JP2518853Y2 - 電子機器用把手 - Google Patents

電子機器用把手

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Publication number
JP2518853Y2
JP2518853Y2 JP8669491U JP8669491U JP2518853Y2 JP 2518853 Y2 JP2518853 Y2 JP 2518853Y2 JP 8669491 U JP8669491 U JP 8669491U JP 8669491 U JP8669491 U JP 8669491U JP 2518853 Y2 JP2518853 Y2 JP 2518853Y2
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JP
Japan
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electronic device
handle
grip portion
spring
grip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8669491U
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English (en)
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JPH0531278U (ja
Inventor
利一 小田
留雄 田中
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Filing date
Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば測定機器の電子
機器などに備え付けられ、運搬時に引き出して用いる電
子機器用把手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば測定機器の電子機器などに取り付
けられる把手には種々の物があるが、特に重量のある電
子機器の場合には、機器の両側面に把手が取り付けら
れ、両手でそれぞれの把手を握り、運搬を行っている。
従来、この種の把手は図5および図6に示すように、細
長く板状に形成された把手バネ1を基部とし、この把手
バネ1の周囲にはゴムなどの弾性部材よりなる把持部5
が被覆している。また、把手バネ1の両端には長穴2が
設けられており、把手バネ1は、この長穴2を介してピ
ン3などで電子機器側面4に取り付けられている。そし
て、運搬時には、両手で左右それぞれの把持部5を掴ん
で前記長穴2の遊び分だけ左右外側に広げて引き出し持
ち上げる。これにより把持部5を握った部分は電子機器
の荷重により把手の長手方向に対して下側よりめくれ上
がるように鉛直方向にねじれる。したがって、把持部5
の幅広で平らな部分に指を掛けられることで、重量のあ
る電子機器を容易に持ち上げ安定した運搬ができた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の把手では、電子機器を持ち上げた時に把手が電
子機器の外側にねじれるので、把手を握っている手の上
側の指(親指)を、把持部と電子機器側面との間に挟
み、把手が握りにくく安定した運搬が行えないと言う問
題点があった。また、運搬中は絶えず指に荷重が加わる
ので、指にかかる負担が大きいと言う問題があった。
【0004】そこで本考案は、上記問題点を解消するた
めに、電子機器の自重による把手のねじれを利用し、握
り安く指にかかる負担が小さく、安定した運搬が行える
電子機器用把手を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図4を参
照して説明する。この考案の電子機器用把手は、両端に
長穴2が設けられた板状の把手バネ1と、前記長穴2に
挿通し前記把手バネ1を電子機器側面4に対して引き出
し収納自在に保持するピン3と、前記把手バネ1の周囲
に被覆された把持部5と、該把持部の側部にあって引き
出し方向と直交して設けられた突起6とを具備したこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】電子機器を運搬する際、把手バネ1は長穴2の
遊び分だけ左右外側に広がり、また 、電子機器の自重
で把手の長手方向に対して下側からめくれ上がるように
垂直にねじれる。この時、突起6は電子機器側面4に当
接して把持部5と電子機器側面4との間に隙間を生じさ
せる。これにより、手は隙間内に納まり、把持部5と電
子機器側面4との間に手を挟むことなく運搬が行える。
【0007】
【実施例】図1は本考案における電子機器用把手の一実
施例を示す正面図、図2は図1における平面図、図3は
使用状態を示す平面図、図4は図3におけるA−A線拡
大端面図である。なお、以下に説明する実施例におい
て、上述した従来例と同一または同等部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0008】本考案による電子機器用把手は、図1およ
び図2に示すように従来の把手と同様に把手バネ1を基
部とし、把手バネ1には弾性部材よりなる把持部5が被
覆されている。また、把手バネ1の両端には長穴2が設
けられており、把手バネ1は電子機器側面4に長穴2を
介して引き出し収納自在にピン3などで取り付けられて
いる。そして、把持部5の略中心部分の側部には、把持
部5の引き出し方向と直交し、手の握り幅Lの間隔をお
いて2個の突起6,6が一体に形成されている。
【0009】上述した構成において図3および図4に示
すように電子機器を運搬する際には、把持部5の突起
6,6間を握り、従来同様把持部5を左右外側に広げて
持ち上げる。そして、把手全体がねじれると突起6,6
が電子機器側面4に当接して、把持部5と電子機器側面
4との間に隙間Hができる。
【0010】従って、このように構成された電子機器用
把手では、把持部5に形成された突起6,6により、運
搬時には把持部5と電子機器側面4の間に隙間Hができ
るので、従来の様に指を挟まずに電子機器を持ち運ぶこ
とができる。また、電子機器は常に重心が中心にあると
は限らず、電子機器用把手の中心を掴んで持ち上げる
と、重心のある方向に傾いてしまうので、手を滑らせ電
子機器を落下させる恐れがある。しかし、このような場
合でも、本実施例の把手によれば、突起6,6の対向す
る側面6a,6aが滑り止めとなり指に引っ掛かるの
で、手を滑らせて電子機器を落下させることなく安全
に、しかも安定して運搬することができる。
【0011】ところで、上述した実施例では、把持部5
に突起6を2個設けた構成としたが、突起6は1個また
は複数設ける構成としてもよい。また、突起6は把持部
5と一体に設けられた構成としたが、別部品で構成して
もよく、この場合、既製の電子機器の把手に対し、必要
に応じて着脱することができる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案の電子機器用
把手によれば、従来の様に指を挟むことなく、指にかか
る負担をなくして握り易くでき、安定した運搬が行える
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子機器用把手の一実施例を示す
正面図。
【図2】図1における平面図。
【図3】使用状態を示す平面図。
【図4】図3におけるA−A線拡大端面図。
【図5】従来の電子機器用把手を機器に取り付けた状態
の斜視図。
【図6】従来の電子機器用把手の使用状態を示す平面
図。
【符号の説明】
1…把手バネ、2…長穴、3…ピン、4…電子機器側
面、5…把持部、6…突起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の両側面(4,4)に引き出し
    収納自在に取り付けられた電子機器用把手において、両
    端に長穴(2)が設けられた板状の把手バネ(2)と、
    前記長穴に挿通し前記把手バネを電子機器側面に対して
    引き出し収納自在に保持するピン(3)と、前記把手バ
    ネの周囲に被覆された把持部(5)と、該把持部の側部
    にあって引き出し方向と直交して設けられた突起(6)
    とを具備したことを特徴とする電子機器用把手。
JP8669491U 1991-09-30 1991-09-30 電子機器用把手 Expired - Lifetime JP2518853Y2 (ja)

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JP8669491U JP2518853Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電子機器用把手

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JP8669491U JP2518853Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 電子機器用把手

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JPH0531278U JPH0531278U (ja) 1993-04-23
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IES20130135A2 (en) * 2013-02-21 2013-11-06 Telefonaktiebolage T L M Ericsson Publ A telecom equipment unit mountable on a support structure

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JPH0531278U (ja) 1993-04-23

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