサ25の放電時定
数は、例えば10秒程度に設定されている。尚、前記抵抗
23,ダイオード24を介したコンデンサ25の充電時定数は
例えば0.01秒程度に設定されている。
さらに、コンデンサ25の両端には抵抗27及びスイッチ
ング素子たるnpn形トランジスタ28のコレクタ・エミッ
タ間の直列回路が接続されており、この抵抗27及びトラ
ンジスタ28を介してトランジスタ25の放電時定数は、例
えば0.01秒程度に設定されている。
ここで、上記抵抗27及びトランジスタ28は、npn形及
びpnp形の各トランジスタ29,30,ダイオード31a,31bなど
共に放電回路32を形成するものであり、この放電回路32
は次のような構成となっている。
つまり、トランジスタ28のベースは、母線Laに抵抗33
を介して接続されると共に、補助母線Lbにトランジスタ
29のコレクタ・エミッタ間を介して接続される。トラン
ジスタ29のベースは、母線Laにトランジスタ30のエミッ
タ・コレクタ間及び抵抗34を介して接続されると共に、
補助母線Lbに抵抗35を介して接続される。トランジスタ
30は、エミッタ・ベース間及びベース・エミッタ間に夫
々抵抗36及びコンデンサ37を接続して成り、そのベース
が、抵抗38を介した後にAND回路を構成するダイオード3
1a,31bを各別に介して端子Td,Teに接続される。
従って、放電回路32においては、ダイオード31a,31b
が双方とも逆バイアスされた状態、つまりリレースイッ
チ9a,10aの各接点(c−a)間が双方ともオンした状態
では、トランジスタ30をオフさせるが、これ以外の状態
(ダイオード31a,31bの少なくとも一方が順バイアスさ
れた状態)では、トランジスタ30をオンさせており、こ
のときにはトランジスタ29がオンするためトランジスタ
28がオン状態に保持される。
一方、母線Laと端子Tjとの間に直列に接続された抵抗
39,40と前記抵抗13とにより第1の基準電圧発生回路41
が構成されており、抵抗39,40の共通接続点から第1の
基準電圧Vs1が出力される。
カットオフ回路たる第1の比較回路42は、図示しない
が母線La及び補助母線Lbを通じて給電されるように設け
られており、これは前記電流検出抵抗12及び第1の基準
電圧発生回路41などと共にパワーウインドレギュレータ
において周知のオートストップ回路を構成するものであ
る。この場合、第1の比較回路42は、第1の基準電圧Vs
1と端子Thから抵抗43を通じて与えられる電圧Vdとを比
較するように接続されている。また、第1の比較回路42
は、オープンコレクタ出力タイプのもので、Vs1>Vdの
関係のときには出力抵抗を大きくしたオフ状態(内部の
出力段トランジスタをオフした状態)を呈するが、Vs1
≦Vdの関係となったときに出力抵抗を小さくしたオフ状
態(出力段トランジスタをオンした状態)に反転する。
上記第1の比較回路42の出力端子は、前記コンデンサ
25の正極側端子に抵抗44,45を直列に介して接続されて
おり、このとき抵抗45には、これと並列に電圧クランプ
用の定電圧ダイオード46(ツェナー電圧Vzd≒5V)が図
示極性にて接続されている。このように接続された結
果、抵抗44,45には、第1の比較回路42がオンした状態
でコンデンサ25からの放電電流が流れる(このとき抵抗
26にも無視できる程度の放電電流が流れる)ものであ
り、斯様な放電開始から図中P点(抵抗44,45の共通接
続点)の電圧つまり検知電圧Vpが後述する規定電圧レベ
ルたる第2の基準電圧Vs2のレベルまで低下するのに要
する時間τは、0.7秒程度に設定されている。
この場合、上記抵抗44,45の抵抗比は例えば1:100程度
に設定されており、従って上記放電所要時間τは実質
的に抵抗45が決定することになる。このため、上述のよ
うな抵抗44,45を介した放電開始時には、P点からの検
知電圧Vpは、定電圧ダイオード46のツェナー電圧Vzdに
クランプされ、そのクランプ電圧Vzdから徐々に低下す
るようになる。
母線La及び補助母線Lb間には抵抗47,48の直列回路よ
り成る第2の基準電圧発生回路49が接続されており、そ
の抵抗47,48の共通接続点から第2の基準電圧Vs2が出力
される。この場合、上記基準電圧Vs2は、前記定電圧ダ
イオード46のツェナー電圧Vzdより低く設定されてい
る。
第2の比較回路50は、図示しないが母線La及び補助母
線Lbを通じて給電されるように設けられており、これは
前記第2の基準電圧Vs2と検知電圧Vpとを比較するよう
に接続されている。この場合、第2の比較回路50も、前
記第1の比較回路42と同様のオープンコレクタ出力タイ
プのもので、Vs2<Vpの関係のときには出力抵抗を大き
くしたオフ状態を呈するが、Vs2≧Vpの関係となったと
きに出力抵抗を小さくしたオン状態に反転する。
このとき、第2の比較回路50の出力端子と前記ダイオ
ード24のカソードとの間には、図示極性のダイオード51
及び抵抗52の直列回路が接続されており、また上記ダイ
オード24のアノードと母線Laとの間には、正クランプ用
の図示極性のダイオード53が接続されている。さらに、
第2の比較回路50の出力端子と母線Laとの間には、抵抗
54が接続されている。尚、コンデンサ25の充電状態で第
2の比較回路50がオン状態に反転したときには、その充
電電荷が抵抗52,ダイオード51を通じて放電されるよう
になるが、その放電時定数は0.1秒程度に設定されてい
る。
npn形のトランジスタ55は、コレクタ及びエミッタが
夫々端子Tf及び補助母線Lbに接続されている。このトラ
ンジスタ55のベースは、前記抵抗19及び20の共通接続点
に接続されると共に、図示極性のダイオード56及び抵抗
57の直列回路を介して端子Tdに接続される。このとき、
上記ダイオード56のアノードは、図示極性のダイオード
58を介して前記第2の比較回路50の出力端子に接続され
る。また、トランジスタ55のコレクタと端子Tdとの間に
は図示極性のダイオード59が接続される。
npn形のトランジスタ60は、コレクタ及びエミッタが
夫々端子Tg及び補助母線Lbに接続されている。このトラ
ンジスタ60のベースは、前記抵抗21及び22の共通接続点
に接続されると共に、図示極性のダイオード61及び抵抗
62の直列回路を介して端子Teに接続される。このとき、
上記ダイオード61のアノードは、図示極性のダイオード
63を介して第2の比較回路50の出力端子に接続される。
また、トランジスタ60のコレクタと端子Teとの間には図
示極性のダイオード64が接続される。
尚、上記ダイオード58,63は、前記コンデンサ25,抵抗
26,第2の基準電圧発生回路49,第2の比較回路50などと
共に保持回路65を構成している。
さて、以下においては上記構成の動作について第2図
も参照しながら説明する。
(イ)ウインドガラスをマニュアルモードにて上下動さ
せる場合…… ウインドガラスを上昇させる場合には、マニュアルア
ップスイッチ2をオンする。すると、トランジスタ55に
対して、直流電源端子5からダイオード6,マニュアルア
ップスイッチ2及び抵抗19を介してベース電流が与えら
れるため、これがオン状態を呈する。また、これと同時
に第1のリレー9のリレーコイル9bに対して、ダイオー
ド6,マニュアルアップスイッチ2,ダイオード18a及びト
ランジスタ55を介して通電されるようになるため、第1
のリレー9が動作してリレースイッチ9aの接点(c−
a)間がオンされる。
この結果、モータ8に矢印UP方向の電流が流れる正方
向通電路が形成されてウインドガラスが上昇される。こ
のようなウインドガラスの上昇時において、マニュアル
アップスイッチ2をオフさせると、トランジスタ55がオ
フされてリレーコイル9bが断電されるため、リレースイ
ッチ9aが接点(c−b)間オン状態に復帰してモータ8
の正方向通電路が遮断され、これに応じてウインドガラ
スの上昇が停止される。
また、ウインドガラスを下降させる場合には、マニュ
アルダウンスイッチ3をオンすれば、トランジスタ60の
オンに応じて第2のリレー10のリレーコイル10bに通電
され、これに伴い第2のリレー10が動作してリレースイ
ッチ10aの接点(c−a)間がオンされるため、モータ
8にDOWN方向の電流が流れる逆方向通電路が形成されて
ウインドガラスが下降される。このようなウインドガラ
スの下降時において、マニュアルダウンスイッチ3をオ
フさせれば、トランジスタ60がオフするため、リレース
イッチ10aが接点(c−b)間オン状態に復帰してモー
タ8の逆方向通電路が遮断され、以てウインドガラスの
下降が停止される。
尚、上記のようにトランジスタ55がオンされた状態に
おいては、抵抗57が直流電源端子5に対してダイオード
11a及びリレースイッチ9aの接点(c−a)間を介して
接続された状態となり、また、トランジスタ60がオンさ
れた状態においては、抵抗62が直流電源端子5に対して
ダイオード11b及びリレースイッチ10aの接点(c−a)
間を介して接続された状態となるが、このときには第2
の比較回路50がオンしているため、上記各抵抗57,62に
流れ込む電流は夫々ダイオード58或は63を介して第2の
比較回路50の出力端子に吸い込まれることになる。従っ
て、各トランジスタ55及び60に抵抗57或は62を通じてベ
ース電流が供給されることがなく、それらトランジスタ
55及び60は、マニュアルアップスイッチ2及びマニュア
ルダウンスイッチ3の各オフに連動して確実にオフされ
る。
(ロ)ウインドガラスをオートモードにて上昇させる場
合…… マニュアルアップスイッチ2のオンに続いてオートモ
ードスイッチ4もオンすると、(イ)で述べたようなト
ランジスタ55のオン並びにリレースイッチ9aの接点(c
−a)間のオンにより、リレーコイル9bの通電路及びモ
ータ8の正方向通電路が形成され、これに応じてウイン
ドガラスの上昇が開始されるようになる。尚、この状態
では、直流電源端子5とグランド端子に接続された補助
母線Lbとの間が、上記接点(c−a)間,ダイオード11
a,16a,抵抗15,母線La及び定電圧ダイオード14を介して
接続されるようになる。このため、母線La及び補助母線
Lb間に直流定電圧出力が与えられて、制御回路7の電源
が保持されるようになる。
しかして、上記オートモードスイッチ4のオン時に
は、後述から理解できるように第1の比較回路42がオフ
状態にあると共に、放電回路32内のトランジスタ28もオ
フしているため、コンデンサ25が、抵抗23及びダイオー
ド24を通じて瞬時に充電される(充電所要時間は0.01秒
程度)。これにより、第2図に示すように、P点からの
検知電圧Vpは最大電圧Vmaxまで瞬時に上昇する。この結
果、その検知電圧Vpが第2の基準電圧発生回路49からの
第2の基準電圧Vs2より大きくなるため、第2の比較回
路50がオフ状態に反転する。斯かる出力反転状態では、
ダイオード58が逆バイアスされることになるため、トラ
ンジスタ55に対し直流電源端子5からリレースイッチ9a
の接点(c−a)間,ダイオード11a,抵抗57及びダイオ
ード56を通じてベース電流が供給され、そのトランジス
タ55のオン状態が保持される。
このようにトランジスタ55のオン状態が保持回路65に
より保持された場合には、リレーコイル9bの通電路が、
リレースイッチ9aの接点(c−a)間,ダイオード11a,
トランジスタ55を介して形成されるようになるため、そ
の後にオートモードスイッチ4及びマニュアルアップス
イッチ2がオフされたときにおいても、モータ8の正方
向通電路が継続して形成されるようになり、以てウイン
ドガラスが自動的に上昇される。
そして、上述のようにウインドガラスが自動的に上昇
されて、これが最大上昇位置(ウインドの全閉位置)に
達すると、モータ8がロックされて比較的大きなロック
電流が流れるようになり、これに応じて電流検出抵抗12
での電圧降下が増大する。斯様な電圧降下の増大に応じ
て、端子Thに与えられる電圧Vdが第1の補助基準電圧発
生回路41からの第1の補助基準電圧Vs1より大きくなる
と、第1の比較回路42がオン状態に反転するようにな
る。
すると、コンデンサ25の充電電荷が抵抗44,45及び第
1の比較回路42の出力端子を通じて放電されるようにな
るが、その放電開始時には第2図中の時刻t0に示すよう
に、P点からの検知電圧Vpは、定電圧ダイオード46のツ
ェナー電圧Vzdにクランプされ、そのクランプ電圧Vzdか
ら抵抗44,45の抵抗値に応じた速度で低下するようにな
る。このような放電開始後に時間τ(0.7秒程度)が
経過するのに伴い、検知電圧Vpが第2の基準電圧Vs2
り低くなると(第2図中時刻t1)、第2の比較回路50が
オン状態に反転する。
これにより、トランジスタ55に抵抗57,ダイオード56
などを介して与えられていたベース電流がダイオード58
を通じて第2の比較回路50の出力端子に吸い込まれるよ
うになり、以てトランジスタ55がオフされる。この結
果、リレーコイル9bが断電されてリレースイッチ9aが接
点(c−b)間オン状態に復帰し、これによりモータ8
の正方向通電路が遮断されて、ウインドガラスは最大上
昇位置に停止される。尚、上記のようにコンデンサ19の
充電電荷が時間τかかって放電される結果、この間に
ウインドガラスの所謂増し締めが行われるようになる。
ここで、モータ8にロック電流が流れた場合には、そ
の巻線温度の上昇によりロック電流が減少することがあ
り、このため上述のようにオートモードにてモータ8が
駆動されている場合には、電圧Vdが第1の基準電圧Vs1
を何時まで経っても越えないことがあり、この場合には
モータ8に対する通電が不用意に継続されるという異常
事態が発生する。
しかるに、このような場合には、オートモードスイッ
チ4のオフ後にコンデンサ25の充電電荷が抵抗26を介し
て放電されるため、P点の電圧Vpは、第2図に二点鎖線
で示すように徐々に低下するようになる(コンデンサ25
及び抵抗26から成る放電回路の時定数は10秒程度)。そ
して、上記時定数に応じた時間τが経過して、P点の
電圧Vpが第2の基準電圧Vs2より低くなると(第2図中
時刻t2)、第2の比較回路50がオン状態に反転するよう
になる。
この結果、抵抗57,ダイオード56を介したトランジス
タ55へのベース電流の供給が停止されて、そのトランジ
スタ55がオフされるため、リレーコイル9bが断電されて
リレースイッチ9aが接点(c−b)間オン状態に復帰
し、モータ8が断電される。つまり、モータ8がオート
モードにて駆動開始されてから所定の時間τが経過し
たときには、モータ8が自動的に断電されるものであ
り、これにて前述のような異常事態の発生が未然に防止
されるようになる。
尚、上述のようにコンデンサ25の電荷が抵抗26或は抵
抗44,45を介して放電されるのに伴い第2の比較回路50
がオン状態に反転したときには、コンデンサ25の充電電
荷が抵抗52,ダイオード51を通じて短時間(0.1秒程度)
で放電されるようになるから、その第2の比較回路50の
チャタリングが確実に防止されるようになる。
(ハ)ウインドガラスをオートモードにて下降させる場
合…… この場合には、マニュアルダウンスイッチ3のオンに
続いてオートモードスイッチ4もオンすると、(イ)で
述べたようなトランジスタ60のオン並びにリレースイッ
チ10aの接点(c−a)間のオンにより、リレーコイル1
0bの通電路及びモータ8の逆方向通電路が形成され、ウ
インドガラスの下降が開始されると共に、制御回路7の
電源が保持されるようになる。
このときには、(ロ)で述べたと同様に、コンデンサ
25に瞬時に充電されて第2の比較回路50がオフ状態に反
転するため、ダイオード63が逆バイアスされ、これに応
じてトランジスタ60に対し直流電源端子5からリレース
イッチ10aの接点(c−a)間,ダイオード11b,抵抗62
及びダイオード61を通じてベース電流が供給され、その
トランジスタ60のオン状態が保持回路65により保持され
るようになる。
これにより、リレーコイル10bの通電路が、リレース
イッチ10aの接点(c−a)間,ダイオード11b,トラン
ジスタ60を介して形成されるようになり、その後にオー
トモードスイッチ4及びマニュアルダウンスイッチ3が
オフされたときにおいても、モータ8の逆方向通電路が
継続的に形成されてウインドガラスが自動的に下降され
る。
そして、ウインドガラスが最大下降位置(ウインドの
全開位置)に達すると、モータ8がロックされて比較的
大きなロック電流が流れるようになるため、(ロ)の場
合と同様に、第1の比較回路42がオン状態に反転すると
共に、その後に時間τが経過するのに伴い第2の比較
回路50もオン状態に反転する。
従って、トランジスタ60に抵抗62,ダイオード61など
を介して与えられていたベース電流がダイオード63を通
じて第2の比較回路50の出力端子に吸い込まれるように
なり、以てトランジスタ60がオフされる。この結果、リ
レーコイル10bが断電されてリレースイッチ10aが接点
(c−b)間オン状態に復帰し、これによりモータ8の
逆方向通電路が遮断されて、ウインドガラスは最大下降
位置に停止される。
尚、その他の動作説明は、(ロ)の場合と同様である
ので省略した。
(ニ)ウインドガラスがオートモードにて上昇されてい
る状態でその上昇を中止させる場合…… ウインドガラスがオートモードにて上昇されていると
きには、前述の説明にて明らかなように、コンデンサ25
が充電状態にあり、これに応じてトランジスタ55のオン
状態が保持されている。このような状態で、マニュアル
ダウンスイッチ3を短時間だけオンすると、これに応じ
たトランジスタ60のオンによりリレーコイル10bに通電
されてリレースイッチ10aの接点(c−a)間がオンさ
れるため、モータ8の両端子がリレースイッチ9a及び10
aの各接点(c−a)間を介して短絡された状態とな
り、そのモータ8が直ちに断電停止される。
また、上述のようにマニュアルダウンスイッチ3がオ
ン時には、放電回路32内において、ダイオード31a,31b
の各カソード側が同時に電源電圧レベルに持ち上がって
逆バイアスされるため、それまでオン状態にあったトラ
ンジスタ30がオフされる。すると、トランジスタ29がオ
フされると共にトランジスタ28がオンされるため、コン
デンサ25の充電電荷が抵抗27及びトランジスタ28を通じ
て急速放電され、これにより第2の比較回路50がオン状
態に反転してトランジスタ55がオフされる。
この結果、リレーコイル9bが断電されてリレースイッ
チ9aが接点(c−b)間オン状態に復帰するものであ
り、また、マニュアルダウンスイッチ3が上述のように
短時間だけオンされた後にオフされたときには、リレー
コイル10bが断電されてリレースイッチ10aも接点(c−
b)間オフ状態に復帰するものであり、これにてモータ
8が断電された初期状態に戻される。
(ホ)ウインドガラスがオートモードにて下降されてい
る状態でその下降を中止させる場合…… ウインドガラスがオートモードにて下降されていると
きには、コンデンサ25が充電状態にあり、これに応じて
トランジスタ60がオンされている。このような状態で、
マニュアルアップスイッチ2を短時間だけオンすると、
前記(ニ)の場合と同様に、モータ8が直ちに停止され
ると共に、コンデンサ25の充電電荷が放電回路32により
急速放電されるようになり、その後にマニュアルアップ
スイッチ2がオフされたときに、モータ8が断電された
初期状態に戻されるようになる。
上記した本実施例の構成によれば、オートモードでの
ウインドガラスの上昇動作或は下降動作を停止させるた
めのオートストップ機能(モータ8のロック電流を検知
して停止させる機能)が損われた場合でも、コンデンサ
25及び抵抗26によるタイマ機能によって所定時間後に上
記各動作を停止させることができる。従って、モータ8
に対しこれがロック状態のまま不用意に長く通電されて
しまう虞がなく、モータ8が過熱したり車載バッテリの
消耗が増大したりする虞がなくなるものである。
この場合、ウインドガラスのオートモードでの移動状
態をキャンセルするためには、マニュアルアップスイッ
チ2若しくはマニュアルダウンスイッチ3のオン操作に
応じてコンデンサ25の充電電荷を急速に放電する必要が
ある。しかるに、本実施例では、上述のようにマニュア
ルアップスイッチ2若しくはマニュアルダウンスイッチ
3がオン操作されたときには第1及び第2のリレー9及
び10が同時動作されることに着目し、斯様な同時動作に
伴いオンしてコンデンサ25の充電電荷を放電するトラン
ジスタ28を供えた放電回路32を設ける構成としたから、
一つのコンデンサ25を設けるだけで済むものである。こ
の結果、比較的大容量のコンデンサを二つ必要とする従
来構成のように、全体の大形化及びコストの上昇を来た
す虞がなくなるものである。
また、本実施例の構成によれば、トランジスタ55は、
直流電源端子5に対してマニュアルアップスイッチ2を
介して接続され、トランジスタ60は、直流電源端子5に
対してマニュアルダウンスイッチ3を介して接続された
状態となっているから、各スイッチ2及び3がオフ状態
にある定常状態では、トランジスタ55及び60に直流電源
端子5からの電圧が印加されることがなく、従ってその
トランジスタ55及び60がノイズにより誤動作する虞がな
く、制御回路7による制御信頼性が向上するようにな
る。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
ウインドガラスのオートモードによる移動状態をタイマ
要素用コンデンサの両端電圧に応じて保持するようにし
たウインドレギュレータの制御装置において、ウインド
ガラス移動用のモータの正方向及び逆方向通電路を形成
するための第1及び第2のリレーが双方とも動作された
ときにオンして前記コンデンサの充電電荷を急速放電す
るスイッチング素子を備えた放電回路を設ける構成とし
たので、ウインドガラスのオートモードでの移動状態を
途中でキャンセルする機能を備えたものでありながら、
前記コンデンサを一つ設けるだけで済むようになり、こ
れにて全体の小形化並びにコストの抑制を図り得るなど
の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は電気回
路図、第2図は作用説明用のコンデンサ放電特性図であ
る。 図中、1はパワーウインドスイッチ、2はマニュアルア
ップスイッチ(第1のマニュアルモードスイッチ)、3
はマニュアルダウンスイッチ(第2のマニュアルモード
スイッチ)、4はオートモードスイッチ、5は直流電源
端子、7は制御回路、8はモータ、9及び10は第1及び
第2のリレー、9a,10aはリレースイッチ、9b,10bはリレ
ーコイル、12は電流検出抵抗、25はコンデンサ、28はト
ランジスタ(スイッチング素子)32は放電回路、42は第
1の比較回路(カットオフ回路)、50は第2の比較回
路、65は保持回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正方向及び逆方向通電に応じてウインドガ
    ラスを閉鎖方向及び開放方向へ移動させるモータと、第
    1のマニュアルモードスイッチのオン操作により動作し
    て前記モータの正方向通電路を形成する第1のリレー
    と、第2のマニュアルモードスイッチのオン操作により
    動作して前記モータの逆方向通電路を形成する第2のリ
    レーと、前記第1及び第2のリレーの一方が動作した状
    態でオートモードスイッチがオン操作されたときに所定
    電圧レベルまで充電された後に放電動作を行うタイマ要
    素用のコンデンサを含んで成りこのコンデンサの両端電
    圧に応じた検知電圧が規定電圧レベル以上ある間は上記
    リレーの動作状態を保持する保持回路と、前記ウインド
    ガラスが全閉位置或は全開位置まで移動されたときに前
    記コンデンサの充電電荷を放電するカットオフ回路と、
    前記第1及び第2のリレーが双方とも動作されたときに
    オンされるスイッチング素子を有しそのスイッチング素
    子のオンに応じて前記コンデンサの充電電荷を急速放電
    する放電回路とを備えたことを特徴とするパワーウイン
    ドレギュレータの制御装置。
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